新たに仕事を探したいと思う場合、ネットや求人情報誌から情報を得る方は多いことでしょう。

気になる職種の選択はもちろん、雇用形態も確認したいところではないでしょうか。

人気の雇用形態として派遣というものがあります。

多くの方は派遣という言葉はご存知かと思いますが、具体的に派遣として働くとはどういうことでしょうか。

今回は、東京に焦点を当てた、東京の派遣求人を紹介します。

東京派遣求人の募集内容とは?

日本全国での2016年度の派遣会社の事業所数は81,530か所となっています。

(参照:日本人材派遣協会)

かなり多くの派遣会社が存在し、仕事の募集を行っていることが分かります。

では具体的に東京での派遣の募集内容はどのようなものなのでしょうか。

職種

派遣としての求人がある職種は様々です。

例えば、オフィス・事務として探してみると翻訳や通訳、秘書、人事・総務事務、受付、英文事務、営業事務、データ入力などの選択肢があります。

さらには、金融関係の事務として、証券、生命保険、損保事務、また銀行事務などに分かれています。

または、コールセンター、営業、製造や物流関係、ITのシステム開発やサポート・ヘルプデスク、研究や開発など、多岐にわたる分野の中から希望にあった仕事を探すことができます。

時給相場

派遣の特徴の1つとしてあげられる点が時給の高さです。

例えば、営業事務の場合の平均時給は1597円となっていて、1日8時間勤務として計算すると年収は約322万円となります。

そのほか、コールセンターの平均時給は1523円、販売が1389円、ITヘルプデスク・サポートが1716円、WEBデザインは1950円と軒並み高い時給となっています。

(参照:マンパワーグループJobNET)

出勤日数・勤務時間

勤務時間についても、自分のスタイルに合った働き方ができるという点が派遣が支持されている理由の1つと言えるでしょう。

もちろん、しっかりと働きたいと思う場合にはフルタイムでの勤務の選択もできますし、自分のその他のライフスタイルに合わせて週3~4日の勤務が可能であったり、期間限定で仕事を選択することもできます。

必要なスキルや資格、経験

もちろん、今までのキャリアを活かして専門分野の仕事をすることができます。

持っているスキルを活かし、即戦力として専門職のスペシャリストとなると高時給がもらえる場合もあります。

その一方で、未経験の分野であってもチャレンジすることが可能であることも派遣のメリットです。

そして就業しながら資格を身につけることができるので、何も資格がないとあきらめるのではなく、まずは気になった業種にチャレンジしてみることをお勧めします。

求められる人物像

コミュニケーション能力

派遣として仕事を行う場合には、まず派遣会社に登録することが必要です。

登録後に面接を行い、面接の中で仕事のキャリアや希望を伝えつつ、派遣会社の担当の方から仕事を紹介していただくことになります。

この時に自分について伝えるコミュニケーション力が大切になってくるでしょう。

コミュニケーションをしっかりとることによって、より自分に合った案件を紹介してもらえる可能性が高くなるからです。

柔軟な考えや前向きな姿勢

実際に派遣先の企業で働く際には、たとえ経験したことがある業務であっても、仕事の行い方が全く同じということはないでしょうから、新しい職場のやり方に合わせようとする柔軟さや臨機応変な態度が求められます。

未経験の仕事を行う場合は、学ぼうという心構えとチャレンジする気持ちを持っているなら、少しずつ仕事を覚えることができるでしょう。

最低限のビジネスマナーを心得て、きちんとした対応ができる

どの職場で働くにしても、しっかり声を出して挨拶をする、相手の目を見てコミュニケーションを図る、時間を守ることなどは大切なことです。

ことに派遣は派遣会社と派遣先の企業の信頼の上で仕事をもらっていますので、自分の対応によって信頼を損なうことがないように気を付けましょう。

人当たりが良い

派遣の仕事は、派遣会社の担当者から派遣先の企業の方まで多くの方と接することになります。

派遣会社の担当者と面談する時にも人当りが良いという印象を持ってもらえるなら、ぜひ応募先の企業に推薦したいと思ってもらえるでしょう。

また、実際に就業して仕事を教えてもらう場合にも教えやすいという印象を持ってもらえれば、契約更新時にも仕事の継続がしやすいでしょう。

派遣は、バイトや契約社員とどう違う?

大きな違いは、雇用主です。

バイトや契約社員は実際に働く企業と直接雇用を結び仕事を行います。

派遣は、派遣会社から紹介された企業での就業となりますが、実際の雇用契約は派遣会社と結ぶことになり、給料も派遣会社から受け取ります。

それでは、実際に仕事を行う時にはどのような違いが出てくるのかを見てみましょう。

仕事の量や責任の度合いは変わる?

仕事の内容や持っているキャリアによっても異なるので一概には言えませんが、仕事内容に大きな差はないことが多いです。

また派遣という立場上、責任ある仕事は任されないことも多いので、誰でもできる仕事を行うことがほとんどです。

なぜなら、派遣社員は同じ職場で3年以上勤務することはできないからです。

もし、あなたが仕事にやりがいを求めている場合には物足りなさを感じることがあるかもしれません。

契約社員の場合には多少の責任ある仕事を任されることもありますが、正社員ほどの仕事内容ではなく、そこまで大きな責任を負うことはありません。

仕事内容は変わる?

派遣での就業の場合、派遣会社と契約を行う時点で担当することになる業務内容が分かっています。

その業務内容に同意した上で契約を結ぶことになりますので、担当業務は決められています。

仮に、実際に就業を開始して契約時の担当業務と異なっていたり、それを上回る内容の業務が与えられたなら、派遣会社にその旨を伝えることができます。

それぞれ求められるスキルは?

派遣で仕事をする場合には、自分のスキルに見合った職種が紹介されるので、自分のスキル以上のものが要求されることはありません。

具体的な仕事内容も契約で定められているからです。

一方、契約社員の場合には広い分野での仕事を任される可能性があります。

また即戦力として一定の仕事ができることが期待されている立場とも言えます。

新たに取り組まなければならない仕事の場合もあるでしょう。

アルバイトの場合には、就業しながら経験を積んでいくことが大切と言えるでしょう。

収入面は?

仕事をする上で気になるのは収入ではないでしょうか。

雇用形態によって収入面に違いが生じてくるので、自分の希望に沿って雇用形態を選ぶことが必要になってきます。

契約社員

契約社員の場合、給料については会社によって時給、日給、月給制など様々です。

契約社員の平均月収は20万5千円となっています。

(参照:厚生労働省「民間給与実態調査」)

ボーナスや退職金は出ないことがほとんどです。

仮に、時給の場合には働いた分だけ給料をもらえるように思えますが、会社側が働く時間や量の調整をする場合も多く、簡単に収入を増やすことは難しいと言えるでしょう。

交通費については会社が負担してくれるところが多いようです。

派遣

派遣の場合にはほとんどが時給制となり、都心の場合には1200~1600円が平均時給となっています。

このことから派遣の平均月給は27万円で、年収は328万円となっています。

業種によって違いはありますが、例えば外資系の派遣社員で英語力がある場合には月収30~40万円ほどになる場合もあります。

(参照:H27年度賃金統計調査)

このように、給料面だけを見ると契約社員に比べて割高になる傾向があります。

ただ、交通費に関しては自己負担という場合が多く、さらにボーナスや退職金の支給もありません。

バイト

東京都のアルバイトの平均時給は1092円となっています。

もちろん、職種によって違いはありますが、ITエンジニアやテレアポの中には1500円になるものもあります。(参照:バイトル)

また、東京都の場合にも勤務する区によって多少の違いがあります。

派遣社員から正社員になるために必要なこと

その職場で信頼を得る・良好な人間関係を築く

派遣での勤務の中には、契約時に紹介予定派遣として契約するものがあります。

これは派遣の契約期間終了後に正社員、または契約社員などの直接雇用となることを前提に、定められた期間を派遣として就業するというものです。

派遣の契約終了時に派遣先の企業と面接し、双方の合意が得られた場合に正社員や契約社員として採用されることになりますから、企業側から「この人にずっと働いてもらいたい」と思ってもらえるように信頼を得ることが大切です。

また仕事を行っていく上で人間関係は大切なものですから、普段からあいさつを始め積極的なコミュニケーションを取っていきたいものです。

与えられた仕事に責任をもって臨む

正社員として採用される大前提として、責任を持って仕事に取り組むことが必要です。

基本的なところでは、勤務態度として遅刻や欠勤が多いと責任感が欠けているという印象を与えてしまうでしょう。

また担当業務については、分からないところは進んで確認し一生懸命に取り組むことが大切です。

始めは時間がかかる作業かもしれませんが、少しずつ自分のものにしていければ、作業効率も上がっていくことでしょう。

そのような仕事への取組みを企業側は見ています。

自分にあった東京の派遣求人の選び方や注意点

派遣会社の求人情報は毎日更新されており、ひとつひとつ見ようと思ったらいくら時間があっても足りません。

ですので効率よく探していきたいものです。

それでは数多くある求人の中から、自分に合った求人をどのように選ぶことができるでしょうか。

4つのポイントを考えてみましょう。

【選び方①】エリアから考える

自分にとって通勤可能なエリアから探すという方法です。

沿線から探すという方法や、自宅から〇分以内というように絞って検索をすることができます。

主婦の方で時間に制約があり近くで勤務したい方、通勤にあまり時間をかけたくないと思う場合にはこれらの機能を活用していきましょう。

【選び方②】職種から探す

自分の経験を活かして仕事を探したい、またはチャレンジしてみたい業種がある場合には職種から探してみることができます。

職種から探すという機能を検索するとさらに絞ることができます。

例えばオフィスワークで検索すると、一般事務、受付、データ入力などに分かれていますので、希望の職種を効率よく検索できます。

【選び方③】会社の業態から考える

例えばアパレルでの仕事をしたいと思う場合には、会社の業態がアパレルメーカーなのか、それとも縫製メーカーなのかということによって選択は違ってくることでしょう。

また、飲食店を検討される場合にも、接客に自信がありホールを行いたいと思うかもしれませんし、料理が好きで調理が得意な場合には厨房での仕事を考えるかもしれません。

マネジメント力があり、飲食店の管理や運営を行いたいと思う場合もあるでしょう。

このように、同じ職種でも業態から枝分かれさせて選択することもできます。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

高時給で仕事がしたい場合には、例えば時給1600円以上で探すというような項目から検索することができます。

さらに、未経験OK、残業なし、扶養控除内、週2~3日だけ、1日4~5時間以内など、かなり細かく選択することができます。

自分の希望スタイルに合わせて仕事を探してみましょう。

まとめ

だれでも新しい仕事を始める時には期待と共に不安もあるものです。

派遣という仕事は派遣企業の担当の方と相談しながら、自分にあった仕事を探すことができます。

また、仕事をしながら自分の適性を見極めていくこともできるという利点もあるので、新たな分野にもチャレンジすることが可能です。

様々な求人の中から自分にあった仕事を探すことができますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

実際に派遣に登録する時は、こちらの記事を参考に!