皆様、アルバイトを探すときどんなお仕事を探しますか?

数あるアルバイトの中でも圧倒的に求人が多く、かつその職を選ぶのが多いのが飲食系ではないでしょうか。

その中でも居酒屋のアルバイトを選ぶ方も少なくないのではないでしょうか。

何を隠そう筆者も、居酒屋を含め3つの飲食系アルバイトを経験してきました。

ちなみに筆者は全ての飲食系アルバイトでホールスタッフ担当でした。

その経験から、居酒屋のアルバイトできついと感じたことなどについて紹介したいと思います!

居酒屋のおおまかな仕事内容とは?

気持ちよくお客様をお迎えして、元気よく接客、テキパキと飲み物やお食事を提供して、また気持ちよくお帰り頂く。

これが全てと言っても良いでしょう。

とは言えこれだけではどんな仕事をしているのか、細かいところが気になりますよね?

もう少し細かい説明をしていきますね。

元気よく接客

上記でも述べたように、これがほとんどと言っても過言ではありません。

アルバイトを始めたばかりの頃は、品出しもお会計もほとんどのことが出来ないことだらけ。

その中でも唯一出来ること、それが大きな声で、元気よくお客様をお迎えしたり送り出すことです!

入店されたお客様の人数をお伺いして、席にお通しする。

ドリンクの注文を受けて、厨房に通す。

ここまでが最初に覚えさせられることですね。

お店の雰囲気にも左右されるので、必ずしも大きな声で接客すれば良いというわけではありませんが、多くの居酒屋で求められる能力ではないかと思います。

体育会系の部活に所属している、していた人が馴染みやすいのはこういったところが理由ですね。

オーダーを通す、品出し

この二つが最初にぶち当たる難関になる人も多いのではないでしょうか。

まずお店独自の省略した名称でオーダーを厨房に通します。

デジタルのオーダーシステムを使っているところではこの必要はないかもしれませんが、筆者が勤めていた職場では、メモ帳にオーダーをメモして口頭で厨房に通す形だったので、はっきり大きな声で明瞭に伝えないとオーダーが通りません。

ここでも大きな声が求められます。

厨房は常に食器や調理器具が立てる音、人が動き回る音で溢れかえっています。

オーダーメモも渡しますが、基本的に口頭で伝えておいた方が厨房スタッフも作業をしながら、次のオーダーについて考えられるので大きな声でオーダーを通すのも大事な仕事です。

かつ、季節ごとの料理やドリンクが出るお店だとその都度新しい商品名と、オーダーを通す際の省略名を覚える必要があります。

これが人によって省略名が違う場合があるので、きちんと厨房スタッフとこういう名前で通すよという意識のすり合わせをしておく必要があります。

次に品出しは同時に沢山の品を運ぶ必要があります。

ジョッキに入った飲み物などは両手に3杯ずつ持つと、それだけで腕がつりそうになるくらい重いです。

ただジョッキは重いだけで、運びやすいので最初のうちは任されることが多いかと思います。

問題は料理です。

注文が多いと同時に何皿も運ぶ必要があるので、これは練習しないと持ち上げることすら出来ません。

筆者も最初の頃は片手に3皿持つことが出来ず、料理の乗っていないお皿で空いている時間に持ち上げる練習をよくしていました。

同僚は最高で片手で4皿持っていましたが、手の大きさやバランス感覚も必要とされるので慣れないうちは確実に運ぶことを念頭に置いて品出しをした方が良いです。

お会計

こちらも慣れないうちは大変な作業の一つになります。

先ほども申し上げた通り、筆者が勤めていた居酒屋はオーダーがメモ帳を使用して口頭で通すくらいアナログなので、お会計もアナログ計算になります。

その際問題になるのがドリンクの数です。

料理は同じものを何品も注文するということは少ないのですが、ドリンクはそうはいきません。

特に注文が多いビールやサワー系のドリンクは慣れていないうちは注文が何杯目なのか、カウントが間違っていないのかと心配になることが多々あります。

基本的には社員さんがお会計業務はしてくれますが、その為にもオーダーを確実に記録しておく必要があります。

私は小規模な個人経営の居酒屋ばかりを体験しましたが、大型チェーン店になるとオーダーミスやカウントミスなどが起きないようにホールスタッフ同士の連携も必要になると思います。

掃除、雑用

上記で述べた、元気な接客よりも先に任されることが多いのがこちらのお仕事。

店先を掃いてきて、テーブルの上拭いて、終わった食器類をさげてきて、トイレ掃除して、緊急の買い出し行ってきて、メニュー表の作成出来るかな?などなど。

本当に細かな仕事を任されることが多いです。

特に個人経営のお店だと、社員さんはほとんどが厨房スタッフを兼任していることが多いので、ホールに関することはホールスタッフが頑張ってやってね!というスタンスでした。

特に飲食物を扱うという点からも、掃除は常に手が空いているときには行っていました。

アルコール除菌をテーブルから座席、メニュー表まで吹きかけてみたり、暇を見てはトイレの点検を兼ねて掃除に行ったりなどですね。

チェーン店ではここまでではないかもしれませんが、掃除関係のお仕事は高確率で必ず担当することになると思います。

居酒屋の仕事がきついと感じる6個の瞬間とは?

同僚は明るく元気で、まかないも支給されて、深夜帯だと時給も高くなる。

居酒屋バイト楽しい!と思うことももちろんあります。

でも、これは無理。

辞めたい、つらいと思う瞬間も度々訪れます。

それがどんな時か事前に把握して、心構えをしておきましょう。

とにかく臭くなる

最初がそれ?と思うかもしれませんが、筆者はこれが何よりも1番辛かったです。

主に、たばこ、お酒、料理、そして汗の臭いが混ざり合って、飲食店特有の臭いを放ちます。

それぞれ単体であれば耐えることができても、これが混ざると本当になんとも耐え難い臭いを放つんです。

働くまで気づかなかったのが料理の臭いでした。

美味しいご飯のいいニオイかと思いきや、厨房からあふれ出る油の臭い(だと筆者は思っています)にほとんど飲み込まれます。

油がこびりついたフライパンを、料理をした後洗わないで何日か置いておくと油が酸化して何とも言えない臭いになっていませんか?

あの臭いです。

それにたばこ、お酒、汗が混ざるので・・・。

バイトが終わってそのまま友達と遊びに行くのが毎回申し訳なるくらいだったのをよく覚えています。

可能な限りバイト終わりにはシャワーを浴びる時間を設けることをお勧めします!

酔っぱらいに絡まれる

これは働いているお店の雰囲気にもよりますが、客層がサラリーマンが多かったり店員さんと比較的ラフな感じで交流することがある店舗によくある光景です。

特に女性のホールスタッフは、介抱を理由に体を触られたり、連絡先を教えて、学校を教えて、仕事何時までなの?としつこく絡まれることも多いです。

そんな時には、社員さんや先輩、もしくは男性スタッフに担当を変わってもらったり、ホールから離れて掃除や厨房での洗い物など、別の仕事を割り振ってもらうなどして対処しましょう!

悲しいことに、慣れてくると酔っ払いのあしらい方を嫌でも覚えるので、多少のことでは動じなくなります。

かと言って無理に耐えたり、我慢はしないでセクハラまがいの行為を受けた時にはすぐに相談したり、助けてもらえるような職場の人間関係を作っておくことも大切ですね。

掃除が大変

酔っ払いとトイレってなんであんなに惹かれあうんでしょうね。

確かにホール内が大惨事になるよりは遥かに片づけやすいですが、なんでそこまで汚せるのと頭を抱えたくなる現場に何度も立ち会いました。

特に男子トイレの惨劇は女子トイレではお目にかかれないものが多かったです。

細かい描写は避けますが、なんでこんなものを掃除しているんだろうと心を無にした時間が沢山ありました。

お客さんが怖い、スタッフも怖い

繁忙時は特に過激さが増します。

料理が出てこない、頼んだものが出てこない、遅い。

お客さんは我が儘です。

絶対注文してますからというものを、こんなの頼んだ覚えはないと突き返されたり、お会計の時にごねだす方もいます。

そして、それに呼応するようにスタッフの機嫌も悪くなることがしばしばあります。

お客さんに怒られたイライラの矛先が、同僚や後輩に向くパターンですね。

特に仕事を始めたばかりで、ただでさえミスが多かったり分からないことが多い時期に重なると最悪です。

もしこれから居酒屋でのアルバイトを始めようかなという方は、そのお店が暇そうな時期を把握してそのタイミングで入ることをおすすめします。

休みがとれない

これは職場のスタッフの数にも左右されますが、希望通りに休みがとれないことがままあります。

特に働いている居酒屋の近くでお祭りやイベントが開催される。

またはお盆やクリスマスなど、世間一般のイベントの時期はお店も稼ぎ時なことが多いので、いつもよりもスタッフを増やして対応することも多いです。

その為、自分もイベントに行きたい!休みが欲しい!となっても休みをもらえないことがどうしても多くなってしまいます。

これも日ごろからの職場の人間関係に左右されることがあるので、休みを譲り合ったり、どうしてもこのイベントは避けられないというときには、出来るだけ早めに職場の人全員に知らせるように周知しておきましょう。

帰りの時間が読めない

これは遅番など、閉店の締め作業まで残る際に起きる問題です。

お客さんは我が儘ですので、閉店時間を過ぎても中々お帰りにならない方がいます。

ちゃんと歩いてお店の外まで出られる状態ならいいのですが、酔いつぶれて寝てしまっている、しかも一人で来店しているなんてお客様の場合はお帰りになるまでが大変。

誰かと一緒に来ていればその方が連れ帰ってくれますが、そうでない場合は何度も声をかけてタクシーや代行を手配して、必要があればどこまで行くか運転手さんに伝えて送り出します。

そのあとに掃除や閉店作業を行うのでどうしても帰りの時間が遅くなる場合があります。

もちろんこんな風に閉店後も残るお客様が毎回いるわけではありませんが、そういう場合もあると認識しておいた方がよいですね。

つらい時もあるけど、居酒屋の仕事がおすすめの理由

スタッフ間の絆が強くなる

繁忙時を共に乗り切ったスタッフは、戦を乗り越えた戦友みたいなものです。

アルバイトに費やす時間が多いほど、自然と絆は深まります。

同年代のスタッフも多いため、店休日には一緒に遊びに行ったり店長主催のバーベキューで騒いだりと楽しい思い出も沢山残っています。

また、学校やクラブでは得られない知人が増えていくので、自然と友達の輪も広がっていきます。

交友関係が広がるのは居酒屋バイトのいい点ですね。

思わぬ知り合い、人脈が出来る

こちらは上記のようなスタッフ間の知人ではなく、お客様との交流によって縁が巡ってくる場合です。

もちろん酔っ払いもいてお客様の相手は大変なことが多いですが、そんな中でも普通に会話をしてそこから新しい仕事がもらえる場合もあります。

筆者はお客様からの紹介でアルバイトの働き口が増えましたし、友人はお客様と付き合い始めたという人もいます。

アルバイトしているのが学生だと、卒業したらうちの会社に来てよ、なんて名刺を置いていかれたりするお客様もいました。

これは極端な例ですが、どんな巡りあわせがあるのか分からないのが居酒屋バイトの面白いところです。

メンタルが強くなる

体育会系のノリ、お客様対応、職場の人間関係、前述した通り辞めたくなる瞬間が多い職場なのでそこで働いていると自然と心が強くなります。

そして、嫌なことがあったときにそれを上手に消化する方法や、それらを改善するにはどうすればいいのか、といったような対処方法を模索するようになります。

これが社会に出てからも役立つことが多く、居酒屋バイトで鍛えられたおかげで、あの頃に比べるとそんなにきつくないかも、こういうタイプの人はこう扱うと摩擦が減るかもといった風に今でも役に立っています。

もちろんこれは人それぞれの耐性や向き不向きもあるので、無理に辛い職場環境で続けることはありませんが、社会勉強だと思って経験してみてもいいと思います!

周りを見る力が育つ

自分以外のスタッフが何をしているか、お客さんがそろそろ食べ終わりそうなので食器を下げに行こう。

酔いつぶれそうなお客さんがいるから、お酒をちょっと薄めにするように伝えたり、お水を持って行こう。

スムーズに閉店作業に入るためには、営業時間中にホール内の状況を把握したうえで作業を進める必要があります。

その為自然と周り全体を把握して、何を必要としているか、次に何を求められるのかを予測するようになります。

この力はどこに行っても役立つ力ですね。

まとめ

以上が、居酒屋でホールスタッフを経験した筆者による居酒屋バイトの解説です。

もちろん楽しいことばかりではなく、どちらかというと大変なことも多い職場ばかりでしたが、思い返すとなんでだか、またやってみたいなと思う不思議な魅力があるアルバイトです。

これから居酒屋バイトをしてみたいなという方や、今現在働いているけどもう辞めたい!なんて考えている方の参考になれば幸いです。

居酒屋バイトで働く時のコツは、こちらの記事を参考に!


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