警備員のシフトはどう?色々な施設での働き方、仕事内容からシフトの中身まで
警備員をやっているけど、今の会社を辞めて他の警備会社に転職したいと考えている方もいれば、他の業種から警備業に転職したいという方もいらっしゃることでしょう。
今回は、警備員の転職について考えている方々を対象に、様々な情報をご紹介させて頂きます。
実際に警備会社で働いていた私の経験を基に、転職先として良い警備会社の特徴や転職時の注意点について記載しておりますので、どうぞ最後までお付き合い下さい。
目次
閉じる警備員の転職で注意したほうが良い4個のこと
警備員に転職する際に注意すべき点についてご紹介させて頂きます。
夜勤の有無
夜勤があるか否かについて気になる方も多いことでしょう。
警備員という業種の特性上、夜勤を扱っていない会社はありません。
夜勤が全くない会社を見つけることは、非常に困難なことでしょう。
しかし会社によっては、従業員の希望に合わせて勤務時間を考慮してくれるところがあります。
大多数の従業員は夜勤を嫌がりますので、勤務時間帯には配慮してくれる会社も多いのです。
もし夜勤が嫌であったり、むしろ夜勤にしか入りたくないという希望があるならば、予め面接先に相談するようにしましょう。
会社側としても採用した後に文句を言われるのは好ましくありませんので、勤務時間帯の融通が利かない場合は正直に答えてくれるでしょう。
ボーナスなど昇給の有無
ボーナスや昇給があるかも、よく確認しておきましょう。
警備業は人の入れ替わりが激しく、例え社員であってもアルバイトと似たような環境で働かされる可能性もあります。
福利厚生はしっかりしつつも、ボーナスや昇給のない準社員という立場もある為、注意しましょう。
警備業でボーナスがある会社は珍しいです。
給与のシステムをよく確認する
準社員のように、社員ではあるが時給制という不可思議なシステムが横行している為、しっかり社員として働きたい人は念入りに調査しましょう。
警備員によっては、グレードの高いアルバイトといった程度のレベルで一生を終える方も非常に多いです。
固定給制の警備会社であれば、しっかり正社員として扱ってくれる可能性が高いです。
また、最初は時給制であっても、昇進することで固定給制に切り替わる会社もあります。
私がいた会社の場合ですと、一般の警備員は時給制で、チームリーダーは時給に加えて月1万円程度の手当が付きました。
そして、現場を統括する責任者レベルになれてようやく固定給に切り替わるというシステムでした。
会社の雰囲気をよく確認する
会社によって、社内のルールが厳しいところや緩いところがあります。
警備業界は誰でもできる仕事と揶揄されるくらい簡単な仕事であり、入社のハードルも非常に低いです。
あまりにもルールの緩い会社に入ってしまうと、だらしない従業員ばかりがいる環境で働くことになりかねません。
特に、レベルの低い会社に入社してしまうと、自分がリーダー的なポジションになったときに相当苦労します。
ある程度ルールがしっかりした会社を選ぶことをオススメします。
警備員は制服で個性が出る業界ですので、制服の着用ルールが細かいところは信頼性が高い会社です。
ルールが多い会社ではそれを守ることに苦労しますが、自分が管理する側に立った場合は楽になるというメリットがあります。
自分が転職先の警備会社でどのような働き方をしたいかによって決めると良いでしょう。
また、会社によってはブラックな面もあるところがあるので注意が必要です。
警備員は職業柄体育会系の人が集まりやすく、ルールに真面目なあまりパワハラをしてしまう人がよくいます。
このようなブラックな評判などはネットで調べれば出てきますので、参考にしておきましょう。
転職を成功させるためには何をすれば良い?
転職を成功させる為に必要な事柄をご紹介させて頂きます。
事前に警備会社の評判を調べる
事前に警備会社の評判を調べることは必須でしょう。
先程も述べましたように、会社のルールはよく調べておきましょう。
服装の規定や警備員としての心構えについて細やかに教育がされている会社は、信頼できます。
信頼性の高い会社を選ぶことで、警備員という仕事に誇りを持って臨むことができるでしょう。
資格の取得
予め資格を取得しておくことで採用される可能性は高まりますし、採用された後も無資格の警備員より良い仕事に就ける可能性があります。
危険物があるエリアに送り込める人間は限られますので、危険物取り扱いに関する資格がある人は重宝されます。
自衛消防の資格があればかなり有利ですが、これはそもそも警備業に携わっている人が専門的な勉強をする必要がある為、一般の方が取得するのは非常に困難です。
面接先の会社の理念などを調べておく
面接先の会社の理念や評判を調べておき、その会社が一体どのような人材を求めているのかを確認しておきましょう。
会社がどのような目的で動いているのかを知っておけば、面接の際に話を展開することもできるでしょう。
会社の活動を知った上で、なぜ自分がその会社に入りたいと感じたのかを明確に伝えることができれば、採用される可能性も高まります。
転職するにあたっての必要な心構え
転職にあたり、必要な心構えについてご説明させて頂きます。
焦って転職先を決めない
焦り過ぎてすぐに転職先を決めてしまうのは避けましょう。
警備会社は種類も多く、会社によって個性や待遇も異なります。
長く働ける会社を見つける為にも、入念なリサーチは必要です。
転職を決意しても、すぐに今の会社を辞めてしまわずに、ある程度転職先を考える時間の余裕を作りましょう。
納得いくまで調査し、最適な転職先を見つけてから会社を辞めることを心がけて下さい。
余裕がない状況で決めたことは失敗する可能性も高くなってしまう為、常に心と時間に余裕を持たせましょう。
自分の優先事項を把握しておく
予め自分にとっての優先事項を把握しておきましょう。
あなたが仕事をするにあたり、最も重視するものは何でしょうか?
給料の高さでしょうか、それともやりがいでしょうか。
あなたにとって重要な条件を満たしてくれる会社を探すことが大切です。
また、警備員はあなたが現在の会社を辞めてまで携わる価値があるものであるかもよく考えましょう。
他業界から転職する場合、警備員の初心者としてスタートすることになる為、現在の仕事よりも貰える給料が下がる可能性があります。
果たして、現在の収入を下げてまで警備員になる必要はあるかを考えましょう。
収入が下がることに問題がない場合は、収入以上の魅力を警備員という仕事に対して感じているということですので、自分が収入以上の何を魅力に感じて警備員を選んだのかについても、よく把握しておく必要があります。
警備員ならではの仕事のキツさを理解しておく
警備員になることでどのような苦労があるのかについても理解しておきましょう。
現場によっては何時間も立ち続けたり歩いたりする為、肉体的な疲労もあります。
また季節問わず外を警備する場合は、寒さや暑さにも耐えねばなりません。
中でも私が最も辛いと感じたのは、ずっと同じ景色を眺めていないといけないところでした。
退屈な作業に耐えられない人には、辛い仕事であると言えるでしょう。
警備員の転職で年収を上げるためにやるべきこととは?
あなたが警備員として働くことになった場合、年収を上げる為には何をすれば良いのでしょうか?
夜勤
夜勤手当を狙って夜勤に入れてもらう方法もあります。
日勤よりも稼ぐことができるでしょう。
しかし、私がいた会社では、なんと夜勤手当がつきませんでした。
会社がしっかりと夜勤手当をつけてくれるかを、先に確認した方が良いでしょう。
資格取得
会社によっては資格手当を導入している会社もあります。
会社が推奨する資格を取得すると、給与がプラスされるというものです。
毎月の給与に資格手当をプラスしてくれる場合もありますし、取得した時にだけくれる場合もあります。
これは会社による為、入社後にチェックしてみましょう。
勤務時間を増やす
時給制で雇われた場合、単純に勤務時間を増やすことで年収を上げることができます。
基本的にどこも人手不足ですので、多くの時間働きたいと言えば勤務時間を増やしてくれるでしょう。
警備員には泊まり勤務もありますので、ほぼ住み込みで働けばかなりの収入を期待できます。
私がいた会社では従業員がほぼ住み込みで働き、現場統括者以上の年収を稼いでいた例もあります。
しかし規定以上の時間を超過してしまう場合は、働かせてもらえない場合もあります。
勤務時間に関する規定は会社による為、確認しておきましょう。
昇進する
昇進することで年収が増えます。
一般的な警備員と現場統括者レベルでは、収入に大きな差が出ます。
一般的な会社でいう課長クラスですので狭き門ではありますが、目指す価値はあるでしょう。
チームリーダーレベルでは一般的な警備員と大して給与は変動しない為、あまり期待しない方が良いです。
警備員で人気な職種や業界とその理由
警備員の間で人気の職種をご紹介させて頂きます。
施設警備
施設警備は、主に施設の中やその周辺を警備する業務です。
人気な理由
工事現場などは工事が終了してしまうと同時に現場もなくなってしまうリスクがありますが、施設警備にはそれがありません。
現場がなくなる心配がなく安定的な為、人気を集めています。
交通誘導
工事現場などで車の誘導を行う業務です。
人気な理由
車を誘導するのが面白いと感じている人が多いようです。
異なる工事現場をまわり、観光気分で様々な場所に行くことを趣味にしている人もいます。
自分に合った警備員の求人の選び方や注意点
自分に合った警備員の求人の選び方や注意点についてご紹介させて頂きます。
【選び方①】雇用形態から探す
警備員は正社員やアルバイトのみではなく準社員というものまでありますので、雇用形態についてはよく確認しましょう。
【選び方②】職種から探す
施設警備や交通誘導など決まった職種が募集されている場合は、お好みの職種から選ぶのも良いでしょう。
【選び方③】会社の業態から考える
会社によってルールの厳しさや管理体制などが異なりますので、どのようなシステムで運営されているかについて情報収集するのも良いでしょう。
【選び方④】給与や雇用条件から考える
給与や雇用条件は大切な要素である為、よく確認しておきましょう。
警備員は時給制が多く固定給制は珍しい為、固定給制の会社を狙うのもありです。
【選び方⑤】エリアから考える
求人のエリアが決まっている場合、通いやすいエリアを選ぶのも良いでしょう。
転職前に自分の強みやスキル、弱みなどを振り返ってみましょう
転職の面接の際には、必ずと言って良いほど長所や短所について訊かれます。
警備員になるにあたり、有効と思える長所を考えておきましょう。
また短所に関しては、どのように改善していくつもりなのかをしっかり伝えることも重要です。
警備員の仕事は現場の機密情報を扱う機会も多い為、あなたのセキュリティ意識について入念に訊かれます。
また、重大な失敗をした場合、どのように対処するのかもよく訊かれる質問の一つです。
よくある質問に対処できるよう、日ごろから情報をチェックしておきましょう。
警備の仕事に直性関係なくても、あなたが他業種で積み上げた実績は武器はなります。
他業種や他の警備会社で培ってきた経験やスキルについても、面接で伝えるようにしましょう。
どのような経験が面接官の琴線に触れるかは分かりません。
自分で決めつけて遠慮せずに、小さな強みもどんどん伝えていきましょう。
まとめ
今回は警備員に転職する場合の心構えなどについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
警備員は入れ替わりが激しい業界ですので、福利厚生の規定などが雑な会社も多いです。
あなたが正社員として警備会社で働きたいのであれば、事前の調査は不可欠であると言えるでしょう。
あなたが警備員として誇りを持って働く為にも、自分にマッチした会社を見つけましょう。
転職活動は焦らないことが大切ですので、予め転職期間に余裕を持たせておくことをオススメします。
入念に準備し、満を持して新たなスタートを切ってください。
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今回は、警備員の仕事に興味があるという方々の為に、警備員が向いている人の特徴やその力を活かせる職種・仕事についてご紹介していきたいと思います。警備員の仕事というのは、どの求人誌や求人サイトを見ても必ず募集があるようなメジャーな職種です。その反面、実はその職に就く為には細かい手続きや面倒な審査等が数多くあり、それらを全てクリアしていかなければならないのです。その為、やってみたいけど面接で落とされてなかなか受からないとか、面倒くさくて応募しなかったという人も結構見受けられます。何故そういう仕組みになっているのかという点についても、後で解説していきたいと思います。まずは、ざっくりとこの仕事についての
警備員アルバイトの時給ややりがいは?やってて良かった2個のことやそこで身に付く力とは?
工事現場や駐車場などで見かける「警備員」の仕事は必要な資格や経験などの条件がなく、比較的応募しやすい職種といえます。しかし体力的にハードな仕事として紹介されることもあり、応募することに抵抗を感じている方もいるかもしれません。実際のところ、現場の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。今回は私自身がアルバイトとして警備員をしていた経験から得たことや感じたこと、やりがいなどを紹介していきます。警備員のアルバイトに応募しようかどうか迷っている方は私の実体験も参考にしてみてください。私はこんなところで警備員のアルバイトをやりました警備員の仕事といってもその職種・勤務場所によって仕事内容や勤務条件は大きく
警備員の仕事内容10個の業務と良い面・悪い面について経験者が教えます!
警備員の仕事内容というと、建物など入り口で不審者が入らないようにチェックしたり、定期的に巡回するというものがよくイメージされるかと思います。ですが、実は警備員の仕事には他にも様々なことがあるんです!今回はそんな警備の仕事について詳しくご紹介していきます。具体的な警備会社の仕事内容や良い面・悪い面を知ってから、この職業を目指してみてはいかがでしょうか?警備員の仕事は大きく5つの役割に分けられます。1.監視2.誘導3.出入管理4.防災管理5.その他の対応警備員の一番重要な仕事は、警備を依頼をされた対象から不審者等を遠ざけ、事故や事件が起こらないように未然に防ぐことです。不審者に睨みを効かせ、その犯
警備員バイト求人の時給や募集内容にはどんなものがある?向き不向きややりがいなどを解説!
みなさんは「警備員の仕事」というキーワードでどのような現場を思い浮かべますか?工事現場や駐車場などクルマに関係する場所もあれば、商業施設やオフィスといった場所で人々の行動を管理しているイメージをする方もいると思います。代表的なこれらの現場もさらに細かく分類していくことができることを考えると、警備員の職場というのはとても豊富にあることがわかります。つまり警備員はみなさんの身近なところで仕事をしている人たちといえるでしょう。しかしその仕事の内容や特徴などを詳しく知っている方はそれほど多くないと思います。そこで今回は警備員という職業、とくにアルバイトとして働くことに興味を抱いている方々に有益な情報を