ブラックな仕事ってできればしたくないと考える人が多いと思います。

ここ数年はブラック企業を公表したりしていますが、果たして全てがブラックな仕事、ブラックな企業と言えるのでしょうか?

中には世間でブラック企業とかブラックな仕事と言われていても本人からしたら転職だったり、好きな仕事ということもあります。

今回は、ブラックな仕事の見分け方、ブラック企業の特徴などについて紹介していきます。

ブラックな仕事ってどんなもの?

ブラックな仕事というのは、色々な特徴があります。

例えば、一般的によく言われるのがサービス残業がある、拘束時間が長い、給料が安い、休みがないなどが特徴です。

ブラックな仕事の特徴やブラック企業の見分け方などもう少し詳しく紹介していきます。

ブラックな仕事の7個の特徴とは?

ブラックな仕事やブラック企業にはなるべく関わったり、所属したくないものですが、最初に見分けるのはとても困難です。

なぜならブラック企業の定義は一般に認識されていますが、全ての人にそれがブラックであることが当てはまるかどうかは定かではないからです。

では、ブラックな仕事を見分けるには何か方法がないのでしょうか?

ここでは、一般的にブラック企業と呼ばれいてる会社のブラックな仕事の特徴について紹介していきます。

残業が長い

ブラック企業の仕事は、離職率がとても高く、有名な業界というと飲食関係や保険業界、不動産業界やIT関連があります。

例えば、システムエンジニアの仕事は、深夜まで残業があり、お客様のプログラムやシステムが不調になったら緊急で対応しないといけません。

特に大手企業ならまだコンプライアンスなどがあるため、そこまで長く残業をすることは許されませんが、大手IT関連の下請け企業になると大変な仕事を全部下に流しますので残業をせずには仕事ができないくらいの量があり、納期も厳しくなのに給料が低いこともザラです。

また、仕事量が膨大なため、会社に泊り込むことも日常茶飯事で家に帰ることがなかなかできないこともあります。

不動産業界や保険業界だとのノルマが厳しいのとまだまだ縦社会のため、上司が帰るまで帰れない社風だったりします。

プライベートの時間がない

ブラックと言われる仕事の要因である休みがない、プライベートの時間がないことも挙げられます。

営業職の多くは、会社からスマホか携帯を貸与されるため、24時間いつでもお客様から電話がかかってきます。

その度に緊急であれば対応しなければなりません。

保険業界などは個人を相手にする場合、昼間は多くの人が働きに出ているため、時間を作ってもらうことは難しく、商談となると大体は夜か休日になります。

そのため、自分のプライベートに割く時間がなくなってしまいますし、ノルマが達成できないと休みをもらうことすら悪いように上司から責められてしまうため、かなりのストレスになります。

今やっている仕事が大好きで一生その業界のために尽くせるんだという強い意志があれば苦にはなりませんが、ほとんどの人は、普段の仕事のリフレッシュの時間を欲しています。

そのため、プライベートの時間がないと精神的な健康が悪くなってしまう可能性があります。

キャリアプランが描けない

ブラック企業によくあるパターンは役員がずっと同じ、または役員は離職率低いけど下の離職率が高いというケースです。

ブラックな仕事であれ、ブラック企業と呼ばれる会社であれ、ある程度の役職なるとそこまで責められたり仕事を強要されることはなくなります。

部長職であれば、社長や取締役から仕事を渡されても部下に仕事を振ってしまえば自分の負担は軽くなります。

そのため、新人や社員がプライベートの時間なく、無給の残業を強いられ、体や精神に異常があり退職していくので人の入れ替わり立ち替わりは激しいのですが、上層部は何も変わらないので大多数の社員の将来に対してのキャリアプランが描けず、将来に希望がもてないことがよくあります。

本来なら正社員から始めて主任であったり、係長に昇進して課長や次長、部長へとステップアップを描いたり、他部署への転部を望んだりしますが、上層が何も変わらないブラック企業ではどこにもいけないし、給料も上がらないので社員はすぐに離職してしまいます。

売上低迷を補填させられる

飲食業界やアパレル業界でよくある話ですが、店長やマネージャーが店舗のノルマが達成できないため、売上を補填させられることがあります。

例えば、飲食業界やアパレル業界は、クリスマスや年末年始、バレンタインなど節目ごとにイベントをしたり、その日だけの特別メニューを用意します。

飲食業界の場合、例えばクリスマスならクリスマス用のチキンであったり、オードブルやクリスマス用の特別メニューがあります。

これは、店舗ごとに売上目標がそれぞれ課せられていて達成が必須の場合がほとんどです。

売上個数のノルマが達成できず、売上自体も低迷した場合、暗黙の了解で自腹を切って商品購入の悪しき習慣が残っているところが多いです。

アパレル関連でも年末年始のバーゲンや福袋で売れ残ったり、売上目標が達成できないと店長やマネージャーが責任を取らされることはよくあります。

翌日の報告時や会議などで叱責を恐れて自爆営業してしまう人も少なくありません。

拘束時間に対しての対価が低い

ブラックな仕事と言われるサービス関連の業界は、拘束時間が長いのに対して対価が低いことで有名です。

例えば、大学の就職活動先で人気の旅行業界もこれに該当することがあります。

旅行会社は、予約をとると給料が上がる歩合制を採用しているところがあります。

つまり、予約を取れば給料が上がる、営業と同じ仕事です。

予約が取れないと保険業界同様、基本給が低く、手取りで13万円をきることもよくあります。

また、旅行会社は添乗員のイメージが強いですが、実際のカウンターセールスの場合、航空券や鉄道などの交通機関のチケット手配やホテルの予約など細かなデスクワークが多く、そのため、拘束時間が長い傾向にあります。

旅行繁忙期になると誰もが忙しくなるため、終電で帰宅や会社に宿泊も当たり前にあります。

それでも歩合制のため、残業代はあまり支給されず、予約をとると給料がもらえるシステムは変わりません。

経費が自腹

保険業界や不動産業界などでよく耳にしますが、数字を取るために購入した備品や交通費は自腹で支払わないといけないことがあります。

通常、営業職であれ、仕事に関わる公共交通機関での移動であったり、お客様へのプレゼントや備品の購入は、会社の規定内で経費処理をするのですが、ブラックと呼ばれいてる企業は、ノルマが達成していないからとかノルマが達成されたら給料をたくさんもらえてペイできるからというおかしな理論を振りかざして経費処理を自己負担にさせます。

それでも契約を取るために営業だと外回りをしないといけませんし、場合によってはお客様にプレゼントを持っていったり、接待をすることもありますが、ブラック企業はこれらを経費処理はしません。

最悪の場合は、保険業界なら自分が保険に入ったり、家族や親戚を巻き込んで契約を取らないといけないケースがあります。

ノルマを達成しないと休ませてもらえない

住宅メーカーや不動産業界、保険業界によくありますが、ノルマがかなり厳しく、ノルマ達成しないと人として扱ってもらえないこともあります。

住宅メーカーだと展示場に来客頂いたお客様に住宅の説明をして購入してもらうのですが、誰もがノルマを課されて必達のため、快く教えてくれたり、新人サポートする余裕がありません。

そのため、ノルマ達成できないと休みを取ることが悪しきことのように言われ、結果、休みがないことがあります。

応募前にブラックな仕事を見分けるためのチェックポイントとは?

ブラック企業で働きたくない、ブラック企業をできるなら事前に見分けたいと考える人は少なくないと思います。

ブラック企業に入ってしまったら辞めるのが大変とも聞くと予めブラック企業を見分けて応募の時点で避けたいところです。

ここでは、ブラック企業に応募する前にブラック企業である可能性が高いところを見分ける方法を紹介します。

常に募集をしている

ブラック企業は、常に求人募集をかけています。

離職率が高いため、慢性的な人材不足によりブラック企業と言われているところは常に人を募集していて、就職サイトや転職サイトをチェックするとどの広告媒体、ネット媒体でも同じ会社をよく目にすることに気づきます。

常に募集している会社は応募前に要注意が必要です。

サイトや情報誌の掲載写真の社員の笑顔が疲れている

さいとや情報誌の掲載写真で社員の笑顔が疲れている、社員の笑顔アピールがあるところはブラック企業である可能性が高いです。

連日の激務により顔が疲れているのが隠せない場合があり、写真をよく見るとなんだか疲れていそうとか明らかに顔の色が悪いのがわかります。

また、妙に肩を組んでいたり、体育会系の雰囲気をアピールしながら笑顔が疲れていたらかなり危険度は高いと言えます。

会社の入り口や事務所などの清掃が行き届いているか

これは応募前というより面接の時になってしまいますが、会社の入り口や事務所などの清掃をチェックしてみましょう。

ブラック企業と言われるところは経費削減であったり、人手が足りなさすぎて他に手が回りません。

そのため、玄関が汚れている、机に書類が大量に放置されている、排水管が錆びているなどがあるとブラック企業であったり、経営が怪しい会社の可能性があります。

建物自体が古いという可能性もありますが、ブラック企業の場合は、あまりの激務に社員が清掃に手を回せなかったり、人を人として扱わない企業だと清掃に投資すらしないため、汚れていたり散らかっていることが多いです。

更衣室や空きデスクが整頓されている

こちらも応募前といよりは実際の面接時もしくは会社見学時になりますが、更衣室であったり、空きデスクの状態をチェックしましょう。

先ほど説明した清掃に近いですが、空きデスクの上に書類が大量に置かれていたり、空きデスクが目立つところは激務の可能性が高いです。

更衣室があるなら更衣室を見る際に更衣室が汚れている、空きロッカーが多いなどがあればブラック企業の可能性が高まります。

空きデスクに書類が積んであるということは、整理する時間がないのと整理できる人材がいない可能性があります。

アットホーム職場をアピール

広告媒体やネット掲載で会社の雰囲気をアットホーム職場と謳うのはブラック企業の可能性があります。

何をやっているかよくわからない会社で仕事内容もざっくりしたものなのに社風はアットホームを謳っていたらかなり危険といえます。

ブラック企業は、外からの評価を気にしたり、社外の人間の目を気にする傾向にあります。

そのため、社員同士の仲が良いとか、上司との仲がフラットであるとか、掲載写真はみんなが笑顔で集合写真になっていて外面をアピールしている会社だと警戒が必要になってきます。

応募基準のハードルが低い

ブラック企業の場合は、慢性的な人材不足のため、常に募集をしているのと応募基準のハードルがとても低いです。

例えば、学歴不問や未経験歓迎などが書いてあると少し警戒が必要です。

仕事をする上で確かに学歴を問わない仕事もありますが、何でもかんでも学歴が関係しない仕事ばかりではありません。

専門職なのに学歴が不問であったり、特殊な仕事なのに未経験者歓迎などと書いてある場合は、少し警戒した方がいいかもしれません。

募集欄の年収モデルの幅が広い

募集している職種の年収モデルが幅広いと警戒が必要です。

特に営業職などで年収モデルの幅広いとそれは成果主義である可能性が高く、成果をかなりあげて年収の最高額になる可能性があります。

また、経験に応じて給与を決めると記載しているのに年収モデルの幅が広いと同じく成果主義であり、激務が予想されます。

年収最低額が300万であるのに対して、広告に頑張れば年収1,000万円も夢じゃないとしている会社は特にブラックである可能性が高いです。

成果主義・実力主義の謳い文句を掲載している

ブラックな会社の募集時の傾向としてもう一つよくあるのが仕事に対してのやりがいをすごく主張するところです。

例えば、成果主義、実力主義などと書いてあるとノルマが高いか無茶苦茶なノルマを課され、達成しないと給料が上がらず、成果主義と謳っているため、給料が上がらないことには文句を言える環境を作らないようにしています。

また、実力があれば稼げることを謳っている企業の場合、従業員の労働を正当に評価せず、低賃金で働かせようと考えている可能性も否定できません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ブラック企業と言われる会社が全員にとって悪いかというと実はそうでもなく、人によっては転職に感じる仕事もあります。

そのため一概に該当したから全てブラック企業かというとそうでもないこともあります。

あくまでも一般的な視点から見てブラック企業、ブラックな仕事をまとめてみました。

今回紹介したポイントを元にあとはご自身がどれだけできるかどうか、その仕事が自分に合っているかどうかをよく考えてトライして下さい。


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