警備員のシフトはどう?色々な施設での働き方、仕事内容からシフトの中身まで
今回は警備員として働くメリットについて、実際の経験を基に、リアルな内容をご紹介させて頂きます。
皆様は警備員という仕事に関して、どういったイメージをお持ちでしょうか?
「屋外の警備は辛そう」、逆に「立っているだけで楽そう」などのイメージを持たれる方も多いかもしれません。
警備員を経験したことのない人達や、どういった仕事内容なのかご存知ない方の為に、仕事内容についても細かくご紹介させて頂きます。
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警備員の仕事にはいくつかの種類がある
警備員と一言で申し上げましても、仕事は多岐にわたります。
大手警備会社が提供しているような契約先の現場に駆けつける警備員や、交通整備をしている警備員、貴重品などを運ぶ輸送業務やボディガードなど様々です。
それぞれ特有の知識が必要となりますし、楽な仕事ではありません。
場合によっては危険が伴うお仕事も存在し、資格を要する業務も沢山あります。
警備員として働くメリット13選
では、警備員として働くメリットは何でしょうか。
生活する為の給料は勿論ですが、それに合わせてやりがいや自身を成長させるものがあることを、多くの方が求めているかと思います。
警備員を経験することで得られるものを詳しくご紹介します。
危険予知が身につき、日常生活でも役に立つ
警備員は、仕事を行う上で防犯に関する知識や、不審者に襲われた時の対処法など、様々な知識を身につけておかなくてはなりません。
実際にあった危険な例も含めて多くのことを学んでおく必要があります。
また運転を要する輸送業務などの警備員に関しては、事故を起こさない為に細かな運転の知識も持っています。
そういったことは、普段の日常生活でも役立つことばかりです。
事件に巻き込まれないようにする防犯の知識は勿論、事故を予防する運転の仕方や不審者の見分け方などもそうです。
大切な人を守らないといけない立場にある人は、その知識を周りにも共有することができます。
様々な現場に行ける
警備員というお仕事は、警備の対象物によって現場はそれぞれです。
工事現場や施設、人や貴重品の警備など、対象物は異なります。
日々様々な現場や人と出会うお仕事にもなりますので、飽きずに新鮮な気持ちを持って仕事に取り組むこともできます。
警備員にしても、ずっと同じ現場で同じ仕事をしていると馴れが生じて集中力を欠いたりすることも少なくありませんので、新鮮な気持ちで様々な現場に行けることは、日々の仕事をこなす上でも大きなメリットだと感じます。
警備の仕組みを知ることができる
警備は対象物によってマニュアル化されており、それに沿って警備対象物の安全を守るお仕事です。
それぞれ複雑なものではありませんが、必ず頭に入れておかないといけない知識があります。
実際この仕組みを知っていれば同じ業界内で転職することは安易ですし、自身で警備の事業を立ち上げることもできます。
また、普段の生活でも役に立つ防犯スキルも学ぶことができます。
忍耐力・精神力が鍛えられる
警備員の仕事は、イメージ通り非常にハードなものです。
「何もせず監視しているだけ」とのイメージもありますが、決して楽な仕事ではありません。
屋外の警備では、気候によって体力的にも精神的にも非常に厳しいものがあります。
また、職務中は集中力が常に必要となり、精神が休まることがありません。
1日であれば何とか対応できるかもしれませんが、これが毎日続いてくると大変です。
自分自身でモチベーションと集中力を保ち続けなければなりません。
そういった経験に伴い、精神が強くなることは間違いないでしょう。
警備員の仕事をこなしていれば、他の仕事に就いた時に楽だと感じられることもあるかもしれません。
きちんとした立ち居振る舞いが身につく
警備員のイメージと言えば「営業マンとは違い、他の人に接する機会が少ない」と考えられている方も少なくありませんが、決してそうではありません。
警備員と言えど、警備対象物であるクライアントや一般の方など様々な人たちと接する機会も多くありますし、社内でも様々な業種(事務・営業・経理など)の人間ともコミニケーションを取らなくてはなりません。
こういった人達と上手くコミュニケーションが取れないと、自身の仕事がやりにくくなります。
やはり人と人ですので、しっかりと常識のある立ち居振る舞いをしなくてはなりません。
現在活躍されている警備員さんはコミュニケーション能力が高い人が非常に多いですので、そういったスキルも身につくでしょう。
制服がある
制服があることも、警備員の良いところの一つです。
営業職や事務職ですと一般的にはスーツを着なければいけない場合が多く、そのスーツは勿論社員の自腹です。
一着だけ持っていれば良いというわけでもなく、季節によって変えないといけないですし、毎日同じスーツを着ることもできません。
アイロンがけやクリーニングなどが手間になることもあります。
そういった意味では、決まった制服があると普段の服装はあまり気にせずにいられますし、あらゆる出費も無くなります。
制服に関しては会社で支給されるケースがほとんどですので、その部分も非常にありがたいところです。
体力がつく
警備員に関してはそこまで多くの動きのある仕事とは言えませんが、仕事をする上での体力というものは身につきます。
集中力を切らさずに屋外で警備対象物を守り続けるのは非常にハードですが、確実に体力は身についていくでしょう。
仕事をする上では、この体力が非常に重要になるかと思います。
救命知識などを覚えられる
警備員の多くは、防災に関する知識も身につけています。
普段様々な現場で警備を行いますので、どこで何が起こるかは分かりません。
警備員はそういった不測の事態に対応できるようにしています。
警備員の業務で最も重要で優先すべきは人命です。
現在様々な施設などに設置されていますAED(自動体外式除細動器)などの使用方法も、把握している人がほとんどです。
万一に備え、そういった救命措置の対応も研修などで身につけています。
これも、普段の日常生活の中で持っておいて損はない知識やスキルではないでしょうか。
警備員でないと取れない資格を取得できる
警備員という仕事にも資格が存在します。
それぞれの業務において危険なものを取り扱うものに関しては、資格者でしか対応できない仕事も沢山あります。
例えば、ボディガードと言われるような特定の人物を警護する仕事や、空港で業務する為の資格など、業務を行う場所によって資格が必要な場合も存在します。
警備員という仕事に就けば、そういった資格を取得することもできます。
幅広い年齢層で就くことのできる仕事ですので、できるだけ早い内に資格を取っておけば、自身の仕事の選択肢が増えると思います。
「社会の役に立っている」という誇りをもって仕事ができる
仕事をする上で、モチベーションを保つことは非常に重要なことだと思います。
警備員の仕事でもそれは同じことです。
なかなかやりがいを感じられなかったりモチベーションが上がらなかったりすると、毎日のことですので辛くなってしまいます。
ただし警備員の場合は、任された警備対象物の安全を提供するという非常に分かりやすい任務が与えられています。
勿論、仕事を依頼してくれたクライアント様に対してもそうですが、様々なイベントや公共交通機関などの社会の一部を担うものになります。
今後安心安全の需要は更に高まる中で、「日本という安心で安全な国を作り上げる一部を担っている」というモチベーションと誇りを持って仕事に取り組むことができます。
給与を貰って自身の生活を守ることは大前提ですが、+αでそういった気持ちを感じることができるのは、非常に大きいことだと思います。
給与が良い
警備員に関しては、所属する会社にもよりますが基本的にはサービス残業はありません。
残業した場合にはしっかりと残業代が出ることがほとんどです。
残業となると体力的にはハードな部分もありますが、きっちり対価として頂くことができます。
デスクワークや営業職ですとサービス残業が当たり前の業界なので、警備員はしっかりと稼ぎたいという方にも向いているかもしれません。
私が勤めた警備会社には若手の警備員が沢山おり、「若い内にがむしゃらに働いてしっかりと稼ぐ」というスタンスの社員が数多くいました。
年齢を追うごとに無理がきかなくなってきますので、若い内にしっかりと稼ぎたいという方にもオススメです。
海外挑戦も可能
大手警備会社には海外に支社を持つ企業も存在します。
実際私の周りにも、海外勤務に行った社員や、海外勤務を終えて戻ってきた社員が沢山いました。
海外で勤務するというのは、一つのステータスにもなると思います。
また、様々な経験を積むことができるので非常に良いことだと思います。
しかし、海外勤務となると非常にハードルが高いイメージがあり、自分は無理だと決めつけている人も少なくないのではないでしょうか。
警備会社の海外勤務は意外と誰にでも目指せるところがあり、手の届く業務となります。
自身が希望してモチベーションを高く持ち、仕事をきっちりこなせば、叶えられる目標となります。
東南アジアでの勤務がメインとなりますが、物価も安い為生活にあまりお金もかからず、逆にお金も貯まるというラッキーな部分もあります。
警備員のニーズは今後更に高まる
今後、日本国内において警備・防犯という市場のニーズは更に高まると予測されます。
外国人観光客の増加、東京オリンピック、大阪万博と、大きなイベントも予定されています。
東京オリンピックに関しては警備員不足も予測され、既に同業のライバル社である企業同士が手を取り業務を遂行することも決定しています。
国としても安全を提供することが国策となっていますので、更に重要視されることが予測されています。
また、個人宅への警備システムの導入に関しては欧米・ヨーロッパは約15%前後の導入率となっていますが、日本国内においては数%で、まだまだ今後伸びゆく市場が存在しています。
ITシステムやAIを利用した警備システムの普及が予測されますが、警備員のニーズも並行して高まるでしょう。
そうなれば今後、雇用条件や待遇も更に良くなっていくことでしょう。
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経験者が語る!私が警備員の仕事をしていて良かったと感じた瞬間
ここからは、実際私が経験してみて良かった点をご紹介します。
人との出会い
警備の仕事をしていると、非常に多くの業種の方達と出会う機会が存在します。
工事現場の建設会社の社員さんやイベント会場でのスタッフさん、大きな会社の施設警備の際にはそこの社員さんなど様々です。
通常、法人へのサービスを提供する企業はある程度ターゲットとなる業界や業種が決まっていますが、警備となると相手となる企業の業種は問いません。
そういった意味で、多くの業種の方達との出会いがあります。
長期の警備となると顔見知りにもなりますし、会話も増えます。
人との出会いは自身の人生にも大きく影響を及ぼしますので、そういった経験を活かし、自身のスキルアップやキャリアアップ、転職などを行う際にもメリットがあります。
感謝の言葉を直接頂ける
やはり、直接人に感謝のお言葉を頂けると嬉しいものです。
デスクワークですとなかなか人と接する機会も少なく、直接お言葉を頂ける機会も減ってしまいます。
しかし、警備員は常に現場で業務を行ないますので、直接そういったお言葉を頂けるのはやりがいに繋がります。
転職にも活かせる
私は警備員としての業務を経験した後、全く別の業界の営業マンとして転職しました。
その際、警備員として厳しい環境で仕事をしていたことや学んだことは強みとして非常に活かされました。
転職の際の面接を行った企業の人事担当者も、そういったところを非常に評価してくれました。
どの会社も決して楽なものではなく厳しいと感じることもありますので、そういった経験をしてきて、その中でもモチベーションを保ちやりがいを持って仕事ができることは、大きな強みとなります。
勿論、警備員として警備会社で勤め上げることも素晴らしいことですが、全く違う業界に飛び出す為にも、経験しておくと強い仕事だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
警備員というお仕事ですが、まだまだ多くの人が持っているイメージとは異なる部分があり、その内情はあまり知られていません。
しかし、今後間違いなく警備の需要は高まりますし、警備員という仕事にも着目される時期が来ると思います。
体力的にハードな部分はありますが、経験しておけばメリットも非常に多い職種になりますので、早い内に経験しておいて損はないお仕事だと思います。
実際に警備員の仕事を探すときは、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
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東京警備員の求人ってさまざまな職種がありますよね。これから警備員をやってみたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。今回は、東京の警備員求人に焦点を絞って、人気なエリアからおすすめな施設などをしっかりご紹介させて頂きます。東京警備員はバイトや正社員など雇用形態によって違った部分もあるので、都内で働く予定の方は、求人選びのコツについても是非ご参考にして下さい。東京の警備員はどんな仕事?どこであっても警備員の仕事内容は特に変わりません。しかし、東京の場合は建物が多いため、施設警備が主な仕事となるでしょう。東京には重要な施設が数多く集まるため、それだけ責任の大きい業務を任される機会も増えます。東
警備員が向いている人の4つの特徴とその力を活かせる職種・仕事とは?
今回は、警備員の仕事に興味があるという方々の為に、警備員が向いている人の特徴やその力を活かせる職種・仕事についてご紹介していきたいと思います。警備員の仕事というのは、どの求人誌や求人サイトを見ても必ず募集があるようなメジャーな職種です。その反面、実はその職に就く為には細かい手続きや面倒な審査等が数多くあり、それらを全てクリアしていかなければならないのです。その為、やってみたいけど面接で落とされてなかなか受からないとか、面倒くさくて応募しなかったという人も結構見受けられます。何故そういう仕組みになっているのかという点についても、後で解説していきたいと思います。まずは、ざっくりとこの仕事についての
警備員アルバイトの時給ややりがいは?やってて良かった2個のことやそこで身に付く力とは?
工事現場や駐車場などで見かける「警備員」の仕事は必要な資格や経験などの条件がなく、比較的応募しやすい職種といえます。しかし体力的にハードな仕事として紹介されることもあり、応募することに抵抗を感じている方もいるかもしれません。実際のところ、現場の雰囲気はどのようなものなのでしょうか。今回は私自身がアルバイトとして警備員をしていた経験から得たことや感じたこと、やりがいなどを紹介していきます。警備員のアルバイトに応募しようかどうか迷っている方は私の実体験も参考にしてみてください。私はこんなところで警備員のアルバイトをやりました警備員の仕事といってもその職種・勤務場所によって仕事内容や勤務条件は大きく
警備員の仕事内容10個の業務と良い面・悪い面について経験者が教えます!
警備員の仕事内容というと、建物など入り口で不審者が入らないようにチェックしたり、定期的に巡回するというものがよくイメージされるかと思います。ですが、実は警備員の仕事には他にも様々なことがあるんです!今回はそんな警備の仕事について詳しくご紹介していきます。具体的な警備会社の仕事内容や良い面・悪い面を知ってから、この職業を目指してみてはいかがでしょうか?警備員の仕事は大きく5つの役割に分けられます。1.監視2.誘導3.出入管理4.防災管理5.その他の対応警備員の一番重要な仕事は、警備を依頼をされた対象から不審者等を遠ざけ、事故や事件が起こらないように未然に防ぐことです。不審者に睨みを効かせ、その犯
警備員バイト求人の時給や募集内容にはどんなものがある?向き不向きややりがいなどを解説!
みなさんは「警備員の仕事」というキーワードでどのような現場を思い浮かべますか?工事現場や駐車場などクルマに関係する場所もあれば、商業施設やオフィスといった場所で人々の行動を管理しているイメージをする方もいると思います。代表的なこれらの現場もさらに細かく分類していくことができることを考えると、警備員の職場というのはとても豊富にあることがわかります。つまり警備員はみなさんの身近なところで仕事をしている人たちといえるでしょう。しかしその仕事の内容や特徴などを詳しく知っている方はそれほど多くないと思います。そこで今回は警備員という職業、とくにアルバイトとして働くことに興味を抱いている方々に有益な情報を