病院に行くとまず目に入るのは、制服を着た医療事務員です。

医者や看護師の傍らで仕事をしている医療事務員に憧れて、将来病院の仕事に就きたいという方もいらっしゃると思います。

以前私は、大学病院とクリニックで医療事務をしていました。

医学系の学校に通っていたこともあり、様々な病院や施設で実習体験もしてきました。

それらの経験から、医療事務とはどんな仕事なのか?資格や充実度などの情報も交えながら紹介します。

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医療事務とはどんな仕事?

医療事務とは、病院やクリニックにおいて医療に関する事務を行う仕事のことです。

病院によっては、経理部門を一般事務と呼んだりします。

同じ医療関連の事務職でも、病院やクリニック・薬局・老人介護施設など勤務先によって名称が異なり、それぞれ、医療事務、調剤薬局事務、介護事務と呼ばれています。

医療事務には、受付業務・会計業務・診療報酬請求業務などがあります。

また外来クラークや入院クラークと呼ばれ、医師や看護師のサポートや患者さんとの窓口になる業務もあります。

医療事務の仕事に就くためにはどうしたらいい?

医療事務の仕事は、未経験で資格がなくても働けます。

一般事務の知識やコミュニケーション能力が身についていれば評価されるところも多いです。

また未経験者の場合、医療事務の資格を取得してから就職する方法もあります。

資格取得の方法も様々な選択肢があるので、情報収集をしてそれらを参考にされると良いと思います。

医療事務には、受付、会計の他にレセプト業務と呼ばれる仕事があります。

これはカルテより診療報酬の計算をするもので、専門知識が求められます。

通信教育の医療事務講座を利用して専門知識を学ぶのも、方法の一つです。

医療事務の仕事に就職するために

早くから進路が決まっている場合は、医療事務の専門学校やスクールに通う方法もあります。

一般職から医療事務になる場合は、前職の知識と経験が就職に有利になる可能性があります。

資格取得を目指して勉強したり、対人・接客のスキルやマナーを身につけることも大切です。

医療事務は病院やクリニックだけに限らず、薬局調剤事務、介護事務もあります。

自分はどの分野が得意なのか、適性診断や相談などもしておくと良いでしょう。

資格は必要?

医療事務として働くために、資格が必ずしも必要というわけではありません。

ただ、レセプト業務という専門知識が必要な仕事があるので、資格や知識があった方が就職先の選択肢は広がります。

必要なスキルとは?

基本的なパソコンの操作、一般的な事務処理能力、カルテの読み取り、電話対応、帳簿や計算のスキルなどが必要です。

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医療事務の役割とは?

受付(総合、初診、外来、入院)

来院された患者さんを最初に対応をするのが受付窓口です。

総合受付、初診再診受付、入退院受付など病院やクリニックの規模によって、受付もいくつかの窓口に分かれています。

患者さんが受付を済ませた後は、診察や薬の受け取り、会計までの手順もお伝えします。

会計

診療報酬点数表と加入している医療保険に基づき、患者負担額の会計を行います。

最後の患者さんが会計を済ませた後は、1日の会計計算作業があります。

その他、診療費が未納の患者さんのチェック作業もします。

地域医療連携

紹介患者さんの窓口になったり、地域の医療機関と情報のやり取りを行います。

患者さんが地域において適切な医療を受けられるように、必要な支援を行います。

その他、会計に関する相談業務などもしています。

医療事務の具体的な仕事内容とは?

具体的な業務

受付

問診票、保険証、受給者証を基に患者情報を入力し、カルテの表紙を作りファイリングします。

受付票をお渡しします。

順番を見て診察室へご案内します。

また、初めて受診される患者さんがどこの科を受診すれば良いか?などの相談を受けます。

会計、レセプト

診察が終わった患者さんの会計をレジで行います。

診察時間終了後に1日の会計金額を数えて記録します。

月末は、レセプトの処理を行います。

提出期限内に、沢山の枚数のレセプト処理を行うために、スピードさと正確さが求められます。

様々な電話への応対

電話での患者さんの問い合わせに応対します。

救急の電話では、対応可能の有無などを確認します。

その他、病院へのアクセス方法や苦情対応などをします。

仕事の流れとは

受付

午前
  • ①出勤後、制服に着替えて身支度をする。
  • ②職場へ入り、電気をつけ、PCを立ち上げる。
  • ③受付開始の準備で、1日の依頼表を出して、カルテの準備をする。
  • ④朝礼を行う場合もある。
  • ⑤表札等を出して受付を開始する。
  • ⑥PC入力、患者さんからの伝言を医師と看護師へ伝える。受付表や受付番号を渡す。
午後
  • ①午前中で診察が終わることが多いため、ファイリングや電話、外部企業への対応や紹介状の開封へ移る。
  • ②次の日の診察の準備と表札を変える。
  • ③受付の窓口を閉める。

会計

  • ①出勤後、制服に着替えて身支度をする。
  • ②PCの電源を入れる。
  • ③仕事前の挨拶。
  • ④業務開始。
  • ⑤会計レジを1時間交代制で回す。
  • ⑥休憩。
  • ⑦会計レジ…。(繰り返し)
  • ⑧業務終了。

電話、接客対応

午前中に診察終了
  • ①午後より電話のスイッチを入れ、外部からの受け入れを準備する。
  • ②救急外来や対応の相談、病院の診療方法、場所等の電話応対。
予約制の病院の場合は、患者さんからの予約を取る。
  • ①かかりつけの患者さんの安否や紹介状を確認する。外部や警察からの窓口対応や電話の応対。
  • ②診療終了時間前までに、医師から預かった書類などをスキャン、保管・管理する。
  • ③病院診療時間と同時に電話をオフにする。
  • ④診療終了表札を出して終了。

医療事務の仕事の給料事情は?

給料は、仕事を選ぶ際に説明会などの資料で知ることができます。

インターネットでも調べることができます。

私の場合は、(例)フルタイム(月〜土)で、平均月17万円程でした。

勤務先にもよりますが、正社員で月20万円を超えるくらいの職場もあるようです。

しかし一般企業の社員と比べると、医療事務は給与面で不満に感じる方も多いと思います。

一般企業に勤めていて、結婚後退職し医療事務に転職するというケースもあるようです。

病院やクリニックに直接雇用として入社する正社員の場合、月収23万円×12ヶ月+ボーナスで、年収300万円前後くらいです。

医療事務は派遣会社より、パート社員として働く方法もあります。

その場合は派遣会社の時給の設定になりますので、時給が高い派遣会社ですと、月収19万円くらいが相場です。

また医療事務でも、職場や職種によって多少給料の差があります。

その中でも薬局が、多少高めの給料体制だったように思います。

病院でも大学病院、総合病院、個人病院やクリニックもあります。

上記は、大学病院を例にしました。

医療事務の給料に関しても様々です。

医療事務でやりがいを感じること

医療事務でやりがいを感じるのは、スキルアップや経験を積むことで昇進のチャンスがあることです。

働いている中で、推薦や抜擢などもあります。

医療事務から医療秘書になる場合もあります。

このように、人間関係を通じて安定性が得られることもやりがいに繋がります。

クリニックの受付などは、綺麗でクラシックの曲が流れていました。

絵画やお花も飾られている職場で医療事務の仕事ができることにやりがいを感じます。

また経験を積むと、医師の傍らで資料をまとめたりする仕事も頼まれたりします。

クリニックの医療事務は、経験者を優遇して採用する傾向があるようです。

私は、大学病院で医療事務の経歴があり、以前の経験を生かしてクリニックでも活躍していけるというメリットもあります。

医療従事者の一員として、医師や看護師のサポートをしたり必要とされる存在になると、それもやりがいに繋がると思います。

綺麗な職場で働ける

お昼は、社員食堂や社員レストランが使えて、メニューも充実していました。

また、病院内にはお花や絵画も飾られていました。

医師や看護師と一緒に、明るい職場で仕事ができる

医師や看護師と一緒に働けることは、医療事務員にとって医療知識を得られる機会もあるので、毎日の業務が楽しみになります。

カルテや書類、帳簿を扱うことが好き

紹介状やカルテを見る機会もあります。

帳簿を扱ったりすることもあるので、そのような作業が好きな方は働きやすいです。

医療事務の仕事はどんな人に向いている?

医療事務は、マメで物事を注意深く観察できる人が向いていると言えるでしょう。

様々な業務をこなさなければならず大変ですが、仕事を雑にしてしまうと後の人に迷惑がかかる可能性があります。

いくらキャリアを積んだ人でも、医療事務の仕事を完璧にこなすというのは非常に難しいと思います。

仕事に対する向き不向きは性格も関係してくるので、向いていないと感じる人には大変な業務かもしれません。

几帳面な人

几帳面な人は仕事が丁寧なので、使用した物をきちんと戻したり整理整頓をしてくれます。

ただ、少々おおざっぱなな性格だと思う人は、業務を行う上で気をつけた方が良いかもしれません。

なぜなら、使用した物を元の場所へ戻さなかったことによって、最悪の場合、重要書類や個人情報を入れているデータの紛失等が起こる可能性もあるからです。

これは過去に実際あった話です。

幸い受付事務所の中にあり事なきを得ましたが、紛失者はみんなから厳重注意を受けていました。

几帳面な人ほど物や書類などの管理をきちんとしてくれるので、一緒に仕事していても安心できます。

ただ、その性格故に少々細かいことまで注意されることがあるかもしれません。

迅速で的確に仕事をこなせる人

仕事はただ早いだけならば誰にでもできます。

しかし迅速且つ的確に仕事をこなせるという人は、やはり少ないものです。

業務をこなすことで迅速にできるようになってきますが、的確に仕事をこなすためには慣れと判断力が必要になります。

しかし、慣れてくると油断をしてしまい、思わぬミスに繋がることもあります。

そのため、他人と比べて特段迅速ではなくとも、的確に仕事をこなせる人は重宝されます。

ただ的確でも時間がかかりすぎると患者さんに迷惑がかかってしまうので、あまり時間をかけられない場合もあります。

基本的に医療事務という仕事は、時間との戦いになることも多いです。

機転が利く人

臨機応変に対応ができる人は、どこの職場でも通用するでしょう。

機転が利く人はなぜ医療事務に向いているのかというと、日々の業務においてとっさの判断を迫られるケースが多いからです。

これは私自身が実際に体験した話です。

そこでは患者さんを見送った後、きちんと帰られたのかを監視カメラで確認しなければいけませんでした。

働いていた場所が透析施設だったのですが、透析というのは処置前よりも処置後にしんどくなることが多いからです。

血液を正常にするために循環させるのですが、それが原因で体調を崩してしまったり血圧が安定できずにその場で上がってしまうという人も少なくありません。

若い方だけではなくお年寄りも多かったので、自力では歩く事ができずに、透析後に車イスで帰宅されるという患者さんもいました。

上記のような心配があるため帰宅されるまで監視カメラでチェックしなければならず、患者さんに異常が確認された場合はすぐに様子を見に行っていました。

転倒してしまったり、気持ちが悪くて動けないという方もいたので、機転を利かせて患者さんに対応しなければならないということも多かったです。

一般の診療所・クリニックはそんな人ばかりではないと思いますが、透析施設では患者さんの対応に一番機転を利かせないと生死に関わる可能性があるので慎重に判断していました。

機転が利かないと、場合によっては看護師や医師から怒られてしまうこともあります。

調べることが好きな人

医療事務という仕事は本当に覚えなければいけないことばかりです。

そのため、調べることや覚えることが苦手だという人は、不向きかもしれません。

必ずしも毎日同じ業務ばかりではありませんし、患者さんによっては薬の変更などもあるので使用量を調べたり、別の病院を紹介するためにパソコンで検索するなどしなければなりません。

そして、レセプト業務時にはやり方が先月と違って変更されていることもあるため、間違いがないようにきちんと理解する必要があります。

患者さんやその他のスタッフにも対応をしなければいけないので、自分がきちんと理解しておかないと説明ができないからです。

調べるのが苦手な人は自分自身で理解していないため、聞かれてもキチンと説明ができずに臨機応変な対応もできません。

患者さんの立場になった場合、様々なことを理解している医療事務員は心強いと思います。

数字が好きな人

会計業務に限らず、毎日数字を見るので苦手な人はしんどいと思います。

治療費の計算ももちろんですが、私の場合は透析内科ということもあり、患者さんの透析前と透析後の体重測定をしなくてはいけませんでした。

透析患者さんの体重管理は今後の治療方針にも関係してくるので、誤差が多すぎると治療に影響が出てきます。

衣類などの風体の差や車イスに乗ったまま測定する場合もあるので、体重計が狂ってしまうと計算ミスになりかねません。

それらを踏まえて体重の計算をしなければならなかったので、本当に大変でした。

計算が続くと頭が混乱してくるので、数字が苦手な人はきついかもしれません。

小さなミスに気づける人

小さなミスに気づける人は重要視されます。

医療事務の仕事は、基本的に誰かにダブルチェックを行ってもらうことが多いです。

自分一人では間違ってしまっている可能性もあるので、ダブルチェックを依頼しなければいけません。

特に採血のスピッツや用紙の記入漏れ確認はとても多く、ダブルチェックによってミスを防ぐことができます。

小さなミスが思いがけず大きなミスに繋がることも沢山あります。

医療事務側だけの小さなミスならまだ良いのですが、それに気がつかないまま患者さんや看護師、医師にまでも関わってしまい大事故になってしまうケースも存在します。

急いでいる状況だと見落としや漢字間違いなどをしてしまうことも多いのですが、時にはダブルチェックを頼めず自分一人で行わないといけない場面もあるでしょう。

特に焦っている状態だと冷静な判断ができなかったり、視野が狭まってしまうこともあり間違いを見つけることができません。

私は比較的小さなミスに気づく方ですが、やはり焦ってしまうことも多かったです。

焦っている状態だと、確認をしても間違いに気がつけず、怒られてしまうこともありました。

明るい人

医療関係では人の生死を毎日取り扱うため、どの部所も基本的にはピリピリしています。

それ故スタッフとのコミュニケーションを思うように取ることができず、空気が重くなりしんどいという人も少なくありません。

私が医療事務をしていた時、ムードメーカーのようなポジションにいました。

そのため、業務の合間や一息ついた時にはいつも笑いが絶えない状態でした。

私が辞めても特に何も変わらないだろうと思っていたのですが、その後に後輩からあの頃は場が和んで楽しかった、今はみんなピリピリしてしまって苦しいと教えてもらったことがあります。

そこで初めてムードメーカーの存在は大切なんだなと思いました。

前向きな性格

医療関係で働くということは、人間の生死を扱うことへの関わりを持つと思って下さい。

それ故に現場ではピリピリすることも多く、単純なミスが思いがけず失敗に繋がることもあります。

そのため、失敗から落ち込んでしまう人もよくいます。

しかしここで重要なのは、それをいつまでも気にしないということです。

いつまでも気にや病んでしまうと、また同じようなミスをしてしまう可能性があります。

これは失敗を引きずるなという意味であり、やってしまったことをその場で終わりにして良いという意味ではありません。

それよりも次どうすれば同じようなミスをしないかを考える人ほど成功します。

失敗してしまうと素直に自分のミスを認められなくなる時もありますが、前向きに改善しようと思う気持ちがあれば大丈夫です。

失敗により怒られるをこともありますが、謙虚に受け止めてミスを繰り返さないことが大事です。

何でもやろうとする意欲のある人

初めてのことは誰でも物怖じしてしまうものです。

自分では上手くいかないと思い、誰かに頼んでやってもらうという人もいると思います。

しかし医療事務の場合、とっさの判断を求められてしまうことも多いので、例え自分ができないと思っても周りの人に聞いたりして様々なことに挑戦してみましょう。

何でもやろうとする意欲のある人ほど、周りから応援してもらえます。

ただし、何でも仕事を引き受けるのではなく、自分のキャパシティを理解しておかないと疲れが溜まりやすくなってしまいます。

自分の仕事を終わらせてから引き受けるように心がけると良いと思います。

私自身がよく率先して行動する方だったのですが、色々と引き受けすぎたためにしんどい目にあったのです。

できる範囲で行いましょう。

気が利く人

医療事務の業務はチームプレーで行うことが多いです。

そのため自分一人ができてもダメなのです。

何故かと言うと、仕事上のミスに繋がりやすいからです。

例えば書類を作成した時などに自分だけでチェックして提出すると、ミスが発見されることがあります。

一人称視点だと失敗することが多いのです。

特に焦っていると冷静な判断ができにくくなってしまうので、周りからの助けもいらないと思ってしまいます。

人は誰かの力を借りることは迷惑なのではないかと、自分で勝手な思い込みをしてしまう傾向があります。

特に新人などはそのような傾向があるため、助けを求められずしんどい思いをしてしまった人も少なくありません。

誰かが困っている時に手を差し伸べられる環境を作れる人がいれば、スタッフ全員の仕事はとてもスムーズに捗るでしょう。

私はよく、自分の仕事に区切りがついたら、他の人達に手伝えることはないか聞いています。

自分の業務とは関係がないことでも、手伝えることがあればスタッフも助かると思うからです。

医療事務全体で同じ業務をするわけではないので、それぞれバラバラで仕事をすることも多くあります。

明日までにしなくてはいけないことや準備、先生や患者さんからの依頼など重要度は様々です。

医療事務の仕事に向いていない人とは?

厳しい意見かもしれませんが、医療事務としてあまり向いていない人を挙げてみます。

他の職場以上に医療事務は業務が多いので、働き続けるのは大変かもしれません。

おおざっぱな人

医療事務はカルテ入力や薬など、全てにおいて確認をしていかなければいけません。

それ故に、おおざっぱに仕事をしてしまう人ではミスを連発してしまい、思いもよらない事態を引き起こしかねないでしょう。

医療事務の場合は特に気を付けなければなりません。

おおざっぱな人ほど確認を怠理がちなので、仕事をする上でミスが増えてしまうのです。

私自身もよく上司から注意されていました。

冷静な時は大丈夫なのですが、慌ててしまうと確認を忘れがちだったので反省しています。

デスクワークより動くのが好きな人

基本的に医療事務はデスクワークばかりではありません。

私が働いていた職場では、デスクワークと他の業務が半々ぐらいでした。

むしろ丸々一日デスクワークに集中できる日は、ほとんどありません。

動いて座っての繰り返しだった気がします。

ただこの状況が続くと一つの仕事に集中できないのも事実です。

デスクワークの途中に動かなければいけないこともあったので、途中で仕事がどこまで終わったのか分からなくなったということがよくありました。

走り回ることもあるので、体力も必要です。

計算が嫌いな人

これは業務に慣れていくしかありません。

計算が苦手な人も沢山いたので、そこまで問題はないと思います。

ただ切羽詰まると冷静な判断ができなくなってしまうので、よく計算ミスをしてしまうことはありました。

かなり慌ただしい状況だったので、落ち着いて計算ができなかったというのが原因です。

計算が苦手であっても他の部分で補うことはできますし、そこまで気にしなくても大丈夫です。

人と接するのが苦手な人

人と接するのが苦手だという人は、医療事務には向いていないかもしれません。

医療事務という仕事は老若男女問わず、毎日多くの患者さんが来院します。

定期的に通院している患者さんもいらっしゃいますが、ほとんどの場合初診の患者さんが多いと思って下さい。

医療事務の中にも人見知りの人は数名いましたが、業務をこなす内にある程度改善されています。

人見知りであったとしても、業務に慣れてくれば患者さんへの対応はできるようになるでしょう。

しかし対人関係が苦手という人は、ストレスが溜まりやすいと思います。

窓口業務ではどんな患者さんにも対応しなければいけません。

医療事務は他のスタッフとの連携が必要になってくる仕事なので、コミュニケーションが取れるように努力が必要でしょう。

のんびり屋

医療事務の業務には、至急でやらなければならないことも多いです。

そのため、気がついたら後回しにせず、すぐに対応した方が良いのです。

私の同僚で、のんびりした性格の人がいました。

仕事が遅くても正確にやってくれるなら良いのですが、やり忘れたり後回しにしてしまうということが何度もあったため、よく周りの私達が注意を受けました。

期間に余裕があるのであれば翌日に回しても支障はありませんが、なるべくならその日の内に終わらせておかなければいけません。

自分だけの仕事ならそれでも構いませんが、他のスタッフへの連絡事項なども忘れていたことが多く、看護師や先生から質問された時私達も全く把握できていない状態で本当に困りました。

ほとんどが重要度の高いことばかりだったので、その人は事務員全員や看護師からも厳重注意を受けていました。

のんびりした性格が悪いとは言いませんが、自分一人で仕事をしているわけではないので気を付けましょう。

個人プレーが好きな人

医療事務というのは基本的にチームワークが必要だと思って下さい。

私の職場はシフト制度だったため、休みの前日に翌日の引き継ぎをしておかなければなりませんでした。

しかしそのことを忘れていて、当日に「何も連絡を受けていない」というケースがよくありました。

連絡を受けていないスタッフは、凄く困ったと思います。

仕事ができる人ほど、一人で業務を抱えてしまう傾向があります。

がんばり屋な人は人に迷惑をかけてはいけないと思っているので、他のスタッフに助けを求めることができません。

そういう人ほどストレスが溜まりやいので、人に素直に助けを求めましょう。

医療事務という仕事はチームワークで成り立っています。

チームワークがないと、お互いスムーズに仕事ができなくなるでしょう。

他力本願

他力本願とは自分自身ではなく、何でも他者にやってもらうことです。

他人任せにしておいて、さも自分がやったという人が案外います。

残念ながらそのような人は、医療事務としてやっていけないでしょう。

誰がどの業務をやっていたか把握しておかないといけないので、他人任せでは仕事をすることはできません。

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医療事務の仕事で大変なこと

病院には、医療機器が沢山置いてあります。

そのような医療機器にぶつかったり壊したりしないように、落ち着ける環境を作ることも医療事務の仕事の一つです。

しかし、院内スタッフとのコミュニケーション不足では、そのような環境づくりもうまくいきません。

医療事務の仕事ではチームワークが必要なので、職場のスタッフとのコミュニケーションが一番大事だと思います。

医師や看護師との関係性

職場の人間関係がスムーズだと、医療事務の要望にも応じてくれ、問題点の解決ができます。

立ち仕事が多いこと

事務の仕事と言っても行動量は多く、立ったり座ったりを繰り返すことが多いです。

そのため、体力がないと疲れることがあります。

レセプト期間は、残業がある

毎月提出期限があるため、月初めから10日頃までに集中してレセプト業務を行います。

日中は患者さんの対応をするため、業務時間外に作業をすることが多く、残業がつきものです。

医療事務の仕事で大変なところは、こちらの記事も参考に!

医療事務の仕事の将来性は?

医療事務の仕事の将来性について、友人と意見交換したことがあります。

その結果、男性は「医療事務の仕事に将来性はない」で、女性は「医療事務の仕事に将来性はある」という二つの意見に別れました。

男性にとって医療事務は、給与面で不満を感じることがあるかもしれません。

その点女性は、ライフスタイルに合わせて雇用形態が選べ、長く働き続けられるため、将来性があると考えるようです。

医療事務の経験を積み、病院管理者になる希望を持つ

医療事務の将来性を築くには、事務の技能もしっかり持っていれば、昇進制度なども整っているので、将来なりたい

資格を取得したり実務経験を積むと、管理者に昇進することもあります。

子育ての合間に家計の助けとして医療事務を選ぶ人もいる

女性が多い職場なので、育児休暇なども取りやすい環境です。

院内スタッフと友人になれる

友人が増えると様々な情報が得られ、職域が広がります。

医療事務から介護職に転職することもあります。

まとめ

医療事務は、資格がなくてもやる気があればできる仕事です。

是非、興味を持っていただきたいと思います。



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突然ですが、医療事務になるにはどうすればいいのかご存知でしょうか?女性から人気の高い職業の一つに、医療事務の仕事があります。医療事務の仕事に興味はあるけど、どんな仕事内容なのかどうすれば働けるのか、働いてみないと実際には知らないことも多いと思います。今回は、医療事務として働くにあたって有利になる資格や、取得方法、就職先から転職事情まで詳しくご紹介します。医療事務になるには? 医療事務とは、医療機関で窓口業務や会計業務、診療報酬請求業務などをする仕事です。医療事務になるには、資格取得が必須条件ではありません。未経験で資格がなくても、医療事務として働くことは可能です。しかし実際に就職すれば、即戦

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医療事務という職業は誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。スクールや通信講座では人気資格ランキングの上位に入る事も多く、特に女性に人気の高い職業です。医療事務の活躍の場は病院やクリニック、調剤薬局など医療機関であることが多く、実際の仕事内容は受付から会計まで多岐にわたります。しかし、医療事務という職業に憧れ頑張って資格を取得したものの、実際に働いてみると大変で辞めたいと思われる方が多いのも現状です。では、実際の仕事環境はどういったものなのでしょうか。医療事務の仕事環境とは?医療事務のイメージの多くは、「医療機関で働けて格好良い」「事務仕事である為、残業も無く定時に帰宅できそう」「

医療事務給料の相場は?給料を上げるためにやるべき4個のことも紹介します

医療事務の給料の相場はいくらか、気になりますよね。私は過去に医療事務として3年働いていました。医療事務だけではないかもしれませんが、最近は昇給が気軽に出来なくなっている所も多いです。もしかしたら長く働いていても、最初の頃と変わらないというケースがあります。今回は医療事務の給料の相場と、給料はどうやって決定するのか、そして同じ医療事務なのに何故給料が高い人がいるのかなどなど、リアルな実体験を用いてお伝え致しましょう。医療事務の給料の相場はどのくらい?医療事務の給料の相場はどのくらいかという事ですが、よく求人広告などで給料の金額部分の振り分けが凄まじい所がありませんか?15万~22万などと記載され

医療事務のおすすめの資格は?どの資格から取得するといい?将来性についてもお話しします

ライフスタイルに合わせて雇用形態が選べることから、医療事務を目指す人が増えています。最近では、小さな子どもを持つ母親たちにとても人気があるようです。しかし求人には、医療事務の経験者、又は医療事務の資格必須と書かれているものも多いです。そこで、医療事務の資格とはどんなものなのか、そして資格は本当に必要なのかを詳しく解説します。医療事務になるには?以前私は医療事務として働いていましたが、当時の勤務先の求人は「未経験者でも可」でした。病院の求人条件によっては、医療事務の資格が必要なところとそうでないところがあります。そもそも医療事務の資格は、医師や看護師とは違い国家資格ではありません。そのため、必ず

医療事務正社員求人で働くメリットとは?派遣やバイトとの違いや正社員になるために必要なこと

正社員の医療事務で働くメリットは、一般的に給与や福利厚生などの面が、他の雇用形態より恵まれている点にあると言えます。では、医療事務の正社員で働くメリット・デメリットとは何か、派遣社員やパートとはどのような違いがあるのかを詳しく解説していきましょう。医療事務の正社員で働くメリット医療事務の正社員で働くメリットの一つが、社会保険に加入できる点にあります。パートやアルバイトでも加入はできますが、雇用条件にもよります。社会保障に関しては、やはり正社員の方がメリットが大きいでしょう。経済的に安定している医療事務の正社員は一般的に給与面や福利厚生面がしっかりしているので、目指す人は増えています。退職金に関