「なんだかパッとした結果が出ない……」「もっと自分に合う仕事があるんじゃないか……」

そんな悶々とした思いを抱えつつも、なかなか超えられない『転職』という壁。

中には次から次へと職場を変えることができる人がいる一方、なかなか次が決まらないという人も多いのではないでしょうか。

今回は転職の壁を乗り越えられない方のために、転職できない原因と対策について解説いたします。

次のステップに進みたいけれどもうまくいかないという方、必見です!

転職できない人の6個の原因とは?

転職できない人と、上手くいく人がいるのはなぜでしょうか。

転職したいと思う理由や思い始める時期は、人それぞれ。

転職を考える人の数だけ思いがあるといっても過言ではありません。

よく代表的な例としてあげられるのは、『転職回数が多い』というもの。

しかし、この記事を読んでいる人の中に上記の理由で悩む人は少ないかもしれませんね。

”転職したいのに1度もうまくいかない”理由とは一体なんなのでしょうか。

下記にまとめます。

退職理由が明確でない・問題点が見受けられる

転職活動時、意外と見られているのが『前職の退職理由』です。

新たな人物を採用する企業側としては、その人がどんな理由で前の会社を辞めているのかは気になるもの。

何かトラブルを起こしたのではないか、周囲の人と揉めることが多い人物なのではないかなど、厄介な人物を採用しないためにマイナスな理由で退職していないかを確認します。

この時に退職理由があやふやで不明確なものであると、「何か問題がある人物なのではないか」と疑われてしまう可能性が出てくるのです。

だからと言って「問題を起こしました」と明確に書いてあればいいというわけでもありません。

何か前向きな理由が書かれていた方が好印象と言えるでしょう。

対策については次の項目で解説いたします。

転職の希望理由が明確でない

「退職理由が不透明」というのと同様、転職したい理由が不透明であるのも悪印象。

なぜなら、「何かトラブルがあって前の会社を辞めざるを得なくなったのではないか」と思わせてしまうからです。

また中途採用の面接では、”この人物を社員として迎えたら即戦力になるか否か”という点も重要なポイント。

したがって、「採用してもらえればこんなことができる」「ここを改善したらもっとよくなると思うから自分にやらせて欲しい」など、採用後どのように活躍できるのかをしっかりと述べる必要があります。

ここのアピールが弱い人は、転職に失敗しやすいと言えるでしょう。

こちらの対策についても次の項目で詳しく解説いたします。

志望動機が希望する会社とミスマッチである

就職活動を経験した方なら容易にお分りいただけるかと思いますが、志望動機が希望する会社に見合っていなければ採用されません。

例えば、募集されているのは営業部なのにマーケティング部を希望していたり、スピード感が求められる会社なのにじっくり作業したいといっていたりしたら、当然採用されるわけがありませんよね。

希望している会社は自分が志望している職種を募集しているのか、働き方ややりたいことが一致しているのか、きちんと確かめる必要があります。

自己分析・自己アピールができていない

こちらも就職活動を経験した方なら心当たりがあるのではないでしょうか。

転職活動も新卒の就職活動同様、企業に採用してもらうために自己アピールをしなければなりません。

また、希望する企業とのミスマッチを起こさないためにも、自己分析は必須。

これらの下準備がしっかりできていないと、転職活動もうまくいきにくいです。

自己分析や自己アピールの方法についても次項で解説いたしますので、参考にしてみてください。

希望条件が高すぎる

転職するにあたり、やりたいことや企業の雰囲気以外に「労働条件」を重視するという人もいるでしょう。

前の職場の給料や福利厚生に不満があり転職を考えているという人であれば尚更のこと。

しかし、前職への不満のあまり次の職場への期待が高まりすぎると、転職活動はうまくいきません。

もちろん、実力があれば好条件で転職することもできますが、それはよほどの実力のもとで成り立つもの。

どうしても次が決まらないという人は、条件を見直してみるのも改善方法の一つです。

こちらも詳しい手順については次の項目で説明いたします。

揉め事や病気が原因で退職している

上記でも少し説明しましたが、中途採用の面接で意外と見られているのが『前職の退職理由』です。

人間関係で揉めた、心の病気になってしまったなどの理由が書いてあると、「この会社でも同じことを繰り返すのではないか」と警戒されてしまいます。

人間関係のトラブルや心の病気が転職の理由になるケースはたくさんありますし、決して悪いことではありません。

しかしながら、それをストレートに書くことでいらぬ誤解を産むこともありますので、伝え方は気をつけた方がいいでしょう。

改善するための5個の方法と手順とは?

上記で転職できない原因についてお分りいただけたと思います。

原因がわかったのなら、あとは少しずつ改善するだけ。

続いては、それらを改善するためにはどのようにしたらいいかについて考えていきましょう。

方法と手順について解説いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

転職・退職する理由の伝え方を見直す

中途採用の面接にて、転職や退職の理由を聞かれるケースは多くあります。

在職中に転職活動をしている人であれば、「なぜ今の仕事を変えたくなったのか」について企業は知りたいもの。

また、すでに前職を退職し無職の状態で就職活動をしている人に対しては、「次の仕事が決まる前に辞めるほどの理由」は何か企業としては知りたいものです。

つまり、ここで何か前の職場でのトラブルを匂わせるようなことを言ってしまってはアウト。

転職や退職の理由は様々ありますし、どれが悪いということはありませんが、伝え方には気をつけましょう。

ポイントは、転職や退職の理由がマイナスでないこと。

「前職は前向きな理由で転職or退職した」と思わせることが重要です。

その手順とは?

1、まずは本音ベースの転職・退職の理由を挙げる。

2、続いて、その理由がマイナスな理由でないかを考える。

3、マイナスな理由であれば、それを感じさせないような言い方に変える。

例)・人間関係のトラブル→より人間関係の幅を広げたい、新しい環境に身を置きたい

  • 仕事がつまらない→新しいことにチャレンジしてみたい、前職には達成感を感じた
  • 前職で大きなミスをしてしまった→自分の長所を活かせる仕事をしてみたいと思った など

自分の希望、転職先を考え直す

「転職がうまくいかない理由」としてあげた”志望と募集のミスマッチ”。

仮に採用されたとしても、そのミスマッチはやがて”次の転職”を生み出すことになりかねません。

自身と企業とのミスマッチに気がつかなければ、無限の転職ループ。

それを防ぐために、今一度自分は次にどんなことに取り組みたいのか、就職を希望する企業と合っているのか考え直してみましょう。

その手順とは?

1、まずは転職理由を考える。

2、前職で嫌だった点を元に、次の職場で望むことを考える。

例)・給料が低すぎる→給料が上がるところ

  • 業務量が多すぎる→業務量が程よいところ
  • 労働時間が長すぎる→残業があまりないところ

3、2であげた条件の中で優先順位をつけ、それを元に次の就職先を探す。

すでに就職を希望する企業が明確である場合は、以下のような手順で考えます。

1、まずは転職を決めた理由について考える。

2、就職を希望する企業では、1で考えた理由が満たされるかを考える。

一つでも満たされない点があるなら我慢できるかどうかについても考える。

再度自己分析を行う

転職というのは、人生においても大きなターニングポイント。

自分のことをよく理解しているつもりの人も、転職を検討し始めたタイミングでもう一度自己と向き合うといいでしょう。

社会人を経験してからの自己分析は、学生の頃に行った自己分析とはまた違った目線で考えることができます。

これにより、本当にやりたいことややりたくないこと、自分の得意不得意に気づくことができるなんてことも。

また、以下の手順は実際に紙に書き出して行うのがおすすめ。

頭の中だけで考えるよりも、ずっと明確かつクリアに自己分析できます。

その手順とは?

手順というよりは、考えてほしい点。

下記の項目について、なるべく多く書き出してみてください。

”書けるだけ書く”というよりは、あらかじめ書き出す数を決めておいた方がいいでしょう。

おすすめは、30個以上。

可能であれば、50個以上。

「もうわからない!!」となるまで絞り出した方が、自身の本音に迫れます。

以下を参考に、紙に書き出してみてください。

  • 今後やりたいこと
  • 今後絶対にやりたくないこと
  • 3年後、5年後、10年後の理想
  • 3年後、5年後、10年後の避けたい未来像
  • 自分の好きなこと、もの
  • 自分の嫌いなこと、もの

アピールポイントを考える

中途採用に求められるのは、『即戦力』です。

したがって、採用後すぐに力を発揮できるとアピールする必要があります。

この点を面接で明確に伝えられれば、採用される確率もぐんとアップ。

2つのパターンに分けて手順を解説します。

就職を希望する会社が決まっている場合の手順

1、該当企業の問題点や改善点を洗い出す

2、自分がどのように改善できるか、自分ならどのように対応するかを考える

3、履歴書や面接でアピールする

就職を希望する企業がない場合

1、自分の得意な仕事や業務を探す(※「再度自己分析を行う」の項目参照)

2、1で考えたことが活かせそうな企業を探し、応募する

就職の条件を見直す

転職理由も悪くない、ミスマッチも起こっていない、自己分析もしっかりとできている……。

それなのに転職できないという方は、希望する条件について今一度見直してみましょう。

実力があれば話は別ですが、一般的には希望する条件が高ければ高いほど、採用されにくいもの。

下記に挙げる条件面について、極端すぎる理想になっていないかもう一度考えてみましょう。

その手順とは?

給料について

給料の理想は、青天井。

高ければ高いほど嬉しいですよね。

しかし、「月収100万円!」と思って探したり面接を受けたりしても、簡単に決まるはずがありません。

給料は「いくら欲しい」と高い目標を持つのではなく、「最低でもいくら欲しい」とボトムから考えるようにしてみてください。

福利厚生について

特別休暇や住宅補助など、こちらもあればあるだけ嬉しいもの。

でも、福利厚生から就職先を探してもなかなか合致するところはありません。

むしろ福利厚生というのはその会社に務める社員がより快適に働けるように応援するための仕組み。

それなのに「福利厚生を重視しています」という本末転倒な態度では採用されるはずもありません。

「あればラッキー」くらいな考え方に切り替えましょう。

仕事内容について

新卒の就職活動同様、「この仕事以外はやりたくない」「これ以外はできません」という態度では、当然うまく行きません。

「前職で専門としていたのは●●だが、それ以外にもチャレンジして行きたいと思っている」など、柔軟な態度で挑みましょう。

まとめ

以上、転職できない人の特徴やその改善策について解説いたしました。

転職がうまく行かず悩んでいるという方、いかがでしたでしょうか?

何か解決の糸口になるようなものが見つけられていたら幸いです。

転職活動は大変労力のいることですし、その後の人生を左右する重要な事項でもあります。

それゆえ、うまくいけばより良い環境に身を置くことができたり、自身のキャリアアップに繋がったりすることも。

しかし妥協して転職した会社では、また何かしらの不都合やトラブルに見舞われるなんてことも少なくありません。

「また転職すればいいか」くらいの気持ちで転職を繰り返していると、それこそ転職歴の多さから就職が困難になってしまいます。

そうならないためにも1回の転職で決められるよう、妥協せずにしっかりご自身と向き合ってみてください。

きちんと向き合うことで、必ず明るい未来に繋がります。

ご自身の将来のためにも、諦めずに取り組んでみてくださいね。


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