やりたい仕事が見つからない、仕事探しを始められないという人は、「仕事をしたいけど具体的に何をどうすればいいのかわからない」と思っているのではないでしょうか。

そんな人にぜひやってみてもらいたいのが「求人広告を眺めること」です。

仕事と言ってもどんなことをするのかわからなかったり、仕事をする自分が想像できないことで、「仕事をしたい気持ち」よりも「仕事することの不安」のほうが勝ってしまい、なかなか一歩を踏み出せないのです。

また、仕事に対するモチベーションが上がらないのは、仕事に関してわからないことが多いからでもあります。

そこで、「やりたい仕事がない」「仕事がしたくない」という気持ちを自己分析し、求人広告を眺めることで、仕事探しの一歩を踏み出すことができるようになります。

やりたい仕事がない…仕事がしたくない…のにはどんな理由がある?

それでは、まずは「やりたい仕事がない」「仕事がしたくない」という気持ちの自己分析をします。

これから紹介する項目の中に当てはまるものはないか、一つずつ見ていきましょう。

そもそも働くことが面倒くさい

働くことは楽ではありません。

それはわかっていると思うのですが、そもそも働くことを否定的に考えていることが、仕事をしたくないもっとも大きな理由のひとつではないでしょうか。

経験やスキルがないといわゆる大手企業や優良企業に採用されるのは難しく、現在正社員ではなかったり、フリーターからの転職だと低賃金や労働環境が整っていない仕事しかないということも考えられます。

毎朝早く起きて満員電車に揺られて職場へ行き、丸一日ぎっちり仕事をして、へとへとになってまた電車で帰る生活が続くと思うとそれだけで嫌になってしまうかもしれません。

もし今フリーターでそのような生活をしていないなら、なおさらそんな生活は憂鬱に感じてしまうでしょう。

福利厚生や生涯賃金などで正社員で働くべきなのはわかっていても、現状それなりに生活できていると、将来的な不安はあってもなかなか大変な道へと自分の身を投じるのは難しいことです。

人間関係が憂鬱

まったく知らない人たちの中へ一人で入っていくのは最初は誰でも憂鬱に感じることでしょう。

日本人らしい感覚ともいえますが、人見知りや、初対面の人とうまく話せないといった悩みを持つ人は多くいます。

新しく仕事を始めるのなら、ほとんどの仕事において他人とのコミュニケーションをとる必要があるのは言うまでもありません。

たとえそれがビジネスの関係であっても、コミュニケーションをまったくとらずに仕事をすることはありえません。

人前で話すことや初対面の人と話すのが苦手な人は、数々の試練が待ち受けています。

入社したらまずは全員の前で挨拶して、仕事を教わって、仕事だけではない職場のルールなどは空気を読むか聞くかしないとわからないし、歓迎会とかも苦手だし…こうしてあげると憂鬱なことばかりでキリがないでしょう。

圧力的な上司がいた、同僚に嫌がらせを受けた、仕事ができない後輩に振り回されたなど、過去の職場で人間関係のトラブルがあって仕事を辞めた経験があれば、なおさら仕事をしたくないと感じてしまいます。

自分の得意なことがわからない

自分が得意なことを仕事にすることができれば、仕事に打ち込めるはずです。

しかし、自分の得意なことや興味があることがうまく仕事と結びつかなかったり、そもそも得意なことがよくわからないために、やりたい仕事が見つからないということがあります。

仕事は起きて生活している時間のほとんどを費やすので、興味のない仕事をそれだけ長時間、そして長期間続けるのは辛いだけと思うでしょう。

膨大にある仕事の中からどんな仕事を選べばいいのか、そこから悩むのは先が遠く、働く気力が湧いてこないのもうなずけます。

それでもなんとか求人を見つけても、履歴書や面接で長所を問われても明確に答えられなかったり、やる気を感じてもらえず不採用となることもあります。

働いた分と給料が見合わない

ヘッドハンティングやキャリアアップのための転職でもない限り、仕事を始めたばかりは給料はそこまで期待できません。

採用されて働き始めたとしても、最初は周りが全員先輩で自分は一番下の立場で雑用が多かったり、仕事効率が悪くて残業ばかりになってしまうかもしれません。

新しい仕事を始める時の心身的負担にその給料が見合うかどうか考えたとき、割に合わないと思うことが仕事をしたくない原因の一つとしてあげられます。

もしいい仕事があって働き始めたとしても、昇給していくことができるか、将来性のある会社なのかなど、本当のところは働いてみないとわからないので、ますます二の足を踏んでしまうのです。

仕事探し、まずは求人広告を眺めることから始めてみよう。

広告なら気が向いたときに何かをしながら眺めることができるので、具体的な仕事や企業が決まっていない、何から始めたらいいのかよくわからないのなら、求人広告を眺めることから始めて見ましょう。

求人に関する情報は、ネットやスマホだけでなく、折込チラシ、街角に置いてある求人雑誌、雑誌の広告ページや地域新聞など、簡単に手に入ります。

次に、どのようなことを意識しながら見ていけばいいのかご説明していきます。

どのような仕事があるのかを知る

求人を探すときというのは、ネットであればいくつかの条件で検索をかけたり、雑誌などでも何となく興味のあるものしか見なかったり目に入らないのではないでしょうか。

そこで、まずはネットであれば検索をかける前に、または紙媒体の求人広告でも、いろいろな仕事を隅々まで見てみましょう。

もしかしたら、今まで知らなかった仕事や「面白そう」と感じる仕事があるかもしれません。

他にも、興味のなかった業界や地域に密着した情報を見つけたり、膨大な求人の中に埋もれて見過ごしていた好条件のものが見つかることもあります。

どのような仕事があるのかを知ることで選択肢も広がり、「これなら自分にもできるかも!」という気持ちになって、仕事に対するモチベーションも上がります。

仕事内容と給料の相場感をつかむ

仕事内容や企業によって給料は異なります。

やりたい仕事なのに給料が低すぎる、反対に給料は高いけど自分にはできない仕事だったら、たとえほかの条件が満たされていたとしても働きたいとは思わないでしょう。

自分ができそうな仕事と、希望している給料が見合っているのかは、仕事探しをする際の最低条件になります。

具体的に仕事を探すにしても、的外れな相場感で仕事を探すと見つからない可能性があります。

求人広告を眺めることで、「営業ならこれくらい」「事務ならこれくらい」というように仕事内容と給料の相場感がわかってきます。

やりたい仕事や受けたい企業が見つかった時も、給料を採用面接の申し込みの決断をする際の判断材料のひとつとすることができます。

少しでも興味がわいた仕事をチェックする

求人広告を眺めて少しでも興味がわいた求人があればどんどんチェックしてみましょう。

チェックした数が多くなってもその中から絞っていくのは簡単なので、仕事をやる気が起こらない、やりたい仕事がわからない人は「少しでも興味がわいたものにはすべてチェックする」というのがポイントです。

そうすることで、自分がやれそうな仕事の方向性がわかってきたり、「この仕事いいかも」と思う企業が見つかり、具体的に就職活動をするイメージがわいてきます。

労働条件が当てはまるものをチェックする

「給料はこのくらい」「勤務地はこの範囲内」「休日や就業時間はこのくらい」と、労働条件に対する希望はある程度あると思います。

もちろん楽をすることを望んでは仕事は見つからないのですが、自分が希望する範囲と、プラスして少し広げた範囲内のものをチェックしましょう。

希望とかけ離れている仕事は現実的ではないので、じっくり見ても意味がありませんので、給料の相場感やどんな仕事内容なのかをざっと目を通す程度にしましょう。

求人広告を眺めた後の注意点

ここまでのポイントを意識しながら求人広告を見ていると、なんとなくでもいいので仕事への興味がわき、自分ができそうな仕事の方向性の見当がついてきたのではないでしょうか。

よっぽど切羽詰って仕事を探しているのではないのなら、そんなに気合いを入れて血眼になって探す必要はなく、まずはこのように求人広告を眺めることからで構わないのです。

そして、自分にできる仕事と巡り合えるかは、ここから先はタイミングや勢いも必要になってきます。

そのタイミングを逃さないためにも、仕事探しを始めたのならできるだけ早いうちに企業を絞り、履歴書を作って面接を受けるなど、行動にうつしましょう。

仕事探しがだらだらと長期間に渡ってしまうと、なかなか企業を絞れなかったり、よさそうな企業が見つかっても申し込むタイミングを逃してしまったり、結局仕事を始めることができなくなってしまいます。

まだまだある、こんな仕事探しの方法

前項で「行動にうつしましょう」と言いましたが、求人広告以外にも次のような方法で仕事を探すことができます。

仕事を探すためにも、モチベーションを上げるためにも、以下の方法も実践して、積極的に行動にうつしましょう。

ハローワークに行ってみる

ハローワークとは、国によって設置された無料の仕事紹介所のような場所で、全国540か所以上にあります。

主要ターミナル駅や市町村の公共施設の近くなど、大体の人の住まいの近くにハローワークがあるので、何本も電車を乗り継ぐといった遠方に行く煩わしさがなく行くことができます。

また、ハローワークは国の機関なので、利用はすべて無料で、信用度などそのほかの面でも安心です。

まずは行ってみて、求人情報を見てみたり、相談員もいるので気軽に相談してみましょう。

周りには同じように職を探してる人がたくさんいるので、仕事を探すきっかけになったり、働くことへのモチベーションも上がります。

ハローワークでは、主に地元の企業や大手ではなく中小企業の求人が多くあります。

また、無料で採用面接の指導を受けたりすることもできるので、面接が不安な人や就職活動の手順がわからない人には自信になるでしょう。

ネットの求人サイトに登録してみる

ネットの求人サイトは、ほとんどが無料で会員登録ができます。

登録すると、「興味がある」とチェックした項目と関連がある企業の求人の情報が次々と送られてきます。

どのような仕事がいいのか、どんな企業があるのか一から調べるのも大変ですが、この方法なら自分の興味がある仕事という最低条件をクリアした情報を得ることができます。

また、企業からメールが来るということは、それだけその企業が現在人材を欲しがっているということでもあります。

それらの中から労働条件の希望に合う企業が見つかれば、簡単に連絡をとることができます。

仕事を探しているつもりでもなかなか前に進まない人は、何かしらの「きっかけ」があれば進むことがあります。

求人サイトへの登録、そして連絡が来たことが「きっかけ」となり、簡単にその企業へのアプローチができれば、意外とスムーズに面接や採用試験、そして実際に仕事を決めて働き始めることにつながっていくのです。

働いている友人や知人に話をしてみる

社会人として働いている友人や知人と話をしてみましょう。

仕事に不満を持っている人だとグチを聞くだけになってしまうので、楽しく仕事をしている人、やりがいを感じている人、仕事にネガティブな感情を持っていない人の方が有益な話が聞けます。

「仕事の話が聞きたい」と約束を取り付けてもいいですし、会った時に世間話のひとつとして話してみるのもいいでしょう。

今の仕事をするようになったきっかけ、仕事をしていて楽しいこと、やりがいを感じること、給料や人間関係の話など、気になることをどんどん聞いてみます。

実際に経験している人から直接話を聞くことが大切で、友人や知人ならざっくばらんな話を聞くこともできるでしょう。

身近な存在でもある人から仕事の話を聞けば、仕事へのモチベーションが上がるきっかけにもなります。

また、あなたが「仕事を探している」ということを意識しておいてもらえば、何か情報をくれたり、採用担当者に話して紹介してもらえるかもしれません。

友人・知人の紹介からは採用される確率も高いので、仕事探しのひとつの方法として取り入れてみてください。

まとめ

仕事をする気持ちが少しでも湧いてきたのなら、求人広告を眺めることと同時に他にもできることがあります。

朝型の規則正しい生活をする、適度な運動をする、食生活を正す、資格試験を受けるなど、働くことに備えていろいろなことができます。

生活リズムが整って体が軽くなれば行動力もアップします。

いきなりすべてを完璧にこなす必要はないので、できることから始めましょう。

うまくいかなかったら、何が悪かったのか原因を考えて次に生かせばいいのです。

やりたい仕事が見つからない時は、こちらの記事も参考に!


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