2021年5月7日

派遣として働きたいけれど、「大手の派遣会社の方が良いの?」「どこの派遣会社に登録すれば良いのか全然分からない!」という方は多いのではないでしょうか。

今回は派遣会社の失敗しない選び方のポイントや、派遣会社に関する疑問などを詳しく解説していきたいと思います。

自分に合った派遣会社を見極めてから登録することをおすすめしますので、少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

派遣社員として働くメリットとデメリット

派遣という働き方を選ぶ人は多いですが、派遣を選ぶ理由は何でしょうか。

派遣で総合商社に勤めた経験から、派遣で働くメリット・デメリットを検証します。

メリット

勤務時間や勤務地を選べる

正社員であれば配属部署や職種を自分で決定することはできません。

勤務時間や勤務場所についても、会社の指示に従うことになります。

本社採用など勤務地が決まっていることもありますが、それでも転勤や配置転換の可能性もあり得ます。

派遣社員であれば、はじめから勤務時間や勤務地、職種などの諸条件を提示された上で仕事を選ぶことができます。

これは派遣の大きなメリットです。

好きな期間だけ働ける

例えば1年だけ仕事に集中してお金が貯まったら留学したいという人などにとって、派遣社員は理想的な働き方と言えます。

もし働いてみてイメージと違ったとしても、期間限定となれば何とか乗り切ることもできるでしょう。

正社員の場合は、短い期間で辞めるとなるとかなりの勇気を要します。

気楽に好きな期間だけ働けるというのも大きなメリットです。

スキルを活かせる

正社員でもスキルを活かすことは可能です。

しかし、語学を活かしたくて入社したのに殆ど使わない部署に配属されてしまったという話もよく聞きます。

派遣社員であればはじめからスキルを提示して、そのスキルを必要とする職場に応募することができます。

デメリット

雇用期間に限度があり、次の仕事が見つかる保証はない

派遣社員には一つの職場に勤められる期間が最長3年までという決まりがあります。

契約期間が満了したら次の仕事を探さなければなりません。

すぐに決まらなければ、しばらく無職状態が続くこともあるでしょう。

その間は収入もなく不安を感じることから、正社員を目指す人も少なくないようです。

交通費が出ない場合がある

派遣会社の取り決めによっては、交通費が支給されないことがあります。

交通費支給の有無は意外と大きいものです。

必ず確認しておくことをおすすめします。

勤め先の福利厚生は受けられない

福利厚生に関しては派遣会社のものが適用になり、勤め先の福利厚生は基本的に受けられません。

健康保険など基本的なものは派遣会社を通して加入できるので、困ることはないでしょう。

しかし、勤め先の社員が受けている保養所や割引特典などは利用できないということは認識しておきましょう。

派遣会社を選ぶときに気をつけたいポイント

数多くある派遣会社ですが、選び方のポイントは何でしょうか。

どの派遣会社に登録すれば良いの?

自分の得意分野、やりたい仕事は明確に決まっていますか?

例えば「外資系の金融事務の仕事に絞って探したい」「IT系エンジニアの資格や経験を活かしたい」などはっきり決まっているのなら、派遣会社も専門分野に強いところに登録することをおすすめします。

件数が多すぎると絞るのも難しくなるので、はじめから特化した分野に強い派遣会社に登録した方が効率よく職探しができます。

特化した分野ではなく幅広く職探しをしたい人、一般事務など多くの業界で募集があるような職種などであれば、まずは求人件数の多い大手派遣会社に登録することをおすすめします。

登録する派遣会社の数は一つ?それとも複数が良い?

個人的には二つ程度の派遣会社に登録することをおすすめします。

求人件数が多い大手と、自分の興味がある分野に強い派遣会社の二つです。

あまり沢山登録しすぎると紹介電話がひっきりなしに架かってくるかもしれませんので、2社~3社登録しておけば充分でしょう。

希望に沿った求人を紹介してくれそう?

派遣会社に登録すると、まずは希望条件を確認されます。

職種や勤務時間、勤務場所、給与など細かなところまで伝えることができるので、まずは思いつく条件は全て伝えましょう。

その上で希望に合った求人が見つからなければ、条件を変更したり希望を譲歩していきます。

希望に全く合わないような案件を紹介されることはまずないので安心してください。

就業後のサポート体制はしっかりしている?

私が派遣社員として総合商社に勤務していた際は、定期的に派遣会社の担当者から就業の様子を確認する連絡がありました。

また私以外にも同じ派遣会社から派遣されてる人たちがいたので、派遣会社の担当が会社に来る用事もあり、その時は私の職場にも様子を伺いに来てくれました。

様子を常に分かってくれている人がいるというのは安心です。

派遣先を選ぶときに気をつけたいポイント

派遣先に派遣社員が複数いると初めての方も安心です

同じ立場の人がいるというのは安心できるものです。

お互いに情報交換したり一緒にランチに出たり孤立しないで済むというのはありがたいことです。

派遣先の雰囲気は?面接の際に可能なら職場を見せてもらうのもあり!

面接の際に、可能であれば職場見学を申し出てみましょう。

自分が働く様子をイメージをしやすくなります。

雰囲気だけは見てみないと分かりません。

仕事内容などで不明点がある場合は面接の際にしっかりと確認を

働き始めてから「こんなはずじゃなかった…」とならないために、仕事内容をしっかり確認しておきましょう。

面接で顔を合わせる派遣先の社員には採用を考えている部署の人がいるはずですので、質問をすれば相手の受け答えから話がしやすそうかどうかなども見ることができます。

正社員を目指すなら紹介予定派遣もおすすめです

紹介予定派遣とは?

紹介予定派遣とは、派遣として一定期間勤務した後正式に正社員として採用する制度です。

試用期間を設けたり採用面接をするよりも、しっかり職場で働いてもらって見極めることができるので、企業側・採用される側の双方にとって有効な制度と言えます。

紹介予定派遣のメリット

企業側としては、試用期間のようにまずは派遣で来てもらって正社員として採用するか決めることができるというメリットがあります。

採用される側としても、自分が長く働きたい会社かどうか働きながら見極めることができます。

もし正社員採用されなくても違う企業で紹介予定派遣を紹介してもらうこともできるので、まずは紹介予定に絞って派遣してもらうという手段もあります。

紹介予定派遣求人を探すときは、こちらの記事を参考に!

まとめ

いかがでしたか?

派遣会社は非常に多くあり、働き方の選択肢も増えています。

どのように仕事探しをすれば良いのかと迷うこともあるでしょう。

後悔しないようにしっかり情報収集して、良い派遣会社、職場に巡り会えるように頑張ってください!



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