みなさんは「警備業」という言葉を聞いて、どのような姿をイメージするでしょうか?

すぐに頭に浮かぶのは、制服を着て道路で車の誘導をしている、工事現場で通行人の整理をしている、イベント会場でお客様の案内や誘導をしている、といったところでしょうか。

実は、警備業として行う仕事は、他にも様々あります。

その中で、警備業界で最も多い割合を占めるのが「施設警備」というビルや公共施設の安全を守る警備業です。

今回は施設警備の仕事内容を、私の体験談を交えながらみなさんにお伝えしたいと思います。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

施設警備って何のためにやる?

大きな目的は、「警備する施設の安全・安心を守る」ことです。

その為には、「施設を利用する人の安全・安心を守る」「施設内の設備・建造物を正常な状態に保つ」…この二つが柱となります。

施設警備に携わる警備員は、この二つの柱を支え頑丈なものにする為に、日々勤務にあたります。

施設警備の4つの役割

出入管理

警備する施設の入り口で、人や物品の出入りを警戒・監視する業務です。

立っている状態で行う警戒を立哨(りっしょう)、座っている状態で行う警戒を座哨(ざしょう)と言います。

主に不審者の侵入防止・不審物の持ち込み防止を目的とします。

巡回

警備する施設の館内、或いはその外周を歩きながら警戒・監視する業務です。

外周の範囲が広大な施設では、自転車等を使う場合もあります。

主に不審者の発見、施設内の設備・建造物の確認を目的とします。

防災センター勤務

警備する施設内の「防災センター」に入り、運営を行います。

建物の規模によっては、防災センターが設置されていない施設もあります。

施設警備の拠点として活動します。

待機(緊急対応)

施設内の「待機室」にて待機します。

施設の規模によっては、「出入管理」「巡回」「防災センター勤務」に従事している警備員が兼務します。

緊急事態が発生した際、対応にあたります。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

「出入管理」の3つの業務

「人」に対する管理

警備員が警備する施設では、入館する際に「資格」が必要になります。

一般的には、その施設に勤務している、或いは頻繁に出入りする人には「入館証」を、正当な必要性があって施設を訪れる人には「一時入館証」をそれぞれ発行し、その所持の確認をもって「資格」としています。

出入管理では、入館する人それぞれに「入館証」「一時入館証」所持の有無を確認し、未所持の方の入館を止める必要があります。

未所持の方には、「一時入館証」の発行手続きをしてもらうか、入館をお断りします。

未所持の方を見逃したり強引に突破されることのないよう、集中力をもって勤務にあたらなくてはなりません。

「車両」に対する管理

施設には、徒歩だけでなく車両で来館するお客様や業者も多数いらっしゃいます。

そのような方に対しても「資格」の確認をもって入館して頂きます。

一般的な手段として、車両の入り口に警備員が配置され、車両で来た方の「入館証」の有無を確認、未所持の方には「一時入館証」を発行し、駐車する場所を指示した「駐車許可証」を発行するシステムがあります。

車両が相手の業務なので、人や物がぶつからないよう充分に注意し業務にあたる必要があります。

「物」に対する管理

宅配業者や工事業者が運び入れる荷物も、出入管理の対象です。

通常このような業者の搬入については、「搬入口」など特別に出入口が設けられていることが大半です。

この出入口で、「人」「車両」と同様に警備員が入館の「資格」を確認します。

尚、施設によっては宅配物をX線透過装置に通し危険物でないか確認してから入館させる場所もあります。

「巡回」の2個の業務

館内巡回

警備する施設の内部全体を巡回する業務です。

日中は廊下などの共用部を巡回し、設備や建築物の異常を確認します。

施設営業時間終了後バックヤードなどの専有部も巡回し、館内に人が残っていないかを確認、専有部内の設備や建築物の異常を確認します。

駅やデパートなど不特定多数の人が訪れる施設では、昼間にも不審者・不審物警戒の為、積極的に実施することが多いです。

外周巡回

警備施設の外にある占有敷地を巡回する業務です。

日中は不審者・不審物がないか、駐車場の車両が所定の場所に駐車されているか、遺失物が落ちていないか等を確認します。

夜間も日中と目的は同じですが、不審者との遭遇率と危険度が大きくなります。

間合いをしっかり取る等、充分な警戒が必要です。

「防災センター勤務」の3個の業務

施設警備の全般指揮(警備責任者)

施設警備の責任者は、その施設の防災センターに配置されるのが一般的です。

警備責任者は現在の状況を確認、各箇所に配置されている警備員に指示・確認を実施します。

各箇所の警備員は、何かあったら即防災センターに連絡、警備責任者はその対応の指示を出します。

防災センターの受付

防災センターを訪れた方のご用件を伺い、対応する業務です。

防災センターには施設の一般立入禁止箇所(通常、施錠されている)の扉の鍵が預けられていることが多く、使用時の貸出対応があります。

また、館内の遺失物取扱い場所として、お預かり・持ち主出現時の引き渡し・保管期限が過ぎたら警察署へ預けるという業務もあります。

更に、工事作業・納品・空調運転など各種届の受理、お客様から防災センター勤務員への取継ぎなど勤務内容は多岐にわたります。

モニターでの監視

現在、監視カメラは警備施設のほとんどで設置されています。

そして、監視カメラの映像は、防災センターに届けられるシステムが一般的です。

その映像を警備員が監視し、現地での異常の有無を確認します。

ここ数年で監視カメラの映像は飛躍的に向上しており、また録画機能も高性能なものが導入されているので、異常時に大きな効力を発揮します。

今後、警備業界でも重要なポストになってくると考えられます。

「待機(緊急対応)」の3個の業務

災害発生時の対応

防災センターには、「自動火災報知設備」という火災発生時に警報音を鳴らして知らせる設備と、「非常放送設備」という緊急時に館内にサイレンを鳴らして異常を放送する設備が備え付けられています。

火災が発生したら、警備員は場所を確認、消火器等を持って現場に急行・非常放送設備にて館内に放送・関係各所へ連絡という役割分担をし、施設内の混乱を防ぎつつ在館者を安全に避難させます。

地震・津波発生時も、冷静で素早い放送指示が必要になります。

現場で日頃から訓練をしておく必要があります。

救急対応

施設内で急に具合が悪くなったり怪我をしてしまった方への対応です。

119番に通報し救急車の手配をしたり、怪我をしている方に包帯や三角巾などで応急処置をしたりします。

意識と呼吸がない方に対しては心臓マッサージや人工呼吸、施設内にあれば、AED(自動体外式除細動器)で電気ショックを与え、心臓を正常な動きに戻す操作を実施します。

この対応も、いざというときにスムーズに動くのは難しいです。

練習できる機会があれば積極的に取り組みたいところです。

不審者・不審物対応

施設内で不審者・不審物を見つけたら、その内容に応じた処置が必要になります。

基本として不審者には距離を置いて声掛け、警備員2人以上で対応します。

不審物は「触るな」「踏むな」「蹴飛ばすな」の3原則を守り、柵でまわりを囲むなど、人が近づかないよう処置をします。

不審者はどのように動くか判断がつきにくいので、最大限の警戒が必要です。

やってよかった「施設警備」

みんなの「安心」「安全」を守っている!

施設警備の仕事、とりわけ出入管理と巡回に関しては、人によって「立ってるだけ、歩いているだけで楽してる」と言われることが時々あります。

しかし、警備員のそのような一挙一動が施設内の「安全」の確保に一役買い、施設にいるお客様に「安心」を与えているのです。

また緊急事態が発生した際、その施設にいる誰よりも警備員が即座に動き、対応することで多大な感謝を受ける例も少なくありません。

「安心」と「安全」に貢献している。

それが実感できる事例をご紹介します。

元気なあいさつ、格好良い立ち姿勢

某ビルにて施設警備に従事していたある警備員Aさんの話です。

彼は出入管理業務でビルの入り口で立哨業務にあたる際、入館する方に対し「おはようございます!」「お疲れ様です!」とロビー中に聞こえる声で挨拶をしていました。

そのビルの警備のルールとして、ビルに入館する方に挨拶をすることになっていたのですが、他のどの警備員よりも警備員Aさんの声は大きく、背筋もずっとピンとした姿勢でした。

ある日、ビルの警備担当のオーナーが防災センターを訪れ、警備責任者と打ち合わせをする機会がありました。

その際、オーナーから「警備員Aさんは、いつも大きな声で挨拶をしてくれて素晴らしい。それに立っている姿勢も見栄えがよく頼もしいね。警備員がそういう存在感を出してくれると、そこを通る人は安心するんだよね」という言葉を頂いたそうです。

「挨拶と姿勢」、その二つを人一倍頑張ったことが実を結んだのだと思います。

「ここまでやる」案内

某ターミナル駅にて施設警備に従事していた警備員Bさん、Cさんの話です。

彼らは2人1組で駅構内で巡回していたのですが、途中で外国人の夫婦らしき方に英語で訊ねられました。

警備員Bさんが単語を断片的に拾って聞いたところ、特急電車に乗りたい様子だと分かりました。

外国人に切符を見せてもらったら、現在地からその特急電車が発車するホームまでかなりの距離があり、指定席券で発車時間が間もなく、更にそれが最終の特急電車だと判明しました。

それを知って警備員Bさんは一足先に特急電車のホームに行き駅員に事情を話すことに、そして警備員Cさんは外国人を最短ルートでホームまで案内することにしました。

結果、警備員Cさんの最適な案内で時間ギリギリで間に合い、警備員Bさんが予め駅員に説明してくれたこともあり、外国人はスムーズに乗車することができました。

後日その駅に、対応した外国人から手紙が届いたそうです。

英語だったのですが、感謝の言葉で埋め尽くされていたとのことでした。

施設警備はここが面白い!

「やりがい」だけでなく、施設警備の仕事をしていると「こんなこと、初めて知った!」「こんなものが見られるとは!」という場面に出くわすことが何度もあります。

そんな「施設警備の面白ポイント」をご紹介します。

施設の裏の裏まで見ることができる

施設の警備をするからには、その建物の細かい部分まで知る必要があります。

その為、施設を訪れるお客様はもちろん、そこで普段勤務している社員も立ち入らない場所に足を踏み入れる機会があります。

私が某高層オフィスビルで施設警備をしていた時、工事作業の立ち合いの為にビルの屋上に行く業務がありました。

当日は快晴で、屋上に出ると360°のパノラマ風景が広がっていました。

そこからは東京タワーや都庁、遠くには富士山の姿が拝めました。

スカイツリー等の展望台のようにガラス越しではない、風を感じながらのその光景は、今でも忘れられない思い出です。

「事件・事故」を体験し、度胸が身につく

施設警備、特に不特定多数のお客様が来訪する建物での警備では、流血している怪我人に包帯で応急処置をする、酔っ払いが暴れているのを取り押さえる、ゴミ箱から炎が上がり、消火器で消し止めるなど、様々な事件・事故に遭遇します。

私が実際体験したものの一部ですが、普通なら滅多にお目にかかれない出来事ではないでしょうか。

しかし、このような非日常的な出来事を解決していく内に「何が起きても大丈夫」という度胸が自然と身についてきます。

私の同僚だった警備員Fさんの体験談です。

彼はプライベートで意識と呼吸がなくなった急病人に出くわし、ためらわずに心臓マッサージを実施、周囲にいた人々との協力の末その急病人の意識を取り戻すことに成功しました。

施設警備員として身につけた知識と経験が、非常事態でも動じない精神を築いたのです。

まとめ

施設警備についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

今後はオリンピックの開催・IT技術の進化に伴い、警備業界はどんどん発展していくと言われています。

社会の役に立ちたい、やりがいのある仕事がしたい、そんな方の参考になれば幸いです。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)




警備員求人についてもっと深堀りした情報を見る

警備員のシフトはどう?色々な施設での働き方、仕事内容からシフトの中身まで

どこででもよく道路でヘルメットをかぶって立っている人を見かけます。その近くでは大概工事が行われています。また大きなデパートに行けば、駐車場の前、店内にも制服姿の人を見かけます。彼らは工事関係者ではなく、警備会社から仕事を任されている警備員です。警備員はいろんな建物や場所・工事現場であっても、未曾有の危機から人々を守るため、安全に暮らせるようにするために日夜働いています。警察より身近な守衛隊といっても過言ではありません。では働き方はどうでしょうか。やはり警備員ならではのシフトがあったり、特別な仕事や働き方があるのでしょうか?今回は警備員という職種にスポットを当てて、彼らの働き方を見ていきましょう

警備員の仕事は40代でもバリバリ出来る!私が警備員をやっていた時にいた40代の人の働き方

警備員と言うと、大抵の人はヘルメット姿の中年男性をイメージするでしょう。事実、人前に出ている警備員の大半は中年男性です。若い人や女性も居ますが、最も最前線に居るのは30〜50代です。しかも、結構な確率で警備員として再就職した人が居たりします。そうです。40代には警備員は打って付けの仕事なのです。40代で再就職などザラな世界なのです。親の介護などで一時社会を離れた人、傷病からの社会復帰を果たした人、40代でももっと上でも、様々な経歴を持った人が集まっているのです。そんな受け口のとても広い警備業界で、実際40代の人はどう働いているのか、40代で警備員をしている人の実情をご紹介しましょう。また警備員

警備員におすすめの転職サイト7選。おすすめの理由も紹介します

警備員の転職サイト情報をまとめてみました。今国内でも非常にニーズが高まっている警備員。外国人観光客も急激に伸びており、今後大きなイベントも控え、さらに需要が高まっています。若者にも人気は高まっており、アルバイトや転職で警備員を目指す人たちもたくさんいます。「警備員の求人サイトのおすすめとは?」「何に注意して選べば良い?」などの様々な疑問に答えていきたいと思います。警備員の仕事・種類についておさらいしておこうあまり知られていませんが、警備員にもいくつかの種類があります。ではどういった種類の警備業務があるのでしょうか?巡回警備ショッピングセンターや工場など、大きな施設を歩いて監視する業務です。異常

警備のバイトが楽だと感じる理由をご紹介!大変な業務は何?経験者がお話しします!

警備バイトは楽だと話題に上ることが多いですが、本当に楽なのか気になる、という方は多いでしょう。実際は、警備員のバイトを楽に感じることもあれば、辛い事ももちろんあります。今回は、そんな警備員を本当に楽なバイトと思ってしまう点や逆に辛い点についてをいくつかご紹介しますので、リアルな業務内容を知る機会になればと思います。警備のバイトのおおまかな仕事内容とは?警備のバイトは、交通誘導や施設警備など、警備業の中でも種類はいくつかに分かれています。派遣される現場によって業務内容は変わるものの、基本的には配置場所に立って警備を行うことが主です。警備員が配置される場所は、セキュリティを強化する必要のある重要な

警備員として働くメリット13選。私が感じた良いところをまとめました

今回は警備員として働くメリットについて、実際の経験を基に、リアルな内容をご紹介させて頂きます。皆様は警備員という仕事に関して、どういったイメージをお持ちでしょうか?「屋外の警備は辛そう」、逆に「立っているだけで楽そう」などのイメージを持たれる方も多いかもしれません。警備員を経験したことのない人達や、どういった仕事内容なのかご存知ない方の為に、仕事内容についても細かくご紹介させて頂きます。警備員の仕事にはいくつかの種類がある警備員と一言で申し上げましても、仕事は多岐にわたります。大手警備会社が提供しているような契約先の現場に駆けつける警備員や、交通整備をしている警備員、貴重品などを運ぶ輸送業務や

警備員の人間関係でストレスに感じる4個のこと。その解決方法も合わせて解説します

警備員の人間関係でストレスを感じる原因について解説していきます。警備員といえば、接客業などに比べて、人と接する機会やコミュニケーションを取る機会は多くはありません。ただ同僚や上司、警備対象先の人達などと接する機会は勿論多く存在します。実際、私も「人と接することが少ない」というイメージで業界に入り、様々な驚きもありました。「警備員はいじめがある?」「警備員は高圧的な人への対応に疲れそう」そんなイメージがある方は、警備員の人間関係について、ここで私の経験談をご覧ください。警備員のおおまかな仕事内容とは?警備員の仕事内容は、警備対象物の安全を確保するお仕事となります。警備対象物の中には、人・建物・現

警備員を20代におすすめする理由は?その後のキャリアアップについてもお話しします!

警備員というと、会社を定年退職した人達が多いなど、年配の方々が働いているイメージがあるかと思います。しかし、若い20代の方にも警備員という職について知ってもらいたいと思います。そこで今回は、警備員を若い内に経験しておくべきおすすめポイントについてご紹介します。警備員の仕事についておさらいしておこう警備員は、対象物の安全を守るのがお仕事となります。普段目にすることの多い警備は、「交通誘導」と呼ばれる車や人の安全を確保する警備員や、「常駐警備」と呼ばれる人の出入りなどを監視する警備員ではないでしょうか。どちらも体を沢山動かす肉体労働ではありませんが、人々の安全を守らないといけないという非常に重要な

警備員の仕事がブラックな仕事だな…と感じた5個の瞬間と、それでもこの仕事はやりがいがあると思う2個の理由

声を掛けるだけで動く機械や、何でもできる携帯端末など、便利なものが増えています。良いものも出てくれば、悪いものも出てきています。その中でも身近なものが、違法労働・無給・各種ハラスメントなどを平然とする『ブラック企業』でしょう。悲しいことに、生きる為に働いている生真面目な人が多い日本には、どの職種、業界にもブラック企業が存在します。もちろん、警備業界にも存在しています。ただでさえ辛く厳しいイメージのある警備員のお仕事で、その上ブラック企業なんて、絶対に避けたいものです。そこで今回は、警備員の仕事の実情から見えてくるブラック体質、そしてそれを避ける為の警備会社の見極め方をご紹介します。落とし穴が多

警備員辞める理由にはどんなのものがある?現場にいた私が感じた辛さを紹介

世の中には様々な職業がありますが、どの仕事にも厳しさがあります。中でも、『長時間勤務』で『危険』で『ハイリスク』だと言われているのが警備員です。警備員は、工事現場や建設現場で車両を誘導したり、建物や人の流れを管理するような仕事をします。これはなかなかにプレッシャーと緊張のある仕事で、入る人が少なく出る人の多い仕事でもあります。現役現警備員の中でも、辞めたいと思っている人も少なくありません。警備員を辞める理由にはどのようなものがあるのか、その現状と真実をご紹介します。警備員の仕事内容立哨交通警備で工事現場の側に立っていたり、施設内で入退館管理をしていたり、ずっと立ちっぱなしの警備の仕事を『立哨』

警備員の仕事は大変?!楽にこなすコツやメリットを経験者が教えちゃいます!

世間一般的に激務のイメージがある仕事として、『システムエンジニア』『消防士』『アニメーター』などが挙げられます。そして、その中で必ず挙げられるのが『警備員』です。警備員は、真夏や真冬にも道路に立ち、惨めでかっこ悪い等負のイメージが付きやすいのかもしれません。しかし本当に辛いのかと言えば、辛いことばかりではありません。と言うのも、確かに責任や重圧のある仕事ではあることは確かですが、仕事を楽にこなす方法がいくらでもあるからです。重苦しい仕事は誰だってしたくないもの。警備員も同様です。では、その具体的な方法を、警備員の実態と共に紹介していきます。警備員の仕事に対するイメージがマイナスからプラスに変わ

警備員のデメリットってこんなところ!でもやりがいや嬉しいこともあるから頑張れるんです

警備員デメリットってどんなことがあると思いますか?普段日常生活の中でも警備員に接する機会は多くありますよね。イベント警備や交通誘導のアルバイト募集などは求人情報に出ているので、経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は何となく知っていそうで知らない警備員のデメリットの部分を中心に細かくご紹介します。大変な点、辛い点はもちろん、警備員のメリットややりがいについても触れていきますので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。警備員の大まかな仕事内容警備員のお仕事は主に対象となる施設、物、人の安全を確保するお仕事になります。それぞれどういったものを監視するかによって、業務の内容は大きく異

警備員のやりがいとは?経験者の私が感じる4個のやりがいを感じる瞬間を紹介します

警備員のやりがいについてを今回、具体的にお教えしたいと思います。警備員はダサい、年寄り向け、低学歴の職業と呼ばれ、偏見が多いと言われていますが、それは本当のことでしょうか。向き不向きのある業務内容ですが、警備の仕事の魅力はそれ相応にいくらでも感じられます。そんなベールに包まれた警備員のやりがいを、施設警備を経験した筆者がご紹介させていただきます。警備員の将来性もお話しさせていただきますので、興味のある方はぜひご覧ください。警備員とはどんな仕事?警備員は、「守る」「防ぐ」を目的とした監視業務です。工事現場の車両の出入り、人が多く集まる場所の防犯や安全管理、貴重品や要人の護衛などを「守ったり」「防

警備員をおすすめする4つの理由。自分にもできる?

昨今、仕事に関してのニュースを目にすることが増えてきています。就職率や離職率、ブラック企業など、働く人間にとっては心中穏やかではない日が続きます。また、消費税が増税し、経済の不安な波が押し寄せて来ていると感じることがあることでしょう。こんな時代ですから、安心して安定し職に就き働きたいものです。このご時世だからこそ、警備員の仕事をおすすめします。安定して働けて、高給与も貰え、休みも取れて健康的で逞しい毎日を送れる警備員というお仕事があるのをご存じでしょうか。巷での悪評には程遠いその実態から、警備員をおすすめする理由までをご紹介します。警備員の種類と役割は?警備員のお仕事には大きく分けて五つの種類

警備の仕事内容ってどれも同じ?立場が違う警備の仕事を役割に分けてご紹介します!

近年、外国人観光客も増え、防犯に対する世間の意識も非常に高まっています。凶悪な犯罪をニュースで目にすることも多く、警備会社の役割も増える傾向にあります。警備会社といえば、工事現場や駐車場などで交通整備をする警備員さんを想像される方も多いと思います。しかし大手警備会社の仕事は多岐に渡りますし、様々な職種も存在します。そこで今回は、大手警備会社での警備の仕事内容について、実際に警備会社に勤務した筆者が、その経験を基にご紹介したいと思います。警備の仕事は大きく3個の役割に分けられる警備の仕事にはいくつかあるのですが、今回はざっくりと、警備の仕事を3つに分けてみました。警備システム導入施設の警備CMな

警備員になるには?必要な資格や経験は何?種類別におおまかな仕事内容もご紹介します!

警備員になりたい人は、概して準備となる勉強をしません。何故なら、始めようと思ったら簡単に始められ、それが出来てしまうからです。それほど簡単に始められ、敷居の低い仕事です。しかし何の準備もなしに始めると躓きやすいのは、どこも同じです。警備員の場合はその点が大きく、軽んじてかかると痛い目に遭いやすくなります。それでは警備員になるにあたってしておきたい、しておくべき準備とは何なのか、どんな心構えで行けばいいのか、ポイントに絞ってお教えします。警備員の大まかな仕事内容は?警備員の仕事内容は、大きく分けて6つ種類があります。勤務地こそ違えどやることはほとんど同じで、大義名分は「安全の確保」です。警察とは

警備員の仕事は女性でもできる?女性でもできること・大変だったことを解説します

警備員は女性でも可能な職業なのでしょうか?「やりがいのある仕事がしたい」「自分の能力を発揮したい」ダイバーシティー等による意識改革が進む中、このように考える女性が増えてきているのではないでしょうか。そんな方々に、私は警備員をおすすめします。「警備員って男の仕事では?」と思われがちですが、ここ数年の社会状況の変化から、警備員の女性の需要は確実に増えています。警備スタッフが女性にも務まるのかどうかを詳しくご紹介します。警備員ってどんな仕事?警備員の仕事は、警備業法という法律の区分から説明すると、以下の四つに分けられます。施設警備業務・・・施設の中で実施する警備業務です。日本の警備業の50%を占めて

警備会社の仕事内容をご紹介!営業職と警備職それぞれの業務内容は?豆知識も教えます!

日々生活する中で凶悪な犯罪をニュースで目にすることも少なくありません。防犯対策を意識される方も年々増加傾向にあり、防犯に関する需要は日々高まっています。そこで今回は大手警備会社での職務経験のある私がその経験を元に、人々の安心や安全を提供する警備会社の仕事内容について、営業職のお仕事を中心にご紹介します。なお、今回お話させて頂く「警備」につきましては、大手警備会社が提供している機械で、24時間建物などを監視する防犯システムの事を指しています。警報発令時にガードマンが現場に駆けつけるサービスのことです。よくCMなどでも流れている「ホームセキュリティ」などもこのサービスの一つです。警備会社の仕事は大

警備員辞めたい…と感じた4個の理由と乗り越え方

今回は、私が過去に「警備員を辞めたい」と感じた瞬間を取り上げていきます。警備員の仕事には工事現場で勤務するいわゆる「交通警備員」や「施設警備員」「駐車場の誘導係」など、様々な職種があります。私自身が交通警備員の仕事に従事した経験から、主に交通警備員について「辞めたいな」と思った瞬間をいくつかピックアップし、それらにどのように対処していったのかも解説しています。この仕事に興味をお持ちの方は一度目を通し、現場をイメージしてみて下さい。警備員のおおまかな仕事内容とは?全ての警備員職種に共通している業務とは、「警備対象」の警備を通じてその「安全」を守ることです。「警備対象」はお客様や通行人などの「人」

警備員の時給はどのくらい?私の周りの相場や時給の決まり方を紹介します

警備員時給っていくらもらえるのか気になりますよね?工事現場や商業施設などさまざまなところで接触する機会の多い「警備員」。今回は、そんな警備員の時給相場をテーマに解説していきます。この仕事に興味をお持ちの方、もしくはすでに現在警備員として働いている方は、自分に合う業務なのか?自分の職場とどう違うのか?などを参考までにご覧いただければと思います。警備員の時給の相場はどのくらい?まずは警備員の時給の中身、つまり基本給や各種手当といったことや、時給が他の人に比べて高い人の理由などを確認していきましょう。ちなみに、警備員の職場では時給制とともに「日当制」も一般的に普及しています。日当制は「一日いくら」と

警備員が辛い仕事だと感じる人の7個の理由と乗り越え方。これで頑張ってみて!

警備員はつらい職業だと思いますか?実際に働いてみると、警備員はしんどい事や大変な事、苦労する事はたくさんあります。また離職率も高いので、警備員はストレスを感じやすい職業の一つと言えます。しかし、警備員にしか体験できない事もあるんです。ここでは、警備をしていて何故辛いと感じてしまうのか、どう乗り越えていけばいいのかを見ていきましょう。警備員のおおまかな仕事内容とは?警備員の業務内容は、保安と監視が主な仕事です。人や家、物の安全を見守る事、犯罪の抑制や拡散防止等、警察に準ずるような職務もあります。1.交通警備工事現場や建設現場、商業施設等の車両や歩行者の誘導を行います。2.施設警備学校、マンション

大阪警備員バイト求人の募集内容をご紹介!大阪でバイトを探しているならご覧下さい!

大阪の警備員バイトに応募しようか検討中の方は必見です。工事現場や商業施設などで頻繁に見かける警備員。配備される現場や職種によって業務内容や待遇などにも差がありますが、具体的な業務の中身を詳細に知っている人はそれほど多くありません。今回は私が警備員として働いていた経験をもとに、大阪の警備員バイト求人について解説していきます。大阪で警備のバイトを始めるのなら先にこの記事で様々な情報を知っておきましょう。警備員のバイトはどんな仕事?警備員の仕事を簡単に説明すると、「警備対象である場所や人などが安全な状態に置かれていることを保障する仕事」といえます。積極的にお客様に接したりこちら側から何かを提案するよ

警備員の年収はどれくらい?相場感や、給料を上げるための転職術を教えます

「警備員の仕事は儲かる」、世間ではそう言われています。求人を見てみても、目を引くのは高額であることをアピールするサムネイルです。よくよく見てみれば、それはアルバイトの広告であることが多いのです。実は、警備員は正社員よりアルバイトの方が、給与だけで考えれば高待遇です。では、警備員の正社員の年収や、稼ぐにはどういった点を重視すれば良いのかを解説していきます。警備員の給料の相場はどのくらい?正社員で新卒入社した場合の警備員の給料相場相場は月給で20万円前後です。他業種と大きな差がないのが殆どです。この辺りも他業種と同じなのですが、大手企業ほど待遇が良いという傾向があります。テレビCMを打っているよう

警備員の仕事がキツいと思う4つの理由。タワマンや施設の警備バイト経験者が語る!

警備員仕事がきついと思ってしまう原因について今回は解説していきます。警備員といえば一般的に楽そう、暇そうといったイメージばかりが先行し、年配の方でもやれる簡単な仕事と思われがちですよね。しかし、実際働くとなるといいことばかりではあるはずも無く、やってみて初めて分かる警備員の仕事のきつい部分も多く存在します。今回は、警備員のそんなきつい部分をご紹介するとともに、おすすめな会社やこの職業ならではなメリットもお話しできればと思います。警備員のおおまかな仕事内容とは?警備員という仕事は、大きく分けて以下の1号警備から4号警備までの四つに分類することができます。この中で、特に体力的にキツいと言われている

施設警備の仕事はどんな人に向いている?得意な人の2個の特徴やキャリアについて解説します

ここでは、施設警備のお仕事についてご説明したいと思います。これから、施設警備仕事に就いてみようと考えている人や、何となく興味はあるけどどうしようか考え中という人も中にはいるかとは思います。数ある職種の中から、あなたが敢えてこの施設警備の仕事に焦点をあてたのは、様々な理由があってのことでしょう。「現在、警備をやっている知人から勧められた」「お金が良いと聞いた」「ネットの口コミを見て興味を持った」等々…。そして、「実際にこの仕事がどういうものなのか、もっと詳しく知りたい」という考えから、このサイトを訪れた方も多いのではないでしょうか。物事をよく知る為の一番の方法は、自分が実際にやってみることです。

警備アルバイトの時給ややりがいは?やってて良かった4個のことやそこで身に付く力とは?

警備アルバイトの気になる時給事情や、やってて良かった事ややりがい、そこで身に付く力等についてをここではご紹介したいと思います。警備のバイトといっても実は幾つか種類があるのですが、ここでは主にビルやホテル、施設等の建物を管理する施設警備と、駐車場や工事現場の出入り口等で車両に対して行っている交通誘導警備業務について話を進めて行きたいと思います。私はこんなところで警備アルバイトをやりました私が以前経験したのはオフィスビルや高級マンション、ショッピング施設の駐車場の警備です。警備会社によって扱う現場には偏りがある事が多く、例えばマンションの警備が多い会社とか病院やオフィスビル中心の現場を持つ会社等、

警備員の転職を成功させるために!狙い目な会社の2個の特徴と上手に転職するための4個の注意点

警備員をやっているけど、今の会社を辞めて他の警備会社に転職したいと考えている方もいれば、他の業種から警備業に転職したいという方もいらっしゃることでしょう。今回は、警備員の転職について考えている方々を対象に、様々な情報をご紹介させて頂きます。実際に警備会社で働いていた私の経験を基に、転職先として良い警備会社の特徴や転職時の注意点について記載しておりますので、どうぞ最後までお付き合い下さい。警備員の転職で注意したほうが良い4個のこと警備員に転職する際に注意すべき点についてご紹介させて頂きます。夜勤の有無夜勤があるか否かについて気になる方も多いことでしょう。警備員という業種の特性上、夜勤を扱っていな

警備員正社員求人の年収や仕事内容、おすすめ求人の特徴とは?よくある募集内容や正社員として求められることを解説!

警備員の正社員として働きたいと考えている方のために、おすすめの求人についてご紹介させて頂きます。そもそも警備会社の正社員の具体的な業務内容とはいったいどんなことをするのでしょうか?派遣会社やバイトとの違いも気になりますよね?今回はそんな警備員の求人でよくある募集内容や、上手な求人の選び方、この職業のメリット・デメリットについて説明致しますので、どうぞ最後までご覧ください。警備員の正社員はどんな仕事?警備員の仕事は、担当の現場に出向き、警備をすることです。交通誘導や、施設警備などが主です。正社員で採用された場合は、いずれは現場を統括する立場になることを期待されている可能性があります。現場業務以外

警備のバイトがおすすめな理由は?高収入?!体力的に楽?!気になったらチェック!

ここでは、これから警備の仕事をやってみようと思っている方達に向けて、警備のバイトがおすすめな理由について幾つか書いていきたいと思います。特に若い世代の人達に関して言うと、警備の仕事に興味を持つ人の数というのは、世間一般的に見て少ない方だと思います。警備の仕事のイメージと言うのは、退屈、単純、地味、雑用が多い、やりがいがあまり無い、職場はオッサンばかりで華がない、キャリアアップ出来ない、仕事がつまらなそう、といったネガティブなものばかりが先行する場合も多いのではないでしょうか。経験者から見てもはっきり言ってこれらはかなり当たっていると思います(笑)。だったら、何故一部の人はわざわざ警備の仕事をや

東京警備員求人でおすすめな募集内容の特徴や、人気な会社・エリア・年収相場を解説します

東京警備員の求人ってさまざまな職種がありますよね。これから警備員をやってみたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。今回は、東京の警備員求人に焦点を絞って、人気なエリアからおすすめな施設などをしっかりご紹介させて頂きます。東京警備員はバイトや正社員など雇用形態によって違った部分もあるので、都内で働く予定の方は、求人選びのコツについても是非ご参考にして下さい。東京の警備員はどんな仕事?どこであっても警備員の仕事内容は特に変わりません。しかし、東京の場合は建物が多いため、施設警備が主な仕事となるでしょう。東京には重要な施設が数多く集まるため、それだけ責任の大きい業務を任される機会も増えます。東

警備員が向いている人の4つの特徴とその力を活かせる職種・仕事とは?

今回は、警備員の仕事に興味があるという方々の為に、警備員が向いている人の特徴やその力を活かせる職種・仕事についてご紹介していきたいと思います。警備員の仕事というのは、どの求人誌や求人サイトを見ても必ず募集があるようなメジャーな職種です。その反面、実はその職に就く為には細かい手続きや面倒な審査等が数多くあり、それらを全てクリアしていかなければならないのです。その為、やってみたいけど面接で落とされてなかなか受からないとか、面倒くさくて応募しなかったという人も結構見受けられます。何故そういう仕組みになっているのかという点についても、後で解説していきたいと思います。まずは、ざっくりとこの仕事についての

警備員アルバイトの時給ややりがいは?やってて良かった2個のことやそこで身に付く力とは?

工事現場や駐車場などで見かける「警備員」の仕事は必要な資格や経験などの条件がなく、比較的応募しやすい職種といえます。しかし体力的にハードな仕事として紹介されることもあり、応募することに抵抗を感じている方もいるかもしれません。実際のところ、現場の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。今回は私自身がアルバイトとして警備員をしていた経験から得たことや感じたこと、やりがいなどを紹介していきます。警備員のアルバイトに応募しようかどうか迷っている方は私の実体験も参考にしてみてください。私はこんなところで警備員のアルバイトをやりました警備員の仕事といってもその職種・勤務場所によって仕事内容や勤務条件は大きく

警備員の仕事内容10個の業務と良い面・悪い面について経験者が教えます!

警備員の仕事内容というと、建物など入り口で不審者が入らないようにチェックしたり、定期的に巡回するというものがよくイメージされるかと思います。ですが、実は警備員の仕事には他にも様々なことがあるんです!今回はそんな警備の仕事について詳しくご紹介していきます。具体的な警備会社の仕事内容や良い面・悪い面を知ってから、この職業を目指してみてはいかがでしょうか?警備員の仕事は大きく5つの役割に分けられます。1.監視2.誘導3.出入管理4.防災管理5.その他の対応警備員の一番重要な仕事は、警備を依頼をされた対象から不審者等を遠ざけ、事故や事件が起こらないように未然に防ぐことです。不審者に睨みを効かせ、その犯

警備員バイト求人の時給や募集内容にはどんなものがある?向き不向きややりがいなどを解説!

みなさんは「警備員の仕事」というキーワードでどのような現場を思い浮かべますか?工事現場や駐車場などクルマに関係する場所もあれば、商業施設やオフィスといった場所で人々の行動を管理しているイメージをする方もいると思います。代表的なこれらの現場もさらに細かく分類していくことができることを考えると、警備員の職場というのはとても豊富にあることがわかります。つまり警備員はみなさんの身近なところで仕事をしている人たちといえるでしょう。しかしその仕事の内容や特徴などを詳しく知っている方はそれほど多くないと思います。そこで今回は警備員という職業、とくにアルバイトとして働くことに興味を抱いている方々に有益な情報を