アパレル業界というと華やかなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

今回はアパレル業界の販売職に絞って書いていきます。

そして特に派遣という雇用形態で、実際にアパレル店舗に勤務するまでの流れや、勤務して実感したメリットなどを経験をもとに解説していきます。

アパレル販売の仕事を派遣で働き始めたきっかけ

アパレル業界は正社員、直雇用のアルバイト、派遣と色々な雇用形態があります。

どの働き方が自分に合っているのか、経験がない仕事だと特に不安に思うこともあると思います。

そこで、アパレルの仕事が未経験だった私がアパレルを選んだ理由、なぜ雇用形態を派遣にしたのか、実際働いての感想を書いていきたいと思います。

私がアパレルの仕事がしたかった理由の一番は、洋服が好きだったことです。

正社員がいいのか、それともアルバイトで働き始めた方がいいのか、求人を見ながら迷っていましたが。

アパレルは未経験だったので、本当に自分に合っている仕事なのかわからなかったので、まずはアルバイトで求人を探しはじめました。

働くなら好きなブランドが良いと思って探していましたが、その時は自分の好きなアパレル店の求人が載っていなかったため、ふとアパレルの派遣アルバイトの求人に目が留まり、チェックしてみました。

そこで求人一覧に記載されていたブランドの中に知っているブランドを発見!

特に好きなブランドではなかったのですが「知っているブランド」で、希望していた勤務地の範囲内だったのでこのお店で働いてみたいと思ました。

希望の勤務地で好きなブランドというのは探していてなかなか条件に合うものがなかった印象が残っています。

私が実際に働いたのはこんな派遣会社

働いてみたいブランドのお店があるか

アパレルの仕事をしたくても自分と好みが合わないブランドのお店ではやりがいが感じられないかもしれません。

まず、求人にブランド名が出ているなら好きなブランドのお店があるか探しましょう。

私が働いた派遣会社は求人に一覧でブランド名が出ていました。

それでも一部だったと思うので、もし記載されていないのなら派遣の登録をして面接、及び説明会にて希望の勤務地やお店があるか探してもらいましょう。

派遣の良いところは、色々な勤務地、お店を紹介してもらえるという強みがあります。

1つ派遣を登録しておけば、派遣会社によってはさまざまな職種を紹介してもらえます。

もしアパレルが合わなかったとしても、一から探す手間がなく他の職種も紹介してもらえるのでこういう点は他では出来ないことです。

たくさんのブランドから選べるとあっても、やはり働きたいブランドがその派遣会社にあるとは限りません。

私の場合は、前職の退職後間を空けたくなかった事もあり、早目に決めてしまいたいと思い、とりあえずアパレルの派遣とはどんなものなのか。

私が好きなブランドがあるか派遣会社に問い合わせずに、求人に記載されていた「知っているブランド」で、その一つに絞ってしまいました。

派遣会社は勤務地等を選べても、面接は会社がある本社や本社付近でという所が多いです。

私が選んだ派遣会社は、希望する勤務地付近で出張面接もできる所でした。

本社に行くまで距離がある人にはすごく良いシステムですよね。

面接

求人に記載されている番号に電話をかけて希望の勤務地、お店を聞かれて後日面接の約束をしました。

出張面接でしたので面接の当日は、実際に勤務する最寄り駅で待ち合わせて、カフェでの面接でした。

出張面接は初めてだったので出張面接とはこんな感じなんだと思いました。

派遣会社とお店は別物なので面接場所も違った形になるんでしょうね。

お茶をご馳走してもらい、今までの職歴から退職理由を1つずつ、志望動機なども詳しく聞かれました。

「派遣契約になるとこんなにも詳しく聞かれるのか。」と少し驚いた記憶があります。

普段、派遣会社の人は派遣先のお店にいるわけではないので、ちゃんとした人を派遣先に紹介しなくてはいけないという責任があるため、直雇用のアルバイトよりしっかり見られるのかもしれませんね。

筆記などはなく、色々聞かれるだけですが履歴書に沿って聞かれるので、一つずつ説明できれば大丈夫です。

一応アパレルだけあって、面接時の服装も見られると思います。

オフィス勤務の面接ではないので形式ばったスーツ着用の必要はないと思います。

むしろ、希望するお店の洋服に近い感じの雰囲気のコーディネートで着ていくと良いと思います。

あまりにもかけ離れている洋服やアクセサリーの付けすぎなども、お店のイメージ合致しない場合、お店のカラーと合っていないと判断されて、NGになってしまうと思うので気を付けて洋服選びをした方が良いと思います。

その日は、少し緊張しながら面接は終わりました。

私が選んだ派遣会社は色々なアパレルブランドの店舗が選べたので、他のブランドで働きたいと思ったらまた紹介してもらえるとの事でした。

合否の連絡

後日、電話があり採用になりました。

勤務開始日を相談して決めて、勤務当日に必要なもの、お店への入り方などを教えてもらいました。

派遣先で勤務 

希望の勤務地、ブランドを選べるので採用になるとすぐにそのお店で働くことができます。

当日は勤務先の店舗に直接向かいます。

初日だけ、派遣会社の面接をした人が一緒にお店に挨拶に来てくれました。

そこで店長さん、アルバイトの人たちに派遣会社の人から私を紹介してもらい挨拶を交わして、派遣会社の人は帰り私はそのままそのお店で勤務となりました。

ですので雇用形態は派遣ですが、派遣会社の人と会うのは基本的に初日までで、その後はお店の店長、従業員さんの指示に従って動くことになります。

たまに派遣会社の人が様子を見に来たりしていましたし、何かあったら派遣会社の人に言うと相談にのってくれる事もしてくれます。

アパレル販売の派遣の給料・期間・条件は?

給料は時給1300円程度が相場だと思います。(派遣会社によってはアパレルで1500円まであります。)

期間としては短期も可能で、問題なければ同じ店舗で長期で働けました。

条件は私の場合は、最低3カ月勤務というものでした。

勤務日数、休日

直雇用の人や派遣でも勤務時間は2交代制で早番と遅番があったりしますが、私が働いた派遣会社は早番のみの、朝9時半~18時に終わりました。

特に残業などもなかったですし、販売業でこの時間に毎回帰れるのは派遣だけです。

直雇用で早番のみの勤務というのは、なかなかないですからね。

休日は基本、週末以外の平日に週2回の休みでした。

予定がある場合のみですが、週末休みも可能でしたし、希望の休日も取れたりしました。

給料を貰うのは派遣会社から振り込まれますが、シフトに関してはお店側と決めることになります。

月単位で直雇用のアルバイトと同じようにお店にシフトの提出をします。

私の派遣先アパレルブランド

ミスティグレイス(INGNIの姉妹店。)に勤務していました。

10代から20代をターゲットにした若い子向けのファッション。

INGNIより若い世代に支持されています。

店内は白黒を基調にスポットライトがあり、明るく元気のあるイメージのお店の作りでした。

派遣先で働いてから

一日の流れ 

朝は、掃き掃除や鏡やガラス拭きから始まります。

鏡はお客さんを映すものなので一番念入りに掃除をしなければいけません。

朝礼をし店長が今日の売上目標や人の配置を支持したりします。

お店の入り口、カジュアルな洋服コーナー、綺麗めコーナーとその日によって担当を変えたり、得意分野によって変えるのです。

開店直後は全員で店頭に立って「いらっしゃいませ」と一礼してお客さんを迎えます。

開店してから10分ぐらい全員でお客さんのお出迎えをしていました。

今までお客さんとしてそういった姿を見ていたので、自分がやる側になって最初は不思議な感覚で慣れませんでしたが、お店の洋服を着て憧れだったアパレルの仕事に就いたんだなという実感が湧きました。

午前中は主婦層がメインですが、夕方ぐらいになると学生や、お勤め帰りの方達で忙しくなりました。

時間帯によって客層が変わるのも面白かったです。

という事は売り方も変わってくる訳で、お客さんの年齢層で話し方やおすすめの仕方も変えなければいけないのが、それもまた面白くもあり大変でもありました。

お昼は交代で30~40分程休憩があります。

アパレルの派遣はデパートなどの商業施設での勤務が多いと思うので、デパートの従業員休憩室で取ることになります。

外出して食事を取ることも可能です。

午後に10分程また休憩があります。

派遣は残業はないので、終了時間にはすぐに退勤することが出来ました。

そのため勤務日も予定が立てやすいのも派遣ならではのメリットだと思います。

仕事内容

並んでいる商品のたたみ方、並べ方。

最初に教えてもらうまでは、洋服を買いに行って洋服がどう畳まれているのか気にもしていませんでしたが、そのお店の畳み方があります。

商品を台の上にのせて畳むのはNGです。

両手で持ちお腹で抑えながら素早く畳みます。

慣れると綺麗に畳めるようになるものです。

ハンガーにかかっている商品や畳んで棚に並べてある商品は、色の薄いものが最初にくるように並べているのです。

これもお客さんとしては全然気にもしていませんでしたが、見やすいしどの色が自分に合うのか色の薄い順に判断しやすいと思います。

補充の仕方。お客さんが購入した商品の袋入れ。

補充はお店が空いている時は、お客さんが購入したら同じものを同じ数だけその都度補充する感じでした。

お店の裏にストックという在庫を管理しているスペースがあります。

そこからタグに書かれている同じ品番を探して補充します。

忙しくなりそうな日は、少し多めに並べて置いたりまとめて補充するなどその日によって変えていました。

袋入れは簡単なようで、少し難しいところもありこの商品はこのぐらいの袋に入ると思っても入らない時もあり、入れ替えているとお客さんを待たしてしまったりもします。

丁度良いサイズの袋に入れるようにしなければいけません。

レジ

基本的に派遣の人にはお金に触れることはさせないです。

レジの立ち上げやレジ締めも直雇用の人しかやりませんでした。

私の勤務先では、会計するのも、そのお店の社員やアルバイトの人に頼んでやってもらう感じでした。

アパレル派遣をしてみて大変だった点

時給の違い

派遣は直雇用の人とは時給が違う、時給が高いという事はそのお店のアルバイトさんたちも知っています。

聞かれても、間違っても時給を正直に言わない方が良いですよ。

派遣会社によっても時給は違うので、直雇用の人が想像している金額を上回っていたらその先が大変になってくると思います。

そうでなくても、同じ仕事で同じ休憩時間、同じ勤務時間なのに派遣の方が時給が良いからと、直雇用のアルバイトの人で不満に思う人も直接は言ってこないものの、中にはいました。

肩身が狭い思いをするのはすごく残念な事でしたが、アパレルはほとんどが女性なので、働いている人との間に何かあると大変だなと思いました。

働いている人にもよりますが、まず派遣は時給の違いでそのような場面に直面する事もあるかもしれないという事は、頭の片隅に入れておいた方が良いかもしれないですね。

レジ打ちが出来ない

レジ打ちができない点が、直雇用の人が手が空いていないとお客さんを待たせてしまうので、その場を何とかしなければいけなかった事が大変でした。

そのお店の洋服を着なければいけない

派遣でも社割で洋服を購入することが出来ますが、同じ洋服ばかりは着れません。

何着か購入しなくてはいけないので、お金はかかりました。

特に買った方がいいと言われた訳ではありませんでしたが、周りの人が新作を着だすと自分だけいつまでも同じ洋服ばかり着られなくなってきます。

アパレルはお金がかかるといいますが本当です。

ですので、同じお金がかかるなら好きなブランドを買う方が良いですよね。

アパレル派遣をしてみて良かったこと

時給がいい

やはり時給が良かった点が一番です。

直雇用のアルバイトだと950円ぐらいが平均だと思います。

派遣でないと1000円以上の時給は、なかなかないのではないでしょうか。

直雇用の人と比べても残業もないし、責任もそれほどないのに時給が高いのはある意味モチベーションが上がるかもしれませんね。

短期や長期で働くことが出来る

最低3か月勤務だったので、そこで合わないと思ったらそこでやめることも出来ますし、長期でも働くことが出来ます。

直雇用だと辞めることもなかなか大変なようです。

その点、派遣だと辞めるのを止められることもあまりないですし、もし辞めると決めたらお店の店長にも自分から話さなければいけませんが、基本的に派遣会社に辞めることを伝えるとそこで契約が打ち切りになります。

良好な人間関係もある

時給の面で派遣は妬まれてしまうこともあるかもしれませんが、派遣とはいえお店に立って同じ仕事をする訳なので、直雇用の人と同じようなものです。

普通に直雇用の人と会話もしますし、気が合えば仕事帰りに遊びに行くなど仲良くもしてもらえるので、直雇用の人たちとの交流もあります。

ですのでネガティブな事も書きましたが、要はお店の人たちによって随分と状況が変わると思うので、もし働きたいお店があったら一度、お店を見に行って店員さんの雰囲気をチェックしてみた方が良いかもしれませんね。

直雇用と派遣の違いは

やはりレジに触れられないことです。

お店と派遣会社との契約なのかもしれませんが派遣はレジ打ちができません。

直雇用の人が接客で手が空いていない時にお客さんが購入したくても待たせてしまう点が申し訳なかったです。

お客さんからするとお店側の事情も分からなければ早く会計をしてもらいたいのに何で?という感じですよね。

そのような時は会話をしたりして何とかその場を繋がなければならないのが大変でした。

私が働いたところは基本、補充や袋入れも直雇用の人で、派遣は接客がメインになります。

そもそも派遣は人手不足の時のピンチヒッターだったり、それが解消されればいつでも契約解除もされてしまう場合もあるので、そういう人に直雇用の人と同じことはさせないのが普通なんだと思います。

そういった面では派遣は出来る仕事、任せられる仕事が限られてくるので、単純な作業だけで良いなら派遣は気楽さはありますが、責任感がある人だと物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。

他の人たちはやっているのに自分はできないというちょっと孤独感も感じる面があったり。

派遣期間を終えて

継続して働くこともできたのですが、私は1年弱で辞めました。

やはり普段購入していたブランドではなかったのが一番の理由です。

派遣で働いてみて思ったことは、働くのなら自分の好きな洋服に囲まれていた方がきっともっと楽しいのではないかと思いました。

そして、やはり派遣だと出来る仕事が限られるので、直雇用ならもっと動けるのにというもどかしさを私は感じてしまいました。

アパレルの仕事自体は働いてみて楽しかったので自分に合うとは思いました。

お客さんとゆっくり会話ができ、慌ただしい接客ではないので気持ち的にも余裕があり、おすすめした物を購入してもらえた時は嬉しかったです。

辞めることを決めたときにはお店の店長に話をし、派遣会社の人にも電話で話しました。

特に手続きというものもなく派遣会社の人とは電話で終わりでした。

未経験だったアパレルの派遣を経験して、次は好きなブランド働きたいという思いが強くなりました。

その後のキャリアについて

派遣でアパレルの仕事についた後のキャリアアップの道は?

派遣アルバイトを経験して、その後お店側に認められれば直雇用でアルバイトや社員にもなることもできます。

実際そのようにステップアップして店長になった人もいるので、まずはアパレル業界を知ること。

お店のマネージャーなどもたまにお店に見に来たりしますので、仲良くなったり頑張りを評価されたらキャリアアップの道も遠い話ではないですよ。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

お店にもよりますが、お客さんが来店しても声をかけないお店もありますが、アパレルは大体のお店はお客さんに声をかけて見に来ただけのお客さんには1点、購入されるお客さんにはもう1点多く購入してもらうようにお客さんに似合うものを一緒に探したり、提案したりします。

ですので積極性がある程度ないとできない仕事です。

アパレルの経験があるとおすすめ、提案するという点で、携帯会社、保険外交員や不動産仲介業なども経験を活かせるのではないかと思います。

働いたところはノルマというものは特にありませんでしたが、暗黙の了解というのかお店全体で売上目標がなんとなく設定されていました。

店長クラスになるとやはり結構売るんですよね。

しつこく言っている訳ではないのに、お客さんの気持ちを察しながらスーッと入っていくので自然に売ってしまう。(売れてしまう)

見ていて勉強になるし、アパレル販売を極めると販売全般何でもできてしまうんじゃないかと思ってしまいました。

まとめ

好きなことを仕事でできるという事はやりがいがあってとても良い経験ができました。

流行りをいち早く知れて、取り入れることが出来るので友達に教えることもできるし自慢できてしまいます。

洋服はウインドウショッピングという言葉があるように、ただ見に来ている人もたくさんいるのです。

そのような人に何を購入してもらうか、目的の商品だけを買いに来た人にもう一点多く買ってもらうにはどうすれば良いのか考える、実践できるのはなかなか大変な事です。

実際経験をしてみて、華やかなイメージで笑顔で声を掛けたりしていてすごいなと思っていましたが、お客さに合わせた接客をしなければいけないし、店員さんは色々考えながらお店に立っているんだなと改めて思いました。

派遣からキャリアアップする事もできますし、自分に合っている仕事なのかお試しで出来るのも派遣ならではです。

働いてみたいブランドがいくつかあるのなら、派遣なら1か所の派遣会社でお仕事を紹介してもらえるので一から探さなくても良い点があります。

ですが、直雇用ではないので万が一派遣が必要なくなったり、何らかの理由で契約を打ち切られてしまうこともあるかもしれない欠点はあります。

派遣、直雇用どちらも良い点はあります。

もしアパレルの仕事を続けていくのならずっと派遣よりは、そのお店の直雇用で働いた方が色々な事を任せてもらうことが出来ますし、キャリアアップの可能性は派遣よりはあります。

何より、安定して働けるのも直雇用であるということは大きいという方もいらっしゃると思うので、自身の生活スタイルに合うものを選ぶと良いと思います。


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