アルバイトの仕事を探す時に、どの仕事を探そうかと人に尋ねると、「コンビニのアルバイトが一番楽だよ」という言葉を耳にすることがあります。
コンビニのアルバイトは、働く店舗内も小さくて覚えることも少なく、接客もレジ打ちだけだと思われがちです。
しかし、様々な業務が行き交うコンビニで、本当に全ての業務が簡単だと言い切れるのでしょうか。
コンビニのアルバイトの中には、どのアルバイトでもなかなか経験できないものがあります。
コンビニの夜勤バイトで24時間営業のコンビニでは、シフトで深夜帯の夜勤営業を担当するスタッフがいます。
深夜のアルバイト業務は、経験する機会が少ないことでも知られているアルバイトになります。
そこで、コンビニの夜勤バイトはどのような仕事なのかを、ここでご紹介できればと思います。
未経験の方にも理解して頂けるように、コンビニの夜勤バイト求人についてご紹介しますので、ぜひ、参考にしてみて下さい。
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コンビニ夜勤バイトの大まかな仕事内容
コンビニの夜勤業務は、日勤の業務とは違い接客数が少ないのが特徴です。
日勤は来客数も多く、食事時以外にも通勤退勤時間に来客数が増えて接客に追われるのが特徴です。
しかし深夜業の場合ですと、来客するお客さんがほとんどいません。
では、どのような業務をしているのかというと、内勤仕事や棚卸業務が多いです。
一日の売り上げを計算したり、金額を清算したりします。
来客が少ない分、機密情報を整理するにはうってつけの時間なのです。
また、来客がいない時間が多く、店舗内の商品整理や大きな商品棚卸も深夜業務ですることが多いです。
深夜業務は、日勤帯のコンビニアルバイトとは違う業務を行うことが多いので、一般的に想像しているコンビニアルバイトとは違う経験をすることができます。
コンビニ夜勤バイトに向いているのはこんな人!
では、実際にコンビニの夜勤バイトには、どのような方が向いているのでしょうか。
アルバイトの中でも経験する方が少ないとも言われるバイトですが、実際に自分がどのような性格かどうか、アルバイトに何を求めているかによって向き不向きがあることでしょう。
そんなことを考えながら、読んで頂けたらと思います。
コンビニ夜勤バイトに向いている1:自分のペースで仕事したい人
深夜業務はシフト制で時間が限られていますが、業務内容としては機密な業務をすることをすることが多いと思います。
その為、業務を忠実に且つしっかりとできる方が向いていると思われがちですが、実際には自分のペースでしっかりとすることができる方が向いているとも言えます。
時間内に業務をすることも大事ですが、深夜業務にとって大切なのは「時間内」ではなく「業務内容」そのものにあります。
業務を終わらせる為に時間を気にするのではなく、業務内容を忠実に終わらせる為に時間を気にせずに臨機応変に冷静さを失うことのない「自分のペース」をもって業務を行う人が向いているのです。
深夜アルバイトを実際にやってみると、深夜業務ということもありいつ何が起きるか分かりません。
その為、自分のペースをしっかりと持っている人で、仕事も自分のペースに合わせてこなせる人は、深夜業務の臨機応変な対応に向いているとも言えるのです。
コンビニ夜勤バイトに向いている2:高い時給で働きたい人
深夜のアルバイトの時給は、日勤帯の時給よりも高いです。
その理由は、深夜時間帯の勤務だからということもあります。
時給の中に深夜業務の手当が入ると思って頂くことで、深夜帯で働く人は日勤帯で働く人と比べて支給される給与は高いです。
しっかりと稼ぎたいという人は、夜間のコンビニアルバイトがおすすめです。
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コンビニ夜勤バイトでよくある募集内容とは?
では、コンビニ夜勤のアルバイト求人でよく見られる募集内容は、どのようなことが書かれているのでしょうか。
ここでは、よく見られるコンビニの夜勤バイト求人をご紹介していきます。
時給相場
コンビニの夜勤バイトの時給相場は、1,000円〜1,500円と幅が広いです。
時給相場の差は、第一にコンビニが営業している場所、次にコンビニが繁盛している場所かどうかです。
特に都会のコンビニでは時給が高く設定されています。
また、地方のコンビニでもお客の出入りが多いところでは、時給が近隣のコンビニと比べて高いところもあるようです。
自分の住んでいる場所から通勤できる距離で時給が一番の条件という人は、一度複数あるコンビニ求人を比較してみてから応募するのも良いでしょう。
シフトの入れ具合
コンビニは24時間営業ということもあり、シフト制で勤務を行います。
自分が働きたいという時間に沿って求人内容から見てとれる情報の中では、比較的分かりやすい求人とも言えます。
その理由は、コンビニの求人がシフト制の勤務で、求人募集のほとんどが勤務時間帯を細かく表記しているからです。
コンビニによって、夜勤バイトでも時間帯が前後するところもあります。
自分が無理なく働ける勤務時間を提示している求人に募集しましょう。
求められる人物像
コンビニアルバイトは、無資格でも挑戦できるアルバイトです。
その為、求人案内には「求められる人物像」という記載があります。
よく見られるのが「明るい性格の人」「誰とでも仲良くできる人」「接客業に興味がある人」「人と話すのが好きな人」などです。
この記載は、一つでも当てはまれば良いでしょう。
自分を見つめ直すまで重く受け止めず、簡単に目を通しても良いでしょう。
必要なスキルや資格、経験
また、上記で無資格でも挑戦できるとご紹介しましたが、唯一コンビニ求人で優遇されるスキルがあります。
それが「コンビニアルバイトの経験」です。
特段必要とは言いませんが、経験があればある程優遇されます。
また、コンビニによっては食品衛生関連の資格を取得していることも優遇される要素の一つにもなるようです。
求人募集の条件を見て自分が当てはまれば、優遇される武器を持っていると自信を持つことができます。
コンビニ夜勤バイトになるために他にも知っておきたいこと
夜勤のコンビニバイトを始める前に、知っておいて損をしない情報をここではご紹介していきます。
未経験の方も、働き始める前に情報を得て心構えを持ち備えることが働きやすさを見出すきっかけにもなるでしょう。
少人数で働くことになる
深夜のコンビニアルバイトと日勤帯と比べると、夜勤の場合は従業員の駐在人数が少ないです。
その為、少人数で働くことを念頭に入れておいて下さい。
コンビニによっては、男性であれば慣れてきた頃に一人で勤務するところもあります。
女性の場合ですと、必ず一人がペアとなって就業します。
少人数で働くという意識があれば、深夜バイトの職務も心構えを持って従事することができます。
品出しなどの力仕事がある
また、深夜のコンビニアルバイトの業務の中には、棚卸をする業務も含まれます。
来客数が日勤帯と違い比較的少ない時間帯であることから、店舗内の商品入れ替えも行うことがあります。
そのような業務で、力仕事が多くあるのが想像できるでしょう。
商品を包装している段ボールを抱えて運んだり、パレットケースを持って運んだりすることもよくあります。
コンビニバイトの時間帯の中で、力仕事が必要になってくる時間帯でもあります。
コンビニ夜勤バイト求人で見るべきポイントは?
では、夜勤バイトの求人募集を見る際に、どのような点を押さえておくべきかをここではご紹介していきます。
自分の条件に合った求人を見つける為にも、押さえておきたいポイントをご紹介します。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
コンビニ夜勤バイト求人で見るべきポイント1:給与や雇用条件
夜間アルバイトの時給や雇用条件は、特に押さえておくべきポイントとも言えます。
この二つの条件は、併用して注目するべきポイントです。
その理由は、同じ雇用条件の求人でも時給が違う場所があるからです。
同じ条件なのに給与が違うなんてことがあれば、働き損になってしまいます。
周辺のコンビニ求人を複数比較してみて、求人選びをしましょう。
コンビニ夜勤バイト求人で見るべきポイント2:勤務場所
通勤時間や距離は、自分の条件に合った場所から選びましょう。
勤務場所は、自分が無理なく働きたい条件として、物理的条件に匹敵するほどの押さえておきたいポイントです。
おすすめは、住居地から近くなるべく通勤時間がかからない場所です。
何かあったときに、勤務先が近ければ瞬時に対応することも可能になるからです。
コンビニ夜勤バイト求人で見るべきポイント3:取り扱い商品・取り扱いサービス
コンビニで働く際に、コンビニのブランドによっては各種取り扱っている商品やサービスも違ってきます。
そこでおすすめなのが、普段利用しているコンビニを選択することです。
プライベートで使用しているコンビニですと、実際に働き始めて「初めて」知る情報というものが減ります。
業務もスムーズに覚えることができるのでおすすめです。
コンビニ夜勤バイトで働くメリット
では、夜勤で働くメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、夜勤で働く上でのメリットをご紹介します。
コンビニ夜勤バイトで働くメリット1:時給が良い
コンビニバイトの時間帯の中で最も時給が高いのが、深夜帯のアルバイトです。
どのコンビニでも夜勤バイトの時給は高く、アルバイトでしっかりと稼ぎたいという人にはおすすめできます。
コンビニ夜勤バイトで働くメリット2:要領が良くなる
また、夜勤バイトは少人数で勤務することが多い分、一人あたりの仕事量は多いです。
その為、勤務時間内に行う業務を要領良く行うことも夜勤バイトの特徴でもあり、普段の私生活も含め要領が良くなる癖がつきます。
アルバイトでも、業務内容の濃い手ごたえのある仕事をしたいという人にはおすすめできます。
コンビニ夜勤バイトで働くデメリット
では、反対に夜勤バイトのデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
メリットがある反面デメリットも当然あります。
ここでは、夜勤バイトのデメリットをご紹介できたらと思います。
コンビニ夜勤バイトで働くデメリット1:客層が悪い
日勤帯に比べて来客数が少ないのが夜勤バイトの特徴ですが、少人数でも来客する人はいます。
しかし、深夜に来客する人というのは仕事柄来客する人もいる反面、夜遊びをしているなどの素行の悪い人も中にはいるわけです。
その為、深夜時間に来店する客の客層は日勤帯と比べ悪く、時にトラブルになることもあります。
コンビニ夜勤バイトで働くデメリット2:生活が乱れる
人間が就寝している時間に勤務しているということもあり、私生活の乱れが生じることもあります。
朝・昼・晩の三食の食事をしっかり摂ることが夜勤バイトには難しく、栄養過多、睡眠不足などの健康障害も起きるのです。
まとめ
ここまで夜勤バイトについてをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
夜勤バイトは、アルバイトの中でも特殊な時間に勤務したり一般的に認知度の高いコンビニ業務とは違った業務をします。
今回ご紹介した点を踏まえ、今後コンビニ夜勤バイトで働きたいという方は良い就業先を選択して下さい。
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