時給も高く、拘束時間も短いことから大学生や副業をする社会人に人気の塾講師。

塾講師のアルバイトの時給や勤務時間、やりがいなど様々な観点から塾講師のアルバイトについてお伝えします。

私はこんなところで塾のアルバイトをしていました

テレビCMや電車のドア上に広告を出している割と有名な大手学習塾で塾講師としてアルバイトをしていました。

指導形式は集団講習と個別指導があり講師は、集団講習も個別指導も両方やるかどちらかをやるかなど自分の教えたい方を選ぶことができる塾でした。

講師になるには一定の試験と面談がありますが、そこまで難しくなかったように記憶しています。

面談もきちんと教室長とコミュニケーションがとれ、塾講師になりたい意欲が伝えられれば問題なく受かるでしょう。

塾のアルバイトの時給や勤務時間は?

塾会社によって大きく時給が変わることが基本的にないのが塾業界です。

気になる時給は、指導形式によって異なりますが集団講習だと2100円以上、個別指導で1500円以上とかなり高時給です。

コンビニの深夜の時給が都内でも1200円程度のところが散見されることを考えると、塾の仕事がいかに高時給かがわかると思います。

また中学受験の指導ができるとさらに時給が上乗せされたりと指導内容によって金額が変わってくるのも特徴かもしれません。

しかし基本は指導時間による計算なので、長時間労働ができないのが難点です。

勤務はだいたい夕方から始まり、中学生の指導が終わるのが22時ごろです。

なので最大3講習で4時間半の稼働という形の人が講師には多かったです。

講習が入っていない空き時間は特に何をしていても怒られることはないので、その時間は試験勉強や読書に当てていました。

塾のアルバイトでやりがいを感じたこと

集団講習から、個別講習まで幅広い学習レベルで教えることができたので生徒にあった指導ができるところがやりがいです。

「テストの点数が30点あがった」「ずっといきたかった志望校に合格した」などの生徒の声を聞くことはやりがいにつながりました。

特に受験学年を受け持つ場合は親御さんからのプレッシャーもあるので合格した時の喜びはひとしおです。

他にもやりがいを感じることは、こちらの記事を参考に!

塾のアルバイトをやってて良かった3個のこと

同世代の友達ができる

コンビニや居酒屋と違い、アルバイトしている人の多くは「大学生・大学院生」だったので飲み会やBBQなどサークルのような側面もあって楽しいと感じる機会も多いのが特徴です。

私の場合はアルバイトを卒業してからも定期的に講師同士の飲み会に誘われたり、先輩講師の結婚式に参加したり非常に仲の良い関係を築けたのも塾講師のアルバイトをしていてよかったことです。

就活に有利

日常的に中学受験や高校受験の教材で教えるため、就職活動の際に課される筆記試験やSPIの勉強が少なくてすみました。

またわからないところは数学の先生に詳しく教えてもらえたり、文章の添削を国語の先生にお願いしたりできることもよかったです。

生徒の親御さんと面談なども行うため「大人慣れ」できたと思います、就活時の面接も過度に緊張することなく対応できたのは塾で親御さんと面談の経験があったからだと思います。

就業時間が短くて済む

部活と資格試験と両立しながらのアルバイトだったので終業時間が短いなかで、高い給与をもらえるのは非常に助かりました。

また夏休みや冬休みなどの講習期間やお正月特訓など短期講座の担当になれば、少ない講座数で10万以上を稼ぐこともできるので大学が休みの期間に集中してシフトに入っている同期もいました。

塾講師のアルバイトで身についた3つのスキル

塾講師のアルバイトでは、生徒に教えるということが基本的な業務になります。

これだけ書くと教材の読み込みやどう教えて行くかのスキルが身につきそうですが、それ以外にも業務を通じて様々なスキルを得ることができました。

私が塾講師時代に身につき、現在に活きている思うスキルを3つをご紹介します。

スケジュール管理力

アルバイトとはいえ仕事ですから自分のスケジュール管理はもちろんきちんと管理していました。

さらに生徒を「教える」仕事ですから生徒の学習スケジュールも考えています。

例えば、〇〇中の中間テストはこの分野が出るから4月までにこのカリキュラムを先取りしておく必要がありそうだとか高校受験の内申点は中学三年生の何月の中間テストまでだから評定平均を何ポイントあげなきゃいけないだとか「先読み」で考えるスケジュール管理能力が身につきました。

コミュニケーション能力

塾講師のアルバイトでは、毎週何曜日のこの時間というようなスケジュールの組み方がされているのが基本です。

そうなると、旅行やテスト期間でどうしても休みたい場合は授業を代わりに実施してくれる代講の先生を探し、自分の代わりに生徒の授業をお願いします。

私の場合は、代講の先生がスムーズに講習が進められるように過去に扱った講習の内容や生徒の性格的特徴を資料にまとめきちんと対面でコミュニケーションをとり引き継ぎをしていました。

さらに代講を受けてくださった先生には必ずお菓子やジュースを差し入れし「先日は、ありがとうございました。」を伝えるようにしていました。

こういった細かいコミュニケーションを取っておくことで、代講の依頼もすんなり受けてもらいやすくお互いにとって良い仕事環境にしておくことがいかに重要かを学びました。

スーツのコーディネート力

塾講師のアルバイトは基本的にスーツので出勤になります。

しかしそこは花の女子大生、真っ黒いリクルートスーツばかりじゃ働くテンションも上がりません。

なのでスーツのインナーを可愛いブラウスに変えたり、スーツの形をタイトなものに変更したりしながらおしゃれを楽しみました。

社会人になった今でも「その服どこで買ったの?」とスーツのコーディネートを褒められることもしばしばあります。

高いブランドでなくても、自分にあったコーディネートでスーツを楽しむことができるようになったのは大きな学びでした。

塾のアルバイトで事前に知っておけば良かった4個のこと

給与も高く、拘束時間も短い塾講師のアルバイトですが事前に知っておけばよかったということも……。

就業したことを後悔はしていないけどもっと早くしておけばよかったと思った5つのことを紹介します。

髪の毛カラーリングに厳しい

よくよく考えると想像がつくかもしれませんが、私が就業していた塾ではダークブラウンまでしか髪の毛を明るくできませんでした。

もちろん年がら年中明るい髪にしたいわけではありませんが髪の毛を明るい色に染めたい時だって大学生ならあるはず。

夏などは同級生も髪の毛が明るい子が増えたりして「いいなー、私も髪の色明るくしたい。」と思ったりしていたので事前に知っておけばよかったことの1つです。

ネイルに厳しい

髪の毛の色と同様に厳しい規則があったのがネイルです。

生徒や親御さんの目があるからとネイルも就業規則としてNGとされていました。

さらに自爪もなるべく短くして清潔を心がけてくださいと言われた時にはさすがに「それは早くいって欲しかった!」と心から思いました。

エリアによって生徒のレベルに大きな差がある

私の場合はひとつの教室だけではなく、他県にある別の教室の講習も受け持っていたためエリアによって講習のレベルの差があることを知ることができました。

とあるエリアでは授業中に座ってられない子がいたかと思えば、別のエリアでは講習が先に進んでおりかなりレベルの高い講習をしていた、なんてこともありました。

できれば平均した生徒が集まっているエリアで講習をすることをオススメします。

意外と早く出勤しなければならない

講習の開始が16時ごろからの塾が多く、大学の授業の終わりが間に合わないこともしばしば。

もちろん授業との兼ね合いを考えてどの講習を受け持つかを決めることができますが、大学の前期後期で授業の終了時間が変動することもあるので大学で取りたい授業がとれないなんてこともあるので要注意です。

塾のアルバイトはこんな人におすすめです!

塾講師のアルバイトの様々な面をご紹介してきましたが最後に、塾講師に向いてる人とはどんな人なのかをお伝えして行きます。

子どもが好き

塾によって講習が受けられる対象年齢は違ってきますが、子どもが好きな人にはおすすめのアルバイトです。

小学校受験のための塾ももちろんそうですが、小学校低学年のクラスも講習担当者としては非常に得るものが多いと思います。

私自身も小学1〜2年のクラスを担当したこともありますが、クラスの雰囲気が非常に和気あいあいとしており、生徒の笑顔を見るだけでストレスが軽減します。

さらに、下校のお見送りをするのですが「先生、バイバーイ!」と必ず手を振ってくれたりと、子ども好きな方にはたまらない職場だと思います。

面倒見がいい

面倒見がいい先生というのは、親御さんにも生徒にも好かれる講師が多いのが特徴です。

特に大手の塾というのは講習で使う教材も決まっており、基本的には講師側からこの教材がおすすめですとということはしません。

しかし、面談時などには塾の教材以外でも学校の教材にあったドリルなどを親御さんにおすすめしたり、夏期講習などの時間がたくさんあり中弛みしやすい時期には、きちんと生徒を精神面でもフォローするなどそういった面倒見のいい講師は親御さんにも生徒にも、教室を任されている責任者からも好かれます。

我こそは!

と思う面倒見のいい方はぜひ塾講師をおすすめします。

きっと愛される講師になれるでしょう。

話をするのが大好き

塾講師の仕事は生徒に授業をするのが中心の業務ですから、とにかくわかりやすく丁寧な授業をしようと思うと必然的に「話をする」ことが増えます。

ただ一方的に講習として話をするだけではなく、講習内容を生徒一人ひとりが理解できているのかを把握するための生徒との会話という意味でも

話をするのが大好きという人が塾講師には向いています。

講習ではその日の単元内容が生徒に理解してもらいやすいように、具体的な事例と合わせて話してあげることが必要なので、日々の情報収集や自分の生活の中でこの内容は講習で話してあげたらわかりやすいだろうなということを記憶しておくことも重要です。

教育に興味がある

大学で教育学部に所属してる人や教員免許を取るために授業を取っている方にも、もちろんおすすめです。

塾講師の仕事は良くも悪くも存在している生徒と対峙する仕事なので、ちょっと学校の先生に興味があるなという方や教える仕事をいずれしてみたいという方も一度体験していただくことで、自分の教科の向き不向きや塾などの営利的教育機関が向いているのか、公立学校など非営利的教育機関が向いているのかを確認することができると思います。

記憶力に自信がある

意外と大変なのが生徒の名前と顔を一致させることです。

生徒は先生が自分の名前を覚えてくれているかを思った以上に気にしています。

なので、顔と名前をすぐ覚えられる記憶力に自信のある人にはおすすめです。

そのほかにも塾講師の仕事はどんなにベテランの先生でも、初めて教える単元は必ず教材の読み込みをします。

記憶力がいい先生は一度読んだだけでも完璧な講習をしますし、過去の単元から似たような事例を拾い出し生徒に問いかけながら講習を進めていきます。

もちろん、初めて担当する単元以外でも、1年に1回は基本的にその単元を受け持つことが多いので、記憶力がいい先生は去年は生徒がこんな反応だったと記憶し、次の年度に活かすことができるのも記憶力がある先生だからこそできる講習のスタイルです。

まとめ

ここまで塾講師のアルバイトをしていてよかったことや、事前に知っておきたかったことをまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

塾講師の仕事はアルバイトといえど生徒の成績をあげるという責任が伴うからか、必ずスーツで出勤しなければならない点やネイルや髪を染めることができないなど、制約がが多い仕事でもあります。

それでも、生徒のわからないことがわかった時の喜びに寄り添えることや、何年か受験勉強を頑張った先にある志望校に受かった喜びを一緒に体験できるのはなかなか味わえるものではない職種だと思います。

生徒と親御さんと自分という関係性だけでなく、働いてる人の年代が近いからこそ講師同士のコミュニケーションも活発に行うことでただのアルバイト先の人から大切な友達になることもあります。

このように制約に少し厳しい側面はありますが、時給よし人間関係よしやりがいよしの塾講師ぜひ経験してみてはいかがでしょうか。

実際に塾講師のバイト求人を探す時は、こちらの記事を参考に!


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