昨今は仕事に関してのニュースがたくさん聞かれます。

就職率や離職率、ブラック企業など、働く人間にとっては心中穏やかではない日が続きます。

また消費税増税も決定し、経済不安も波のように押し寄せてきます。

こんな時代ですから、安心して安定して働きたいものです。

実はこのご時世に。

警備員の仕事をおすすめできます。

安定して働けて、高給与ももらえる、休みも取れて健康的で逞しい毎日を送れる警備員。

巷での悪評には程遠いその実態から、警備員をおすすめする理由をご紹介します。

警備員の種類と役割は?

警備員のお仕事には大きく分けて5つの種類があります。

いずれも場所や対象は違えど『安全管理』と『防犯』の使命があります。

これらの実施・実行が警備員の主な仕事内容です。

警備員の仕事の種類

交通警備

警備員で最も多い仕事です。

工事現場や建設現場で関係車両の誘導や一般車両の誘導、歩行者の安全確保をします。

ヘルメットに赤い誘導棒を持ち、警備会社の制服を着て勤務します。

施設警備

商業施設や遊興施設、学校やマンションの安全管理をします。

施設内の巡回や監視カメラでの監視、利用者の管理、館内全ての鍵の管理をします。

室内勤務が多いので、警備員の中で最も働く環境の良い職種です。

雑踏警備

花火大会やスポーツ競技場など、人が多く集まる場所で人々の流れを管理する仕事です。

雑踏で混乱が起きないように誘導したり、車両の通行を妨げないように気を張り続ける激務ですが、ハマる人はハマる警備業界のダークホースです。

輸送警備

いわゆる現金輸送の仕事です。

ヘルメットに防刃ジャケットを着け、必ず複数人で現金や貴重品を目的地まで輸送します。

警備員の中でも手練れの者しか任されない特別任務です。

身辺警備

いわゆるボディーガードで、要人の身辺警護をします。

国賓級の渡来者や有名人などが来た時、通路の脇を固めます。

実は立っているだけの仕事なので、警備員の中でも希望者の多い職種です。

警備員の仕事の役割

警備員は『無資格の警察官』という表現が合っています。

警察にはいろいろな資格や権限があるのですが、警備員にはほぼ何もありません。

まず、警察官は『悪人を逮捕する』『拘束する』『規制に従わせる』権力があります。

警備員にはこれはありません。

例えば万引き犯を捕まえて警備室に拘束すると、監禁罪が適用されます。

また法律上では、交通警備の指示には従わなくてもいいことになっています。

次に警察は警棒やけん銃などの武器になるものを携帯しますが、警備員はこれを許されていません。

警備室にはさすまたが常備されていますが、普段から持ち歩いてもいけません。

警備員は容疑者に対する攻撃は出来ないのです。

ですので警備員がすることは「安全管理」「防犯」「監視」となります。

監視カメラや目視で安全を確保し、軽犯罪や人身事故などの抑制や防止に努めること、これが警備員の役割なのです。

警備員の仕事がおすすめな理由

激務で不健康な仕事と思われている警備員ですが、実はそんなことありません。

仕事は確かに大変ですが、その分のしっかりした休養時間もあるし、リラックスして働ける環境もあります。

同年代の男性が集まったらまるで男子校のようなフランクさもあります。

健康を保てる

かなり体力勝負である警備業は、どの勤務であっても立ちっぱなし、動きっぱなしが多いです。

特に新人である間は「動いて覚えろ」という体育会系な先輩たちに指導されることが多いです。

警備の仕事は適度に動いて適度に休めるので、規則正しい生活と健康的な心身が自然とついてきます。

隔日勤務で24時間の交代制もあります。

こちらは休日がしっかり確保されているので、しっかり働いてしっかり休め、体を壊すことはそうめったにありません。

仕事が楽しい

勤務中にすることは、立って見張る、歩いて見張る、これくらいです。

管理職でない限り緊張にさらされることはそんなに多くありません。

大なり小なりトラブルは必ずありますが、それは経験を積まなければ解らないことで、先輩や責任者も「マニュアルにはあるけど対処は初めて」という事象もザラです。

日々勉強になり、暇な時間は考え事やちょっとしたお勉強タイム。

繰り返しますが、『適度に働けて適度に休む』。

リラックスしながら働ける警備員は、案外笑いの絶えない楽しい仕事場だったりします。

マナーや常識が身につく

自転車での歩道走行、ながらスマホ、荷物での椅子やベンチの占拠は当然のマナー違反です。

施設警備ではこれを注意することもあります。

利用者の安全が第一ですから、少しでも危険な行為は声がけします。

自分がこうして見て、注意しているので、自分でもやらなくなります。

他人に迷惑をかけない、道路のマナーも守る、してはいけないことをしない誠実さが身につきます。

感謝の言葉をもらえる

警備員は目に届く範囲の困りごとは解決出来る範疇で解決します。

交通警備中に付近で自転車が転べば助けに入り、巡回中に迷子を見つけたら保護します。

物を落とした、と声をかけられることもあります。

巡回中でも利用者が優先です。

解決するまで同行します。

やがて困りごとが解決すると、にっこり笑って「有難うございました」と言ってもらえます。

この嬉しい瞬間に一番近いのは警備員です。

自分にあった警備員の求人の選び方や注意点

せっかく警備員に興味を持ったのなら、楽しく働ける職場がいいものです。

そのためにはまず自分が「なりたい」警備員と自分が「やりたい」仕事ははっきりさせておきましょう。

目標を絞ってから求人を見ると、希望の仕事を探しやすくなります。

警備員といってもピンキリなので、目標がないままに探すと情報が多すぎて見るのも大変になります。

【選び方①】雇用形態から探す

安定ならば正社員一択です。

一人前になるには時間がかかりますが、それも時間が解決してくれます。

継続すればするほど味の出てくる仕事ですから、本当の安定にはじっくり時間をかけていくのが良かったりします。

短時間しか働けなかったり、就職活動中の小遣い稼ぎや学費の足しにするなら、アルバイトやパートがおすすめです。

短時間で働けて時間を確保出来ます。

自分で働く日時や時間を申告してから勤務する職場もあるので、自分の好きな時間、好きな時に働けます。

時間を有効に使いたい。

週3日や4日働きたい人にはもってこいです。

【選び方②】種類から考える

カッコいい制服を着て「ザ・警備員」になりたい人は施設警備がおすすめです。

警察官のような制服を着られるのは、実は施設警備員だけです。

また屋内の仕事も多いので、女性や日焼けしたくない人にもおすすめできます。

がっつり稼ぎたいならば交通警備の夜勤がいいでしょう。

日額保証なので、早く終わろうが2時間勤務だろうが確実に手当をもらえます。

夜勤はしたくない人でも大丈夫、日勤も日額保証です。

現金輸送や要人警護はベテランで、その道の有資格者しか就任できません。

目標として働くにはいいのですが、新人の家は絶対に出来ないと覚悟しましょう。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

単発で高額を稼ぎたいなら断然アルバイトです。

短時間で高日給が揃っています。

大学生や若い男性が多いですが、基本仕事は一人で行うので会話はしなくていいことがほとんどです。

子育て中や家計の為ならば日勤のパートもあります。

週4日一日8時間でも受け入れてくれるところも多いです。

施設警備は特に融通がききます。

女性が警備員を希望するならば、給与額や雇用条件から考えても施設警備が一番のおすすめです。

【選び方④】エリアから考える

警備会社は案外日本各地に事業所があります。

同じ県でも地域ごとによって管轄が細かく分かれていることもあります。

自宅近くの事業所や商業施設などから選ぶといいでしょう。

自宅の近所だけでも思った以上に選り取り見取りです。

警備員に向いているのはこんな人

仕事は簡単、それなりの重圧さえ楽しみである警備員にも、向き不向きはあります。

これらは総じて性格の問題となります。

こういう性格だから警備員には向かない、と言い切ってしまえるほど、警備員向きの性格というものがあるのです。

責任感の強い人

真面目で実直、仕事意識の強い人です。

任された仕事を全うして、まっすぐした背筋と強い目力を伴った人は、外見からして頼りになる警備員です。

後輩を持った時にいかに育てていけるかもポイントです。

仕事にも他人にも、真摯に責任を持って取り組める人が警備員ではトントン出世します。

慌てない、どっしり落ち着いた人

有事に警備員があたふたしていてはいけません。

しっかり落ち着いて状況を見て、冷静に判断できる人が向いています。

こういう時はこうする、こういう時はこうする、と頭の中で整理して、それを迅速に的確に実行できる事です。

解らないことは解らないでいいのです。

経験していけば身についていきます。

細かい人

細かいことが気になってしまうA型気質な人が、警備員に結構マッチしています。

気になった細かいことを見逃さないその細かさが、警備員に大切だからです。

施設内の鍵管理や施錠はダブルチェック、業務マニュアルは読破、制服のホコリ一つも気にするくらい神経質の方が、警備員には向いています。

体力に自信がある人

警備員の中には、休憩ありで8時間ずっと立ちっぱなしの仕事もあります。

ただ立っているだけなのですが、やはりぶっ通しで同じ格好というのはくたびれます。

また一日になんども歩き回ったり時には走ったり、違法駐輪を持ち上げて運んだり、体力仕事がとても多いです。

力があるだけでなく、足腰が強いのも強みになります。

上半身よりは下半身の強さが大切です。

逆に向いていない人はこんな人

まずは面倒くさがりな人です。

仕事は自分で判断して進めます。

巡回や鍵の管理を面倒がってやらなかたっりすると、あっという間に重大事故に繋がります。

一人の過失が個人の財産や生命にも関わる仕事ですので、怠けや妥協は許されません。

次に我が道を行くタイプの人です。

警備の仕事はチームプレイで、チーム単位で動いて仕事をします。

その中で一匹オオカミだったり、一人だけ身勝手な行動を取るということは、チームの和を乱すことです。

チームの我が乱れるということは、事件解決が遅れること、仕事の中断をせざるを得ない状況を作ってしまうということです。

最後は容量が悪い人です。

判断が遅い、反応が鈍い、気が利かないという欠点があると、有事に慌てふためいてその場をかき乱してしまいます。

また指示されても「は?」ばかり返したために時間解決が滞り、チームワークを乱してしまう人も居ました。

ただの天然ボケならまだいいのですが、意図的に乱しているのならば解雇モノです。

まとめると警備員に向いていない人は『唯我独尊・我が道を行く変わり者』いわゆる芸術家肌なタイプです。

終始一人でやる仕事ではありません。

他人との連携を忘れないように。

経験者視点での実際の現場

実際の警備員の仕事場とはどんなものなのか、施設警備を例にして少しだけ紹介します。

警備室は24時間必ず人が3人以上居ます。

出勤すると夜勤が入れ替わりにあがり、業務を引き継がれます。

職場に居る人間は98%男性で、歳は平均で30代中盤。

しっかりした厳格な人、フランクな近所のお兄さんみたいな人、こうるさいお爺ちゃん、大学生の女の子など個性豊かです。

こういった人達と仕事します。

巡回したり違法駐輪を取り締まったり、小休憩と1時間休憩をはさみながら、8時間働きます。

現場はまるで男子校で、退屈な時は談笑していることも多いです。

現場の責任者はいつも笑顔で優しいおじさんでした。

現場によって差はあるのでしょうが、こんなところも珍しくないのです。

まとめ

いかがでしょうか。

警備員は安定と確かな給与を得られる仕事で、しかも常に人手不足。

始め時はたった今なのです。

特に女性警備員はどこに行っても優遇されます。

それほどこの業界は枯渇しているのです。

しかし防犯や日々の安全から。

絶対に必要な仕事でもあります。

これも悪評ばかりが目立ってしまったり、トータルイメージが良くないからです。

しかし警備の仕事はやりがい、楽しみ、得られるものもたくさんあります。

興味を持ったら最寄りの施設や事業所を調べて、気軽に応募してみるといいでしょう。

実は結構『気軽』に始められます。

実際に警備員の仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!


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