厳しいノルマや職場の人間関係、なかなか改善されない毎月のお給料など、仕事に関する悩みは尽きないものです。

そんなときに考えるのが「転職」。

誰だって一度くらいは転職を検討したことがあると思いますし、最近では実際に転職をする人も多くいると思います。

転職をする場合、現在の仕事を退職したあとで、改めて転職活動を行うケースもありますが、毎月の収入がなくなるリスクを抱えながらの転職活動は生活面での不安などもあるため難しい選択となります。

そこで、今回は働きながら転職活動を行う際のポイントや気を付けたいことについて解説をしていきたいと思います!

普通に仕事をこなしながら、転職活動を行っていくことは可能なのでしょうか?

そのときに気を付けたいことや、仕事とのバランスをとりながら希望する転職をゼロから成功させるためのコツとはどのようなものがあるのか?

働きながらの転職活動に関するあれこれを紹介していきます。

働きながら転職するには?注意したほうが良い5個のこと

普通に仕事をこなしながら、空いた時間で転職活動を行うことは簡単ではありません。

また、転職活動を行っていることを所属している会社や同僚に報告をするタイミングなども難しいものがあります。

周囲に転職に関する状況を伝えられない状況などで行う活動については、色々と制限も多く、一層難しいものとなってしまいます。

そんななかで、周囲に配慮をしながら、無理なく転職活動を行っていくうえで気を付けたいポイントを解説していきます。

仕事に穴をあけない

転職活動を行ううえでの大前提となるのが「仕事に穴をあけない」ということです。

転職活動をはじめると、どうしても今の仕事に対するモチベーションが下がっていきます。

ですが、あくまでも転職活動は個人的理由によるもので、現在与えられている職務とは無関係のものになります。

言うまでもありませんが、与えられた職務をないがしろにするようなことがあっては、社会人として問題となってしまいます。

働きながら転職活動を行うのであれば、しっかりと職務を全うすることを第一に考えることを忘れないようにしましょう。

嘘をつかない

転職活動を行ううえで発生する課題が、採用面接などに関する日程調整での対応です。

採用面接などは企業の営業時間内に行われるのが通常となるため、そのスケジュールはおおむね平日の9時~18時の間になってしまいます。

そうなった場合に、当然日常業務とのバッティングが発生をしてしまうため、現職とのスケジュール調整が課題になってきます。

ここで注意したいのが嘘をついて面接に参加するということです。

これは、所属先の会社に対して、嘘の業務予定を立てて、仕事をしていたふりをして面接を受けに行くことの嘘だけでなく、面接を受けに行く企業に対しても休みを取ったふりをして、仕事を抜け出してきているということの嘘をつかないという2つの側面があります。

所属している会社に対しては、不正な出勤申請をしていることになるため、万が一発覚した時のリスクが非常に大きいということと、面接先の会社に対しても、信頼に置けない人物であるというネガティブな印象を与えかねないからです。

嘘をつかずに有給休暇を取得し、プライベートの活動として就業規則に則った活動をするようにしましょう。

ただし、有給休暇の取得理由を申告する場合には、あくまでも「私用のため」という形で、転職活動について報告をする必要はありません。

仕事と転職活動の境界線を明確にする

これまでの2つの注意点に近いポイントになりますが、仕事と転職活動を明確に分けて行うようにしましょう。

現在では、仕事も業務もPCやスマホなどを活用し、インターネットをメインツールとして行うのが一般的です。

PCやスマホを窓口にしたインターネットでの転職活動は気軽で、どこでも行えるメリットがある反面、仕事中でも簡単にアクセスすることができます。

業務中のちょっとした空き時間などに、転職に関するメールや日程調整をという形で対応などをしなくなりますが、業務中に転職活動を行うことは望ましいことではありません。

また、最初は短時間でのメール対応が、電話対応や面接への参加へと対応範囲が拡大していくきっかけになるだけでなく、現職に対するモチベーションを維持しづらい環境を自ら作り出していくことになっていきます。

ちょっとだけ、メールだけという意識を制御して、仕事と転職活動の境界線を明確に保つことが働きながら転職活動を行ううえでは重要になります。

期限を決める

働きながら行う転職活動において、難しいことのひとつに「期限」をどのように決めるかということがあります。

退職後の転職活動については、今後の予定に対して決められたものがないので、早期の決着を求めて真剣な活動を行うことができます。

これに対して、働きながらの転職活動の場合、いつから次の職場で働き始めるのか?

すなわち、いつ現職を辞めるのか?

自分自身で区切りをつけて活動を行わなければなりません。

また、いつまでに転職先を決めるといった日程面での期限を置かずに活動をすると、いつまでも退職や転職の決断を下すことができずにダラダラと中途半端な状況を長引かせるだけになっていきます。

転職活動の結果、最終的に転職をするもしくは、現職に残るどちらにしても「いつまでに最終的な決断をする」といった期日を決めたうえで活動をはじめることが大切になります。

退職の処理に関する配慮を忘れない

転職活動が進展してくると、併せて行わなければいけないのが「退職の手続き」になります。

その際に、気を付けるべきことが周囲に対する配慮になります。

誰に対して、いつ、どのようなことを、どのように伝えていくのか?

どのような申請や手続きを行うべきか、上司や同僚、就業規則に対しての配慮を忘れてはいけません。

退職に関するステップについてのポイントは以下の通りです。

転職および退職の報告

転職先の企業や日程がある程度明確になった段階で、現在の所属企業に対して退職の報告をする必要があります。

その際に気を付けるべきポイントが報告対象者の順番になります。

まず最初に「直属の上司」に対して、直接自分の口から報告を行うようにしましょう。

転職活動を行っているなかで、つい近しい同僚などに言ってしまいがちになり、そのような周りからのうわさとして上司の耳に入るのは望ましい形ではありません。

誤った受け止め方などをされると、自分が望むような退職スケジュールを組むことが難しくなることや、場合によっては無用な社内トラブルに発展してしまうケースなども考えられます。

退職の報告というものは、企業社会においては重大な報告事項となりますので、その点をよく理解をしたうえで適正なルートで行うように気を付けましょう。

所属企業での退職までのスケジュールと転職先への入社日程の調整

採用のステップが進むなかで、決断をしなければいけないのが「入社日」になります。

と同時に決めなければいけないのが「退職日」ということになります。

ですが両方ともに企業側の要望やスケジュールなどがあるため、両方をしっかりと把握したうえで調整を行うようにしましょう。

退職の日程については、法的な観点では14日前までの申告が義務付けられており、一応の目安とはなりますが、実際には担当業務の引継ぎ作業などもっと十分な日程が必要となります。

所属先の企業からの退職スケジュールを考慮にいれながら、転職先への入社希望日を採用過程のなかで、要望としてしっかりと伝えるような配慮が必要となります。

世の中は思っている以上に狭く、どこでどのように繋がっていくか分からないものです。

辞めたらそれまでで、関係がないのだからと考えるのは大間違いです!

転職後のキャリアステップのなかで、いつ、どのような形で、前職の関係者たちと出会うか分かりません。

そのようなときに、自分にとって不利な状況を生み出さないために、最後まで業務責任を全うすることと、周囲への配慮を忘れないように心がけましょう。

働きながら転職を成功させるためには何をすれば良い?

転職エージェントを活用する

働きながらの転職活動でポイントになるのが、求人に関する情報収集や、エントリー企業とのやりとりなどをいかに効率よくこなすかということです。

転職や再就職などの活動において最も利用されているものに「ハローワーク」や「求人サイト」などがありますが、ハローワークに関しては登録などの各種手続きなどについて訪問しなければならない手間があったり、求人サイトについては、企業へのエントリーから先の対応を自分で全て行わなければならず、働きながら行うには手間がかかりすぎてしまいます。

そこで便利な存在となるのが「転職エージェント」です。

転職エージェントの場合、利用にあたって必要となる登録作業や、転職活動に必要な履歴書、職務経歴書などの提出といった事前作業全てがネット上で完結することができます。

また、求人情報については事前に登録をした希望をもとにメールなどで送られてくるため、自分自身で都度検索をする必要もなく、エントリー後の企業との折衝についてもエージェントが全て行ってくれます。

そして、最終的に転職先に決定をした企業に対して必要となる入社関連の手続きなどについても、サポートをしてくれるため、必要最低限の活動だけで仕事に影響を出さず転職活動を行うことが可能になります。

実際に転職エージェントを使って転職するときは、こちらの記事を参考に!

仕事後や休日の時間を有効活用する

学生時代の就職活動を振り返るとさまざまな就活セミナーに参加をしたり、就職関連のサイトをチェックしたりと全ての時間を費やして就職活動に全力投球をしていたのではないでしょうか?

実は、転職活動においても同じようなことが必要になります。

働きながら転職活動を行おうとすると、どうしても片手間といった形になってしまって、必要最低限の作業だけで済ませてしまおうと思いがちです。

ですが、転職市場というものは日々変化をしており、そのときどきによって企業が求める人物像や、求められるスキルなどは変わっていっています。

そのような変化する転職市場や企業ニーズに合わせて、自分自身も変わっていく必要があるということを先ず理解しておきましょう。

そこで重要となるのが、転職セミナーやキャリアコンサルタントによるカウンセリングを活用した情報収集と自己のアップデートになります。

転職活動に関するキャリアセミナーやカウンセリングについては、働いている人を対象としているため平日の夜や土日に開催されていることが多いです。

仕事終わりや休日などはプライベートの時間に充てたいと思うのは自然なことになりますが、転職活動の期間中においては、このような時間帯を活用して、セミナー参加やカウンセリング受講など転職に関する有効活用を心がけましょう。

有給休暇を利用した平日の活動も躊躇しない

働きながらの転職活動で躊躇してしまうことに、平日に調整を求められる「採用面接」があります。

あくまでも転職活動はプライベートでの活動となるので、仕事を優先するのは当たり前の判断と言えます。

ただし、採用面接を受けない限りには転職に向けたステップを進めていくことはできません。

転職活動においては、採用サイドに対する配慮も大切となりますので、面接日程について自己都合ばかりを要求するのは望ましくありません。

採用面接の実施日程については、おおむね平日の9時~18時の定時内となりますが、ここは有給休暇を活用して、採用面接を受けるように思い切った決断も必要です。

自分自身の棚卸しに時間を割く

転職活動において重要なことに、自分自身のキャリアや強みをいかにうまく他人に伝えることができるか、というものがあります。

転職活動は、採用企業に対して自分自身を売り込む活動になります。

そのためには、自分自身が、自分自身のキャリアや強みをしっかりと理解をし、他人に対して分かりやすくプレゼンテーションできることが前提になります。

ですが、自分自身のキャリアのポイントや強みといったことをどれだけの人が理解をしているでしょうか?

日々の仕事に追われるなかで、なかなか自分自身のことを整理することができないのが現状で、「あなたの強みとは?」と聞かれた際に、ぼんやりとした回答になってしまうのが普通だと思います。

自分自身を上手に語れるようになるまで、しっかりとした棚卸しをすることが非常に重要ということになります。

このことは、転職活動だけに留まらず、自分自身の成長などにとっても大切なことで、現在の仕事にも活きてくることがたくさんあるので、せっかくのいいチャンスとして自分自身の棚卸しをすることに、しっかりと取り組むことからはじめてみましょう。

棚卸しをするときのポイントとしては以下のような手順で行うのが大切です。

  • 1.これまでの所属企業を書き出す
  • 2.所属企業における、所属部署と担当業務を全て書き出す
  • 3.所属部署におけるメンバーを覚えている範囲で書き出す
  • 4.担当する業務において記憶に残る「成功事例」を全て書き出す
  • 5.書き出した成功事例の「共通点」を抽出する

これまでの経歴を関わりのあったメンバーとともに思い出すことで、そのときに何があったかをエピソードとともに詳細に思い出すことができます。

そのなかでも成功と呼べるものを書き出して、共通するポイントを拾い上げられれば、それが「強み」ということになります。

この強みは「再現性」があるものなので、転職先でも再現ができる可能性が高いものと言えますので、採用企業にとっては採用するにあたってのメリットとして取られることができ、これこそが自己PRのポイントになります。

ポジティブな退職理由を考え抜く

採用の過程で大きなポイントのひとつになるのが「退職理由」です。

会社を辞めて転職をする背景には、当然のように所属企業への不満があります。

不満が全く満足している会社を辞めるほうが不自然なことなので、採用担当者も転職をする背景にネガティブな要素があることは十分承知しています。

ただ、これを採用面接などの場面で、不満のまま伝えてしまうことは望ましくありません。

退職理由=転職理由をネガティブに伝えることが望ましくない理由は以下の通りです。

  • 現状から逃避する姿勢に捉えられ、何がやりたいことなのかが見えない
  • 消極的な性格と判断され、仕事に対する前向きさがないように見える
  • 物事の判断基準が自分中心な人物と判断され、組織業務に不向きな印象がある

などなど

採用する側からすれば、前向きな「目的」のもと転職を望む人物をとりたいと考えるのが一般的ですので、不満を伝えるのではなく、「何を実現したいのか」という「転職の目的」を伝えるようにしましょう。

例えば

  • ノルマが厳しいのが不満な場合 ⇒ 周囲のメンバーとの連携によって組織としての目標達成を目指す仕事がしたい!
  • 営業と言う職種が不満な場合  ⇒ 課題解決や戦略立案など、より幅の広い企画・提案活動に従事したい!
  • 残業が多いことが不満な場合  ⇒ ワークライフバランスを重視できる自分自身のライフスタイルにあった職場環境で仕事をしたい!

といった形で退職理由をポジティブな希望に変換をして伝えるようにしましょう。

不満ばかりを考えてしまうと、面接の場などでどうしても口に出てしまうので、日頃から「会社のここが嫌だ」と考えず、「今後はこういった仕事をしたい」とポジティブな思考をくせにしていくこともポイントになります。

この先10年のキャリアパスを考える

最後に、本当に会社を辞めて転職することがベストなのかを振り返ってみることが大切です。

そのときに重要となる観点が、この先10年のキャリアパスで考えてみるということです。

今このタイミングでの判断だけで言えば「会社を辞めたい」ということがベストに思われがちですが、10年先にどのような暮らしを送っていたいのか?

会社においてどのようなポジションに就き、どのような仕事をしたいのか?

考えてみてください。

そういったキャリアパスが今の会社でな描くことができず、転職をすることで実現ができるのであれば、その転職は成功する可能性が高いと言えます。

ただ、そういったキャリアパスを上手く描くことができないのであれば、もう一度考え直してみることが必要だと言えます。

せっかく心機一転して、新しい会社でキャリアをリスタートさせても、またいつか同じような理由で転職を考えなければいけなくなるかもしれません。

いずれにしても、転職というものは人生を左右する一大イベントになります。

ひとつひとつの行動に対して慎重に考えて、重要なポイントには大胆な行動を思い切ってとるというメリハリが大切です。

働きながら転職するに当たっての必要な心構え

ここでは働きながら転職活動をするうえで、あらかじめ理解をしておいたほうがいい心構えについて解説します。

仕事へのモチベーションを維持することが非常に難しい

仕事をしながらの転職活動で最も難しいのがモチベーションの維持になります。

もともと不満を感じている仕事でモチベーションの維持が難しいからこそ転職を考えている状況のなかで、会社を辞め、次の会社に移ったあとのことを考えた活動をすると、仕事に対するモチベーションは日増しに低下するのは当たり前といえば当たり前のことではないでしょうか。

また、転職活動が進んでいくと、面接などの対応のため仕事を休む機会も多くなり、物理的に仕事をセーブせざるを得なくなるため、なおさら仕事との距離が離れてしまいます。

さらに、キャリアパスや目標などが今の仕事とは別なところに設定されてしまうので、仕事に対する責任感ややる気がなくなってきます。

このようなマインドの中で仕事を続けていくというのは、想像以上に苦しいものがあります。

そのためにも、期日を明確にして、しっかりとしたスケジュール設計のもと仕事と転職活動を行うことが重要になります。

身体的な負担も意外と大きい

モチベーションの維持という気持ちに関する負担について紹介をしましたが、身体的な負担が大きいことも理解をしておくべき点です。

転職活動を行うためには、簡単な履歴書を用意して、面接を1回受けたら即決定というものではありません。

転職活動に必要となる活動と期間はおおむね以下の通りです。

転職エージェントなどへの登録作業:初めての場合であれば2日~1週間程度必要。

氏名、年齢、住所などの基本情報登録から履歴書・職務経歴書の作成と提出が必要になります。

エージェントのコンサルタントとの面談:登録から1週間以内で、面談の所要時間は1~2時間。

改めて、登録情報と提出書類をもとにした転職活動プランを作成し、具体的な求人情報を受け取ります。

企業へのエントリーと書類選考:早ければエントリーから1週間以内に書類通過がもらえますが、通常2週間~1ヶ月程度必要。

書類選考で課題となる部分をコンサルタントからフィードバックをもらい、数回にわたって職務経歴書のブラシュアップを行います。

1次面接:書類選考通過から2週間以内に行われます。エントリーから2週間~1ヶ月程度での実施が一般的です。

面接での採用見送り理由などのフィードバックをもとに、コンサルタントとのロープレを交えて、自己PRのトレーニングをしていきます。

2次面接~最終面接:1次面接通過から1ヶ月以内に実施されます。エントリーから2ヶ月程度での実施が一般的です。

ここも1次面接同様に、見送りになった理由などをもとに対策をとりながら採用に向けた活動を継続します。

転職活動に必要な期間について、エージェントの登録から内定まで最短で1ヶ月、一般的には3~6ヶ月程度になります。

その間、エントリー企業に対する情報収集や、提出書類の作り直し、面接対策など非常に多くの事前準備とアフターフォローが必要となります。

これを仕事の空いた時間や休日に行うわけですから、身体的な負担が多いというのはよくお分かりのことと思います。

中途半端な取り組みでは、内定までたどり着くことはできませんので、身体的な負担についても覚悟のうえで取り組むことが必要になります。

内定獲得は非常に狭き門!ほとんど決まらないのが現実!

最近では労働者不足による転職市場の活況が伝えられていて、イメージ的には簡単に転職が決まりそうですが、現実はそこまで甘くありません。

転職活動における採用過程での突破率ですが、書類選考が約30%、1次面接が約10%と言われており、100社エントリーしても1次面接に到達できるのは3社以下というのが現実です。

これは新卒採用では1つの募集で多数の採用を行いますが、転職が対象となる中途入社の場合には1つの募集で多くても2~3名程度の採用と、採用枠が格段に狭いというのが背景にあります。

そのうえ、自分自身の要望に適した求人を選択するとエントリーできる数にも制限がかかるため、そう簡単に進んでいかないのが転職活動になります。

現在と同じ領域や業種、職種での転職といえども、このような現状があるので正直、自分自身のキャリアを否定されているような感覚に陥ることもありますが、そもそもが非常に難しい活動であるということを念頭に入れておくようにしましょう。

働きながら転職するための上手な転職方法とコツ

働きながらの転職活動を上手に進めるためのコツを簡単にまとめてみました!

  • 具体的な活動をはじめるまえに半年~1年程度事前準備期間をもつ
  • 仕事の負担が少ない時期に採用面接のピークがくるようなスケジューリングをする
  • 企業エントリーをはじめた段階で上司や先輩社員に相談を行う

先ずは、本当に会社を辞めるべきか時間をかけて考えましょう。

そうするうちに、自分自身が本当にやりたいことなどが明確になるので、そこから企業情報を収集し、転職に対するイメージをもってから本格的な転職活動に入っていくことで、その後の準備や面接などをスムースに展開することができるようになります。

次に、転職活動のスケジューリングが大切となりますが、その際に気を付けたいポイントが「面接のタイミング」になります。

採用面接は転職活動のなかでもっとも負担が大きく、仕事を休んで対応しなければなりません。

そのため繁忙時期などに面接が重なってしまうと、対応することが難しく、折角のチャンスを逃す危険性があります。

どのような職種でも年間通じて何回か業務量が減る時期がありますので、そこで面接対応ができるようにエントリーなどを行うようにしましょう。

そして、ある程度転職活動が進んできたら、個人的な相談レベルとして退職をして転職する予定があることを上司や先輩社員に伝えましょう。

面接が増えてくる中で、頻繁に休むことがあると、転職活動を行っている背景を理解してもらえてるのと、そうでないのでは状況が大きく違います。

また、具体的な転職活動を進めていることを知れば、会社に対する不満や悩みの深刻度が伝わり、場合によっては異動や配置転換など、現状改善につながるケースなどもあります。

仕事と転職活動のバランスを保って、効率的な活動を進めるうえでは、事前準備やスケジュール調整、周囲からのサポートが欠かすことができません。

働きながら転職で狙い目の転職先の特徴とその理由

働きながらの転職活動で狙い目となる募集や転職先のポイントを3つほど解説をしていきます。

採用予定人数が10名以上の募集

転職活動における内定獲得が難しい背景は、募集人員の設定が少ないことで、非常に狭き門となっていることがあげられます。

ですので、単純にこの募集人数が多い求人案件については、内定獲得の確率が増すということになり狙い目と言えます。

おすすめな理由

単純に採用に対して開かれている門戸が広いということだけでなく、募集人数が多いということは求人に対する緊急度が高いことを示していて、「何とかして人を採りたい」という採用側の意識のあらわれでもあります。

転職活動における採用面接では、どちらかというと「採る」というよりは「落とす」ことに比重を置いた面接となることが多いです。

すると、非常に厳しい質問であったり、回答に対して前向きな受け取り方をしてくれないケースが多く、面接突破率が低い理由がここにあります。

ただ、採用人数が多く、採用に対する緊急性が高い求人においては、「積極的に採る」面接が行われるため、面接を応募者側が有利に進めることができます。

採用ステップが少ない募集

通常の採用ステップは、書類選考 ⇒ 1次面接+適性試験orSPI試験 ⇒ 2次面接 ⇒ 最終面接と2~3回の面接を行うことが一般的です。

この面接が複数企業で重なると、正直仕事とのバッティングがたびたび発生してしまい、支障をきたすケースがあります。

ですので、この面接ステップが少ないというのは働きながらの転職活動においてとても重要なポイントになります。

おすすめな理由

仕事とのバランスを考えたときに、採用面接などのステップが多くなるとそれだけ負担が増すことになるので、少ないことに越したことはありません。

競合他社

採用率が高く、事前準備などの負担を減らすことができるのが競合他社への転職です。

業界や企業、仕事内容に対する理解が深いので、ゼロからの事前準備が必要がないということがポイントになります。

また、採用側としてもこれまでのキャリアを簡単に想像することができるので、採用確立は高くなります。

おすすめな理由

採用に関する各ステップに対する事前準備などがほとんど不要となるため、転職活動における負担を軽減することができます。

また、入社後の仕事についても即戦力として早期の適応が可能となるためスムースな転職をすることが可能となります。

ただし、競合他社への転職については前職の職場との軋轢を生むことも少なくありませんので、そのあたりの前職企業との整合に注意が必要です。

まとめ

働きながら転職活動を行うことは簡単ではありませんが、工夫次第で十分に実施できるということを解説してきました。

転職エージェントなどを上手に活用して、半年を目途に効率的な活動を目指すことが理想的となります。

そのために大切なことが、転職活動をはじめるまえの事前準備やしっかりとしたスケジュール設計をすることになります。

何となくの思い付きや、衝動的な不満をもとに転職活動を始めるのではなく、しっかりとした目的と計画をもって取り組むことが、働きながらの転職活動を成功させるポイントになります。


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