社会福祉士として転職しようとしている方は、初めての転職だとしたら尚更、どうやって仕事を見つけたら良いのか迷う方も多いと思います。

一般企業と違って求人誌を見ても全然仕事が載っていないし、困ってしまいますよね。

そんな方に朗報です。

転職エージェントを使いこなせば、今の職場で働きながら転職が可能になります。

転職エージェントのメリットや使い方、たくさんの転職エージェントの中から最適なものを選ぶ際の注意点などについて、お伝えしていきます。

社会福祉士が転職エージェントを使って転職活動をすべき7つの理由とは?

なぜ社会福祉士は転職エージェントを使うべきなのでしょうか?

それには、もちろん、福祉の専門職ならではの理由があります。

その理由について、社会福祉士として働く著者が経験を基に、詳しくお伝えします。

福祉業界の転職の状況

人手不足を背景に、今、福祉以外の仕事でも、転職業界全体がが盛り上がっていると言われています。

特に福祉職は待遇があまりよくないイメージがあるためか、求職者に有利な「売り手市場」と言われて久しいですね。

待遇面で仕事を選ぶためか、せっかく大学で福祉を専攻しても、福祉の仕事を選ばず、一般企業に就職する学生もいます。

もちろん職業選択の自由があるので仕方ありませんが、福祉の現場で働く一人としては、なかなか優秀な若手が入ってこないのが残念ですね。

そしてせっかく新卒の若手が入社してきても、3年以内の離職率がとても高いと言われています。

福祉業界は、もっと若い人にとって働きやすく、魅力ある職場にしていかなければならないですね。

長年にわたって福祉業界が解決できていない、大きな課題でしょう。

そんな時代背景のなか、福祉施設側は中途の採用を増やしたり、福祉業界で働いた経験のある人を優遇したりする傾向にあります。

どこも人手不足で新人を育成する余裕がないので、どうしても即戦力を求めていしまいがちなのですね。

このような理由から、社会福祉士はとても転職しやすい状況にあります。

そもそも、転職エージェントとは?

転職エージェントとは、主にインターネットサイトを通じて、転職の情報を提供してくれるサービスです。

自分で求人をネット検索できたり、自分の資格や経験の情報を登録することで企業側からのオファーを受けることもできます。

また条件に合った求人が新たに出た時に、メールで知らせてくれる機能があるエージェントもあります。

社会福祉士の場合、資格を活かして働くとなると、業界が医療か福祉に限られることがほとんどですよね。

求人を出す企業側にとっても、資格を持っていない人も含めて多くの方が読む媒体よりも、有資格者だけに絞って情報を届けた方が効率が良いのです。

自分の条件に合った仕事を検索できるので、紙媒体の求人誌を買って1個ずつ見ていくより、仕事探しがはかどるのもメリットですね。

職場にばれずに転職活動ができる

求職者側にとって、以前よりも格段に、気軽に仕事を探しやすい時代になってきています。

一昔前は仕事を探すと言えば職安に通うしかありませんでしたが、今は様々な転職エージェントのサービスが登場しています。

もし就職説明会やハローワークに出向いて仕事を探すなら、今の仕事を休まなければならないかもしれません。

会社側にもどう説明したらよいか、考えるだけでも面倒ですよね。

でも転職エージェントを活用すれば、スマホやパソコン1台で転職活動が十分可能です。

仕事の後や、お昼の休憩中に情報収集することができます。

社会人は忙しいですから、そういった隙間時間を上手に活用するのも良いですね。

今の職場で働きながら、会社側にばれずに、上手に転職活動を行っていきましょう!

便利な機能

転職エージェントを通して、企業サイトの採用ページに飛び、求人に応募することもできます。

もちろん履歴書を郵送する場合もありますが、サイトでご自身の基本データを入力するパターンもあります。

なかには作文や志望動機を記した書類を全てデータで送り、一次審査がなされるところもあります。

転職エージェントを通じて、企業へメッセージを送ることもできる機能がある場合は、企業へ質問することもできるでしょう。

退会も自由

仕事が見つかった時や転職を終了したいときは、クリック一つで、自由に退会することもできます。

まだよく分からないという方も、転職エージェントのサービスを使いながら覚えていけば大丈夫です。

ほとんどが無料で仕事を探すことができるので、とりあえず登録しておくのも良いでしょう。

福祉系の転職エージェントを活用

もちろん社会福祉士の資格を活かせる一般企業を探すことも、一つの手です。

営業や事務など、一般企業での転職を目指している場合は、マイナビなど大手の転職エージェントに登録しておく方が多いでしょう。

しかし、社会福祉士の転職は病院からクリニック、地域の就労支援事業所から社会福祉協議会などといったように、一般企業の転職ではない場合が多いと思います。

したがって、医療や福祉系専門の転職情報が集まっているエージェントを利用する方が効率が良いでしょう。

「社会福祉士 転職」、「病院 転職」で検索すると、福祉専門の転職エージェントのサイトが出てきます。

説明会よりも気軽

就職や転職では、仕事の説明会に出掛ける方も多いと思います。

ただ説明会だと直接企業の方にお会いできるメリットがある一方で、貴重な休日を潰さなければならないこともあります。

エージェントだと、時間のあるときに気軽にエントリーできるので、忙しい社会人にとっては便利でしょう。

いまはホームページを開設している施設も多いので、エージェントで気になる職場はホームページを確認すると良いと思います。

社会福祉士が転職エージェントを選ぶ時の4つの注意点とは?

転職を成功させるには、数ある転職エージェントから、できれば自分に合ったものを選びたいですよね!

自分に合わないものを選んでしまうと、求人情報が膨大すぎて読み切れなかったり、いつまでたっても仕事が見つからず、疲れてしまいます。

転職エージェントを選ぶ時の注意点をお伝えしていきます。

介護職が多いエージェント

福祉の求人では、高齢化の影響で、特別養護老人ホームなどで勤務する介護職員の件数がとても多いです。

もちろん介護の仕事もとても大切ですし、やりがいのある仕事でしょう。

しかし社会福祉士として、相談員や医療ソーシャルワーカーの仕事を探したい場合は、介護とは仕事内容が少し異なりますよね。

介護の仕事情報ばかり集まっているエージェントで検索していても、仕事が見つからないこともあります。

「福祉 転職」よりも「社会福祉士 転職」で検索すると、相談員など社会福祉士の資格を活かせる仕事が見つかりやすいでしょう。

求人件数があまりにも少ない

転職エージェントで一生懸命検索しても、自分に合った求人が全く出てこないことがあります。

しばらく使い続けても情報が少ない時は、積極的に利用するのは止めても良いでしょう。

メインで利用するエージェントは別に移して、転職活動を続けた方が圧倒的に早く仕事が見つかります。

学生さんの就職活動は卒業までに内定を取るという目標が決まっていますが、転職活動では期限がないことも多いですよね。

いつまでも仕事が見つからないと、モチベーションが低下し、結局面倒になってしまいます。

情報が少ないエージェントからは、希望に合う求人だけ自分のメールアドレスに来るように設定しておけば、大事な情報を見逃す心配もありませんよ。

登録は多くても二つまで

エージェントによってサービス内容も様々ですので、自分に合ったサービスを見つけて登録するようにしましょう。

色々なサイトにむやみに登録してしまうと、情報がたくさん届いて訳が分からなくなってしまいます。

同じ求人情報が別々のエージェントから届いてしまい、情報を確認するだけでも手間と時間を取られてしまいかねません。

エージェントは一つか、多くても二つくらいに絞って、転職活動するようにしましょう。

また思うような情報が届かない場合は、エージェントを切り替えることも検討してみましょう。

うまく活用できない時は?

仕事がなかなか見つからないときは、気分転換も兼ねて、別のサイトを時々チェックしておくのも良いでしょう。

以前は求人誌しか発行していなかった人材派遣企業も、インターネットサイトを開設するようになってきています。

そうしたサイトでは、医療ソーシャルワーカーや就労支援事業所の支援員の求人が載っていることがあります。

福祉業界は特に人手不足なので、「福祉のお仕事特集」や「介護職特集」が組まれていることも度々あります。

社会福祉士のおすすめのエージェントの選び方は?

転職エージェントのサービスがたくさんある中で、どれが良いのか迷ってしまうこともあると思います。

ここでは、おすすめのエージェントの選び方について確認していきましょう。

地域限定のエージェント

医療・福祉業界限定の転職エージェントのほかに、地域限定の転職エージェントを活用するのもおすすめです。

一部を除いて社会福祉士の職場は、転勤が無いか、転勤エリアがかなり限定されている場合がほとんどです。

北海道や東北、関東や関西、九州や四国などの地域ごとや、もっと狭い範囲での求人情報が載っている転職エージェントもあります。

そして「県内の〇〇市」などと、エリアをかなり絞って検索することも可能です。

大手が運営するエージェントの中でも、「東北版」などと、地域限定のサイトもあります。

全国区のエージェントを利用すると、関東で仕事を探したいのに、九州や東北の求人案内もパソコンの画面上に出てきてしまうことがあります。

特に都会ではなく地方で仕事を探したい方には、エリア限定のエージェントがおすすめです。

沢山の資格を細かに登録できる

大手の転職エージェントでは、社会福祉士の有資格者限定の求人を検索する機能が無い場合もあります。

福祉の仕事はあるのですが、検索条件が「支援員」「サービス管理責任者」「栄養士」などと、職種が幅広いサイトもあります。

幅広く検索をかけてしまうと、自分には合わない無駄な情報が入ってきてしまい、閲覧に膨大な時間が掛かってしまいます。

社会福祉士や精神保健福祉士、介護福祉士の資格があるのかどうかや、資格取得見込みなのか登録済みなのかなど、情報を細やかに検索できる方が便利です。

キーワード検索ができる

「就労支援」や「相談員」など、自分の好きなキーワードで検索できる機能があるエージェントはとても便利です。

社会福祉士の仕事がたくさん出てきても、すべての求人情報を読むのは大変です。

それに社会福祉士の業務は幅広いので、自分の希望する分野に絞って検索した方が効率が良いのです。

条件検索も大切

さらに「月給〇〇円以上」や、「年間休日〇〇日以上」などの条件検索もできれば、自分の希望に合う職場を見つける事ができるでしょう。

有休や育児休暇の制度があるかどうかや、残業が少ないかどうか、夜勤があるかどうかなども、働く上でチェックしておきたいポイントですね!

あまりにも条件を絞りすぎて、求人が出てこない時は少し条件を緩めて再度検索してみましょう。

あるいは「就労移行支援」で検索している場合は「就労 支援」とキーワードを分割して検索し直すと、求人が出てくる可能性があります。

1年前から活動を

転職活動には、どれくらい時間を掛けたら良いのでしょうか。

あまりにも長い期間、活動を続けると疲れてきますし、結局見つからないということになりかねません。

ぜひ目標の期間を設定してみましょう。

今、正社員で働いている場合は、数ヶ月前に上司に退職する旨を申し出た方がマナーとしては良いですよね。

溜まっている有給も消化したいとなると、意外と時間が限られてきます。

退職する1年ほど前から、自分に合った転職エージェントを探すと良いと思います。

そして良い転職エージェントが見つかったら、退職希望日の半年前から積極的にエントリーしていきましょう。

退職する2~3か月前には、次の就職先が決まっているとベストです。

まとめ

社会福祉士として転職目指す場合、転職エージェントを活用すると、効率よく仕事を探せることをお伝えしてきました。

転職によりキャリアアップするのはごく普通の時代になってきましたよね。

ぜひ良い転職先が見つかることを祈っています!


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