社会人として仕事を行う以上、ある程度の成果だったり仕事の質が求められます。

それはお金を頂き雇われている以上当然求められてくるものだと思いますし、当たり前のことだとも思っています。

しかし、人は皆必ずしも完璧ではありません。

時には失敗を繰り返しますし、怒られることも皆さん経験があることでしょう。

失敗をしながら自らの限界を突破していくことが一般的ですが、どの仕事に対しても「向いているタイプ」と「向いていないタイプ」が存在することもまた事実としてあります。

今回は、社会福祉士の仕事に向いていない方の特徴をいくつか紹介した上で、乗り越え方も併せてお伝えしていきたいと思います。

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社会福祉士の仕事とはどんな内容?

社会福祉士は対人援助を主としています。

高齢者や障害者、ホームレスや低所得者など、日常生活を送ることが困難なケースというのは世の中に数多く存在します。

また、それらに対して適応できるサービスもまた数多く存在します。

しかし、今やその数は相当数に及ぶ為、何を基準に選んだら良いか分からないケースがあります。

このような時に間に入り相談者が抱える現状に対して適したサービスを紹介していく仕事が、一般的な社会福祉士としての役割です。

社会福祉士に向いてない人の5つの特徴

社会福祉士に向いていない人の特徴をこれからお伝えしていきますが、誤解のないように事前に説明すると、ここに書いてある項目に該当してしまうからと言って諦めてしまう気持ちを持つことはあまりおすすめできません。

事前に社会福祉士に向いていないパターンを見ていくことで、それに該当してしまった場合は今の内に乗り越えていけば良いだけの話です。

ぜひ、前向きに捉えていただければと思います。

そもそも、人があまり好きではない

社会福祉士は機械や物を扱う仕事ではありません。

人と関わっていくことが主な仕事内容になります。

もし、今の時点で人以外の物に対してアプローチする仕事をしたいと希望されるようでしたら、社会福祉士としておすすめできるような仕事はありません。

しかし中には、最初は人間が好きだったけ様々なことをきっかけに人との関わりが苦手になってしまうというケースも存在します。

元々は人との関わりが好きだったけれど今は苦手という方に対しての乗り越え方をお伝えします。

その乗り越え方とは?

人との関わりが苦手になってしまう理由は様々あると思います。

私も実はこのような経験があります。

最初の頃は介護の世界で十年ちかくやっていましたが、職場の人間関係がきっかけでこの仕事全体が嫌になってしまいました。

職員同士だったり利用者との関係性だったり、関係性も数多あります。

こちら側が利用者に対してサービスを心を尽くして提供しても相手に届かないというケースは沢山経験してきましたし、この仕事を行っていく人のほとんどが一度は経験したことのあるような話ではないでしょうか。

人間関係の問題に関しては、どこの施設に行っても必ずと言って良いほど付きまとってくる問題の一つです。

人間関係で傷つく人は沢山います。

しかし、人間関係で傷ついた心を治すのもまた人間関係なのです。

人を無理やり好きになる必要はありません。

自分がとても辛い状況に置かれているのにも関わらず、他人に優しくできるケースはほとんどないパターンです。

しかし、よく考えてみてください。

今抱えている人間関係の問題は、本当に実在するのでしょうか。

少し考えればすぐに分かってしまいますが、人を好きになるには関係性を良好なものにしていかなければなりません。

関係性を良好なものにしていく為には、相手方に対して一定の好意を持っていることが大切です。

そして、それを決める決定権を持っているのは他の誰でもなくあなた自身なのです。

あなた自身が良い悪いを判断しているのです。

●●がいるから苦手という存在ありきのパターンではなく、私は●●のことを苦手と思っているという自分の意識にフォーカスを当てるアプローチが重要です。

原因を自分以外の他人や環境にするのではなく、自分の意識に当てることで主体性が育ち、そのことで自分の心にも余裕が生まれ始めてきます。

自分の心にも余裕が生まれ始めると、他人に対して一定の好意を持ちやすくなります。

人に対して細かい配慮が苦手

人の相談に乗るということは時に細かい配慮が必要になります。

相談に乗る場所は、きちんとプライバシーが保たれるような環境下にあるのかどうか・周りに人がいないかどうか・相談しやすいような雰囲気を作れているのか等の環境的な側面に加え、私たち社会福祉士の聴く姿勢や表情なども相談者はよく見ています。

常に人に対して細かい配慮が求められますが、これらが全くできないとなれば、この仕事は向いていない可能性があります。

その乗り越え方とは?

例えば気になる異性があなただけに相談を聞いてほしいと言ってきた場合、あなたはどのような行動をとり、どのような姿勢や表情で気になる異性の話を聴いているでしょうか。

姿勢や表情に関して言うと、おそらく真剣に聴いている姿が想像できると思います。

その際に、相手の相談に対して自分の意見を強めにぶつけたり否定したりするでしょうか?

表情はどうでしょうか?

つまらないような表情をしていますか?

おそらく困っている相手の立場になり、相手に同調し表情も真剣になりながらその場を過ごしていると思います。

また、あなただけに聞いてほしいと言ってくるくらいですから周りに話を聞かれたくないと考え個室に入るか、仕切りなどを立てて少しでもプライベートな空間を作る工夫をされる方もいらっしゃるかもしれません。

このように考えるとどうでしょうか。

仕事として捉えてしまうから難しく感じてしまうだけであり、このように少し違った視点でアプローチしてみると、実は自分は人に配慮できる人間だと少しは思っていただけるのではないでしょうか。

相談業務に関しては、固定したマニュアルはほとんど存在しません。

いかに自分の心が相手のために動くのかということに絞られてくると思います。

相手のために心が動くようになれば、その先の姿勢態度や行動は勝手にできてしまう場合がほとんどです。

自分に対して極端に自信がない

自分に対して自信を失くしてしまう理由は沢山あります。

社会福祉士の場合は、人に怒られてしまったことをきっかけに自信を失くしてしまうことに繋がるケースが多く見受けられます。

利用者やそのご家族、あるいは先輩や上司など人を相手にする職業である以上、こういった事態はなかなか避けることが難しいです。

自分に自信が極端に失くなってしまう人に対して、利用者は相談を持ち掛けたいって思うでしょうか?

誰にも話せていなかった自分の本音を自信がない人に話したいと思うでしょうか?

本音を話せるような状況じゃないと、本当に適したサービスを提案することができません。

その乗り越え方とは?

結論から言うと、自分の心を統制できることが大切です。

心は動きそのものです。

その日の状況によっても心の浮き沈みがあります。

怒られてしまう等が原因で落ち込んでしまうことがあったとしても、それは一時的な状況に過ぎません。

その状況が永遠に続くわけではないのです。

たまたま自分に自信を失くしてしまう条件が重なっただけのことです。

その反面、自分の気持ちが上がる条件も存在します。

友達と話している時、旅行に行っている時、美味しいものを食べている時等、その条件は人によって異なります。

まずは、心は動きそのものであるということを意識しつつ、自分の心が上がる瞬間がどういう条件なのかをしっかりと自分自身で把握することが大切です。

心のコントロールができるようになれば、自分に自信をつけるイメージは自然とやってくると思います。

他人の言うことを何でもまともに受けてしまう

他人の言うことを何でもまともに受けてしまう人も、もしかしたらこの仕事には向いていないのかもしれません。

確かに相談業務に関しては、相手の意見をできる限り受け止め、それに対応する手段を可能な範囲で提案していくという姿勢が大切です。

相談業務というのは、相手の人生経験や人生に対する考え方など普通に接していたら出会わないであろう情報にどんどん出会う場面があります。

他人の人生を全て背負ってしまい感情移入しすぎるのは、専門家としてあまり良くありません。

またそれとは逆に、相手からクレームを受けることが数多くあることも事実です。

こういうことを聞くと怖いと思ってしまうかもしれませんが、仕事である以上はクレームに対し親身に受け止める必要があります。

対人相手に仕事を展開している以上、避けては通れない問題です。

クレーム内容によっては時に自分の尊厳や人格が傷つけられてしまうケースもあるかもしれませんが、こういったクレームに対して全てまともに受けてしまうと正直体が持ちません。

時には受け流すということも必要な場合があります。

その乗り越え方とは?

まずは完璧な意見を持っている人はいないということを押さえる必要があります。

相手からのクレームは確かに必要なものです。

クレームがなければ提供するサービスの質の向上には繋がりませんし、そのような視点からでもクレームというものは時には必要なものになってきます。

しかし、クレームを言う人の中にはスタッフの悪口や人格を傷つけるような発言を平気で言ってしまう人もいます。

そうなってしまった場合、それをまともに受ける必要はありません。

あくまで自分に対する意見の一つだと思って下さい。

その人の言っている意見が全て正しいわけではありません。

そこで一つ一つのクレームに対し、あなたが傷つく必要はありません。

なぜなら、自分のことを嫌いと言ってくる意見が絶対的に正しいのであれば、あなたは世界人口全員から嫌われる存在でなければなりません。

そんな人は存在しません。

嫌いと言ってくる人もいれば、反対に好きと言ってくれる人は必ずいます。

ですので、相手のクレームに対していちいち心が反応しないことがベストだと思います。

自分の考えに固く固執してしまう

利用者が抱える生活課題に対してサービスを提案する際に、これが正解というものは存在しないと思っています。

サービスを展開してみなければ分からないことも沢山ありますし、聴き取り調査の時にはこれで良いと思っていたサービスが本人にとっては合わなかったケースは沢山あります。

例えば本人の社会交流のためにAというデイサービス利用を提案し本人やご家族が同意した上でサービスを開始したとしても、Aデイサービスが提供するプログラムが本人に合わずに退会するといったケースです。

こちら側が予想もしないような事態が、現場では次々と発生していきます。

福祉に対しての自分なりの考えや信念を持つことは非常に大切なことです。

なぜなら、自分自身の考えをしっかりと持っていない方に本当に適切なサービス提案ができるかが疑問に思うからです。

しかし自分の考えばかりに執着してしまっても、相手が求めるサービスに行き着くかどうかは疑問が残るところです。

その乗り越え方とは?

まずは何においても必ず正解というものが存在するのではないということを、今一度意識することが大切です。

正解かどうかは本人やご家族が決めることであり、例えこちら側が本人のためになるサービスではないと思っているサービスをご家族が選んだとしても、ご家族がそれで良しと思えばそれは良いサービスとして存在することになります。

自分の考えや信念を捨てる必要はありませんが、固執しすぎてしまうのも問題です。

手放すのと同時にいつでも自分の横に置けるようなイメージを持ち、自由自在に考えや信念を活用するくらいの気持ちで挑めば良いと思います。

出し入れが自由、自分の考えをもっと軽くしておくと良いかもしれません。

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まとめ

仕事に対して向き・不向きがあることは仕方のないことです。

誰もが器用に仕事をこなせるわけではありませんし、この仕事は人間相手なので人に興味関心がなければ無理してやらない方が自分のためでもあり、サービスを受ける利用者のためにもなります。

しっかりと自分の特性を把握した上で、これらの事項も参考にしながら、社会福祉士を目指すかどうか判断していただければと思います。

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