転職を考える時、何を軸に仕事を探せばいいのか、迷う方もいると思います。

そこでここでは、転職情報誌の編集経験のある筆者が、求人を探す際のポイントについて解説します。

転職情報誌の元編集者が語る!求人情報はこうやって作られます

転職情報誌の情報を集める際、編集者が気をつけていることがいくつかあります。

求人情報作成の裏側をこっそり紹介します。

仕事内容の記載

仕事内容は仕事を探している人にとって一番大切な部分になってきますので、編集者も書き方に神経を使います。

詳しい仕事内容はもちろんその業務の特色ややりがいなどが、出来るだけイメージしやすいような内容と文章を心がけます。

他のスタッフとの関わりや、取引先などについても書ける範囲で記載します。

給与についての記載

仕事内容と並んで転職を考えている人には重要なポイントになります。

手当の種類や、仕事内容・労働時間などによってどのくらいの幅が出るのかなど、実際に仕事を始めた際に自分の給与がイメージしやすいように構成を考えます。

可能な限りモデルになる月収・年収などを加えるようにして、わかりやすくイメージしやすい表記を心がけます。

求められる人材についての記載

求人を出している企業が求めている人物像についてより詳しくヒアリングし、求職者が人物像をイメージしやすいように紹介します。

企業の求める人物と、その企業に就職を考える人がよりベストにマッチングできるような構成と文章を作成することが、編集者の腕の見せ所でもあります。

求人情報に載せる必須項目

求人情報には絶対に必要な必須項目があります。

前述した仕事内容・給与の他にも勤務地・勤務時間・休日・諸手当・福利厚生など、転職を考える際に必要になる項目は、必ず記載します。

勤務地

勤務地は1か所なのか複数あるのか、アクセスはどうなのか、いくつの路線が使えるのか、駅は複数使えるのかなどは、通勤する際の重要ポイントです。

できるだけ詳しく記載することで、求人を選ぶ際に選びやすくなったり、ターゲットが広がる可能性もある大切な項目のため、しっかりと取材して記載できる限りの記載をします。

勤務時間

スタートは何時からなのか、勤務時間は何時が定時なのか、就業時間が何時間なのか、休憩はあるのか、残業はあるのか、夜勤や早朝勤務はあるのか。

これらも仕事を選ぶ際に求職者が気にするポイントになります。

気になるポイントがきちんと把握できるよう、できるだけしっかりとヒアリングし、記事に落とし込んでいきます。

休日

週休は何日なのか、シフト制なのか、土日が休みなのか、年間のお休みは何日なのか、年末年始やGW、お盆などのお休みはどうなっているのか。

長く働きたい人ほど気になるポイントになってきますので、わかりやすく丁寧に記載することが大事になってきます。

諸手当

家族手当や資格手当など、企業によって様々な手当が用意されており、それを1つ1つきちんと記載し、内容を紹介する必要のある資格はきちんと内容も記載します。

これも長期で働きたい人ほど気になるポイントですので、社員の募集などの際は特に重要なポイントになります。

誤解を招かないよう、簡潔にわかりやすい表記にすることはもちろん、企業の特色が出る項目でもありますので、差別化出来るような表現を心がけます。

福利厚生

社員価格で割引で商品が買えたり、お昼はまかないが出されたり、休日に泊まりに行く宿の補助が出たりと、企業によって様々な福利厚生の内容が用意されています。

詳しく記載していくとキリがないこともしばしばですが、できるだけ必要な内容をわかりやすく簡潔に記載しておきたい項目です。

ここで企業を決める人は多くはないと思いますが、迷った際に比較される項目ですので、ここも差別化がしっかり出来るよう、ポイントはきっちり押さえた表記をします。

紙媒体とwebの求人情報の違いは?

基本的に紙媒体もWeb媒体も求人の内容には違いはないですが、紙媒体に比べてWeb媒体の方がスペースの自由度が高い分、より詳しい情報が掲載されている可能性があります。

紙媒体の場合はスペースの大きさで情報量が決まってしまいますので、紙媒体で下調べをして、情報が足りない場合にWebで詳しい求人情報を探してみてもいいかもしれません。

求人の探し方6個のポイント

転職先を探す場合、ここだけは譲れないといった、こだわりのポイントがそれぞれあるかと思います。

ポイントは必ずしも1つだけとも限らないでしょう。

いくつかのポイントを複合して就職先を決める人もたくさんいます。

ここではそんなこだわりポイントについて紹介します。

職種

これは求人情報を探す多くの人にとって一番大きなポイントでしょう。

自分の本当にやりたいことはなんなのか。

何をするために転職をしたいのか。

そこは自分の中でしっかりと決めておきましょう。

もちろん「職種は以前と同じ職種がいいけれど、ステップアップがしたい」「以前とは違う職種にチャレンジしたい」などの理由によっても、こだわるポイントが変わってくると思います。

自分の中での転職したい理由についても、きちんとまとめておく必要があります。

企業名・ブランド

どうしてもこの企業で働きたい、このブランドで働きたい、と言った理由も、大きな転職先を決めるポイントになります。

憧れの企業やブランドで働く自分の姿をイメージすることで、転職に対する意欲が湧くこともあるでしょう。

働きたい企業を自分の中で絞ってみるのも、1つの転職先を探すための方法と言えます。

給与

「最低ラインでここまでは欲しい」といった金額は、ある程度自分の中で決めておく必要があります。

ここだけにポイントを絞って仕事を探す人もいるとは思いますが、基本的には複合要因になりやすいポイントです。

この職種でいくらくらいの給与が欲しい、と言ったような探し方をする人も多いため、この場合ならいくら、他の条件がいい場合ならこのくらい、といったところまで詰めて考えておくことをオススメします。

勤務地

自宅から通うのにどのくらいの時間がかかるのか、自宅の最寄り駅から乗り換えなしで通えるのかなども、気になるポイントです。

勤務地の場合は始業時間との複合で考える人も多い項目と言えます。

始業時間が遅ければ多少通勤時間がかかっても大丈夫という人もいるかもしれませんが、通勤時間は出来るだけ短くしたいというのが多くの人の本音でしょう。

どうしてもやりたい職種の場合は、勤務地にこだわらないということもあるかもしれません。

逆に「勤務地が遠いのは絶対にイヤ!」という人もいると思いますので、何が一番譲れない条件なのかをよく考えて転職先を探しましょう。

勤務時間

勤務時間も仕事を探す場合の大きなポイントです。

どうしても17時には仕事を終えたい、残業はない仕事がしたい、と言った場合もあるでしょうし、逆に好きな仕事なら何時間残業があっても大丈夫!なんて人もいるかもしれません。

この項目は人によって気になる、ならないがあると思いますので、自分のやりたいこと、必要なことを絞ってから考えてみて下さい。

休日

この項目はライフスタイルと大きく関係がある項目です。

どうしても土日は休みたい、逆に休みは土日でなくてもいい、などによって仕事の探し方も変わってきます。

休日に関してのこだわりがない場合には、特に気にして探す必要はないかもしれません。

職種によっては休日がある程度決まって来ることもありますので、「何にこだわって仕事を決めるか」によっても考え方を変える必要のある項目です。

求人情報の必須チェックポイント5個~気になる求人は応募前にココをチェック!

求人情報をチェックする場合、ここは絶対にきっちりチェックしてもらいたい!というチェックポイントについて解説します。

職種

ここはまずチェックしない人はいないと思いますが、本当に自分のやりたいことなのか、自分に出来ることなのか、しっかりと精査して自分のやりたい仕事を見つけて欲しいポイントでもあります。

給与

「給与をアップさせたいために転職する!」という人も決して少なくありません。

せっかく転職するのですから、「給与の水準もここまで上げたい」「このくらいの金額は欲しい!」というような基準はしっかりと決めてから、面接に臨んで下さい。

勤務地

自宅から何分以内で通えるところ、自宅の最寄駅から乗換は何回以内など、厳密である必要はありませんが、ある程度の指標になる程度には考えておきましょう。

あまりにも遠い勤務地は、最終的に長期で勤務できなくなる原因にもなります。

勤務時間

朝は何時始まりがいい、通勤ラッシュの時間帯はややズラして通いたい、朝早い勤務がいい、夜は遅くても朝はゆっくりの勤務がいい、などの希望がある場合は、それを加味して探しましょう。

勤務時間は大切ですが、そこが一番重要なこだわりポイントという人は少ないことが多いので、他の項目との兼ね合いも考えつつ、仕事を探してみてください。

休日

ここは先ほども書きましたが、自分のライフスタイルと直結する項目でもあります。

どうしても土日は休みたい、年末年始やGW・お盆などの休みは必要、など自分のライフスタイルに照らして探すのがオススメです。

ただし、美容師や店舗スタッフなどのように、職種を選んだ段階で土日の両方を休むのは難しい職種もありますので、職種を譲れないポイントに置く場合は、この項目はあまりこだわらないようにして下さい。

応募時の注意点

「働きたい!」と思うような職種・企業が見つかったら、応募をすることになります。

ここでは企業に応募をする際に気をつけなければいけないポイントについて、いくつかの段階に分けてみていきます。

電話をかける時

希望する企業を見つけたら、まず最初にコンタクトを取る方法としては、電話かメールになると思います。

まず電話でコンタクトを取る場合、注意すべきポイントははっきりと聞き取りやすく話すこと。

そして話す内容は簡潔にまとめることが大切になります。

事前に話す内容を書き出しておくなどして、簡潔に話せるようにしておくといいでしょう。

メールを送る時

企業によっては最初はメールでのコンタクトを希望する企業もあります。

メールの内容も電話と同じように、必要事項は漏らさず簡潔に伝えることが必要になります。

自分の口で話す必要は無い分、気分的には楽になると思いますが、不必要なことまでだらだらと書かずに、必要な要件を簡潔な文章にまとめる練習をしておきましょう。

思っている以上に、文章には人柄が出ます。

好印象を持ってもらえる文章の書き方を覚えておくと、実際に仕事を始めてからも役立ちます。

履歴書を書く時

履歴書は提出する企業によって書き分けるのが常識です。

志望動機はもちろん、自分の得意・不得意の内容も、企業に合わせて書き分けられるようにしておく必要があります。

企業の特色に合わせて、自分の趣味や得意なことが書き分けられるように、普段からいくつかの趣味や特技を用意しておけると理想的です。

履歴書で書類選考を行う企業がほとんどですので、履歴書がきちんと書けていないと先に進むことが出来ません。

まずは書類選考に通過出来る履歴書の書き方をきちんと身につけましょう。

面接を受ける時

実際に書類選考が通ると面接を受けることになります。

企業によっては適性検査があるケースもありますので、書類選考後の選考方法についてはきちんと確認しておきましょう。

また企業によっては、対面での面接の前に電話で簡単な面接を行う企業も少なくありません。

電話での面接の場合は、顔の表情やジェスチャーなどで思いを伝えることが出来ませんので、言葉でしっかりと自分の思いを伝えられるようにしておきましょう。

ハキハキと聞き取りやすく話すことももちろん必要になって来ますので、話すことが苦手だと思う人は、事前に友人などを相手に、志望動機や自己紹介などを話す練習をして、友人などから話し方についてのアドバイスなどを聞いておくと良いでしょう。

面接対策は、こちらの記事を参考に!

まとめ

求人を探す時のポイントについていくつか紹介して来ました。

実際の転職先を探す場合、自分の中の基準がブレないように、「ここだけは譲れない!」というポイントをしっかりと自分の中で決めておいて欲しいと思います。

ポイントがブレてしまうと、なかなか思ったような転職先を決めきれなくなる可能性もあり、本当に自分は何がしたくて転職をしようと思ったのか?というようなことにもなりかねません。

本当に転職したい理由について、しっかりと自分と向き合ってからの転職をオススメします。


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