あなたは今の職場でどのくらいの給料を貰っていますか?

そしてその金額に満足していますか?

もしかしたら「もっと給料が欲しい!」という理由で、転職しようか迷っているという方もいるかもしれませんね。

給料面だけ考えると、一般的な看護師の平均年収は約480万円です。

経験年数や勤務地にもよりますが、これを下回らないような年収を提示している病院を選ぶことがポイントです。

そこで今回は、実際の私の経験をもとに、看護師の転職事情と具体的な年収や待遇についてご紹介します。

今転職について悩んでいるという方にとっては、参考になるポイントがあるかもしれませんので、是非最後までお付き合いください!

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看護師として就職(22歳~31歳)

看護師として就職

私が看護師を目指すきっかけになったのは…

  • 母が小児科の看護師だったこと
  • 自分自身が病気がちで、小さい頃から病院通いが多く、看護師と接触する機会が多かった

ことです。

そんなこともあって、小学校4年生の時には「将来小児科の看護師さんになりたい!」と思っていました。

看護師になるためには、「頭がよくなくちゃいけない!」と思った私は、中学校から受験をして進学。

そのまま高校、看護大学へと進学しました。

その間、一度も看護師以外の仕事を考えたことはありません。

大学を卒業したあとは、国公立の総合病院に就職!

希望の勤務先を聞かれたとき、迷うことなく「小児科です!」と答えたことを今でも鮮明に覚えています。

配属先は『産科・婦人科・小児科・NICU』の周産期病棟でした。

チームは『小児科・NICU』。

時々産科チームの応援などにも行きましたが、約10年間私は小児を対象にした看護に携わりました。

この時の年収などの待遇

初任給

手取りで約13万円。

この時はまだ国家試験の合格通知がきていなかったため、看護補助者としての括りでした。

当然生活はできません…。

社会人になったのに、親に仕送りを頼むことに抵抗があったため、学生時代にコツコツためた貯金を切り崩して、生活しました。

翌月から夜勤に入るまで

手取りで約18万円。

生活するには贅沢はできませんが、一人ならなんとか生活できるレベルといった感じでした。

この間初めてのボーナスが10万円程度。

「看護師になっても、現実は世知辛いんだな…。」と感じて過ごした数ヶ月でした。

約10年後の年収

総支給で約500万円!

ただ国公立の病院は差し引かれるものが多いです。

民主党に政権交代した時は、給料、ボーナスともにカット!

その名残もあり、最後の数年はほとんど給料は変わりませんでした。

月給にすると、手取りで約24万円。

夜勤をしてこの金額ですから、いかに国公立病院の控除額が大きいかがわかりますよね。

1回目の転職(31歳)

どうして転職しようと思ったか?

私が転職しようと思ったきっかけは、『夫の転勤』です。

全く知らない土地への転勤でした。

仕事は続けようと思ったため転職先を探しましたが、土地勘や地元の病院情報などが何もなかったため、どこから手をつけて良いのかわかりませんでした。

そして転職をするに当たり、もう一つ大きく悩んだことが…『今まで同様周産期病棟に転職するのか』ということです。

  • 今までの経験を活かせば、転職先でも即戦力にはなれるのではないか
  • やっぱり自分は小児看護が好きで、まだまだやってみたい
  • せっかく看護師になったのだから、一般の看護を学ぶべきではないか

こんな葛藤を繰り返すも、やはりネックは土地勘や地元の病院情報が何もないこと。

病院のホームページを見ても、看護理念は似たり寄ったり。

それでも結論を出さなくてはなりません。

私が決めたことは、『一般の看護を学ぶこと』。

転職する時、どういうことをやったか?

最初に始めたこと

まず初めにしたのは、インターネットで『看護師が転職するにはどうしたら良いのか』という検索。

ほとんどの記事に書いていたのは…

  • 転職サイトを利用する
  • 転職コンサルタントに相談する
  • 転職サイトは複数を利用して、比較する

転職サイトに登録

インターネットで検索したことを活かし、私は複数の転職サイトに登録!

比較したところ、条件の良さそうだった一本の転職サイトに絞ることができました。

登録すると間もなく、転職コンサルタントの担当者が決まりました。

やり取りは基本的にメールで、レスポンスが早い!

担当者は20代女性で、とても熱心な様子が文面からも伝わってきます。

私のネックになっていたことは…

  • 今まで、周産期の経験しかないこと
  • 新しいチャレンジとして、一般の看護を学びたいと思っていること

これらを考慮して、今より給料が高い、もしくは同レベルの転職先が見つかるかということでした。

またもう一つ大切な条件が…私の転職理由は、『夫の転勤』です。

転勤ということは、夫も職場環境が変わり、サポートが必要と考えました。

その時私が働いていた病院は委員会や研修等が多く、残業も当たり前。

夫の協力なしには働けない状況でした。

ですから転職先は、今より規模が小さく、できるだけ残業のない病院というのが条件でした。

彼女にその旨を伝えると、コンスタントに求人情報を送ってくれ、面接先を絞り込むことができました。

面接前に始めて面談!

優しそうな雰囲気の良い可愛らしい女性でした。

彼女のアシストもあり、無事転職することができました。

転職サイトを使って転職する時は、こちらの記事を参考に!

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1回目の転職先に入社して働く(31歳~33歳)

一般病棟に配属

私が転職した先は、一般病棟で病床数は約60床でした(1病棟につき)。

そこまで規模の大きな病院ではなかったため、なんとなくユッタリのんびりした雰囲気。

今まで働いていたのは周産期病棟だったため、初めは子供と大人の看護の違いに戸惑いはしたものの、面接時に不安因子については説明していたためか、中途採用であってもフォロー付きでの勤務をすることができました。

1週間ほどで独り立ち。

しかしこれは無理をしたわけではなく、割とすんなり大人の看護に移行できたから。

対象の年齢が違っても、看護の基本は変わらないということを改めて学ぶことができました。

残業はほとんどなく、研修会や委員会活動も少なかったことから、ライフワークバランスが図りやすく、まさに希望通り働くことができました。

また働いている看護師の年齢層も、比較的自分と近く、若い世代の看護師主体の病棟だったため、意見交換がしやすかったというのも働きやすいポイントでした。

看護師の職業というと、女性ならではのギスギスした人間関係に悩むことが多いでしょうが、この病棟は比較的看護師同士が仲良し。

ベテラン世代の看護師も、若い世代の看護師の意見を積極的に取り入れてくれます。

人間関係で悩むことがない病院ほど、働きやすいと感じるものはありません。

転職前の不安が嘘かのように、素敵な環境で働くことができました!

この時の年収などの待遇

実は年収はほとんど変わっていません。

しかし国公立病院ではなかったため、控除額が大きく違う!

つまり手取り額が一気に増えました。

また勤務体制が3交代→2交代に変わり、夜勤手当も1回15000円だったことから、手取りにすると約30~35万円になりました。

また転職先の病院は、『看護師を大切にする病院』という風潮があったため、福利厚生も充実していました。

  • 住宅手当
  • 通勤手当
  • ライフサポート関連

これらの他に大きかったのが、寒冷地手当!

これが約15万円支給されます。

また基本的に残業はありませんでしたが、夜勤などで残業になると5分から申請できます。

研修会は月に1回でしたが、これもまた勤務外ということで残業扱いになりました。

まさに給与面においては優遇された病院でした。

2回目の転職(33歳)

どうして転職しようと思ったか?

そんな素敵な病院に転職しましたが、またしても夫の転勤で退職。

約2年での退職だったため、まだまだ学ぶことがあると感じていた私が次の転職先に希望したのは…

  • 同規模の病院
  • 同じような看護内容が学べる病院
  • 基本給が大きく変わらない病院

でした。

転職する時、どういうことをやったか?

前回の転職時に利用した転職サイトのコンサルタントが、とても良かったため、同じ転職サイトに登録。

担当者は変わっていましたが、同じ転職サイトということもあり信頼していました。

そのため、今回は複数登録はせず、最初から一本に絞っての求人検索となりました。

担当者は若い男性で、ほとんど新人のようでした。

レスポンスは以前のように早く、面接先もすんなりと決定しました。

面接先は3件で、どの病院からも採用通知をもらうことができましたが、一番条件が良さそうで、転職コンサルタントの男性が一押しだという病院に転職することが決まりました。

転職先に決めた病院の看護部長は、気さくな感じで、私の希望条件にピッタリな話をしてきます。

病棟内を案内されると、不思議と看護師の姿はありません。

理由を聞くと…「看護師は患者様のところに、なるべく行くように指導してるの!」とのこと。

患者様を思いやった看護を一番の理念に掲げているということでした。

しかしこれが思わぬ結果を招くことに…。

2回目の転職先に入社して働く(33歳~35歳)

一般病棟に配属

いざ転職してみると、その内情は恐ろしく違っていました。

あんなに気さくな感じだった看護部長は、スタッフを怒鳴り散らす『まるで悪魔…』。

面接時に看護師の姿が見当たらなかったのは、部長がくるとスタッフが病室に逃げ込むからとのことでした。

そして衝撃的なことに、転職サイトの男性コンサルタントと看護部長は遠い親戚だとのこと。

つまり私は騙されたわけです。

そんな病院ですから、騙されて入職した看護師はすぐに辞め、常に人手が足りない状態でした。

ですから看護部長としては常に人手が欲しいわけです。

一方男性コンサルタントとしても、就職が決まると成績があがるため、なんとしても就職させたい…つまり互いのメリットを満たすために悪事を働いていたようでした。

この時の年収などの待遇

最初に出された条件は年収約500万円でしたが、実際蓋を開けてみると約400万円。

夜勤手当は1回10000円で、住宅手当も通勤手当もなし。

もちろん面接時にはどちらも支給するとのことでしたが、真っ赤な嘘!

しかしすぐに仕事を辞めるわけにはいかないと、それでも受け入れ働きました。

私が仕事をしていたのは、収入を得るためというのが一番の目的ではなかったというのもあるかもしれません。

こういうブラックな病院で働くことも経験かもしれないとさえ思っていました。

外来に配属

夫が転勤して約1年が過ぎましたが、前の職場に比べて帰るのがかなり遅い。

そこで私は夫のサポートをするため、夜勤を辞めることにしました。

夫の休みは基本的に土日だったため、最初は土日休みの病棟勤務でしたが、ベテラン世代の看護師からは不満がチラホラ…。

「私だって土日休みたい。」という希望が出始めたそうです。

幸い不満は出たものの、スタッフ間の仲が特に悪かったというわけではなかったため、それほどストレスではありませんでしたが、看護部長の提案もあり外来へ異動しました。

この時の年収などの待遇

夜勤手当がなくなったこともあり、年収は約350万円でした。

そして現在

約1年外来勤務の後、退職。

正直疲れきった私は、現在専業主婦へ。

もともと興味のあったライターの仕事をしています。

収入は大幅に減りましたが、扶養内ギリギリくらいの収入は貰えているのと、ライターの仕事自体が楽しいという理由で、しばらくはこのままの生活ができたらイイな~と思っています。

今後はいつか看護師として復職するかもな…とは思っていますが、具体的な見通しは立っていません。

ただ看護師は国家資格があるという強みがあるため安心です。

勉強だけは引き続き継続していきたいと考えています!

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看護師としてのキャリアを迷っている人へ

私は2回目の転職に失敗しました。

要因は…

  • 転職コンサルタントを疑わなかったこと
  • 転職サイトを1つに絞って、比較検討しなかったこと

です。

人を信用することが悪いとは思っていません。

しかし中には悪いことを考える人もいます!

ちょっと違う視点から物事を捉えることというのは、転職に限らず看護師にとっては必要な能力。

しかし私の1回目の転職の時のように成功例ももちろんあり、希望の条件に当てはまる転職先を見つけることも可能です。

給料面も含めて、希望の条件で働けたたら最高ですよね!

仕事に対しても意欲的になれ、まさに一石二鳥。

転職する際は、よく吟味して検討することを強くオススメします!

~自分にはどの看護師の仕事が向いているか?~


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