教員といえば、お堅い・厳しい・立派なことを言って子どもたちを育てなければならないという、難しい仕事のようなイメージがあります。

ここでは、教員の仕事にはどのような人が向いているのか、またはそうではないのかを例を挙げていきます。

また、教員として働く上で役に立つ経験やその後の道についてなどを紹介します。

教員の仕事はどんな仕事?

教員の仕事は子どもたちの人間性を育てる、とても責任ある職業です。

授業を通して学習指導をし、部活動の顧問として部の運営や大会の引率を行います。

児童会や生徒会での活動をその校種ごとによって内容が少しずつ異なります。

教員の仕事に向いている人の5つの特徴とは?

教員は子どもたちを導く立場であり、とても責任ある立場です。

ここでは、教員という仕事に向いている人の特徴を数ある中から5つ紹介します。

責任感がある人

授業でしっかりと学力を身に付けることができるか、体育や部活動の際は怪我をしないか、自分の言葉で子どもたちを傷つけてしまわないか…そして何より子どもたち同士での関係をしっかりを見極められているか。

将来を担っていく子どもたちを育てる、教員の仕事は常に責任が伴います。

保護者の方々が学校に対して安心して自分の子どもを預けられるような存在になれるような責任感の強さと心持ちが必要です。

変化に気づける人

子どもたちと一緒に毎日を過ごすにあたり、細かな指導と配慮が必要です。

全員が同じ速度で成長するわけではないので、一人一人にどんな手助けが必要なのかをよく観察して、その子に応じた支援をします。

また、大人でもそうなように、子どもたちの心は毎日変化します。

むしろ、大人以上に子どもの心は日々波打ちます。

その子どもたちの心を関わり合いの中でよく読み取り、対応して行く必要があるのです。

特に、子どもたちからのSOSサインは見逃してはならないので、小さな変化にも気づくことは大切です。

地道な作業が得意な人

教員の仕事は授業や部活動だけではなく、教室の掲示も行います。

小学校教員の場合は、毎月、その月ごとのイベントや雰囲気に合わせた教室の掲示を作ります。

画用紙や色紙を使って作成するので、手先の器用さが問われます。

また、成績処理も細かな作業です。

子どもたち一人一人の単元ごとの目標達成度を管理し、継続的につけていくので、大雑把な管理では駄目です。

成績はその子にとっての大切なもの、将来を考える上での大事な資料になり得ます。

なので、成績をつけるときの作業は神経を使う、とても細かなものですが地道な作業が必要なのです。

人と話すことが好きな人

教員の仕事は人との関わり合いが大切です。

子どもたちとの毎日の会話、授業を淡々と進めるだけではなく楽しさを与えるためにちょっとした豆知識や雑談も必要です。

休み時間や放課後でのふざけた会話も、子どもたちに親近感を与える大事な時間の一つです。

面談や大会の際は保護者の方々とお話をする機会もあります。

子供達の日々の様子、頑張っているかを伝えられる貴重な機会となります。

また、地域の方々と話す機会もあります。

このように、たくさんの人と会話する機会のある教員には人と話すことが好きだという気持ちが生きてきます。

好奇心旺盛な人

子どもたちと話していると、ジェネレーションギャップを感じてしまうこともしばしばあります。

そのようなとき、「若い子たちの話にはついていけないなあ」と諦めてしまうのではなく、自分も一緒になって楽しむような気持ちが大事です。

子どもたちは今、どのようなものに対して興味があるのか、どのようなものが好きなのかを知ろうとする好奇心旺盛な気持ちが、子どもたちにとっては嬉しいものです。

また、そこから得た子どもたちの好きなものを授業のどこかで扱うことによって、もっと知りたいという気持ちを引き出すことも可能になるので、一石二鳥です。

逆に教員の仕事に向いていない人の特徴は?

どのような仕事においても向き不向きはあるものですが、教員として働くにあたってどのような人には向いていないのでしょうか。

ここでは、教員に向いていない人に当てはまりがちな3つの条件を提示します。

物事を説明するのが苦手な人

教員の大きな仕事の一つに、授業での教科指導があります。

基本的なことであっても、応用でも、子どもたちにわかりやすく説明することが大切です。

子どもたちにとっては、授業で学ぶことの多くは初めて知るものです。

そのような初見の知識に対して、如何に興味を持たせ伸ばしていくかで教師としての技量が問われます。

子どもたちの可能性を広げるためにも、教員の持つ様々な物事に対する説明能力は不可欠なものです。

時間の管理が苦手な人

教員の仕事は、毎日時間に追われています。

特に小学校勤務の場合は全ての授業を自分で教えた上で、毎日の連絡帳の保護者欄の確認、宿題の管理、給食指導、休み時間指導などをこなします。

休み時間はありますが、子どもたちと一緒に遊んだりトイレ指導で一瞬で過ぎ去ります。

毎日のルーティーンをこなすだけで1日が終わります。

慣れないうちは仕方ありませんが、時間をうまく使えない人は休日も返上で働かなければなりませんし、平日の場合は毎日夜遅くまで残業することになってしまいます。

教員は様々な仕事を同時進行で、効率よく進めていく能力が必要なのです。

打たれ弱い人

教員の不祥事などがよく取り上げられる昨今では、教員への目は年々厳しくなっています。

保護者さんからのクレームもありますし、地域の方々からのご意見、中には暴言を吐く子どももいます。

一生懸命働いているのに…と傷付きはしますが、あまりにも打たれ弱い人は心を病んでしまう場合もあります。

自分のやってきたことに対して責任と自信を持って、驕り高ぶらずに凛として過ごせるような気の持ちようが必要です。

教員の仕事で活かせる経験

教員という職業には、リーダーシップや人前に立つイメージがあります。

授業をしたり、子どもたちと関わりあうこの職業では、それまでのどのような経験が役に立つのでしょうか。

ここでは教員の仕事で生かせる経験を2つ紹介します。

何かにおけるリーダーや、その補佐役としての経験

学生時代に所属していた部活動でのリーダーの経験は、子どもたちを教え導く存在としてとても役に立ちます。

人前に立って何かを成し遂げたり、発言したことがあれば少なからず度胸がついているものですし、自分の行動や言動に対する責任感や自信も持っているはずです。

また、補佐役としての経験は、子どもたちを見守ることで自発的な成長を促す際に役に立ちます。

教員としての仕事は、いつでも子どもたちを引っ張って導くだけではなく、サポート役として支えてあげる立場として動くこともあります。

自分の学生時代に所属していた部活動での経験

運動部であれ、文化部であれ、どのようなものであっても、自分自身の体験したことの全てが役に立ちます。

中学校勤務の場合は部活指導があります。

自分のやってことに必ずしも携わることができるとは限りませんが、少なからず考慮されます。

また、何かに打ち込んでいたという事実とその体験談が、子どもたちの心と体を動かすきっかけになり得ることもあります。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

教員は子どもと接する時間の多い職業なので、子どもたちを指導した経験を土台とした職業にキャリアアップする人も多いです。

授業で教科指導をしていた経験を活かして塾講師として働く人もいるようです。

また、子どもたちと一緒に日々過ごしていた経験から、児童館などの放課後デイサービスを就業先として選ぶ人もいます。

教員として定年まで働き、実績を重ねてきた場合は、先生を育てるための先生である指導教諭になる道もあります。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

活かせます。

教科指導はもちろんのこと、担任として学級経営をしていたならば塾講師として働くことになった時に、一人一人に気を配りながら一斉指導をすることができるでしょう。

また、仕事ではありませんが自分の子どもを育てるにあたって、褒めたり叱ったりなどの声のかけ方や、見守るべきときや支えるべき時、手を引いてあげるタイミングを見極め、活かすことができます。

まとめ

子どもたちを育てる教員という仕事には難しいイメージが持たれがちですが、最も大切なことは、子どもたちのことを一番に考えて過ごすということです。

時間の使い方や心の強さは、教員になってからでも改善することができます。

教員は子どもを育てる、責任ある立場です。

向き不向きはもちろんありますが、子どもたちと一緒に成長していくこともできますよ。

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