大学生の頃、筆者は学費がしんどかったので、なんとかお金を稼がねば、ということで大学に行く時間以外、朝は飲食店のアルバイト、昼から夜まで家庭教師やショップのアルバイト、それに加えて週に何度か日払い派遣というめちゃくちゃな生活をしていました。

ここまでやると、毎日働かなくても私立大学の学費を払って飲みに行けるくらいの金額が稼げます。

実は日払い派遣は割の良い仕事ばかりです。

興味がある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回は日払い派遣のアルバイトをしていた筆者の経験を元に、日雇い派遣の仕事の始め方についてご紹介していきます。

日払い派遣についておさらいしておこう

日払い派遣の良いところは、隙間時間を埋められる上に金払いが良いということです。

まずは隙間時間。

私が職場を複数に分けていた理由は、過剰労働にひっかからないということでした。

普通のアルバイトだとシフトは1日8時間しか入れられないし、残業もせいぜい2時間くらいです。

それに大学の講義もあるので毎日は働けないため、働ける日に長時間仕事を入れるにはどうしたらいいかと考えていました。

そこで、倉庫や工場作業が中心の派遣会社に登録し、空いた時間を埋めて働いていたという次第です。

しかも、日払い派遣は7時間くらいの勤務でも1万円くらいもらえたので、かなり割の良い仕事が多く助かりました。

ステップ1:登録する派遣会社を探そう

なんとなく稼げそうというのはわかってもらえたと思いますので、働くまでの流れを具体的に記載していきます。

まずは登録する派遣会社を探しましょう。

通勤距離で探す

これは結構大事な項目です。

派遣会社の事務所で給与を受け取ることが多いため、遠いとそれを取りに行くための交通費がバカらしくなってきます。

また、登録地から近いところの仕事を多く取り扱うため、自分の行動範囲から離れていないところで探しましょう。

仕事内容から探す

派遣会社によって取り扱う仕事に違いがあります。

私の場合は日中で気力を使い切っていたので、接客的な仕事は無理だと思い、淡々と仕事ができる倉庫や工場中心の会社にしましたが、日のある内にガッツリ稼ぎたければ資材運搬や引っ越し作業などの肉体労働系、人と関わる仕事が好きならイベントスタッフ中心の会社に登録するなど自分の好みで探しましょう。

時給や日給のベースで決める

派遣会社によっては、本当に簡易な作業しか取り扱わず、深夜勤務もほとんどないという場合があります。

こうすると、日払いというだけで他のアルバイトと大して金額が変わらず、時給換算で1,000円以下ということもあります。

日雇い派遣を選ぶなら、時給1,250円以上を探した方が良いです。

提携企業に大手メーカーや企業があるところを選ぶ

私の場合は経験がないので、たまたま一緒になった派遣スタッフから聞いた話ですが、その人が以前登録していた会社はかなり怪しかったそうです。

本人確認書類のチェックもなしで登録できたはいいものの、給与を受けとりに来ていた人たちに外国人が多く、実際に現場に行っても例えようもない胡散臭さがあって、直感的に「辞めよう」と思ったそうです。

大手メーカーや企業が提携先に含まれている派遣会社だとこのようなことはないので、リスク回避のためにもチェックしておきましょう。

派遣会社を探す際の注意点

上記を基準を基に派遣会社を探せば、特に問題はないはずですが、何かちょっとした違和感がある求人情報ならやめておくのが無難です。

また、ある程度有名な派遣会社の方が取り扱う仕事の数が多いので、空いた時間で仕事を入れやすい傾向にあります。

ステップ2:派遣会社に登録しよう

応募したい派遣会社が見つかったら登録しましょう。

応募と登録がいっしょくたになっているケースが多いので、同時にご紹介します。

登録会に参加

派遣会社が大きめの会社だと、事務所は各地にあっても主要支店で登録会が行われます。

希望する人が一斉に集められ、説明を受けた後、希望者はそのまま登録に移ります。

ネットと電話で登録

「履歴書不要!即日登録!」と書いてあるような求人はネットと電話だけで登録できます。

求人サイトの応募ページから登録し、その後の電話確認を受け取れば終了です。

単純に応募だけを済ませる場合

求人情報誌からの応募は、とりあえず電話をして「では、○日に履歴書を持って事務所に来てください」と言われます。

この時点では登録が済んでいないので、とりあえず話を聞いてみたいという人におすすめです。

登録の際の注意点

あまりありませんが、どんな会社でも登録できるような求人サイトだと、「なんか怪しい」という会社がないわけでもありません。

登録の前に企業名で検索し、ちゃんとコーポレートサイトが存在するか、所在地に不信な点はないか、口コミはどうかをリサーチしておきましょう。

ステップ3:面接を受けよう

「履歴書不要!」系の求人は、面接がなく登録した翌日から仕事に申し込めたりしますが、面接があることの方が多いです。

面接といっても落とされることはまずないので、緊張せずに顔合わせくらいの気持ちで行きましょう。

面接時の服装・持ち物

スーツを着る必要はありません。

穴の開いたジーパンにサンダルで行っちゃう人もいます。

ただ、それはさすがに冒険すぎるので、ある程度清潔感のある服装で行きましょう。

持ち物は、メモ帳、ペン、携帯電話(スマホ)、求められれば身分証明書や履歴書です。

携帯電話は、その場で仕事を申し込むアプリやサイトへのログイン方法を教えてもらうことが多いので、必ず持っていきましょう。

面接でよく聞かれること

「いつから働ける?」くらいです。

あとは、運転免許やフォークリフトの免許があるかなどを聞かれる程度で、それによって落ちたりすることはありません。

面接の際の注意点

イベントスタッフは若々しく元気で人当りの良い大学生が多いですが、その他は本当に色々な人が働いているので、なにかこれはNGというようなことは無いように思います。

案ずるより産むが易しといいますか、とりあえず遅刻せずに行けば大丈夫でしょう。

派遣会社の面接を受ける時は、こちらの記事を参考に!

ステップ4:面接合格後、仕事決定までの流れを確認しよう

面接に合格して登録が完了したら、あとは仕事を決定して働くだけです。

派遣の場合、仕事決定の流れが他のアルバイトとは全然違うので、しっかり確認しましょう。

希望シフトを出す

派遣会社ではなく、日払いで直接工場などに勤める場合はシフト制で、単に給与支払いだけが即日ということがあります。

このときは希望シフトを出します。

やりたい仕事を選んで申し込み

多いのはコレです。

たくさんの派遣社員と仕事を取り扱っているため、個別で斡旋してくれたり、シフトを組んでくれることはありません。

自分で仕事を探して自分で申し込みます。

登録した会社の派遣社員専用サイトやアプリにログインして、募集中の仕事を探しましょう。

勤務希望エリア、時間帯、日程、職種などで絞り込めるため便利です。

行ってみたい仕事があったら申込みをし、無事に通れば出勤予定として表示されるはずです。

ただ、人気の仕事からどんどん定員に達していくので、グズグズしていると「ご希望のお仕事はありません」が表示されるようになります。

希望シフトを出しておけば日程を会社側が組んでくれる、というものではないので、働きたいなら自分で仕事を探して申し込むほかありません。

派遣会社からのヘルプに応じる

急な欠員が出たときなどは、補充要員を集めるヘルプの電話がくることがあります。

大体直前で来るので時間的に間に合えば行き、迷惑がかかりそうだったら断りましょう。

ステップ5:当日の流れと注意点を確認しよう

では、行ける仕事を申し込んだら、いよいよ働きに行きます。

イベントスタッフ、警備、工場や倉庫での作業などに共通した当日の平均的な流れを確認しましょう。

早めに起きて体調や情報を確認

これから行く場所の環境は全くわからないので、暑くても寒くても耐えられる体調かどうか、早起きして確認しましょう。

もし体調が優れない場合は早めに派遣会社に相談の連絡をする必要があります。

もちろん前日に全然寝ないで行くと倒れます。

体調が大丈夫なら、持ち物を再度確認します。

軍手やカッター、マジックなど必須の備品を忘れると迷惑をかけてしまうので、忘れないようにしましょう。

また、工場地帯やイベント会場ではコンビニも結構遠かったりするので、食事や飲み物はちゃんと持っていきます。

また、当日は動きやすく清潔感のある格好で行くようにしましょう。

ダルンダルンのTシャツにズタボロのジーパン、サンダルはNGです。

見た目から汚い感じ、作業ができないようなチャラチャラした格好、などでなければ大丈夫。

服装の規定などの事前情報があればそれに従います。

現地か集合場所までは自腹で行く

電車やバスなどの公共の交通手段で行ける場所には自腹で行きます。

早朝・深夜で手段がない、バスが1時間に1本しかないなど行くのが困難な場合は、最寄駅まで送迎バスが来てくれることがほとんどです。

この場合、集合時間に遅刻するとバスは行ってしまいますから、絶対遅刻しないようにしましょう。

送迎バスが見つからない、工場地帯は似たような建物ばかりでどれだかわからない、駅の出口を間違えるなどのトラブルを考慮して、10分前には到着しているくらいの余裕を持って出発します。

現場についたら簡単な説明を受ける

その日の流れや作業内容の説明、担当の社員さんの紹介を受けます。

ポケットなどに持ち物を入れて良い場合はメモ帳に書いておくと、忘れずに実行できておすすめです。

着替えや荷物を預ける

工場や倉庫は未発売の商品なども取り扱う関係上、携帯やスマートフォンを持ちこめないようになっているため、鍵付きのロッカーに預けることもあります。

また、食品を扱う場合は衛生管理のために防護服のようなものに身を包み、靴にもビニールをつける、長靴を履くなどします。

作業を開始する

指示に従いながら作業を開始します。

最初はベテランスタッフさんがお手本を見せてくれるため、1回で覚えるようにしましょう。

1回で覚えられるようなことばかりなので、そんなに気構える必要はありません。

また、判断に迷うようなイレギュラーがあれば、質問すれば答えてくれます。

ちんたらやっていると印象が悪いので、極力テキパキ動きます。

仕事が十分に早く終わると、給与は変わらないのに早めに帰らせてもらえることもあるため頑張りましょう。

休憩は指示に従う

時間になると社員さんが「休憩時間にしましょう」と言ってくれるので、指示にしたがって休憩をとります。

これは、最初の説明で時間が決まっていることもあれば、担当の仕事ごとにタイミングを見て決めることもあるのでバラバラです。

一度休憩に入るときは、使っていたインカムやバーコード読み取り機などの備品を返却するので、忘れないようにしましょう。

忘れ物が無いかを確認する

休憩のときもそうですが、現場で使うボールペンやメモ帳、服のボタンなどの紛失が大問題になることがあります。

何かしらの商品に紛れ込んでしまった可能性が考えられるからです。

破損や汚損の原因となりますから、絶対に落としたり無くしたりしないように気を付けつつ、念のため忘れ物がないかの確認もしましょう。

また、ロッカーに預けていたものなども忘れてしまうと、気づいてから取りにいかなければならないので交通費がもったいないです。

現地で給与を貰える場合は貰う

あまりありませんが、仕事終わりに現地で即日支払をしてくれる場合は忘れずに貰ってから帰ります。

貰い忘れると引き返さなければならないし、社員さんを待たせて迷惑をかけてしまうので要注意です。

仕事終わりは迅速に現場を出る

残業を頼まれないときは迅速に帰ります。

帰りも送迎バスを用意してくれることがあるので、遅れないように身支度して場所に向かいましょう。

イベントスタッフなどの場合も、撤収は迅速にするのが基本ですから、ウロチョロしてはいけません。

注意点

当日出会った派遣スタッフの人と仲良くなるのは問題ありませんが、身元がはっきりしていないので安心できる人物かどうかはわかりません。

とくに身元確認をしないで登録できてしまう派遣会社の場合は、実在しない人物になっていることだってあるのです。

また、毎回違う場所で違う人と働くことが前提ですから、そこで起きた人間関係のトラブルは派遣会社も想定していませんし、相手の身元を開示してくれることもありません。

トラブル回避のために、連絡先をむやみに交換しない方が良さそうです。

まとめ

私の経験してきた日払い派遣のアルバイトは、どれも単純作業でしたが楽しいものばかりでした。

とくに洋服の倉庫で働いた時は来季の新作ばかりが並んでいて面白かった記憶があります。

色々な仕事を体験できるチャンスになるので、日払い派遣のアルバイトに挑戦してみましょう。


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