企業で派遣での働き方はホワイトなのでしょうか?世の中ブラック企業とホワイト企業が混在する中、一見優良企業に見えても実態は違うという話をよく耳にします。
え、こんな会社がブラック企業だったの?と驚くようなニュースも最近多いですよね。
では、正社員ではなく、企業で派遣で働く場合はどうなのでしょうか?
私が総合商社で派遣社員として働いていた経験から感じたこと、派遣の仕事はホワイトなのか?を徹底解説します
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私が派遣社員として経験した仕事は、こんな仕事でした
私は大手総合商社に派遣社員として勤めていました。
担当したのは国内事業部の営業事務です。
クライアントから注文を受けて、メーカーに発注するのが主な仕事です。
それに派生して、納期管理や取引先とのやりとり、売り上げ集計、経費処理などを担当しました。
部署に届くファックスやメール便を配るなど庶務的な仕事もしていました。
経験者が語る、派遣の仕事がホワイトだと思う理由
私の経験では、派遣社員としての仕事はとてもホワイトでした。
その理由、詳しい状況と感想を挙げていきます。
派遣の仕事がホワイトだと思う理由1:休暇、残業時間は契約通り
派遣社員は派遣会社から企業へと派遣されています。
その際に、両企業と細かく契約を結んでいます。
派遣先の企業は仕事内容や残業時間について、初めに交わした契約が守られるようにしなければなりません。
派遣会社も、契約内容がきちんと守られているかフォローする義務があります。
私が大手商社に派遣会社に勤めていた際は、月末は決算資料を作成するため残業が発生するが、それ以外はほぼ定時までという内容でした。
実際その通りに仕事を運ぶことができ、退社後プライベートの予定を入れることもできました。
正社員であると部署を選べるわけではなく、残業の多い部署に配属されれば有無を言わさず残業になることもあります。
しかし派遣社員であれば、契約内容の通りに業務を行っていれば、上司の機嫌を伺いながら残業することもなく、契約の時間に堂々と帰ることができます。
派遣の仕事がホワイトだと思う理由2:派遣会社にすぐに相談できる
例えば、働き先でパワハラや契約違反となるような業務を強制されたりといったことが起きた場合、直接上司や職場の人に伝えるのは難しいことも多いでしょう。
しかし、派遣社員は派遣会社の担当者に相談することができます。
内容が重大な契約違反となれば、契約を終了してもらうなど守ってもらうこともできます。
派遣の仕事がホワイトだと思う理由3:正社員と変わらない福利厚生が受けられる
派遣社員が増えていった背景には、企業側が正社員を雇うことで発生する福利厚生などの費用がかかり、正社員は割高だったことがあります。
そのため、派遣社員は福利厚生などの面で待遇が良くないというイメージがありますが、実際は大手派遣会社では企業の正社員と変わらないレベルの福利厚生を提供しています。
健康保険や年金制度だけでなく、割引ベビーシッターサービス、研修を用意している派遣会社も多くなっています。
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派遣という働き方は、こんな人におすすめします!
派遣の働き方がおすすめな人1:決まった期間だけ働きたい
私は、新卒で大手メーカーに正社員として4年ほど勤めた後、海外に留学しました。
帰国後、また海外に行く費用を貯めるために1年~2年だけガッツリ働きたいと思いました。
しかし、正社員として働くには中途半端な期間で、働き始めてしまうと辞めにくくなるかもしれないことと、新卒でないため大手企業に採用されるのは難しいということから、派遣という働き方を選びました。
同じ企業でずっと働きたいわけではなく、期間を決めて働きたい人には派遣は理想的な働き方と言えます。
派遣の働き方がおすすめな人2:様々な仕事を体験したい
様々な仕事を体験できるというのが派遣の醍醐味です。
終身雇用が当たり前だった時代にはなかった働き方です。
変化を求めている人や、様々な体験をしながら自分に合った職業を見つけていきたい人にもおすすめです。
派遣の働き方がおすすめな人3:会社の人間関係に煩わされたくない
正社員で働く場合、長期にわたって同じ人と顔を合わせて仕事をすることになります。
自分の希望で部署を変わったりというのも簡単にはできません。
上司の評価が出世や昇給に影響することもあり、人間関係に気を使いながら仕事をすることも多くなります。
派遣社員では雇用期間が3年以内と決まっていて、1年ごとの更新などもあるので、職場の人間関係が難しければ契約を更新しないこともできます。
自分の業務をきちんとこなしていれば時給は支払われますので、人間関係に気を取られず、淡々と業務をこなすことを好む人に向いています。
派遣の働き方がおすすめな人4:沢山の人に出会いたい
従業員が多い会社では、同じ会社で働いていても「あの人は誰?」ということがありませんか。
転勤や異動などもありますが、同じ環境に長くいると限られた人としか接点がありません。
また、業種や職種によって同じようなタイプの人が集まっていることもあるのではないかと思います。
派遣社員だと様々な業種の会社や職種で働くことができるので、あらゆるタイプの人に出会え、親友や恋人ができる可能性も広がるのではないでしょうか。
良い派遣先を見つけるためのポイント
良い派遣先を見つけるためのポイント1:派遣会社選び
自分に合った派遣先を見つけるためには、まずはきちんとした派遣会社に登録することです。
規模の大きな派遣会社に登録すると情報量も多いので、まずは大手に一つ登録してみることをおすすめします。
希望の業界が決まっているなら、その業界に強い派遣会社を探してみましょう。
周りの人の口コミや実際に登録している人の話を聞いてみるのもおすすめです。
良い派遣先を見つけるためのポイント2:担当者とのコミュニケーションをしっかりとる
派遣会社の担当者に自分の希望をきちんと伝えましょう。
担当者とのコミュニケーションをしっかり取っておくと、仕事を始めてからも色々と力になってもらえます。
登録後も連絡がくるのをただ待っているだけではなく、自分から仕事情報を得るために連絡するなど積極性も大切です。
実際に、なかなか仕事紹介の連絡が来ないので自分から連絡したところ、やる気があると知ってもらえて沢山情報を貰えたという友人がいます。
派遣会社の担当は沢山の登録者を相手にしているので、その中で優先的に仕事を紹介してもらうためにはアピールも必要です。
良い派遣先を見つけるためのポイント3:派遣先企業の情報を把握する
紹介してもらった派遣先企業の情報はしっかりつかんでおきましょう。
給与や休日のみを見るのではなく、事業内容や評判などもできる限り確認しておくことが大切です。
面接の際にも、企業のことを理解していることをアピールできれば、採用に繋がりやすくなります。
良い派遣先を見つけるためのポイント4:自分磨きを怠らない
派遣社員を続けるのであれば、定期的に職場が変わり、その度に面接や書類提出が必要になります。
常に採用したいと思ってもらえる人材であり続けるために、スキルアップやコミュニケーション能力を磨くことは怠らないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今まで派遣社員に抱いていたイメージと違いはありましたか?
人それぞれ仕事に求めることは違うので、全ての人に派遣という働き方がおすすめとは思いません。
しかし、私が経験した派遣の仕事は、その時の自分の求めていた働き方に合致していて、良い派遣会社と派遣先企業に恵まれました。
ホワイトな働き方を目指して、しっかり情報収集していい派遣先に巡り会えるようぜひ頑張ってください!
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
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