私達が普段、街中から少し離れた場所に行ってみると工場はよく目にし、工場団地なども非常にたくさんありますよね。

私たちの生活に欠かせない物達は、そのほとんどが工場で作られていて毎日数万個単位で生産している物もたくさんあり、本当にこんな大量に必要なのか?と思うほどの量を24時間常に生産している状態の工場も数多く存在します。

そんな工場の仕事がきついと言われる理由や乗り越えるための方法、工場の良いところを工場勤務の体験を元に書いていきたいと思います。

工場の仕事のおおまかな仕事内容とは?

工場の仕事は非常にたくさんありますが、大まかに分けてみると鉄鋼業、自動車産業、物流、薬品類、印紙類、飲料や食品、化学や石油化学、建築用の材料などの工場などがあります。

今回は8種類に分けて見ましたが、細かくみるともっとたくさんの工場の種類があり、その中で多くの職人さんたちが日々仕事をしています。

大企業の工場となると、街の半分が1つの会社の工場で埋まっているところもあります。

端から端までが見えなよう所なので、広すぎるが故に、工場内に道路や信号があり、いきたい現場がはるか遠くにあったりするので、工場内で移動用のバスなどが動いているような会社もあるそうです。

同じ会社に同期入社をしても、定年までにほかの同期1度も会わなかったなんて事はよくある話らしいです。

工場の仕事がきついと言われる3個の理由とそれを乗り越える方法とは?

工場で働いたことが無い人は、工場にどういったイメージを持っていますか??

やはり、3K(きつい・汚い・危険)のイメージがあるのでは無いでしょうか。

最近の工場では、そんなイメージを払拭できる程綺麗なところも沢山増えてきていますが、まだまだ皆さんのイメージは工場勤務はキツそうというイメージが非常に強いと思います。

実際私も工場勤務をしていたので、工場のきついと思ったことなどは沢山ありましたし危ないと思ったこともたくさんあります。

その中でも、特にデスクワークやサービス業とは違ってきついな思った部分も多々あったので、そういった内容を上げていこうと思います。

工場勤務では多い、三交代制と二交代制の勤務!

工場では、夜勤をしているところが沢山あります。

三交代制と二交代制と聞いたことがある人は多いのでは無いでしょうか。

聞いた事はあるけれど、どのような勤務形態なのかが分からないと人なども多いと思います。

工場勤務をしている人に聞くと、この勤務形態が非常にきつく感じるという人は沢山います。

三交代は、24時間を8時間ごとに3つの直又は4直に分けて仕事を行っていく勤務形態です。

1直・2直・3直(4直)に人を振り分けていきます。

朝5時まで仕事をして、その日の昼から仕事をする時もあったりするので、生活リズムがバラバラになり休日も不規則になり、中々友人と休みが合わずに会う機会が減っていきます。

例(3直の場合)

8時〜17時(1直) 17時〜2時(2直) 2時〜11時(3直) 1週間ごとで交替するところが多い

※計1時間の休憩時間を含めているので実質8時間勤務の1時間の休憩です。

二交代勤務というのは、例として朝8時から17時までの昼勤務と夜の20時から朝の5時までの夜勤の2つの直を1週間ごとに交替していく勤務携帯のことです。

この二交代勤務が、三交代勤務よりもきついと言う人が多いです。

私が勤務していた工場では二交代制だったので、1週間で昼勤と夜勤を切り替えるのですが、いきなり時間帯が真逆の生活を送るので体力的に非常にきつく感じますし、特に夜勤から日勤の直になる際には体が中々切り替えられずに、朝起きれないこともしばしばありました。

例  8時〜17時(A直)  20時〜5時(B直) 一週間ごとで交替

※計1時間の休憩時間を含めているので実質8時間勤務の1時間の休憩です。

それを乗り越えるための方法とは?

そんな交替勤務ですが、良いこともあります。

深夜割増金がつくこととと、ほとんどの会社で夜勤手当が出ます。

深夜割増金とは、22時から朝の5時までの時間帯が深夜割増金の対象になり、その時の時給に対して25%の割増金が付きます。

例  時給が1500円だった場合(2交代制)

深夜割増金1500円×25%=375円が普段の時給に加算されます。

なので、今回の場合は1875円が22時〜5時までの時給になります。

20時〜22時までの2時間は時給1500円なので、その日の日給は1500円×2時間+1875円×6時間=14250円となります。

1ヶ月の勤務日数が22日とすると、毎日定時で帰ったと考えても

14250円×22日=313500円が総支給額となります。(常日勤だと、月264000円)

深夜割増金がつくだけでもだいぶ違ってきますよね。

そのお金の面をみると、若いうちなど体力がある時は工場で夜勤をしてお金を稼ごうと思ったら頑張れますよね。

一日中立ちっぱなし!足腰が鍛えられる??

工場では立ちっぱなしのとこがほとんどだと思います。

特に、製造業なんかは本当に立ちっぱなしです。。

理由として、立って仕事をする方が、何をするのにもスムーズにすぐに動けて、対応できるのが理由なのではないでしょうか。

朝から晩まで歩き続けるので、慣れるまでは家に帰ったらもうヘトヘトで動けないぐらいになりすぐ眠ってしまいます。

知り合いのライン作業者をしていた人に聞くと、忙しい日などには朝8時から20時までで、仕事で3万歩歩いた日もあると聞いた事があります。

なので、立ち仕事をあまり経験した事無い人や黙々と作業をするのが苦手な人などには向いてないかもしれませんね。

それを乗り越えるための方法とは?

しかしながら、ずっと立って仕事をしていると作業の効率が上がり常に動いている状態なので、時間が経つのが意外に早く感じます。

いつの間にか休憩時間になっていることもありました。

なので慣れてしまえば、あまり気にならないのかもしれませんね。

いっそのこと、もう立って仕事をするのは仕方のない事なので、逆にポジティブに考えていこうと考えるのが得策なのでは無いでしょうか。

常に歩くので、足腰も鍛えられますし健康にも良いかもしれませし、夏場は汗もかくのでダイエットにもなるはずです。

以前、勤めていた工場では極端に太っている人はあまり見かけなかったです。

現実的な対策として行なっていたのは、安全靴のソールを替えてみたり、上司の手伝いとしてPCなどの業務を間に入れたりすると、足の疲労が少しは回復するので、そのような対策をしていました。

夏は暑すぎ、冬は寒過ぎる工場内の気温!

工場は、冷暖房が完備されていない所がほとんどです。

その為に、夏は暑すぎて、冬は寒過ぎる状態です。

工場では、荷物を運搬するためのフォークリフトやトラックなどの出入りが非常に多いので室内を一定の温度に保つことができない状態です。

なので、夏場は常に気温が高くて工場内の温度が40度近くなることもしょっちゅうあります。

もちろん汗の量が尋常じゃないです。

1日で作業着を2枚使うことなんかもあったので、水分補給をしっかりしておかないと、脱水症状や熱中症になってしまいます。

実際に毎年何人か救急車で運ばれていました。

逆に冬場は、工場の扉が開くたびに外からの冷たい風が入り込んでくるので、非常に気温が低くてほとんど外の気温と変わりないです。

扉が開けっ放しになっていることも良くあるので余計に室温が下がって行きます。

どんなに動いていても、寒さにはなかなか勝てませんでした。

それを乗り越えるための方法とは?

主に、工場でも対策として、スポットクーラーや、ヒーターなどを置いてある事が多いです。

スポットクーラーとは、大きめのノズルみたいな物が作業場に向かって伸びており、そこから冷たい風がくるものです。

なので、クーラーが当たるところにいれるように工夫をしたら、幾分かはマシになるので夏の暑さも乗り越えられます。

しかし、スポットクーラーなので工場全体には行き渡りません。

そこの作業場のみとなるので、そこからスポットクーラーが無いところに移動すると、暑い状態になりますね。

他にも、冷たいタオルを首に巻いたりして少しでも体温を下げましょう。

冬場も同じで、ヒーターが作業場において合ったりするのでそこの近くにいれば乗り越えられそうです。

しかし、必ずしもヒーターがあるとは限りませんし、ヒーターが当たる部分も全身では無いので、体温は低いままです。

乗り越える為に、当然カイロなどを持参した方がいいです。

体に複数枚張っておきましょう。

貼ら無いカイロなんて持って行ってもカイロを持てるような時間は余り無いと思うので体に張っていた方が常に暖かいです。

貼る場所は、おへその下あたりの『丹田』と呼ばれる部分と腰の下あたりで凹んでいる部分の『命門』と呼ばれるところに貼るのがオススメです。

内臓が温まり、腰を温める事で血流がよくなり、全身が温まります。

しっかり着込むことも当たり前ですが良い対策となるでしょう。

キツい時もあるけど、工場の仕事がおすすめの理由

とにかく、体力面で見たらキツい時が多い工場の仕事ですが、これから工場で働いてみようと思っている人に工場の仕事でオススメな所をいくつか挙げていこうと思います。

給料面で良い

必ずしも全部の工場でとは言えませんが、上に書いてある通り、夜勤が入ると同じ基本給でも深夜割増金と夜勤手当がつくのでだいぶ違ってくるので給料面で見るといいところがありますね。

夜勤手当て以外にも、資格手当などもあるので期待できますね。

若いうちにたくさん働いて稼いでおこうという人にはオススメします。

一人作業が好きな人や、黙々と作業を行える人にはオススメ

ライン作業やオペレーター作業などが多い工場勤務では、一人で作業をしたりする事が多いので黙々と作業をする事がほとんどになります。

一日中機械の前でオペレーションを行ったり、ライン作業なんかになると、人と話すのは休憩時間くらいなものになってきますね。

なので、人付き合いが苦手な1人が好きな人にはオススメします。

営業やサービス業をしていて、今の仕事が自分には向いていないなと思った人にも一度経験してみるといい経験になると思います。

手に職がつく!技術が身につく工場勤務

TVなどで紹介されているような職人が工場にはたくさんいます。

私が以前勤めていた工場では、0.01mmを手の感触だけで削ったりするような職人さんは何人もいました。

もう何十年もやってきたベテランさん達ですが、そういった域まで行かなくても、中堅クラスの人でもしっかりとした技術を身につけている事が多い技術職の仕事は、その仕事が必要にならない限りはどこに言っても仕事ができるようになりますね。

そこは強みになるでしょう。

例としてあげれば、溶接工などはこれからの時代も必ず必要になるでしょうし、金型産業もまだ無くならないのでは無いでしょうか。

物を大量生産する為には金型などの型枠は必須になってきますから。

なので、手に職をつけて自分自身の技術力を高めていけばどこに行っても仕事ができるようになるでしょう。

自身の都合により他県や転職をしなければならなくなった際にも、溶接や機械加工の経験が数年あるだけでもだいぶ有利に働いてきますので、1つでも自分はこれだけは人よりも出来ると言えるような特出した技術と知識があるとだいぶ有利に働くと思いますのでオススメできます。

まとめ

工場勤務は、必ずしも悪い仕事とは言えないと思います。

確かに、きつい場面やしんどい思いも度度あるかもしれませんが、長く続けられる仕事だとは思います。

モノを生み出すのに欠かせない空間です。

上記で書いたような、キツいと思うところは工場によりけりです、今回は少ししか乗せていませんが工場勤務でのキツいことを乗り越える方法はたくさんあると思います。

どんな仕事にも、下積み時代というものは必ず存在します。

そこを乗り越え切れてこその自分の力になると思うので、まずは1度経験してみる事が大切なのでは無いかと思います。

技術力の進化が毎年進む中で工場の在り方というものも変わってきているので、昔のようなイメージを持つことも無いですし、長い目で見てもしっかりとした技術力が身につくと考えればオススメできる仕事だと思います。

今回の記事を読んで、『工場勤務』というものも1度考えて見てはいかがでしょうか。


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