看護師の方が転職をしようと思ったときに方法として最も多いのは、転職サイトに登録し転職エージェントの担当者から紹介してもらった転職先を検討することが多いのではないでしょうか。

最近では看護師に特化した専門の転職エージェントの数も増えてきており、どの転職エージェントを選べば良いか迷ってしまうと思います。

そこで今回は看護師が転職エージェントを選ぶ時の注意点と看護師が転職を成功させるためにやっておきたいことについて元看護師向け転職エージェントが解説していきます!

看護師が転職エージェントを選ぶ時の5個の注意点とは?

看護師向け転職エージェントの数はどんどん増えており、インターネットで「看護師 転職」と入力すると出てくる看護師向け転職エージェントの多さに驚くことでしょう。

しかし、中にはあまり対応がよくない看護師向け転職エージェントや、求人数がそこまで多くないために希望の転職先がみつからない看護師向け転職エージェントもあります。

まずは看護師向け転職エージェントの選び方を見ていきましょう。

求人数の数をチェックする

まずは、掲載されている取り扱っている「求人数」をチェックしましょう。

当然ですが、取り扱っている求人数が多ければ多いほどあなたの希望の転職先が見つかる可能性が高まります。

また、取り扱っている求人数が多いということはそれだけ多くの医療機関とのつながりや取引実績があり、内部の情報を知っていたり、看護師さんを紹介し転職につながった実績が多いということでもあります。

しかし、注意しなければならないこともあります。

看護師向け転職エージェントのサイトに記載されている「求人数」が本当にその看護師向け転職エージェントが取り扱っている求人の数とは限らないということです。

中には、「病院名」「募集内容」だけを他社サイトからコピーして来ている、いわゆる「ダミー求人」も多く存在し、そういった「ダミー求人」で掲載求人数を水増ししているサイトも多くあります。

中小企業だけでなく大手もふつうにやっていることが多く、決して「掲載求人数」は鵜呑みにしてはいけないのです。

とはいえ、8割がダミー、ということはまずありえないので、求人数が多いところ=取扱い求人数が多いという認識は持っても問題ありません。

また、実際には取り扱っていないダミー求人の場合であっても、あなたがその医療機関に応募したいという意思を看護師向け転職エージェントに伝えると、担当者がその医療機関に「実際に応募したいと言っている看護師さんがいます」と打診に行ってくれることがあります。

大手や看護師向け転職エージェントとして取引実績の多い企業であれば、その時はその医療機関との取引がなくても、交渉の結果あなたの応募をきっかけに求人掲載となり、応募が可能となることもあるのです。

さらに、サイトには掲載できない「非公開求人」を多く保有している場合もあります。

その場合には医療機関名を伏せて掲載している場合もありますし、そもそも伏せても掲載できないこともありますので、表には出ていないこともあります。

例え医療機関名を伏せても、なんとなくその情報からどこの医療機関かバレてしまうこともあるため、また人気過ぎる医療機関であれば掲載することで応募が殺到してしまうことを避けるために登録した人にしか紹介していない場合もあります。

そのため、決して掲載求人数は鵜呑みにしてはいけないけれど、さっと掲載求人を見た上でできるだけ多くの中身のある求人を掲載している看護師向け転職エージェントを選ぶと良いでしょう。

求人情報の内容が実際に担当者が足を運んだ内容かどうかをチェックする

掲載されている求人数と合わせてチェックしたいのが、その求人内容。

条件面だけしか書いていない場合には、取り扱いはしているけれど担当者が実際に足を運んでいるわけではなく、内部事情や職場環境をきちんと把握していないこともあります。

そのため、求人のコメント欄などに、確実に担当者が足を運んでいなければわからない情報を掲載していたり、イメージ画像ではなく自分たちで撮影した写真が掲載されているかをチェックすることも大切です。

「満足度99%」「No.1」などの表記には騙されない

看護師向け転職エージェントのサイトを見ていると必ず目にするのが「看護師の満足度99%」と言う文字。

どこのサイトも高いなぁ……と不思議に思う方が多いのではないでしょうか。

また、「No.1求人サイト」という文字も多く目にしますよね。

しかし良く見ると、サイトごとに微妙に文言が異なることに気が付くと思います。

「2年連続認知度No.1」「友人紹介実績業界No.1」「紹介実績No.1」……切り口が微妙に異なっています。

これらの言葉はどのサイトも多用していることが多く、あまり鵜呑みにしない方が良いでしょう。

どこを切り取るかによって、多くの看護師向け転職エージェントはだいたい「No.1」になってしまうものだからです。

また、「満足度99%」も、どの看護師さんにアンケートをとったかによって変わってきます。

それが「登録した全員を対象にしたもの」なのか、「実際に看護師向け転職エージェントのオフィスに足を運んで話を聞いてもらった看護師を対象にしたもの」なのか、はたまた「転職に成功した看護師のみを対象にしたもの」なのかによっても数字は大きく変わると思いませんか?

実際に担当者の顔を掲載しているかどうかをチェックする

転職を成功に導いてくれるための細やかな対応をしてくれるかどうかが看護師向け転職エージェントには最も重視すべきポイントですが、その判断を事前にできる方法はないのでしょうか。

一番簡単なのは、実際にサイトに担当コンサルタントの顔や簡単なプロフィールを掲載しているかどうかをチェックすることです。

実在しない担当コンサルタントの顔を掲載することは今の時代まずありえないので、その掲載されている顔ぶれや数で対応をチェックすることができます。

小さな看護師向け転職エージェントだと、実際には1~2名で対応していることも多く、その場合には転職を希望する看護師一人当たりへの対応は当然悪くなります。

しかし、担当コンサルタントの数が多ければ、ひとりひとりへの対応が細やかにできると推測できます。

とはいえ、サイトに掲載されている顔ぶれがあまりにも新入社員風の若い人ばかりの場合は要注意です。

若手ばかりのときには知識面や経験面での不安が残ることもあります。

登録したあとの対応をチェックする

ここまでの内容をチェックして、さっそく良いと思った看護師向け転職エージェントに登録をしたあとにもチェックしたいことがあります。

登録後の対応です。

大手は登録後、深夜や早朝などでなければ驚くほどすぐに電話がかかってくることがあります。

また、メールで「面談できる日を教えてください」「ご希望の条件を教えてください」と聞かれることもありますよね。

そして、すぐに条件に合った求人を探してくれたり、面談の日程を組んでくれる看護師向け転職エージェントであれば安心して転職を任せることができます。

しかし、登録後いつまでたっても連絡のない看護師向け転職エージェントや、1週間ほどたってから連絡をしてくるような看護師向け転職エージェントは避けた方が無難です。

転職は、タイミングやリアルタイムでの情報更新、スケジュール調整が必要とされます。

そのため、連絡頻度に不安が残るような看護師向け転職エージェントはあまり良い対応は期待できないでしょう。

場合によっては、登録されていることに担当者が気が付かず連絡が遅れたといった場合もありますが、そもそもあなたの情報を見落としていた看護師向け転職エージェントに転職を任せたいとは思えないはずです。

こういったことが転職活動から入職までの過程で想像以上に影響を及ぼしてきます。

最初の時点で「なんか対応悪いな~……」と思った場合にはその看護師向け転職エージェントは避けるようにしましょう。

看護師が転職を成功させるために、やっておきたいこととは?

次に、看護師が転職を成功させるためにやっておくべきことについてみていきましょう。

売り手市場で引く手あまただからと言って、対策をせずに転職活動をなんとなくしてしまうと、希望の転職が叶わないことがあります。

絶対にゆずれない条件と、妥協できる条件をランク付けする

そもそもなぜ転職をしたいと思ったのか、今の職場でなにが不満で何は不満ではないのかをしっかりと整理しましょう。

できれば看護師向け転職エージェントの担当コンサルタントとの面談前に整理しておきたい内容です。

転職をするうえで「絶対にゆずれない条件」を3つほど、「妥協しても良い条件」を3つほど考えておきましょう。

すべてが叶う転職先はありません。

そのため、優先順位をつけておくことで、どのような転職先を選べばいいのか、なにを基準に決めればいいのかが明確になり、転職活動途中での軸もブレません。

さらに、あなたの代わりに求人を探してくれる看護師向け転職エージェントの担当コンサルタントも、あなたの希望する条件にぴったり合った求人を探しやすくなります。

そのため、最初に伝えておくことが大切です。

条件は「残業は月5時間まで」「オンコールがない」「クリニックが良い」や、「介護系施設でもOK」「年収は今より下がらなければOK」などできるだけ具体的に考えましょう。

「いいところがあれば……」といった言い方をする転職希望の看護師の方はとても多くいますが、あなたにとっての「いいところ」がどんなところかはあなたにしかわかりません。

可能な限り具体的に言語化しましょう。

できない場合には、担当コンサルタントとの面談の中で見つかる場合もあるので、相談してみるのもひとつの手です。

どのような働き方がしたいかで転職先を選ぶ

自分はどのような働き方をしたいのかについても考えてみましょう。

仕事が最優先でバリバリとキャリアアップを目指したいのか、プライベートや家庭を大切にしながらワークライフバランスを重視しながら働きたいのか、あるいはパートとして週3回程度の勤務を希望するのかなど、理想とする働き方はひとそれぞれ異なります。

あなたが働きやすいと感じ、どういうスタンスで看護師を続けていきたいのかは明確にしておきましょう。

目先の条件だけでなく看護師としてのキャリアについても考える

転職活動をしているとつい、目先の条件面に捉われてしまいがちです。

「今よりも年収が下がるのであれば転職する意味がないのではないか」と考え、激務が辛くて転職を考えたのにさらに大変な転職先を選んでしまっては元も子もありません。

一時的には年収は下がるけれど、今後のキャリアを考えれば最終的には年収があがりそう、といった視点や、年収は下がってしまうけれど今よりも休みが年間20日も増える、など自分の長い人生を考えた際にどちらが満足度が高まるかを考えながら選ぶことで「成功と感じることのできる転職」が叶うのではないでしょうか。

事前に下調べや見学などはしっかり行い、少しの疑問も放置しない

選考の過程では、可能な限り下調べをしっかりと行いましょう。

許可がもらえるのであれば、事前に見学もしておくことをおすすめします。

入職してから「こんなはずではなかった」と後悔しないように、見学中や面接途中でも気になることが少しでもあればどんどん質問しましょう。

すこし疑問に思っていることや、違和感を感じたことを放置していると、入職後にそれが大きな問題や退職理由に発展することもあります。

まとめ

今回は看護師が転職エージェントを選ぶ時の注意点と看護師が転職を成功させるためにやっておきたいことについて、解説しました!

あまりにも看護師向け転職エージェントが多いために、一番目についたサイトから登録してしまったり、安易に選んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、どの看護師向け転職エージェントを選ぶかで転職が成功するか失敗するかが決まってしまうと言っても過言ではありません。

また、転職を成功させるためにはあらかじめしっかりと考えておくべきことや、選考途中でもしておくべきことがあります。

ご紹介した内容を参考に、ぜひ転職活動を成功させてくださいね!


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