どういう仕事であれ、どういう職種であれ、ブラックだと感じてしまう人はいらっしゃると思います。

ここではブラックな仕事だと感じてしまう点に加え、それでも仕事のやりがいを感じる部分も併せてお伝えします。

経験者が紹介!社会福祉士がブラックと感じた2個の瞬間とは?

経験者だからこそ感じる、社会福祉士がブラックだなと感じてしまった点をお伝えします。

ただ、あくまで個人の主観の部分に当てはまるところなので、あらかじめご了承をお願いします。

相談業務の幅が広い

ここでは地域包括支援センターでの社会福祉士としての体験談をもとに説明していきます。

地域包括支援センターでのお仕事は相談業務がメインになります。

地域住民からの悩み事や困りごと、住民だけでなく地域の事業所の方からもこの対応をどうすれば良いのか等の相談事を持ちかけられる場合があります。

地域での困りごとに関してはまず情報として地域包括支援センターに伝える流れが出来ている関係で、来館者や電話が終日鳴りっぱなしの場合があります。

これに加えて、自分が抱えている要支援者の担当も行わなければならず、仕事の幅がかなり広く、業務量もそれだけ多くあります。

その上、給料は一般と比べてそんなに高いとは言い切れません。

このようなことを考え始めてしまうと、この職種はブラックだなと感じてしまう所があります。

相談員の負担が大きい

ここではデイサービスの生活相談員として勤めていた頃に感じた体験談をもとに説明していきます。

社会福祉士に求められるものは先ほどの地域包括支援センター同様、相談業務に関わることです。

相手の話を聞いていく中でニーズを見つけていきます。

そのうえで、ニーズに対してこのデイサービスでどのような取り組みが行えるのかを模索していくことが一つの大きな仕事になります。

又、相談内容にはたいてい家族が絡んでくる問題も多々発生していきます。

その影響で家族対応も相談員としての業務に組み込まれていきます。

更に、ケアマネジャーとの関係性も保っていかなければなりません。

なぜなら、ほとんどの場合ケアマネジャーからご利用者の方を紹介してもらうのでケアマネジャーとの関係性が取れていなければご利用者を紹介してもらえないという事態も発生していきます。

このことは運営を行って行く上での大切な業務内容につながりますので、プレッシャーや精神的な負担は大きいと言えます。

生活相談員の場合はたいてい現場の介護業務も担当することになります。

朝夕の送迎や添乗に加え、レクリエーションや体操、お風呂介助や食事介助等、全般を任されるケースもあります。

生活相談員というだけで一般の介護職に比べて給料が高い場合が多いですが、その分仕事の負担も大きくなってしまうという点が挙げられます。

大変だけど、私が思う社会福祉士の仕事のやりがいは?

これまではブラックだなと感じてしまう点を中心に説明してきました。

しかし闇があれば光があるように、必ず表裏一体になっています。

ここからはそれでも社会福祉士としてのやりがいを説明していきます。

自分のスキルアップに繋がる

スキルアップというのは、自分にとって今までにないような事態に遭遇し、それを乗り越えたからこそ取得できるものだと思っています。

そういう視点で考えれば、社会福祉士というのはスキルアップに繋がっていくことがやりがいの一つとして挙げられます。

相談業務というのはいろんな種類が存在します。

毎日同じような相談内容が来るわけではありません。

必ず予測しないような相談内容を持ちかけられることがあります。

それに対して対処していく流れを通して、社会福祉士としてのスキルアップに繋がっていきます。

大変だからこそ取得できる大切な財産です。

人間が好きになる

社会福祉士だけに言えることではありませんが、相談業務を主としている職種の場合、人間の深いところにまで踏み込む場合があります。

その方の考えや信念、幼少期や家庭環境等、普通の職種では知ることのできないような部分まで知る場面が増えていきます。

それゆえ、大変な部分もあります。

相手の深いところに関わるわけですから知らなかった方が良かった情報とも出会いますし、対応ひとつでクレームに発展するリスクもあります。

しかし、これだけ人間の深いところに関わっていると、次第に人間自体が好きになってきます。

どんな苦手な人でも相手の深いところには必ず悲しみや涙があり、そこに触れることのできる貴重な職種の一つです。

表面上では好きになれない部分でも、深いところから見れば愛着が湧いてくるのがわかります。

これらのことからも、この仕事をやっていてのやりがいを感じとることが出来ます。

将来に通じる能力を習得できる

社会福祉士は大変な部分もありますが、ここで培ってきた経験や知識は将来に通じてくる部分が数多くあります。

よく聞く話が介護職との比較です。

介護職は生活を支える役割があります。

食事介助や排せつ介助、入浴介助を行うことが一般的です。

これらの業務は身体的にも負荷がかかりやすい為、若いうちなら良いですが年齢を重ねるとともに辛くなっていく現状があります。

そうなってくると、ケアマネジャー等の相談職を希望される方が多くいらっしゃいますが、相談職にはこれまで説明した通り介護職とはまた違った問題が多数発生していきます。

このことが原因で相談職を辞退され、介護現場一筋でやっていくケースもあります。

介護キャリアを積んだ方が相談業務に移行していく流れが多い中、社会福祉士として今のうちに相談業務の経験を積まれることは将来的な視点から見てもかなり有効的な手段と言えます。

将来に通じる能力を習得することができるのが社会福祉士なのです。

まとめ

正直、社会福祉士というのは大変な部分が多く見受けられます。

しかし、大変な部分があるのではなく、大変な部分しか見ていないと言い換えることが出来ます。

大変な部分ゆえに、やりがいも多数あるのがこの仕事です。

社会福祉士として仕事をされるようでしたら、きちんとメリット・デメリットをきちんと見極めたうえで、今後仕事をするのか等を決断されるのが良いと思います。




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