どんな仕事も楽な仕事はありません。

淡々と同じ作業を繰り返すため楽に見える仕事も、体力的にきついものがあったり、ずっとイスに座って仕事ができるデスクワークも、処理する仕事量が膨大だったり、どんな仕事も楽で疲れない仕事はないです。

私はこれまで10種類近くの仕事を経験してきましたが、やはり楽な仕事はありませんでした。

給与が高くても安くても、どちらが楽だったという事はありません。

今回は、そんな私の経験を基に、仕事が辛かった時の乗り越え方についてご紹介していきましょう。

仕事が辛いのはどんなとき?

仕事の内容によってその辛さは変わってきますが、人によっては退職してしまうほど辛い経験も沢山してきました。

ここでは様々な仕事を経験して感じた「辛い経験」を、いくつかご紹介していきましょう。

自分のキャパシティを超えた仕事を任された時

仕事をしばらく続けていると、そのうち管理職への勧誘をされる事があります。

その話を受け入れて管理職になった時に、聞いていた以上の仕事を任されるという事は少なくありません。

特に、管理職に成りたてで信じられない量の仕事を任された時は辛く感じました。

「明らかに常人では処理しきれない量の仕事を任され、それをこなさないと上司から叱られる環境」というのは、私だけが経験した事ではないと思います。

ですが、キャパシティ以上の仕事を任されれば、それを処理する為には普通の人よりも労働時間、または勉強時間を要する事は避けられません。

結果過重労働となり、プライベートの時間はなくなり、仕事終わりも勉強をする毎日。

残業も法律違反ギリギリの範囲まで残業し、仕事も詰めに詰められている為、休憩時間も事実上ありませんでした。

それが何か月も続いた時は、仕事ばかりの人生だと感じ、辛く感じていました。

従業員が自分一人

とある牧場で働いていた時、私一人しか従業員がいない時がありました。

その状況のどこが辛いかというと、支え合える、励まし合える同僚がいないといった点です。

普通なら数人は同期や同僚がいるものですが、私のその職場では、上司が一人に従業員が私一人といった環境でした。

仕事で何かミスがあると、すぐに自分だとばれますし、わからない事があっても聞く先は怖い上司しかいない環境。

あまりない環境の為、想像しにくいかと思いますが、気軽に頼れる味方がいない事がこれほど心細く、そして辛い事だとは想像もしませんでした。

普段の些細な愚痴や弱音を言える同僚がいる事がどれだけ支えになる事か、ここでの経験を通してその有難みを痛感させられました。

パワハラ上司

過去の経験で、まるで反面教師の見本ともいえるほどのパワハラ上司がいました。

相手の気持ちなどまったく考えず、傷つけるような言葉をいくつも吐き捨てたり、明らかにわかりにくい指示の出し方をしているにも関わらず、その指示で部下が意図しない行動をとると、理不尽に責め立てたり。

そんな上司によるストレスで、心を壊して病院通いになった同僚も私は知っています。

私もその上司と仕事をしている時は、同じ空間にいるだけでもプレッシャーを感じ、息苦しかったのを覚えています。

問題なく仕事をしていても、その上司の視界に入る空間にいるだけでストレスで、一日の終わりには心底疲れ、また明日顔を合わせる事が心から憂鬱でなりませんでした。

結果、私もストレスで心を病んでしまい、完全に鬱の領域まで病んでしまった時期でもあります。

パワハラやモラハラは、本当に人を死に追いやるほど深刻な問題だと、この時身をもって痛感し学びました。

仲の良かった同僚がサイコパスだった時

とある企業で一緒に働き始めた同期がいました。

一緒に研修を乗り越え、励まし合ってきた仲間達でもあり、気付けば毎日一緒にランチを食べるほど仲の良いグループができた時期がありました。

仲が良い内は問題ないのですが、一度亀裂が入ると、その仲の良さは逆に逃れられない不穏な空気を生み出します。

ましてやその内の一人がサイコパスとなると、もう退職レベルのもめ事に発展。

同期の女性はストーカーまがいな被害にも遭い、次々に同期がその問題で辞めていくといった出来事がありました。

私はその同僚と一緒にランチをしていたメンバーの為、問題が発生した時のLINEのやりとりは、本当にうんざりすることこの上ありませんでした。

管理者として模範を求められたとき

とある企業に管理者として派遣されていた時の話ですが、管理者という立場で派遣されている為、模範となる仕事を求められていた頃がありました。

標準以上を求められる事は当たり前で、尚且つ勤怠や話し言葉、ビジネスマナーやコミュニケーションなど、どれをとっても見本となる存在でないといけない仕事をしていた頃は、毎日がプレッシャーで辛かったものです。

ある程度スキルが身について、慣れてきた頃からは楽になってきましたが、仕事を覚えるまではどうしてもミスをしてしまう為、その時の名誉挽回などは、誰よりも時間と労力をかけて頑張っていました。

最後には成績1位をとる事が日常化していた為、精神的にも安心できる立ち位置を得られましたが、それまでは毎日がみんなの目線を感じる毎日で、とても辛かったです。

仕事が辛いときはどう乗り切る?おススメの乗り切り方4個

仕事が辛い時は、何かの形でストレスを発散しないと心も体も持ちません。

私は様々な方法でストレス発散を適度にし、色々な事を乗り越えてきました。

ここではその乗り越え方について、詳しくご紹介していきましょう。

仲の良い人に愚痴を聞いてもらう

友達、恋人、夫婦、同僚など、価値観を共有できる仲の良い人に愚痴を聞いてもらうだけでも、ストレスの持ち方はかなり変わってきます。

自分一人で悩んでいると、上司や先輩に責められ続ける度に「自分はダメな人間だ」と自責の念を募らせてしまいます。

その自責の念はまるで自己催眠のように心に染み付き、些細な出来事に対しても自分を責めてしまうようになります。

そうならない為には、周りの理解者に話を聞いてもらって、客観的な意見をもらう事です。

ほとんどの悩みが理不尽によるものが多い為、客観的な意見で「あなたは悪くないよ」と言ってもらえるだけでも、相当心は楽になります。

辛い時は一人で悩まない。

これが辛い時を乗り切る一番おススメの方法です。

上司に相談する

これは信頼できる上司がいる時に限りますが、相談したらそれを真摯に受け止め、形に変えてくれる上司がいるなら、ストレスで潰れてしまう前に、上司に相談するのが最も効果的に状況を変えられます。

もちろんリスクのある選択ではありますが、普段から信頼関係を築き、気軽に相談できる関係が構築できているのであれば、一度は相談してみる事をおススメします。

私の場合は、普段から気軽に相談できる上司がいた為、その都度問題を解消する事ができました。

もちろん問題が発生している時は辛かったですが、その問題に対して真摯に向き合ってくれる上司がいたのでやってこれた、というところもあります。

逆に頼れる上司がいなければ、問題は山積していき、いくつも苦難を乗り越えてきた私でも、とても耐えられなかったでしょう。

スキルを身につける

これは決して簡単な方法ではありませんが、仕事を覚えてスキルをどんどん身につけていけば、何か問題が発生しても自分で対処できます。

なおかつその先どんな試練が待ち受けていても、「やっていける」という自信があれば、将来を嘆いて不安を募らせる事も、辛い事を想像して憂鬱な気分になる事も少なくなるでしょう。

私は解決できない問題が目の前に発生すると、その問題をとにかく早く解決してすっきりしたい性格の為、問題が発生した時は誰よりも勉強したり労力を割いたりして、早期問題解決に努めます。

もちろん体力的に疲れはしますが、精神的疲労を抱えるよりはましな為、そのような選択をとるようにしています。

昔は問題から逃げる選択ばかりしてきたため、また新しいところでも問題が発生しないかと不安ばかり募らせていましたが、今では、基本的にどんな環境でも適合していける自信がある為、不安を抱いてストレスを抱えるといった事はなくなりました。

とてもシンプルな事ですが、こうした努力を惜しまなければ、結果的に最も少ないストレスでその先もやっていける事を知っている為、私は日々そうした心構えで仕事をするようにしています。

割り切る考え方を持つ

これはコールセンターで働いた時に特に感じた事ですが、理不尽と直面した時に、そのストレスを受け流せる技がないと、コールセンターの仕事は長くは続けていけない職種でもあります。

これはコールセンターに限らず、接客業全般に言える事かと思いますが、理不尽なお客さんに当たっても、その場限りで社交辞令をふんだんに使い、やり過ごすといった技を駆使しないと、その問題もなかなか解決しないですし、自分もストレスを抱えていい事がありません。

真面目な人ほど「自分が悪いのかな」と悩まれますが、私はいつも内心「このめんどくさい人、早く終わらないかな」といった気持ちで仕事をしている為、基本的に明日にそのストレスを持ち越しません。

仕事が終わればパーッと遊んで、嫌な客の事など忘れて明日を迎える習慣を続けています。

こうした「割り切る技術」は、身につけておかないとどんな仕事も長続きはしないと感じていますし、実際に長続きせずに辞めていった同僚を沢山見てきました。

社交辞令は世渡りを円滑に進める為の「必要な嘘」です。

プラスに働く嘘は、ついても悪気を感じる必要はありませんし、大人になればなるほど必要になります。

自分を守る為、会社を守る為にも、こうした割り切る術は、身につけておいて損はないでしょう。

色々試したけれど、なかなか上手くいかない…そんなときの裏技2個

ここまで、辛い事を乗り越えていく術についてご紹介してきましたが、それでも乗り越えられない問題に直面した時はどうしたらよいのか。

最終手段として取るべき行動として、二つの方法をご紹介します。

密かに就職活動を開始する

自分の人生を豊かにする為にも、どうしても解決できない職場の問題は、ある程度頑張ったところで見限って、会社には内緒で就職活動をすることは、自分の身を守る為にも必要な事と言えます。

今まで何人もそういった人達を見てきましたが、どの人達も責める気にはなりませんでしたし、「そりゃそうだよな」と思う事がほとんどでした。

真面目になり過ぎて会社に尽くし、結果自分をすり減らして壊れてしまった人達も沢山見てきました。

ですが、そんなに会社に尽くしても、ほとんどの会社はその頑張りを還元してくれることはありません。

中小企業であればまだあり得る話ですが、大手になればなるほど、トップの人間は隅々まで目を行き渡らせる事は出来ない為、自分の身をすり減らして頑張ってくれている部下がいる事さえ、知らずに終わってしまう事はよくあります。

結論、会社の為に働くのではなく、あくまでも自分の人生の為に働く事を心掛け、働いているその会社が自分にとってメリットが少なくデメリットの方が多いようなら、潔く辞めて自分にもっと合った職場を探すのは、賢明な判断かと思います。

もちろん、ただ単純に根性がなくて次々に仕事を辞めてしまう人は例外ですが、周りが努力を認めてくれている状況でも、辛い気持ちが溜まりに溜まる職場なら、転職も悪くない選択肢でしょう。

万が一に備えて準備する

これは転職と近い話になりますが、例えば、会社が倒産した時、リストラに遭った時、転職のチャンスが訪れた時などに、問題なく新しい世界へ身を移せる準備を常にしておくと、文字通りピンチをチャンスに変えられるでしょう。

簡単な話では、貯金を十分にしておくと良いといった話です。

貯金があれば、どんなピンチもある程度は乗り越えられますし、貯金があれば余計な不安を抱く事もなくなる為、心も軽くなる事でしょう。

とてもシンプルな方法ですが、最も効果的な方法と言えるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。

実際に私が苦難を乗り越えてきた方法や経緯をご紹介してきましたが、参考になる話はありましたか?

こうした経験を沢山積んできた為、今の私は基本的にどんな環境で働いても成果を出せ、ストレスもなく過ごせるようになりました。

まさに経験は力なり、経験こそが人を成長させる為、若い頃の苦労は悪い事ばかりではないかと思います。

今がとても辛い環境にある方は、転職で次のステップに進める為の準備期間と割り切って、今のうちに自己アピールできる材料を貯めこんでいると考えるのはどうでしょうか。

転職の時は「前職でどれだけ頑張ってそれを乗り越えてきたか」というエピソードが最も効果的な自己アピールに繋がる為、辛い経験をすればするほど、大きなステップアップに繋がるはずです。

是非ここまでの話を参考にし、ポジティブな方向へ考えを巡らせてみてください。




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介護職の離職率は、決して少なくはありません。この記事では、実際に介護職を辞めた理由や原因を紹介しようと思います。また、介護の仕事は辛いばかりではなくやりがいのある仕事であることも併せてご紹介していきます。決して「ここまで辛いんだ」と悲観的に捉えるのではなく、転職を考えている方の参考にしていただければと思います。私の周りで多かった理由私が介護職として勤務していた際に多く見られた離職者の理由をご紹介していきます。理由によっては前向きなものもあれば、理解し難いものもあります。別の職に就くからどの職種や仕事でも転職を考える際に多い理由です。特に介護職は特殊な業務を担う仕事ではありますが、介護職に就いて