アルバイトと言えば最初に何を思い浮かべますか?

ファーストフード店やコンビニなど飲食業の接客を中心とした仕事を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。

実際求人誌を見ると1年に数回特集が組まれる人気業種でもありますよね。

働いた事は無くても利用したことはある、ご飯を食べに行ったことがある、よく休日に立ち寄る、などなど飲食業にじかに触れる機会は多いです。

そのため初めて働くアルバイトにそういった自分が利用したことのある飲食業を選ぶ方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

実は私自身そんな新人アルバイトの一人でした。

私が始めて本格的にアルバイトとして働いたのは和食の居酒屋さんでした。

最初は勿論バイト代欲しさに働き始めるわけですが、次第にその仕事の面白さを知り、今でもそのとき学んだ事は役立っています。

身近にあるものだからこそ、そこから学ぶべきものも多いのが飲食業です。

これからアルバイトを探す、特に初めてのアルバイトを探す方にまずはオススメしたいのが飲食業であり、年齢的に問題が無ければ居酒屋です。

今回は、私の実体験を織り交ぜながらそんな居酒屋バイトの魅力をご紹介します。

私はこんなところで居酒屋のアルバイトをやりました

私が働いた居酒屋はビヤホールからイタリアン、しゃぶしゃぶ、アイリッシュパブなど様々な業態のお店を全国展開する大きな会社の和食業態のお店でした。

場所は新宿。

刺身、焼き鳥、地酒に焼酎。

季節の料理に宴会などのコース料理。

比較的年齢層の高いお客様が好んで足を運んでくださり、近年では日本食を食べたい海外のお客様も沢山立ち寄るようになったザ・和食のお店でした。

居酒屋アルバイトの時給は?

最初の時給は東京都の最低賃金からスタートしました。

当時だとまだ1000円に届いていません。

しかしながら私はそこそこ長い期間同じ居酒屋に勤めていたと言うこともあり、最終的には1200円を越える時給を頂いていました。

居酒屋アルバイトでやりがいを感じたこと

すべてのお店に当てはまる訳ではありませんが『スキルに応じた時給のアップ』が他の職種よりも反映されやすいのが飲食業の良いところです。

居酒屋などの飲食店ではスムーズな営業のため仕事をある程度細分化します。

この『スキル』と言うのはその細分化された各ポジションでの働きに大きく関係してきます。

例えばドリンクを作るためにカウンターに入るアルバイトが必要です。

普段は誰でも良いかも知れませんが繁忙期はそうは行きません。

どんなに忙しくても遅れることなく美味しいドリンクを提供できる『スキル』が必要になります。

このように、スキルのあるアルバイト=頼りになるアルバイトであり、それに応じた時給のアップなどもありますがそれ以上に、仕事に一生懸命取り組むことで自分の役割が評価されたり必要とされることは働く上でのとても大きなやりがいになります。

アルバイトを居酒屋でやるべき5個の理由

居酒屋で働いた時の経験は後々も大きく役立ちました。

世の中には様々な職種のアルバイトがありますが一度は経験して欲しいのが居酒屋バイトです。

理由はスバリ!

まだ見ぬ自分の『好きな事』『興味を持てる事』『自分が楽しめるモノ』を見つける第一歩になるからです。

それがどう言うことかをご紹介します。

居酒屋バイトがオススメな理由1:初めの一歩として踏み出してきたアルバイトが多い

お小遣い稼ぎのためにアルバイトをしよう。

何が良いかな?

とりあえずちょっと時給の高めな居酒屋かな。

と言うような野心で最初に足を踏み入れるアルバイトの一つが居酒屋です。

軽い気持ちで、とりあえず。

理由は何でも良いと思います。

まずは踏み出すこと。

思っていた程楽ではないはずです。

自分でお金を稼ぐこと、人をもてなし満足してもらうこと。

今後必要とされるスキルを学ぶ入り口として居酒屋バイトは最適です。

同じように初めてアルバイトする同期や元々同じようなスタートを切った先輩も多いはずです。

同じ課題に挑む同僚がかけがえの無い仲間になることがあるかもしれませんよ!

居酒屋バイトがオススメな理由2:身近だけど奥深い調理場の仕事

居酒屋と言えば勿論調理場がありますよね。

私は接客のアルバイトとして働いていましたがお客様に料理を提供する以上、最低限の商品知識は必要です。

私が働いていた居酒屋は和食だったので板前さんが調理場を切り盛りしていました。

当然その仕事ぶりを見ていたわけですが、凄いの一言でした。

刺身、焼き物、煮物、揚げ物。

そのきめ細かい仕事や手の込んだ仕込み。

家庭では出てこない沢山の技を見る機会に恵まれました。

今後、調理師になりたい、フードコーディネーターの資格をとりたい、など調理に関わる仕事をしたいと思っている方は可能であれば一度居酒屋アルバイトなどを通して板前さんやお客様に料理を提供する調理のプロの方の仕事に触れてみることをオススメします。

居酒屋バイトがオススメな理由3:身近だけど奥深いカウンターの仕事

居酒屋に着いたらとりあえず最初に注文するのがドリンクです。

居酒屋バイトでは専属のドリンクを作る人(バーテンダーなど)がいるお店もありますが、基本的にはレシピを覚えているベテランバイトや社員が受け持つポジションです。

メニューを見たときかなりの量の種類があるお店もあります。

そのドリンクの作り方をカウンターに入る人間は全て把握していると言うことになります。

私が働いていた居酒屋では大手のビール会社の生ビールを扱っていました。

この生ビールにも各大手ビール会社のビールごとに注ぎ方のルールがあるのをご存知ですか?

その注ぎ方は一朝一夕では中々巧くなりません。

私はしっかり出来るようになるまで3ヶ月くらいかかったように思います。

それでもベテランの方が注いだビールの方が格段に美味しいんです。

今ではその注ぎ方にも資格検定がある店もあるようです。

他にもワインのソムリエ、日本酒の利酒師(ききざけし)、焼酎の焼酎アドバイザーなどドリンクのプロフェッショナルとなる資格が沢山あります。

居酒屋バイトでカウンターを任されるようになればこれらの資格にも興味が湧いてくるはずです。

バーテンダーになりたいと言う方だけでなく、面白そうだなと思った方はこちらに関しても一度実際に触れてみると良いかもしれません。

居酒屋バイトがオススメな理由4:まかないがおいしい!

まかないがある居酒屋バイトの求人は本当にオススメです!!

社員食堂があるお店でも良いんですが自分の職場の板前さんがまかないを作ってくれるアルバイト先に出会えたならそれはとてもラッキーだと思います。

食費が浮くと言うメリット以上に、家庭では中々食べられない職人の味を堪能できることがあります。

なんとなく出てきたまかない料理がすでに商品と同じクオリティと言うことも珍しくありません。

食べるのが好きな人、食費を浮かせたい人、美味しいもが好きな人。

アルバイト先にもよりますがここは居酒屋バイトの醍醐味であり、是非体感して欲しい部分です。

居酒屋バイトがオススメな理由5:接客の幅が広がる

居酒屋のアルバイトで接客するお客様は老若男女様々ですが基本的には酔っ払いの相手になります。

それ自体は大変なことも、面倒くさいことも沢山あるのですが接客の仕事には多かれ少なかれつきものです。

むしろ酔っ払っているお客様に動じず堂々と自分の接客が出来るようになればそれはどこにいっても応用の利く力になることでしょう。

それに加え、居酒屋バイトでよくある質問が「今日のオススメは何?」です。

同じ飲食業や接客業の仕事の中でもこの質問が圧倒的に多いのが居酒屋です。

始めは勤務先から教わったオススメ料理などを紹介しますが、次第に自分のオススメを紹介できるようになり、その紹介にお客様が納得して、喜んで注文してくださるようになることもあります。

これは営業職や企画・開発などのプレゼンテーションにも通ずる部分があると考えています。

ただお客様に言われた商品を提供するだけでなく、自分の商品知識や資格からお客様にあらたな提案が出来るスキルが身に付く居酒屋バイトの接客は、その後の自分のやりたい事にも必ず大きな影響を与えるでしょう。

居酒屋アルバイトで身についたこんなスキル

居酒屋バイトに勤めて、そこに面白みや興味を感じると身近にある飲食の仕事から実は沢山学ぶ事、今後に役立つスキルが意外に多いことに気が付きます。

居酒屋バイトで身に付くスキル1:マニュアル通りでは出来ない接客

居酒屋バイトの接客は比較的接客と言う業務の中でもお客様とのやり取りが近い方です。

料理の提供時や注文をお伺いするときなど、本来の業務とは関わり無い質問や注文を受ける事など日常茶飯事。

その接客の中で、可能なことには最大限応える、無理な要望に対しては適切にお客様にご理解いただく対応、祝いの席などでの気配りやささやかな気遣い、などおおよそマニュアルには載せようのない出来事や場面も多いです。

そのいずれのシーンでも正解と言えるものは無いですが、そのような場面に自ら出会い、その度に試行錯誤した自分の接客スタイルは想像以上に役立つスキルになるでしょう。

居酒屋バイトで身に付くスキル2:肴と酒に詳しくなる

和食で言えば日本のご当地料理や地酒、焼酎には確実に詳しくなります。

産地、旬の時期、美味しい食べ方、美味しい調理の仕方。

例えば日本酒には辛口、甘口とありますが吟醸と大吟醸の違いは分かりますか?

今では珍しくなくなりましたがシャンパンのようなスパークリング日本酒なんてのもあり、女性にも人気があります。

などなど雑学程度の知識だったとしても、身近な生活のふとしたシーンで思いがけず役立つことがあります。

知らなくても別に問題ないけど知ってることで気持ちが豊かになる。

居酒屋バイトにはそん目線を養える魅力があります。

居酒屋バイトで身に付くスキル3:教えて自ら学びなおす力

飲食業のアルバイトでは人の入れ替えが激しいです。

合う合わないは勿論、進学、就職など様々な転機でメンバーがごっそり変わることもあります。

居酒屋バイトも手始めに始めやすいアルバイトと言うこともあり定着する人しない人色々出会うはずです。

そんな中で貴方が仮に先輩となった場合、貴方から後輩に役割や仕事を教える機会が必ず訪れます。

人に教えると言うことは自らの仕事を今一度見直す機会にもなるわけで、人の入れ替えが比較的多い居酒屋バイトでは自然と見直す回数も増えることでしょう。

その経験が後々、自らの仕事を見直し改善できるスキルとなって身に付くと同時に人に教える、伝えると言うスキルも向上している・・・かもしれません。

居酒屋のアルバイトをやっている中で嬉しかった瞬間

上記の経験をふまえて私が嬉しかったことはやはりお客様に喜んでもらえたことでしょうか。

失敗も散々しましたが、自分の学んだ商品知識が、実際に食べて美味しいと思った体験からのオススメが、何かを祝いに、久々の再会に、嫌なことを吹き飛ばすためと様々なそれぞれの理由を持って来店してくださったお客様の席を賑わせる事は見ていてこちらも嬉しくなります。

本当に盛り上がっている席というのは不思議とすぐに分かるもので、その盛り上がった理由の一つに自分の仕事が役立ったと実感できるのは思った以上に嬉しかったりします。

居酒屋アルバイトはこんな人におすすめです!

基本的に門戸が広い業種です。

やりたいと思ったのならチャレンジしてみるのも良いと思います。

その中でも私が居酒屋バイトをオススメしたい方はこんな方です。

初めてアルバイトする人

アルコールを扱う以上成人してからの人が望ましいですが、アルバイトを始めてみようと一歩を踏み出したい方は一度経験してみることをオススメします。

調理や飲食業界に興味のある人

知っているのと実際に見て体験、体感するのとでは同じ内容の知識だったとしても雲泥の差です。

身近だけど本当に奥が深いのが飲食業。

今後飲食に携わる何かをしたい人はまず飛び込んでみるべきです。

接客に自信が無い人、人と話すのが苦手な人

人と話すことが苦手だけど別に気にしてない、と言う人はいいのですがそれを改善したい、それがコンプレックスと言う人もいらっしゃるかと思います。

多少荒治療ではありますが、居酒屋のお客様は基本的に話しかけてきてくれます。

初めは業務の話だけでもかまいませんし、ピンチになったら先輩に頼って良いです。

まずは話すことで自信を育てつつ接客にも応用していけるように試してみてはいかがでしょうか?

方言がはずかしい人

私は上京して居酒屋で働き始めたんですが訛りがひどく、それを恥ずかしく思っていました。

ところが居酒屋で働いていると同郷の方も意外に多く訪れ、むしろその方言で盛り上がったなんてこともかなりありました。

接客の仕事としての標準語を磨くと共に自分の郷土の方言に誇りを持つことが出来ました。

方言は恥ずかしいものではなく喜ばれるものになることがあるのが居酒屋バイトです。

まとめ

身近だけど奥が深い。

簡単そうだけど興味を持つとやるべき事、やりた事がどんどん増えるのが居酒屋バイトです。

働き口は他のアルバイトに比べても多いため簡単に始められ、良くも悪くも手軽なイメージのアルバイトです。

そこにどう取り組むか次第でその可能性の広がり方は未知数です。

これから居酒屋バイトを始めようと思っている方は、是非色んなモノに興味と関心を持って働いてみてください。

もしかしたら想像以上にドはまりしてしまうかもしれませんよ!

実際に居酒屋のバイト求人を探すときは、こちらの記事を参考に!


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