派遣会社へ登録に行くと必ず面接があります。

面接ではなくて面談と呼ぶ派遣会社もありますね。

堅苦しい雰囲気ではなくて和気あいあいと行われる面接ですが、実はこの段階で仕事を紹介してもらえるかどうかが決まるとご存知でしたか?

誰もが知っている大手派遣会社で勤務していた私が、派遣会社の面接のポイントや対策について解説いたします。

派遣登録手続き

派遣会社から仕事を紹介してもらうためには派遣登録が必須です。

ここでは簡単に登録手続きについて説明します。

人材派遣の説明

最初に、人材派遣の仕組みについての説明があります。

コーディネーターが説明する会社もあれば、ビデオで視聴する会社もあります。

人材派遣の仕組みだけではなく、派遣スタッフとしての心得や身だしなみ、福利厚生の説明もあります。

登録情報入力

次に、登録情報を入力します。

どのように登録するのかは派遣会社によって異なりますが、設置されているパソコンに直接入力するパターンが多いと思います。

パソコンの入力ができない人は、専用のフォーマットに記入することも可能です。

基本情報、職歴、職務内容、希望条件、OAスキル、などを登録します。

一般常識テスト

多くの派遣会社で実施しています。

漢字の読み書き、簡単な計算問題、ビジネスマナーなどについて出題されます。

社会人として勤務経験があればそれほど難しい内容ではありません。

スキルチェック

パソコンを使う仕事を希望する場合、スキルチェックも受けることになります。

私が勤務していた派遣会社では、Word、Excel、PowerPointのスキルチェックが用意されていました。

デザイナーなどクリエイティブ系の派遣をしていたときは、Macを使ったスキルチェックも実施していました。

面接

ひととおり登録にあたって必要な作業をした後、最後に面接があります。

人材コーディネーターから職歴の確認や、希望条件の確認があります。

場合によっては、お仕事の紹介を受けることもあります。

派遣会社の面接でチェックしているポイントとは?

では、面接ではどのような点をチェックしているのでしょうか。

第一印象

派遣先にスタッフを紹介するにあたって第一印象は重要なので、意外としっかり見られています。

面接をするコーディネーターとの相性もあると思いますが、私は第一印象にかなりウェイトを置いていました。

笑顔で姿勢よく、ハキハキと受け答えしましょう。

初対面でポジティブな印象を与えられるかどうかで、その後、派遣会社からお仕事紹介があるかどうかが決まります。

服装・髪型・身だしなみ

第一印象にも通じますが、やはり見た目は大事です。

派遣登録だからと気を抜いて行ってはいけません。

服装はスーツでなくても構いませんが、スーツの方が印象はよいです。

オフィスカジュアルで行く場合でも、ジャケットを着用するなどキチンと感が伝わる服装を意識しましょう。

オフィスワークを希望するのであれば極端に明るい髪色はNGですし、メイクやネイルも控えめがベターです。

シャツがシワだらけになっていないか、靴が汚れていないか、など細かいところにも気を配るようにしてください。

丁寧で適切な言葉が使えているか

間違った尊敬語や丁寧語を使っていないか、言葉を正しく使えているか、面接をしながらチェックしています。

丁寧に言えば印象がよいというものではありません。

自分の言葉で気持ちが伝わる話し方の方がずっと印象がよいです。

コミュニケーション能力

ココもかなり重要視するポイントです。

コミュニケーション能力が高ければ、多少スキルが劣っていてもカバーできるからです。

相手の目を見てハキハキ話ができるか、ただ質問に答えるだけではなくて会話を膨らませることができるか、口調に抑揚があるか、などをチェックしています。

自分らしさが伝わる話し方ができればハナマルです。

表情

笑顔で受け答えするように意識しましょう。

ですが、慣れない雰囲気で緊張してしまうのもよくわかるので、笑顔を見せる努力が伝わるだけでも十分です。

面接の間、にこりともせず全く表情が変わらない人は、登録はできてもお仕事の紹介を受けることは難しいでしょう。

志望動機

なぜ派遣で働きたいと思ったのか、派遣会社としては気になるところです。

エントリー希望の求人があれば、なぜその仕事に応募したいと思ったのか、説得力のある志望動機を語れるようにして行ってください。

「なんとなく派遣だったらラクそう」「とりあえず登録しておこうかな」なんて気持ちが伝わった瞬間、お仕事を紹介してもらえる可能性はゼロになってしまいます。

正社員や契約社員の転職活動と同じ気持ちで派遣登録に行きましょう。

派遣会社が求職者に求めていることとは?

前述の面接でチェックしているポイントにもつながりますが、派遣会社が求職者に求めていることを解説いたします。

最低限のビジネスマナーと一般常識

派遣会社側の気持ちを正直に話すと、【派遣先からの派遣スタッフの評価=派遣会社の評価】になるので、あまりにもビジネスマナーや一般常識が備わっていない人にはお仕事を紹介したくありません。

言葉遣いが丁寧、TPOをわきまえた話し方ができる、仕事をするうえで差しさわりのない程度の漢字の読み書き・計算ができるなど、社会人として当たり前のことが当たり前にできていることは、お仕事を紹介する上で最低限の条件です。

就業意欲

なぜ働くのか、目標をはっきり持っている人は好印象です。

未経験の職種にチャレンジしたくて派遣も選択肢に入れた、ダブルワークをしたいので派遣の方が融通が利く、留学のために貯金をしたい、どの理由も働く意欲が感じられます。

就業意欲がある人は積極的に仕事に取り組んでくれるので、派遣先からも高評価をいただくことが多いです。

「今まで正社員で働いてきたけど残業が多くて給料も安いから、それなら派遣の方がラクかな」なんて意識で登録に来てる人はすぐわかります。

柔軟に対応できるか

派遣就業は、雇用主が派遣会社で、就業先が派遣先となります。

雇用契約や業務内容を変更したいときは、派遣先から派遣会社に打診がきて、それを派遣会社から派遣スタッフに伝えることになります。

このように直雇用とは違って間にワンクッション挟むため、より柔軟に対応できる人が好まれます。

面接で希望条件をヒアリングするときも、「絶対にこの条件じゃないと働きたくない!」と希望職種から残業時間、時給までキッチリ提示されてしまうと、「融通の利かない人だなぁ」という印象が強く残ってしまいます。

希望条件を伝えることは大事ですが、少し幅をもって伝えるとよいでしょう。

責任感があるか

契約途中でいきなり辞めたいと言い出したり、派遣会社への連絡なしに欠勤したりすると信頼関係が築けません。

過去の職歴や業務内容をヒアリングしながら、責任をもってお仕事を引き受けてくれるかどうかを判断しています。

派遣会社の募集で良い求人を探すための方法

派遣の求人ってものすごくたくさんありますよね。

その中から自分にピッタリ合った求人を探し出すためのコツを教えます。

1.派遣会社を選ぶ

大手だと求人数が多いので、必然的に条件に合った仕事も見つけやすいです。

働きたい業種や職種が決まっていれば、その業種・職種に特化した派遣会社を選ぶのも手です。

2. 派遣会社ホームページに掲載される求人をこまめにチェック!

派遣会社のホームページには必ず自社の求人情報を公開しているページがあります。

すでに派遣登録が済んでいれば、スタッフナンバーだけでエントリーすることも可能です。

派遣会社としては、できるだけ求人広告費をかけずに派遣スタッフを決めたいので、新しく依頼を受けた求人はなるべく早くホームページに公開します。

求人情報は日々変化するので、こまめにチェックして気になる求人があれば気軽にエントリーしてみましょう。

3.自分にとって最も重要な条件を決めておく

職種、勤務時間、時給、残業の有無など、希望条件を挙げればキリがありませんよね。

ですので、自分が最優先したい条件は何なのかを決めておくと仕事選びもスムーズです。

ただ、派遣会社に紹介された求人を断るときは、できるだけ具体的な理由も添えましょう。

「希望の時給額より低いので…」と言うよりも、「一人暮らしをしていて、最低でも手取り〇万円のお給料がほしいので今回のお仕事は辞退させてください」といった具合です。

角が立たないように断れば、次回以降も派遣会社からお仕事紹介の連絡がくるはずです。

4. 経験のある業界・職種から探す

派遣スタッフを必要としている派遣先はどんなところか?

を考えときに、「人手が足りないので即戦力になる経験者がほしい」という派遣先はとても多いです。

そうなると、経験のある業界・職種に応募すると、決まる確率が高くなりますし、働き始めてからのミスマッチも少ないです。

5. 派遣会社の営業・人材コーディネーターと仲良くなる

派遣会社と良好な関係を維持することも、良い求人を引き寄せるポイントです。

原則、依頼を受けた求人は、自社ホームページや派遣求人サイト、ハローワークなどに掲載しますが、まれにものすごく急いでいて求人掲載の手配をしている時間がないときがあります。

そんなとき、まず最初に仕事紹介をするのはどんなスタッフだと思いますか?

それは、営業や人材コーディネーターの記憶に残っているスタッフなのです。

「この前、単発の仕事を引き受けてくれたAさん、確か同じ業界での勤務経験あったはず!」とか、「昨日〇〇の案件断られたBさん、希望条件にベストマッチじゃないけど打診するだけしてみよう」というように、まずは記憶に残っているスタッフから打診するのです。

マッチング(人選)の効率を挙げるためにシステム化が進んではいるものの、まだまだ人為的作業の割合が大きいので、営業や人材コーディネーターと仲良くなっておくとお得です。

採用されやすい人とは?

派遣スタッフとして採用されやすい人には共通していることがあります。

ココを抑えればお仕事を紹介してもらえる件数もグンと増えます。

長く働いてくれそうな人

例えば、3ヶ月更新の長期のお仕事を紹介するとき、派遣会社としてはできるだけ長く働いてほしいのが正直な気持ちです。

派遣スタッフの中には、「3ヶ月更新ってことは、6ヶ月働いて辞めてもいいや~!」と思っている人もいるので(信じられないのですが、よくいます)、派遣登録の段階で長く働いてくれるかどうかは、しっかり見ています。

例えば、過去の職歴の退職理由や、今後一年以内に留学や転居の予定がないかなどを聞いて判断します。

物腰の柔らかい人

直接雇用であってもそうですが、良好な人間関係を築けることは仕事をするうえで重要です。

特に派遣スタッフの場合は、雇用主と就業先が異なるので、派遣会社とも派遣先ともうまくやっていけるような人柄が好まれます。

いくらスキルが高くても、自分の意見をズバズバ言ってしまうタイプの人は派遣スタッフ向きではないです。

派遣会社の要望をきいてくれる人

派遣会社も無理なお願いだとわかっていながらも、打診しなくてはいけないときが多々あります。

そんなとき、快く引き受けてくれる人は好印象です。

例えば、本当は長期の仕事を希望してたけど急ぎの単発案件があって打診したときに引き受けてくれたり、「このお仕事に興味を持ってくれそうな知り合いいませんか?」と聞いて友達を紹介してくれたり。

こういうスタッフには、お仕事を紹介したくなります。

やりたい仕事が明確な人

「なんでもいいので定時で帰れる事務がしたいです」という人よりは、「簿記の資格を取ったので経理事務でスキルアップしたいです!」という人の方が仕事を紹介しやすいです。

とにかく事務の仕事を幅広く紹介してほしいときでも、「今までの経験から○○や▲▲だと経験を活かせると思いますが、新しい職種にもチャレンジしてみたいです!」と伝えると印象がよいですよ。

レスポンスが早い人

メールの返信や電話の折り返しもそうですし、紹介した仕事にエントリーするかどうかの返答も早いにこしたことはありません。

ささいなことですが、派遣会社はそこからお仕事を紹介したときの仕事ぶりまでもイメージしています。

まとめ

派遣会社の面接や求人について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

初めて派遣登録に行く人も、今まで派遣登録の経験がある人も、ぜひ参考にしてみてください!

派遣の登録面接を受けるときは、こちらの記事を参考に!



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派遣社員として働く「働き方」にも様々な形が存在します。派遣社員とは、登録している派遣会社から仕事を紹介してもらい、登録している派遣社員として依頼された仕事先に派遣されて業務を行うことが主流となります。募集要項の中には、派遣社員として登録した上で登録した会社のみで働く派遣社員として働く形もあれば、各地に派遣されて様々な現場を経験する働き方など様々です。また、派遣社員でも契約期間にばらつきがあります。数年単位での契約をする「派遣社員」もいれば、数か月という短期間で契約をする「短期派遣」もあります。その中でも最も短い契約期間が「単発派遣」をする派遣社員になります。では、単発派遣とはどのような働き方な

東京派遣求人の募集内容にはどんなものがある?バイトや契約社員との違いや正社員になるために必要なこと

新たに仕事を探したいと思う場合、ネットや求人情報誌から情報を得る方は多いことでしょう。気になる職種の選択はもちろん、雇用形態も確認したいところではないでしょうか。人気の雇用形態として派遣というものがあります。多くの方は派遣という言葉はご存知かと思いますが、具体的に派遣として働くとはどういうことでしょうか。今回は、東京に焦点を当てた、東京の派遣求人を紹介します。東京派遣求人の募集内容とは?日本全国での2016年度の派遣会社の事業所数は81,530か所となっています。(参照:日本人材派遣協会)かなり多くの派遣会社が存在し、仕事の募集を行っていることが分かります。では具体的に東京での派遣の募集内容は

商社派遣求人の募集内容にはどんなものがある?正社員との違いや、派遣社員から正社員にステップアップする方法もお教えします

商社で活躍してみたいと思っているなら、まずは派遣で働くことを考えてみませんか?商社の派遣求人の職種や正社員との違い、また実際に派遣社員から正社員にステップアップした方の事例をご紹介します。商社の派遣とはどんな業種?商社はメーカーとは違い自社で製品を作りません。自社で製品を作らず既にあるモノを購入してそれを販売するというスタイルです。仕入れて自社の利益をプラスして売ります。仕入れるモノは製品だったりサービスだったり様々です。商社の派遣求人でよくある職種6選商社の派遣でまず思いつくのは貿易事務、次に営業事務でしょうか。それ以外の職種もあるので、ここでは6個の人気職種をご紹介します。貿易事務輸出入・

派遣のメリット6選。こんな人には絶対おすすめです!

仕事の多様化が広がっている今、当たり前であった正社員という働き方の他に、派遣社員も選択の一つとして多くの意味を持つようになりました。以前では「正社員になれないから繋ぎ」や「不安定な働き方」など、そのようなイメージが強い派遣社員ですが、人によって正社員としての働き方が合っている方もいれば、派遣社員としての働き方が合っている方もいます。そこで、派遣社員として働くメリットと、向いている人の特徴をまとめました。派遣の仕事ってどんな仕事?派遣社員はそもそもどのような働き方なのでしょう。アルバイトやパート、正社員はその雇用先と直接雇用契約を結び、仕事をします。それに比べ、派遣社員は派遣会社が間に入り就業先

単発派遣の仕事を選ぶ時の3個の注意点を体験談から解説!失敗したことややって良かったと思うことまで

皆さんは短期の派遣の仕事の経験はありますか?単発派遣の仕事をするきっかけは、アルバイトの掛け持ちであったり、空いた時間に稼ぎたかったりと、単発で仕事ができる場所を求め始めて経験することがほとんどだと思います。そんな単発仕事ができるのが単発での派遣業務になります。派遣社員として登録をしてから短期の仕事(1日~数か月)を商会してもらうという形になります。では、単発派遣をするにあたり、どのようなところで注意しなければならないのでしょうか。ここではそんな単発派遣の注意点を経験談をもとにご紹介できればと思います。ぜひ参考にしてみてください。単発派遣の仕事の働き方そもそも単発派遣とはどのようなものなのでし

単発派遣とはどんな仕事?「短期派遣」やいわゆる「派遣」との違いやよくある募集職種

皆さんは「派遣業務」の働き方に違いがあるのはご存知ですか?派遣業務には様々な業種があるのは知っている方も多い中、派遣業務としての「働き方」にも様々な形があるのは実際に働いた人にしかわからない情報でもあります。ここでは、そんな派遣業務の働き方の違いがよくわかる「短期派遣」などの「派遣業務」としての働き方についてをご紹介できればと思います。そもそも「短期」で働く派遣業務とはどのようなものなのか。「単発派遣」とはどのようなものなのか。実際に働いてみないとわからない派遣のシステムについてもご紹介していきます。また、ご紹介に伴って派遣求人によく見られる募集職種についてもご紹介できればとも思います。ぜひ、

名古屋の派遣求人の仕事でよくある職種や時給相場、仕事が多いエリアを地元民が解説します

愛知県の派遣求人を探すときにお勧めしたい場所が名古屋市です。名古屋市は愛知県の首都で、各種商業施設も多数あり働く場所もたくさんあります。そのため、派遣求人も件数が多く、派遣求人を探すのにうってつけの場所でもあります。実際にご紹介させていただく私も名古屋市で派遣登録をして様々な職種を派遣職員として勤務してきました。愛知県の中でも仕事件数が多く時給相場も高いので派遣求人を探すのであれば名古屋市をおすすすめしたいです。そこで、ここでは名古屋市の派遣求人についてをご紹介していきます。実際に経験したことも踏まえご紹介していきますのでぜひ参考にしていただければと思います。名古屋の派遣求人の仕事でよくある職

愛知の派遣求人の仕事でよくある職種や時給相場、仕事が多いエリアを地元民が解説します

愛知県で転職を希望されている方で、遠方から転職先をお考えになっている方や県内で転職を希望されている方など様々な方が多くいらっしゃると思います。愛知県は日本三大都市のひとつでもあり、県内で働いている人の中では愛知県出身の方以外の方も多く在籍していらっしゃいます。では、愛知県で派遣の仕事を探す際にどのように探すことで良い求人と巡り合うことができるでしょうか。今回は愛知県の派遣求人について様々な情報をご紹介できればと思います。愛知県の派遣求人の仕事でよくある職種を紹介します愛知県の有効求人倍率は全国と比較しても多い傾向にあります。その中で派遣求人がどのような形式で募集されているのかをご紹介していきま