現在、日本の派遣会社の事業所数は8万ヶ所を越えています。(一般社団法人日本人材派遣協会が2016年に81,530事業所と発表しています。)

都道府県が47ありますので、単純に計算するとひとつの都道府県に1,700を超える事業所があるということになります。

この8万という数は事業所なので派遣会社の数は8万社ではありませんが、それでも日本にはかなりの数の派遣会社があります。

そんな数ある派遣会社のなかで、おすすめの派遣会社を、元派遣会社社員が厳選しました。

おすすめポイントや良い派遣会社の見極め方なども、ズバリ!お教えします。

今、派遣で働いているスタッフの方はもちろん、派遣会社の中の人も納得の内容です。

派遣会社を選ぶポイント

おすすめランキングに入っていない派遣会社にも、自分にあった、働きやすい、ベストマッチな派遣会社はあります。

では、どうやって自分にあった派遣会社を選べばよいのでしょうか。

派遣会社を選ぶポイントをご紹介します。

総合人材派遣か職種特化型人材派遣か

登録しようと思っている派遣会社が、総合人材派遣か職種特化型人材派遣かチェックする利点をご説明します。

その派遣会社が何を強みにしているかを知ることができるからです。

例えば、将来的にも、今自分が希望している職種で働きたいなら、職種特化型人材派遣に登録することをお勧めします。

そうではなくて、何事も経験、キャリアを積んで、将来はキャリアチェンジをしたいと思っているなら、総合人材派遣に登録するほうが、キャリアチェンジを希望する職種のお仕事紹介の可能性があります。

働きたい職種の求人数と紹介予定派遣の求人数

次に注意する必要があるのが、求人数です。

この求人数は、自分が希望する職種の数です。

自分が希望しない職種の求人数が沢山あっても関係ありませんので。

あと、もし、派遣で働くのではなく、正社員を希望しているなら、紹介予定派遣の求人数も調べておくと良いようです。

ただし、紹介予定派遣の場合、双方(派遣先企業と派遣社員)同意のうえ雇用形態の変更になることをお忘れなく。

とにかく時給

派遣で働くにあたって、時給重視という方も多いと思います。

とにかく時給というとちょっと危険な感じもしますが、時給は大切なポイントだと思います。

同じ仕事をするなら、やっぱりお給料はたくさんもらえるほうがいいのは当然です。

ただし、時給ばかりに拘ってしまって、仕事をするということの本来の意義を見失うことのないように、また、仕事を開始するタイミングを逃さないように心がけてください。

福利厚生や研修制度

時給と同じく福利厚生や研修制度がどれだけ充実しているかも大切なポイントです。

ただ、これに関しては一定水準以上の派遣会社はそんなに大差ありませんが、福利厚生に力をいれている会社、研修に力をいれている会社とそれぞれ特徴があるので充分にチェックしてください。

担当の対応の良さやのフォロー体制

担当営業や担当コーディネーターの対応の良さやフォロー体制も重要です。

特に、派遣前・派遣中・派遣後のフォロー体制がどのようなものかは見極めポイントです。

人と人との関係ですので、相性の問題もありますが、担当者に協力者になってもらえたら気持ちよく働くことができます。

また、就業前・就業後、仕事の紹介が無く不安に感じているスタッフに、どれだけフォローするかは派遣会社の力の見せドコロです。

おすすめできない派遣会社の見極めポイントは?

実はあまりおすすめできない派遣会社も実在します。

選ぶポイントとはご理解いただけたと思いますので、おすすめできない派遣会社の見極めポイントをご紹介します。

求人に矛盾がある会社は注意

最近はホームページで求人を掲載しています。

が、よくよく見ると矛盾点がでてくる派遣会社があります。

例えば、即日スタートという同じオーダーが何ヶ月も掲載されていることがあります。

更新をしていないのか、敢えて即日スタートというオーダーを残しているのか・・・

いづれにしても???の対応です。

釣り広告と思われても仕方ありません。

このような派遣会社は注意する必要があります。

グループ企業への求人ばかりの会社は注意

グループ企業への求人ばかりの会社は要注意です。

一概には言えませんが、グループ企業だけに頼って、グループ企業以外への営業活動を怠っている可能性があるからです。

そういった営業担当の姿勢はあらゆる面に出てきがちですので、あまりおすすめできないということになります。

福利厚生や研修制度

派遣会社の選び方ポイントを解説した時、「一定水準以上の派遣会社はそんなに大差ありません」と申しあげたのですが、ほとんどの派遣会社が一定水準以上です。

でも、なかに一定水準を満たさない会社があります。

これを、見極めるのは困難ですが、ちょっと荒業ですが、口コミをチェックするのもひとつの方法です。

ただし、あまり口コミに頼りすぎると正しい評価が出来ない場合があるので、信じる信じないは自分のバランス感覚を最優先してください。

派遣会社おすすめランキング7選

とにかく派遣会社おすすめランキング7選をご紹介します。

パーソルテンプスタッフ

テンプスタッフとして1973年に設立されていますので、テンプスタッフとして馴染みがあるかもしれません。

大手派遣会社でも歴史ある会社です。

2015年にパナソニックエクセルスタッフを子会社化し、2017年にパーソナルテンプスタッフに社名変更しています。

スタッフの応対が丁寧

会社を設立したのが女性であるからなのか、設立当初からスタッフの対応が常に女性目線で、丁寧な会社です。

今では一般的になっている平日夜や土曜日の新規登録を始めたのもこの会社だったと記憶しています。

フォロー体制が整っている

登録してから仕事を開始するまでは、希望の仕事内容・キャリアプランなど個別相談することができます。

仕事開始後は定期的に担当営業が訪問、電話などで状況確認や困ったことがないかなどのフォローをしてくれます。

パソナ

パソナの設立は2007年ですが、前身のテンポラリーセンターの設立は1976年と古く、パーソナルテンプスタッフと同様リーディングカンパニーとして派遣業界を引張ってきた会社です。

グループ企業が多いのも売りです。

求人の給与設定が高め

パソナの強みは最低時給を定めて、それを下回らないというところです。

プラス、時給も他の派遣会社と比較すると高めの設定です。

これは裏返すと派遣先企業からの値引き交渉に応じないということになり、派遣先企業からは高いスキルを求められることにもなります。

就業までのフォロー体制が整っている

登録すれば就業するまでに研修やキャリアコンサルティングをうけることができます。

研修には、ビジネスの基礎を復習するものや、パソコンスキルや語学といった業務に直結するスキルを学ぶものがあります。

さらに専門職(例えば経理など)の入門コースで専門職の基礎を学ぶことができますし、専門職の実務に役立つ講座や資格取得のための講座もあるので自分に必要な講座を選ぶことができます。

また、キャリアについて考える機会を与えてくれるキャリアコンサルティングをうけることができますし、自分のキャリア形成のことやキャリアデザインについて考える講座もあります。

パソナがおすすめの理由は、こちらの記事を参考に!

スタッフサービス

1983年の設立です。

パーソルテンプスタッフやパソナと比べると後発のスタートですが、派遣という働き方を前面に出した「オー人事、オー人事」のCMで一般に認知されるようになりました。

実は2007年にリクルートの傘下にはいっています。

求人数が多い

CMの効果により、派遣会社といえばスタッフサービスとなる派遣先企業の担当者が多いからか、求人数が多いのがスタッフサービスです。

求人紹介までが早い

求人数が多いだけではなく、求人紹介が早いということも強みにしています。

せっかく登録してもなかなかお仕事の紹介がなければがっかりします。

かといって希望しない条件のお仕事紹介があっても困ります。

その点、スタッフサービスは沢山ある求人のなかから、自分にあったお仕事紹介があるので求人紹介までが早いということになります。

リクルートスタッフィング

スタッフサービスはリクルート傘下ですが、リクルートスタッフィングももちろんリクルート系です。

1987年株式会社リクルート人材センター・シーズ事業部より独立して、株式会社シーズスタッフを設立、1999年にリクルートスタッフィングに社名変更しています。

大企業リクルートのノウハウが詰め込まれた会社です。

大手の求人が多い

派遣先企業が大手企業や有名企業のr率が高いと評判です。

派遣会社のランキング特集には必ず上位にいるリクルートスタッフィングですが、その理由として一番多いのが「大手の求人が多いから」ということのようです。

マンパワージャパン

世界80ヶ国で事業展開しているワールドワイドな会社です。

日本進出も古く、1966年、日本初の派遣会社として誕生しています。

現在は、派遣業だけではなく人材開発やキャリア開発事業を展開する総合人材関連企業として知られています。

どちらかというと主軸は人材開発やキャリア開発になっているようですが、派遣会社としては外資系企業に強いだけではなく、古くから取引のある日本企業との結びつきが強い会社です。

アデコ

スイスに本部を置く外資系企業です。

世界60ヶ国で事業展開をしていて、日本進出は1985年です。

外資系企業への派遣が多いことが特徴です。

他社にない求人が多い

通常、派遣契約を希望する企業は数社に打診します。

派遣会社から言うと他社競合です。

従って、A社・B社・C社と同じ内容の求人が各派遣会社にあることになり、そのうちの一社が契約するというこにになります。

ところが、アデコの取引先企業の多くはアデコを信頼しているので、アデコ以外の派遣会社に派遣契約の発注をしないようです。

その結果、アデコには他社にない求人が多くなります。

ランスタッド

オランダに本部を置く外資系のランスタッドもおすすめできる派遣会社です。

アデコ同様他社競合が少ない求人が多い会社です。

派遣会社との上手な付き合い方

最後に派遣会社との上手な付き合い方もお教えします。

上手に付き合って、いいお仕事を紹介してもらいましょう。

1社に絞らず複数登録しよう

星の数ほど派遣会社はあるので、複数社に登録することをおすすめします。

来社して登録するのもパワーが必要なので、まずはWEB登録だけでもしておいて、自分にあった案件や興味のある案件を見つけた時に本登録するのも良いかもしれません。

ただし、もし複数社からお仕事紹介があった場合、ダブルブッキングだけはしないようにしてください。

マメに連絡を取ろう

ホウレンソはビジネスマナーの基本です。

担当してくれている、またはしてくれていたコーディネーターに連絡をとるのがベストです。

登録してまだお仕事をしていないなら、面接の時の担当者に連絡をとってください。

特に、すぐにでも仕事をしたい場合は、仕事ができるアピールをしておきましょう。

契約終了のあと少し遊んでから仕事をしようと思っている場合なら、その予定を連絡すると、好印象をもってもらえます。

また、スキルアップやブラッシュアップした内容の連絡も入れてください。

スキルアップしたことによりお仕事を紹介してもらえる範囲が広がるのはもちろんですが、報告をすることにより、派遣会社の担当者に「きっちり報告ができる人」という印象を持ってもらえます。

派遣会社に信頼されることによりお仕事紹介の機会が増えることになります。

講座や福利厚生を上手に利用しよう

就業中はもちろん就業していなくても受講できる講座は積極的に受講しましょう。

また、福利厚生も上手に活用してください。

最近は提携の歯科であれば無料で健診できるという会社もあります。

自分が登録してお仕事している派遣会社では、どんな福利厚生をうけることができるかのチェックをして、積極的に活用してください。

まとめ

あなたが登録しようと思っている派遣会社はランキングに入っていましたか?

もし入っていなくても、ご心配なく。

ここに名前がない派遣会社でも良い派遣会社はあります。

派遣会社を選ぶポイントやおすすめできない派遣会社の見極めポイントを参考に派遣会社を選んでみてください。

そして、派遣会社と上手に付き合って、ウィンウィンの関係を築いてください。