2021年2月23日

「福祉」について、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?

昨今、話題となることの多い福祉。

社会福祉士は、問題を抱えている方のサポートをしていく仕事です。

今回は、実際に働く社会福祉士の現状・意見を基に、社会福祉士を続けていきたい理由・将来性についてご紹介していきます。

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社会福祉士の仕事内容とは?

福祉と一口に言っても、分野は様々です。

高齢者や子供、病院から地域、最近ではNPO団体での活躍も増えてきました。

介護の問題・児童虐待・貧困・病気によって生計が立てられない・ボランティアや地域との繋がりなどの問題に対し、支援を行うのが社会福祉士の仕事です。

主な仕事内容は、相談援助です。

問題を抱えている相談者(クライエント)の相談を聞き、適切な支援計画を立てることに繋げていきます。

その為、クライエントが話しやすい環境作りや、話を引き出す面接技術が重要となってきます。

あなたは、自分に不安や悩みがあった時、誰かに相談することはありますか?

相談した人が全く話を聞いてくれなかったり、知っている人に見られているような環境だと、「もう話すのはやめよう」と感じてしまいますよね。

そもそも、社会の中で悩みを抱え社会福祉士に相談したとしても、社会福祉士は全くの他人である場合がほとんどです。

初めて会う人に自分のプライベートな悩みを打ち明けるのは抵抗がある方も多くいらっしゃいます。

その為、クライエントと社会福祉士はラポール(クライエントとの信頼関係)を築いていくことが大切です。

次に行うのが支援計画を立てることです。

クライエントのニーズに合った計画を立てることは、そう簡単にはいきません。

社会福祉士は一人だけではなく他職種との連携を図り、より適切な支援計画を立てていきます。

病院の場合を例に説明すると、医師や看護師・作業療法士など患者さんと接することの多い他の職種から話を聞かないと分からないことも沢山あります。

退院後に地域のケアが必要だと判断した場合、その地域の福祉施設との情報共有ができていなかったらどうなるでしょう?

適切な支援を行うことは難しく、他職種との連携がどれほど重要なのか分かっていただけたかと思います。

支援計画を立てることで、計画に沿ったサービスの提供や制度の利用が開始されます。

社会福祉士は、ここで仕事が終わりではありません。

実際にサービス等を利用してみて、クライエントはどう感じているのかを確かめる必要があります。

実際に経験してみないと分からないことが沢山あることを、皆さんも分かっていただけるかと思います。

この評価は、一度行えば終わりというわけでもありません。

初めは嫌だったけれど途中で慣れてきて大丈夫になった…なんてこともあり得ることです。

その為、定期的に評価を行っていても適切な支援ではなかったと判断されれば、支援計画を立て直す部分に戻ることもあります。

また実際に支援が行われクライエントの問題が解決の見通しが立った場合、支援の終結へ向かっていきます。

その場合にも、今後も利用できる支援やサービスの紹介など、フォローアップのとれる環境を整備していくことも必要です。

この一連の流れを記録することで、今後の技術の向上へと繋げていきます。

社会福祉士をずっとやっていたいと思う8個の理由

実際に働く社会福祉士の声を基に「社会福祉士を続ていきたい」という理由をご紹介します。

給料が安定している

社会福祉士の多くは、社会福祉法人や医療法人で採用されています。

その為、一般的な企業よりも給料が安定しているという点が挙げられます。

また、社会福祉事務所や児童相談所・社会福祉協議会などでは公務員として採用されることもあり、公務員水準の給料や福利厚生といった待遇の良い面が利点でもあります。

とは言え、分野や施設によって給料の差が激しいのも現状です。

転職でスキルアップを図れる

社会福祉士の資格を持っている方は、転職をすることも多くあります。

職場を変えることで新しい福祉課題を見つけたり、自分の技術を磨くこともできる仕事だからです。

復職もしやすい

転職についてもご紹介しましたが、復職もしやすい仕事でもあります。

社会福祉士は国家資格です。

信頼度の高い資格であり、育児手当や介護手当などの福利厚生の充実している職場であれば戻りやすいというケースもあります。

今後も福祉の仕事は需要が高まっていくので、一旦離職しても戻りやすい職種でもあります。

仕事にやりがいがある

「悩みを抱えている友達の話を聞いていただけなのに、友達が元気になってくれた」

「友達にアドバイスをしたら、笑顔になってくれた」

社会福祉士の資格を持っていない・これまで専門的な支援をしたことがないにも関わらず、友人との関係でこういったことを感じたことはありませんか?

困っている相手の話を聞いたり、聞き役に徹しアドバイスをしたら元気になってくれた…それはとても嬉しいことですよね。

そこに専門的な技術を合わせて仕事を行っているのが社会福祉士です。

クライエントの話を聞いて支援計画を立てていきます。

その時、クライエントが笑顔を見せてくれたり、解決へ向かっていく姿を見たり、感謝の言葉をかけていただいたり…そのようなことから、とてもやりがいを感じられる仕事と言えます。

自分の家族にも還元できる

老老介護や介護を苦にした心中、子供への虐待、障害を持つ子供への差別や虐待など、現代の福祉課題は多くあります。

家族が病院に入院した!なんて時、金銭的に余裕がなかったり、退院後は家の改築が必要となる場合もありますよね。

そんな時、自分の家族にも還元できる仕事が社会福祉士です。

こんな時に利用できる制度があったな、こんなサービスが受けられそうだ、と知識を活かすことができます。

毎日が発見の連続

対人援助を主な仕事としている社会福祉士。

人が相手となると、毎日がずっと同じことの繰り返しなんてことはありません。

施設の利用者が、昨日できなかったことも今日になったらできるようになっていた。

昨日まではあまり話をしてくれなかったクライエントが、ちょっとしたことをきっかけに沢山話してくれるようになった。

児童養護施設の子供が、今までは挨拶をしたら逃げていたのに懐いてくれるようになった。

とても悩んでいたクライエントに笑顔が増えていった。

小さいことから大きなことまで、新しい発見の多い毎日を過ごすことができます。

自信が持てるようになる

社会福祉士の資格合格率は約30%と言われています。

年によっては30%を切ることも多いという合格率の低い資格です。

しかも、受験資格を得るまでの道のりも長いものです。

毎日何時間も勉強したり実習をして、それでも合格しないことも多くあります。

現在社会福祉士として働いている方は、少ない合格者の中の一人。

「社会福祉士」という言葉は、資格を持っていないと名乗ることのできない資格です。

社会福祉士という資格を取得していることで、仕事をする際に特別な手当が貰えることも。

また、資格の有無で仕事内容が変わってくる場合もあります。

「よく頑張ったね」と自分を褒めてあげましょう。

社会福祉士の仕事は責任のある仕事です。

その責任に押し潰されそうになりながらも、クライエントの笑顔が見られた時、やりがいを感じると共に自分に自信が持てるようになります。

自信が持てると「また頑張ろう」という気持ちになりますよね。

毎日上手くいくことばかりではありませんが、自分に自信を持ちながらどんどんスキルアップを図ることができる仕事です。

社会問題を間近で見ることができる

テレビや新聞、ネットで目にすることの多いニュース。

画面越しに映るその光景は、どこか「自分の住んでいる世界とはちょっと違う」と感じがちです。

また、大変なニュースを画面越しに見たところで「今の自分にできることはないのではないか」「何もできないのではないか」と思ってしまいますよね。

社会福祉士は、福祉課題を目の当たりにすることばかりの仕事です。

そして、その支援を行っていくことで福祉課題の解決に繋がります。

社会福祉士の役割にクライエントの問題解決の支援を行っていくことがよく挙げられますが、社会を変えていくことも一つの大きな役割です。

その役割を担っていることや今後の社会のために行動をしていくこと、それは大きなやりがいと感じられる点です。

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社会福祉士の大変なところ

社会福祉士の仕事のやりがいについて紹介しましたが、仕事をしていく中で辛く思うこともあります。

社会福祉士の現状をご紹介します。

給料が割りに合わない

社会福祉法人や医療法人の場合は給料が安定していること、公務員として採用された場合も公務員水準の給料が貰えるということをご紹介しました。

しかし、そういった施設ばかりではないのも現状の一つです。

特に介護の需要が高まり、社会福祉士の資格を持っていても最初は介護を行うこともあります。

介護の仕事は給料が安いということでも知られていますが、実際の仕事内容はハードなものばかりです。

夜勤になることもありますし、一つの行動で利用者が怪我をしてしまったり、最悪の場合は亡くなってしまうこともあります。

介護の現場に限らず、社会福祉士は人の人生を左右することのある内容ばかりの仕事です。

給料が安定している職種であっても、実際の仕事内容と比べると割に合わないと感じることもあります。

出産・子育てとの両立が難しい

社会福祉振興・試験センターが行った「平成27年度就労状況調査」の結果を見ていきましょう。

社会福祉士の資格を持っているが現在は仕事をしていない女性が仕事を辞めた理由の1位は「出産・子育て」でした。

出産・子育てとの両立が難しいとして仕事を辞めた約95%の女性が「末っ子が未就学児」という結果です。

では、過去福祉の現場で働いていたが今は他職種として働いている方の仕事を辞めた理由も見てみましょう。

ここでは、「出産と育児の両立ができないから」と答えた割合が22.6%と、女性の辞めた理由1位となっています。

なぜ転職する際に福祉に戻らなかったのか?という理由に関して、「仕事と家庭の両立が難しそうだった」と回答した人は30.9%となります。

復帰意欲に関しては、「条件が合えば働きたい」と回答している人が、資格はあるが現在働いていない人全体の中で52.0%と一番多くなっています。

現在福祉の現場以外で働いている人も、「条件が合えば働きたい」と回答している割合は48.4%。

現在就労していない人では、54%が「条件が合えば働きたい」、15.3%が「是非働きたい」と回答しています。

復帰意欲はあるものの復帰の目処は立っているか?に関しては、66%が「決まっていない」と回答。

復帰する際に最も重視する点では、労働時間や休日など環境に関する点と回答した人が28.2%と最も多くなっています。

復帰する際の支援として「最近の制度改正等の動向に関する研修」と答えたのは64.7%と、最も多い結果になりました。

この結果から、出産や育児に対する対応が未熟であることが分かります。

しかしその反面、条件が合えばまた働きたいと考えている人が多いのも現状です。

過去働いた経験のある方は即戦力です。

女性の働きやすい環境づくりや、復帰の際に行う研修の充実が求められています。

施設の運営に不満がある

社会福祉振興・試験センターの「平成27年度就労状況調査」の結果を再度見ていきます。

社会福祉士として働いていた女性が仕事を辞めた理由の1位は、「出産・子育てとの両立が難しい」という理由でした。

性別ごとに見てみると、社会福祉士として働いていた男性が仕事を辞めた理由の一つが「法人・事業所の理念や運営に不満があった」という理由です。

もう一つの理由は「より魅力的な職種が見つかった」という理由になっています。

また、現在の職場として福祉を選ばなかった理由としては「給与・諸手当が低かった」と回答している男性が多くなっています。

この回答をしている人は、以前は社会福祉士として働いていたが現在は社会福祉士として働いていないという項目です。

社会福祉士として働いていた当時は高齢者関係施設の正規職員として働いていた人が34.3%と、最も高くなっています。

介護に関して言えば、最近では開放的な施設が増えて職員の待遇の改善も行われてきています。

しかし、実際に働く人が満足している環境なのかと言われると、まだまだ不十分です。

仕事をする際には、実際に体験したり見学を行うなど、そういった情報開示の必要性も高まっています。

責任が重すぎる

実際に社会福祉士の仕事をしている人の声としてよく耳にするのが、責任の重さです。

社会福祉士は、悩みを抱えるクライエントの支援を行う仕事です。

その為、クライエントに笑顔や感謝の気持ちを伝えられると、とてもやりがいを感じることができる仕事でもあります。

しかし、その責任は決して軽いものではありません。

福祉の職場と言っても、働く人の役割はそれぞれです。

福祉の場で働く全ての人が社会福祉士の資格を持っているわけではありません。

その為、一人の社会福祉士が担当する案件は数が多くなっているのが現状です。

また、仕事内容の多さに加えて、すぐに解決する問題ではないことも多く、クライエントと接する期間も長くなっています。

大きな問題が起きてしまうことと隣り合わせであることを自覚しながら、責任感のある仕事を行っていかなくてはいけません。

その責任感と出産や子育て、家庭や職場に対する不満を持ちながら働くことはとても難しいというのが現状です。

バーンアウトに注意

「燃え尽き症候群」とも呼ばれるバーンアウトは、クライエントに寄り添う仕事だからこそ起こってしまう可能性があります。

社会福祉士の仕事がとてもやりがいのある仕事で、その分責任の重い仕事であることが分かっていただけたでしょうか。

だからこそ、仕事を熱心に取り組みクライエントに一生懸命寄り添おうとする社会福祉士は沢山います。

しかし、そこでストレスを感じることもあります。

現実とのギャップやクライエントと家族等の間の摩擦、安定しない労働環境、そこから起こってくるのがバーンアウトです。

社会福祉士が担当する案件は様々で、思い通りにいかないことや成果が目に見えないこともあります。

やる気がなくなってしまったり、難しいことから目を背けるという状態になることも。

ストレスからくる不眠などにより体調不良を感じることもあります。

また、元から疲れやすい・ストレスを感じやすい・心の病気を抱えていた、という社会福祉士も少なくありません。

実際に自分が心の病気となり、病院で見かけた社会福祉士や精神保健福祉士に興味を持ち自分もなろうと思ったという人もいます。

自分のストレスと上手く向き合っていくことも大切ですが、今後の労働環境の整備が求められます。

社会福祉士の将来性とは?

福祉的な課題が増えていく現代。

そんな社会で働く社会福祉士の将来性とは、どういったものでしょうか。

介護分野において

介護は大きな問題となっています。

家族に介護が必要な人がいる、という方も多いですよね。

介護分野での需要はとても高まっています。

しかし、低い合格率を潜り抜けても、相談業務は少しだけで主に介護をしているという社会福祉士もいます。

給料の面での不満も挙げられますが、介護の手が足りていないのも現状です。

最近では、施設に入所して介護をするのではなく地域の中でケアをしていくという動きも増えています。

今後は労働環境・支援する環境・施設の情報開示などが求められます。

子ども分野において

少子化が進む中でも、子供の虐待など心が痛むニュースが増えてきました。

児童相談所での仕事は、まず採用を貰うまでが大変です。

そして、作業と給料が見合わないことがあります。

職場の異動もありますし、人が定着しないという問題もあります。

その為一人の担当件数も多く、手が回らないのが状態です。

また、困や障害を持っている子供である場合も多く、親が精神的な疾患を持っているという場合もあります。

他の職種との連携・アウトリーチが求められますが、人手が足りないのが現状なのです。

有資格者・経験者の人材の確保、そのための労働環境整備が求められています。

医療機関において

医療機関の社会福祉士(医療ソーシャルワーカー)は、安定した収入が期待でき、働きたいと考えている社会福祉士の卵も多くいます。

また最近では地域でのケアを行っていくという働きもあり、より密接な他職種との連携が求められています。

とは言え、医療機関によっては給料が安いことも多く、患者さんとご家族、医師や看護師の板挟みになることも。

医療ソーシャルワーカーは知名度が高いとも言えず、役割を理解していない人や、相談できる人が居ないという問題もあります。

中には「事務職の一人」だと思われているなんて声も。

事務作業などを行う場合もあり、仕事に見合った給与が求められます。

NPO団体において

最近ではクリエイティブな団体が増えているNPO団体。

開放的な環境であったり柔軟性があったりと、人気な分野です。

しかし、給料に関して不安がある場合もあります。

福祉だけでなく様々な知識が必要となります。

実際に施設等で働いていた社会福祉士が独立して設立することもあり、仕事内容としては画期的なものも多いです。

一つのものにこだわらず、自由な発想や行動、そして「社会を変えていきたい」という方にはおすすめですし、今後需要が高まっていくでしょう。

学校分野において

虐待やネグレクト・貧困・暴力行為・不登校など学校での問題も様々。

最近活躍が期待されるのが「スクールソーシャルワーカー」です。

また、震災の心のケアや被災した家庭の経済的な問題など、担当する範囲も広くなっています。

神奈川県の例を見てみると、平成29年度に配置しているスクールソーシャルワーカーは小・中学校で36人、高校で25人となっています。

小・中学校の場合は県内の4教育事務所に配置型24人、巡回型12人、計36人。

高校の場合は、拠点校型25人、25校に1人ずつ配置されています。

平成28年度よりも相談件数が362件増加しており、知名度も徐々に上がってきていることが分かります。

しかし、問題は深刻化しており、他職種との連携や長期間での支援が必要という課題も。

今後全国的に増えていくであろうスクールソーシャルワーカー。

社会福祉士をはじめ、精神保健福祉士・臨床心理士・教員経験のある人が働いています。

問題が多様化する中で、ますます需要が高まる仕事です。

まとめ

社会福祉士の将来性についてご紹介しました。

問題も多いですが、やりがいのある仕事であり、また今後の需要や期待が高まっている仕事ということが分かっていただけたでしょうか?

社会福祉士を目指す人、福祉の仕事に就きたい人もそうでない人も、社会福祉士について知るきっかけとなれば幸いです。

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人の悩みを聞くことが仕事の社会福祉士は、とてもストレスを感じやすい職種と言われています。人の役に立ちたい!と高い志を抱いて社会福祉士を目指したものの、理想と現実のギャップに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?人の相談に乗るばかりで、自分が悩みを抱えてしまっては本末転倒です。世の社会福祉士はどのようなことに悩み、どう解決しているのでしょうか?社会福祉士に多い悩みとその解消法をまとめてみました。社会福祉士の悩みで多い5個のこととは?まずは、社会福祉士がどんな悩みを抱えやすいのかを見てみましょう。孤独を感じやすい社会福祉士は施設や病院に何人もいるわけではなく、1人で業務をこなすケースも少なくあり

社会福祉士の年収はどのくらい?給料の相場や正社員など雇用形態の違いについてもご紹介!

社会福祉士の年収事情をここでお教えします。誰かの役に立ちたい! という高い志を持って社会福祉士を目指しても、実際のところ低賃金ではなかなか仕事を続けられない…と考える人は多いと思います。将来結婚したり子育てをしたいと考えている人にとって生涯年収はご自身のライフプランに密接に関わってきますので、当然のことだと思います。資格を取得してしっかり稼ぐことで、理想のライフプランに近い人生を目指しましょう!社会福祉士の給料の相場はどのくらい?社会福祉士の一般的な年収は350万円~500万円程と言われており、残念ながらそれほど高給取りとは言えません。しかし、勤務地や勤続年数などの条件によっては年収アップも見