仕事をしていると、上手くいかないこと、何故か上手く出来ない日は必ずあるものです。

体調があまり良くない日でも出勤することも多いです。

そんな運に味方されていない日に、ミスしてしまったり足を引っ張ってしまったりすると、気分は最悪です。

「やる気がないなら帰れ」「そんなに嫌なら辞めろ」と怒られてしまうことも、今は少なくないのです。

そんな時に気分を少しでも上げる対処法と、激務体勢のブラック企業だった場合、そもそもブラック会社に入らないための対策を見ていきましょう。

「嫌なら辞めろ」と言われたらどうしたらいい?6パターンの対処法とは?

まず、絶対にしてはいけないのが、本当に辞めることです。

本当にブラック企業でない限り、安易に辞めてしまうのは、後悔しか残りません。

同様に「帰れ」と言われても帰ってはいけません。

仕事をしている以上、中途半端に投げ出すのは社会人としていけません。

感情的になって勢いで飛び出してしまう前に、まずはこれだけ試してみます。

まずは猛省

「今日は調子が悪い」と食って掛かる前に、まずは反省の色を見せましょう。

ミスをして怒られたのならまずは言い訳せず、素直に謝ります。

怒った側も、本当は辞めてほしくありません。

怒った勢いで言ってしまうこともあります。

反省している様子を見れば、普通ならば「言い過ぎた」と思ってしまうものです。

これは言った側に悪意のない、一番いいケースの話です。

社内に味方を作る

仕事の進め方の相談だけでなく、会社の悩みや仕事の悩みを話せる味方を作ります。

直属の先輩や企業カウンセラー、同僚など、黙って頷いて話を聞いてくれる人がベストです。

「辞めろ」という人は口癖のように誰にでも言うので、言われたのは自分だけではないかもしれません。

また「辞めろ」のみならず、パワハラも加わった場合でも、社内の味方は強いです。

一人は絶対に味方をつけておきたいものです。

風に当たる

会社の窓を開ける、職場の外に出る、外出する、何でも良いので、「辞めろ」と言われたその日のうちに、風に当たりに行きましょう。

顔に当たる風をどう感じるかで、これからどうやって会社と付き合っていきたいが変わります。

心地のいい風なら「まだやれる」、くすぐったいと感じたら「ちょっと時間を置く」、気持ち悪いと感じたら「しばらく心の距離を作る」ように考えます。

風にはなるべく長時間当たるといいです。

初めは気持ち悪かった風が、どんどん快適に感じられるようになることが、案外多いのです。

辞表を書く

ただし紙には書きません。

勿論提出もしません。

自宅のホワイトボード、携帯端末のメモ帳など、会社の人間の目につかない、すぐに消せるところに書くのです。

理由は何でも構いません。

辞表を書いただけで「辞めた気」になるだけです。

気持ちの整理の為に、自分の心を誤魔化すために、一度区切りをつけた「フリ」をするのです。

相談する

先に述べた味方に、愚痴ではなく相談をします。

何回も言われているようなら、その度に相談します。

自分に怒られる要因があるなら、味方は真摯になって改善方法を教えてくれます。

非がないなら、人事や更に上の人間に掛け合ってくれます。

自分の口から言うより、複数人がバラバラのタイミングで掛け合う方が、上層部が気になりやすいです。

出るところに出るのは最終手段

本当にパワハラ体質のブラック企業の場合、労働基準監督署に通報して構いません。

自分への乱暴な言動のみならず、自分以外にも同様のことがある場合も、遠慮せずに通報するべきです。

その場合、上層部が頼りにならない、味方が居ない、企業カウンセラーが居ない場合は、尚更早めに決断しましょう。

「嫌なら辞めろ」のパターン

文字で書けば誰が言おうが同じですが、声に出して言ったのならば、必ずそこに思いが隠れています。

本当に辞めてほしいのかそうではないのか、その真意を紐解くと大きく3つに分けられます。

行動心理学の分野になりますが、どんな言い方だとどういった心理なのかを見ていきます。

怒りに任せてしまったパターン

何らかの問題でいらついていたり、気分が落ち込んでいたり、機嫌が悪いときに言われるパターンです。

自分が嫌な目に遭って機嫌が悪い時、目下に向かって高圧的に言います。

こういった時はブラック企業である可能性は低いです。

言った側がその内「言いすぎてしまった」と後悔するのです。

「殴ったほうが痛い」というのは、言葉も同じです。

怒った状態、激昂しかけた状態、他の言葉と一緒に発せられたものは、このパターンが多いです。

こんな時は双方とも頭を冷やすだけで、案外簡単に解決します。

嫌われているパターン

「辞めろ」と言った人が半分本気で言うパターンです。

普段から相性が悪い相手であり、双方共に関わりたくないと思っており、何かのきっかけで八つ当たりで言われるものです。

これもブラック企業の可能性はありますが、絶対ではありません。

言った側がパワハラとして制裁される可能性があるからです。

相性の悪い人が、ボソボソ厭味ったらしく言うのがこのパターンで、小声で発せられることが多いです。

この言葉単体で、脈絡がないときにいきなり発せられるのも特徴です。

使い捨てようとしているパターン

ブラック企業のパターンです。

採用した人間の中から使えるものだけ残し、後は捨てるだけ、という考えでの発言です。

本当に辞めて欲しいので、この先「辞めろ」だけでは済まない攻撃が始まります。

怒っていない冷静な状態、または軽い気持ちで発せられることが多いです。

口癖として日常的に誰にでも言っているので、激昂した状態で言うことは稀です。

いずれのパターンも、「誰が」「いつ」「どんな声の調子で」言ったかで解ります。

誰か他者に相談する時は「いつ」「誰が」「どういう風に言ったか」も伝えると、解決の糸口が見つかりやすいです。

加えて会社の環境を見つめ直してみましょう。

人間関係から何から見直して、ブラック企業の可能性が少しでもないかアラ探しするのです。

そんなブラックな企業や組織に入らないためにできること

人生の大半は仕事をして生きていきます。

だからこそ、ブラックな体制の会社には入りたくないものです。

ではブラック企業や組織を見抜くにはどうすればいいのか、入ってしまう前に判別できる方法はあります。

それはとにかく情報を集めることです。

いろいろな角度から情報をかき集め、ブラック会社に入ってしまわないように務めましょう。

インターネットでできること

まず最初にするべきことは、ネット時代の恩恵を受けてとにかくネットで調べることです。

会社の特徴から雰囲気、何でも解る便利な世の中です。

気になる企業は、必ず検索する癖を付けるといいです。

ダイレクトに検索してみる

インターネットの検索エンジンを開き、「行きたい会社名 ブラック」で検索してみます。

大量の口コミや噂、元社員の証言などにより、ブラック企業の情報は方方に書かれています。

ブラック企業の情報をまとめたサイトも、掲示板に書き込まれた告発のような内容も、どんな会社でも1つは出てきます。

1つならまだいいですが、どこのサイトにも名前があったり、「企業名 ブラック」で検索した後に、更にネガティブな語句が追加された検索候補が出た場合は注意です。

口コミをチェック

次は検索エンジンのウィンドウから「ブラック」を消し、「評判」と入れて検索します。

すると会社の口コミを社員や元社員が書き込んでいるサイトがたくさん出てきます。

会員登録が必要なものもありますが、それも含めて全て無料のサービスです。

気になる会社の社員や元社員の口コミを調べてみましょう。

特に元社員の口コミを中心に見るようにします。

そこに辞めた理由が、ほぼ必ず書いてあります。

会社のホームページを見てみる

次は企業のホームページに行きます。

ホームページが無い、簡潔で内容も陳腐、事業内容や会社説明に不明な点がある、常に求人が出ているものは危険です。

今や誰でも会社の情報を仕入れることが出来、ホームページだけでも会社を判断できてしまう時代です。

このご時世に内容が伝わらない・解らない、そもそもホームページ自体がないというのは、核心の部分、労働環境や事業内容を隠蔽している可能性があります。

社員の年齢を確認する

社員の平均年齢をホームページに記載している場合は、そこも見てみます。

50代ばかりだったり、逆に平均年齢が20代である場合は要注意です。

すぐに辞める人間が多いためベテランばかり残ったり、大量の若い社員の使い捨てだったり、会社から逃げられない若手が多い可能性があります。

求人情報で出来ること

今度は求人情報で、ブラック企業を避ける見方です。

要注意ワードを挙げて、その裏に隠れた真意を覗いていきます。

高給アピール

「20代で年収400万可能」など、冷静に考えてみれば有り得ない高給アピールは、残業代、諸手当が含まれた金額であることがあります。

なので実際に働いてみても、そこまで多い金額は出ません。

業務内容が解りづらい

ざっくり「販売」「営業」「入力」では中身が解りません。

「当社のオリジナル製品を、取引先を訪ねて販売交渉をしていただきます」くらいの、業務内容が何となく解るのであればいいのですが、「データ入力をおまかせします」だと、具体的ではありません。

業務内容の欄を読んでみて、仕事内容がイメージできない会社は避けます。

残業なしは残業あり

残業は間違いなくあります。

無いのは『残業』ではなく、『残業代』です。

「アットホーム」「やる気」

「社員同士の仲が良くアットホームな会社です」や「貴方のやる気や頑張り次第で〜」のフレーズは要注意です。

「アットホーム」は、人材を確保したい時の売り文句が他にない場合の常套句です。

「やる気」はそのまま「死ぬ気」に置き換えても大袈裟ではありません。

「やる気」や「頑張り」というのは、「残業」や「長時間労働」という意味です。

また体育会系で厳しい人間が多い場合も「頑張り」という言葉が使われます。

いつ見ても求人が出てる

入った人が次から次から出ていくため、常に求人があります。

掲載時期を過ぎれば掲載されなくなるのは当たり前ですが、手を変え品を変え毎日毎週求人を出しています。

特にハローワークに常に出ている求人は危険だと覚えましょう。

ハローワークは求人情報を載せるのは無料ですし、掲載企業の審査をしていません。

実際に動いてからできること

実際に自分の目で見てみる方法もあります。

これは情報だけでは判断できない時、最終確認として行うものです。

入ってからでは遅いです。

情報を集め、求人情報や会社の事を勉強し、それでも気になったら、実行して欲しい事です。

働く人間の顔を見る

実際に会社見学に行ったり面接をした場合は、目に入る社員の顔をチェックします。

眠そう、目に光がない、こちらを見ない、口が全く開かれないなど、表情が無い人が居たら要注意です。

また感情がない人も見極めましょう。

また動かない人もチェックしておきます。

とにかく「表情」「感情」「体動」がない人が一人でも居れば黄色信号です。

提出書類の扱いが雑なところは赤信号

放り投げたり丸めるなどは勿論、ろくに見ない、書いてあることだけ流し見て、すぐに目を離すようなら危険です。

とにかく早く人手が欲しいので、面接の真似事だけして早急に採用したいのです。

会社の説明も短く、資料も雑で汚いものです。

他にも採用通知が無い口頭での合否判定など、採用に関して形に残る物(書類)がないのは、情報を隠蔽しやすいため、ブラック企業がよくやる事です。

幹部の名前や顔をチェック

社長、副社長、幹部、人事担当、経理担当まで、幹部の名前を一通り確認できればしてみましょう。

名字が同じ、顔が似ているなど、いわゆる同族企業の場合も注意です。

血縁により深くつながった幹部たちには、身内以外の言葉は届きません。

身内だけの決定で、いきなり会社方針を変えたりします。

まとめ

短い人生、仕事をするにはいい会社、いい環境で働きたいものです。

普通の会社であれば「嫌なら辞めろ」など言われることは殆どありません。

「辞めろ」などと言う会社や企業が絶対にブラックであるということもありません。

日頃の業務成績のみならず、生活態度も意識して、まずは自分の行動を改善するように心がけましょう。

それでも「辞めろ」ならブラックかもしれません。

職場の雰囲気、周りの環境、自分の雇用形態も見直してみましょう。

また転職の際も気を付けなければなりません。

せっかくのブラック企業からの転職先で「嫌なら辞めろ」なんて言われたくないものです。