居酒屋バイトの面接を控えている方は必見です。
バイト情報誌には居酒屋の求人がたくさん掲載されています。
居酒屋のバイトというとスタッフ同士が仲良く、楽しそうなイメージもあり、学生や若い人には人気があるアルバイトですよね。
実際、居酒屋のバイトはどのようなことをしているのでしょうか。
居酒屋の面接はどのような感じで行なわれ、どのような人が採用されやすいのでしょうか。
今回は居酒屋バイトのと面接事情や業務内容を中心に紹介します。
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居酒屋のバイトはどんな仕事内容?
居酒屋には行ったことがあるけれど、スタッフはどのような仕事をしているかがわからない人もいると思います。
バイトをするにあたって、どのような仕事をしているかを事前に知っておくと、イメージがつきやすく、仕事を早く覚えることができると思います。
ここでは居酒屋のバイトの仕事内容を紹介します。
居酒屋バイトの仕事内容1:開店前の準備をする
各テーブルに置いてある醤油を補充したり玄関や客室の掃除をしたりします。
また、その日によっておすすめメニューが変わるので、その日のおすすめメニューのお品書きを各テーブルに置いていきます。
お客様が来店した時に気持ち良く過ごしていただける空間を作っておきます。
居酒屋バイトの仕事内容2:注文を取る
お客様から注文を聞いて厨房に知らせます。
ハンディーというメニューが設定してある携帯型通信機器を使って厨房にオーダーを送信する店が多いですが、小さい居酒屋だとハンディーは使わずメモ帳にオーダーを書いて厨房に知らせるところが多いです。
お客様から注文を受けた後は必ず注文内容の確認を行ってから厨房に知らせるようにします。
居酒屋バイトの仕事内容3:飲み物や料理を運ぶ
オーダーされた飲み物や料理をお客様の席まで運びます。
厨房またはメモ用紙に「◯番テーブル」と指示されるので、間違わないようにテーブルまで運びます。
飲み物や料理を運んだついでに次の注文を取ったり空いた皿やグラスを下げるようにして、お客様が過ごしやすい空間作りに心がけるようにします。
居酒屋バイトの仕事内容4:灰皿を交換する
タバコを吸うお客様がいたら、注文を取ったり料理を運んだついでに灰皿がいっぱいになっているかをチェックして、頃合いを見て灰皿を交換します。
その際、タバコの灰が飲み物や料理に入らないように、吸い殻が入っている灰皿の上に逆さにした灰皿を乗せてテーブルからよけた後、新しい灰皿をテーブルに置くようにします。
居酒屋バイトの仕事内容5:テーブルの片付けをする
お客様が帰った後のテーブルの後片付けをします。
空いた皿やグラスをテーブルからよけてテーブルの上を拭き、座席やテーブルの下が汚れていないかを確認します。
もし汚れていたら、そこも綺麗に掃除します。
醤油の量も確認し、半分以下になっていたら注ぎ足します。
綺麗に片付いたら新しい灰皿と箸をセットして、すぐにお客様が使える状態にしておきます。
居酒屋バイトの仕事内容6:洗い物やトイレ清掃をする
ホールがある程度落ち着いてお客様が少なくなってきたらホールリーダーに知らせ、何をすればいいのかを聞きます。
厨房に入ってグラスや食器を洗うのを手伝うか、トイレの清掃をすることが多いです。
忙しくない時間も自分ができる仕事をすることでスタッフが時間通りに帰宅できるように協力します。
居酒屋バイトの仕事内容7:キッチンの場合は厨房で調理補助をする
野菜を切ったり簡単な盛り付けをします。
野菜はどのくらいの大きさか、またどのような型に切るかを教えてもらいながら切ります。
盛り付けはサラダやデザートなどの簡単なものが多いようです。
また料理を盛り付ける皿や食器を出して、厨房スタッフがすぐに盛り付けできる状態にしておくなどの補助も行います。
居酒屋のバイト面接方法や応募方法
居酒屋のアルバイトはどのような方法で募集されていて応募はどのようにすればいいか、面接はどのように行われるかを紹介します。
応募方法
小さなお店では、店舗の壁や軒先にアルバイト募集の張り紙をしているところもありますが、バイト情報サイトで募集しているお店が大半を占めています。
張り紙で募集している場合は直接店主にバイトしたい旨を話しましょう。
その時に面接はどうするかを聞いておきます。
情報サイトの場合はネットで応募することができます。
その後、直接お店に電話して面接の日程を確認することが多いようです。
その際は明るい声で丁寧な話し方をすると好印象です。
面接方法
個別に面接することもありますが、応募者が多い場合は複数人で面接することもあります。
面接はお店で行なわれることが多く、お店の準備時間を利用して面接することが多いため、どこから入ったらいいかを事前に聞いておくといいでしょう。
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居酒屋のバイト面接で人事担当者がよく聞く質問は?
居酒屋のバイトの面接ではどういうことを聞かれるでしょうか。
その質問内容を紹介します。
動機
面接に行くと必ずと言っていいほど聞かれます。
「人と話すのが好き」「人と関わるのが好き」など、人と話したり接したりすることが好きだという理由であれば、印象が良くなります。
逆に「友達がしているから」「なんとなく」といったような理由だとあまり良い印象を持ってもらえません。
居酒屋でバイトしたことがあるか
経験があればそのお店によって多少やり方が違っていても流れはさほど変わりないため、覚えるのも早くなりお店側とすれば助かります。
経験がない人よりも経験がある方が採用されやすいです。
この質問をされることは多いです。
スーパーやコンビニなど接客業のバイトをしたことがあるか
居酒屋のバイトをしたことがなくても接客業のバイトをしたことがあれば、お客様に対する言葉遣いや対応の仕方が身についているので、接客業の基本が出来ているので採用されやすいでしょう。
料理をしたことがあるか
キッチン担当の応募をした場合、簡単な調理補助や野菜を切るなどをしなければならないので、質問されることが多いです。
厨房はなるべく短時間でたくさんの料理を作るため、野菜を切るスピードも求められます。
日頃から料理をしていて、小口切りや銀杏切り、乱切りなど基本的な切り方ができると採用されやすいです。
週にどのくらい働けるか
小さい居酒屋だと定休日があることもありますが、全国にあるチェーン店の居酒屋は無休のところが多いです。
また夕方17時から翌朝4時までと営業時間が長い店舗もあります。
週に何回、何時から何時まで働けるかを質問されることが多いです。
ランチ営業をしているところもあるので、夕方が無理な場合はランチ営業だけなど、自分の都合のいい時間や無理せずに働ける曜日、週の回数などをきちんと話すといいでしょう。
大型連休やお盆、年末年始などお店が忙しい時期に働けるか
サービス業は世の中が休みの時が一番忙しい時期です。
その時期は実家に帰ったり、友達や家族と一緒に過ごしたいという人もいると思いますが、お店側としては、予定がなければシフトに入って欲しいと思っています。
予定がある場合は仕方ありませんがそのような時期も快く働ける人は重宝されます。
バイト先まではどうやって来るか
電車や地下鉄、バスなどを使って来るのか、または自転車やバイク、車で来るのか。
交通機関を使って来る場合はシフトも最終に間に合うように組む必要がありますし、自転車やバイク、車で来る場合はそのスペースを確保する必要があります。
そのため質問されることがあるでしょう。
居酒屋人事担当者が求めるのはこんな人
その業種によって求められる人格というのがあります。
では居酒屋のスタッフとして求められるのはどのような人でしょうか。
その人材を紹介します。
居酒屋人事担当者が求める人1:明るくて元気がいい
居酒屋のスタッフが明るく元気な声で「いらっしゃいませ」と挨拶することで、そのお店が活気がある雰囲気を感じます。
居酒屋はお客様が楽しくお酒を飲んだり料理を食べたりする場所です。
スタッフが明るく元気だとお店の雰囲気も楽しく活気があるものになります。
そのため明るくて元気がいい性格が求められます。
居酒屋人事担当者が求める人2:人と話すのが好き
居酒屋ではお客様からおすすめのメニューやお酒を聞かれたり、空いたお皿やグラスを片付ける際にお客様に一言声を掛けたりします。
またトイレの場所を聞かれたり、案内することもよくあります。
何かとお客様と話しをする機会があるので、人と話すのが好きで愛想よく話せる人だと採用されやすいでしょう。
居酒屋人事担当者が求める人3:よく気がつく
サラダのドレッシングで取り皿が汚れてしまっていたり、お客様が箸を落とした時などにお客様から言われる前に気づいて自分から代わりの物を持って行く。
トイレから戻る時に部屋がわからなくなってしまったお客様に声を掛けて席まで案内したりするなど、色々気づいて自分から動けるような人は重宝されます。
居酒屋人事担当者が求める人4:お酒や料理の味をきちんと説明できる
居酒屋はおいしい料理とおいしいお酒をお客様に提供する場です。
お客様の中にはメニューを見てその料理やお酒がどのような味かを聞く人もいます。
その時に「口あたりがまろやかでフルーティーなお酒です」「ピリッと辛くて口の中がさっぱりします」など具体的な味を言えると、お客様もイメージがつきやすく注文につながりやすくなります。
居酒屋のバイト面接で人事担当者はここをチェックしている!
バイトといえど、働くからにはある程度の常識が必要です。
人事担当者は応募しゃのどのようなところをチェックしているのでしょうか。
服装
バイトの面接だからといって穴の空いたデニムやミニスカート、ハーフパンツなどといったラフな服装は、相手に対して失礼です。
接客業は相手に対して失礼なことをしないのが原則ですから、男性ならシャツにスラックス、女性なら胸元が開いていないブラウスと膝下のスカートまたは黒のパンツが無難でしょう。
見た目は第一印象の7割を占めると言います。
誠意ある印象を持ってもらうためにもスーツとまではいかなくても、きちんとした服装で行くことをおすすめします。
話し方
単に「です、ます」調で話せるだけでなく、正しい敬語が使えると印象がいいでしょう。
お客様に対して「こちらの席オッケーです」や「大丈夫っすよ」などの言葉は失礼なので、面接で話す時もそのような言葉遣いをするのはやめましょう。
正しい敬語で、はきはきと話すと印象がいいでしょう。
行動
バイト中には時に、お客様とぶつかって料理や飲み物をこぼしてしまったりグラスや食器を割ってしまったりなど、自分が予想しないことが起きる場合があります。
そのような場面でも慌てず騒がず冷静に処理することができるか、行動面もチェックされます。
面接官は応募者の目や手、足、体の動きを観察し、冷静な判断が出来そうか否かを判断しています。
面接というと緊張してしまいますが落ち着いて話すといいでしょう。
居酒屋のバイト面接でよくある疑問
初めて居酒屋のバイトをする人にとっては、わからないことがたくさんあると思います。
何がわからないのかもわからない状態でバイトを始める人もいるでしょう。
面接の時に、これを聞いておくと役立つということを紹介します。
シフトはどうなっているか
シフトの時間はどのように割り振りされ、いつ頃決まるのかを事前に聞いておくといいでしょう。
また、家庭や学校の試験などで予め予定がある場合は、いつ頃までに知らせればいいのかも聞いておくと、シフトの調整をしてもらえることが多いです。
スタッフに迷惑をかけないようにするためにも、きちんと聞いておくといいでしょう。
試用期間はあるか
お店によっては試用期間を設定しているところもあるようです。
試用期間中は時給が低いのでその間の時給はいくらなのか、また試用期間はどのくらいなのかを確認しておくといいでしょう。
どのような服装で出勤したらいいか
上下制服があるお店もありますし、下は黒のパンツで黒のTシャツというように服装を指定される場合もあります。
また履物も脱ぎやすいスリッパを持って来て欲しいと言われることもあります。
どのような服装や履き物を用意したらいいかを事前に聞いておきましょう。
上下の制服があって着替える場合でもアクセサリーやミニスカート、ダメージジーンズ・デニムは避けた方がいいでしょう。
まかない料理はあるか、ある場合は有料か
まかない料理があるお店が多いですが、そのまかない料理が有料の場合が多いです。
その場合、まかない料理は一食あたりいくらなのかを事前に聞いておきましょう。
まとめ
居酒屋のアルバイトは友達や仲間を見つけて楽しく働けたり、おいしいまかない料理を食べることができたりして若い人には人気があるアルバイトです。
また、人が好きだったり、人と接することが好きな人にはおすすめのアルバイトです。
お客様やお店で働くスタッフを思いやり誠実な対応をして、なるべく長く楽しく働けるようにしましょう。
自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)