インターネット上で「バイト」「きつい」「しんどい」などと検索すると、必ず上位に上がってくるのが「飲食バイト」です。

居酒屋やレストランなど飲食店でバイト募集を見かけることは多いのではないでしょうか。

飲食業は現在、とても人手不足です。

「仕事の割に給与が安い」「終わりの時間が遅い」などの理由で避けられがちな飲食店でのアルバイトですが、大学生の時からずっと飲食店で働いていた私は「大学生の時に飲食店でバイトをしないなんてもったいない!!」と思います。

飲食店のバイトは他のバイトでは得られない貴重な経験と知識、社会に出てからも役立つマナーなどが学べる場所です。

今回は、飲食のバイトを始めようかなと迷っている方や、バイトがしんどくて辞めたいなと思っている方に向けて飲食バイトの仕事内容や醍醐味などについてお話していきます!

飲食バイトのおおまかな仕事内容とは?

まず飲食バイトとは何をするのか?からご紹介していきましょう。

仕事内容に合わせて経験者視点でのアドバイスも加えておきますね。

接客・料理運び

飲食バイトの一番大きな仕事は接客と料理運びでしょう。

お客様から注文を聞いてキッチンにオーダーし、出てきた料理を運びます。

テーブル番号を間違えず、なおかつ正しい料理を運ぶのは大変だと感じるでしょう。

二皿三皿をまとめて運ぶ社員や先輩アルバイトの姿を見て最初は焦ることも多いと思いますが落ち着いて一皿ずつ運ぶようにしましょう。

接客は飲食バイトのいちばん重要な仕事です。

笑顔で接客しましょう。

余裕が出てきたら、お客様と少しお話ができるようになるとなお良いです。

テーブルバッシング

「バッシング」とは飲食業界の用語で「下げもの」を意味します。

「バッシングをお願いします」とは、テーブル上の食器を全部下げて、きれいに拭き上げる事を意味します。

このバッシングにもコツがあり、コツさえ掴めば一度の往復でたくさんのお皿を下げることができるようになります。

何事も経験ですので着実に覚えていきましょう。

テーブルセッティング

お客様が帰られた後は次のお客様を迎えるためにテーブルのセッティングをします。

テーブルセッティングは簡単なように見えますが、ナイフの向きや紙ナプキンの量など細かく決まっていることもあります。

テーブル上をセッティングしたら次にイス、テーブル周りが汚れていないかを確認します。

このイスをきれいにする作業は忘れてしまうアルバイトが多いのですが、汚れたイスにご案内してしまうとクレームになりますので必ず確認してください。

食器洗浄

食器の洗浄もアルバイトの仕事となるお店が多いでしょう。

ピークの時間帯には次々に運ばれてくる食器の洗浄は本当に大変です。

大変な仕事の割に素早く終わらせて欲しい、という無言の圧力を感じることもあるでしょう。

最初はスピードが出なくて当然です。

少しずつで良いのでどうやったら早く終えることができるのか考えながら行いましょう。

仕事の早い先輩や社員のやり方を参考にするのもとても良い手段ですよ。

店内清掃

飲食店の店内はいつも清潔でなければいけません。

店内清掃に関しては頻繁に行うお店が多いでしょう。

飲食業では仕事のスピードが早い人と同時に、スピードはなくても丁寧に仕事ができるアルバイトはとても重宝されます。

自分はのんびりしているな、早く手を動かすのは苦手だなと感じる方は、丁寧な仕事を心がけましょう。

特に店内の清掃をきっちり行ってくれるアルバイトは社員からするととてもありがたい存在です。

飲食バイトの仕事がきついと言われる7個の理由と乗り越えるための方法とは?

飲食店のバイトはどうしてきついと言われているのでしょうか。

その理由と乗り越えるための方法を見ていきましょう。

覚えることが多い

飲食店でバイトを始めると、覚えることの多さに驚くことでしょう。

料理やドリンクの名前、オーダーの取り方、テーブル番号などはもちろん食器をしまう場所から洗い方まで様々なことを覚えないといけません。

どのバイトも最初が一番大変ですが、飲食バイトはとにかく覚えることが多いのです。

教える方もできれば早く覚えて働けるようになって欲しいのが本音なので、加減を考えずどんどん教えてしまう人もいるでしょう。

その覚える情報の多さにアルバイト数回目で挫折してしまう人が多いのですが、飲食業が面白くなるのはその後なのです。

仕事に慣れて余裕が出てくると、お客様とのコミュニケーションが取れたりドリンクを作れたり、楽しい仕事も多いのが飲食業です。

それを乗り越えるための方法とは?

飲食バイトを始めた時に最初に覚えてほしいのがテーブル番号です。

テーブル番号だけ間違わなければ料理を運ぶことができるので、入ったばかりの従業員でも十分役に立つことができます。

最初は覚えることも多く、テーブルも間違えないように、料理をこぼさないようにと緊張の連続ですが焦らず乗り越えましょう。

その最初の時期を乗り越えるポイントは「メモをきっちり取る」ことです。

飲食店で最初に覚えないといけないことは膨大で、とても一度で覚えきれません。

必ずメモを取って持ち歩きましょう。

難しいことではないので、メモを見れば思い出すこともできますし、教えている先輩はメモを取るというのは真面目さの表れと受け取ります。

もちろん分からないことは何度でも質問し、正しく覚えましょう。

とにかく早く動かないといけない

お店が混雑してくると、とにかく早く動かないとクレームになったり指導があったりします。

飲食業でのんびりと作業できることはありません。

特にピーク時や土曜、日曜日は息をつく暇もありません。

次から次へとやらなければいけない仕事がやってきます。

それを乗り越えるための方法とは?

まず飲食業が初めての場合は先輩アルバイトや社員の動きを見てイメージトレーニングが必要になります。

社員やベテランアルバイトは一度の動きで2つ、3つの仕事をこなしているでしょう。

飲食業のアルバイトはいかに効率よく動くかと言う効率の良さが求められます。

最初からできることではありません。

仕事に慣れてくると身についてきますが、まずは動きのイメージをしましょう。

また、先程もお話しましたがスピードは大切ですが同時に丁寧さも大切です。

早く動きながら丁寧にできるのであればそれが一番ですが、それは毎日いる社員でも難しいことです。

人には得意、不得意があって当然ですので自分の得意な部分を伸ばしてくれる職場を探しましょう。

立ち仕事であること

飲食のアルバイトは当然ながら立ち仕事になります。

忙しければ休憩を取ることもできず、アルバイトの時間中ずっと立ちっぱなしと言うのも日常茶飯事でしょう。

体力のない方にはとてもきつい仕事と思えるでしょう。

何よりも体力を付けることを目標にしましょう。

軽い運動などで十分です。

長時間歩いたり立っていたりしても疲れない体力を身に着けましょう。

従業員が少なく仕事が多い

業種にもよりますが、飲食業はあまり利益率の良い仕事ではありません。

原材料の単価に加え少なくともキッチンスタッフ、ホールスタッフと二人の人間を通して商品が提供されるので、一皿の利益は約40パーセントほど。

特に原材料は販売値の約30パーセントを占めます。

ですので人件費は特に経営者が気にするポイントです。

必要以上のアルバイトはおらず、最低限の人数で営業しているため仕事が増える傾向にあります。

中には忙しく働くのが好きだと言う方もいるでしょう。

ホールスタッフの数が少なくなればなるほど忙しくなりますし、その仕事量を「任されている」と感じる責任感の強いアルバイトもいます。

しかし、きついな、でも飲食業は楽しいなと思っているなら他店に目を向けましょう。

お客様の数に対してスタッフの人数を多くしているお店も存在します。

少しお値段の高めのレストランなどです。

ホテルのカフェや結婚式場もホールスタッフの数は多くなりますよ。

ぜひ検討してみてくださいね。

他のアルバイトに比べて拘束時間が長い

飲食バイトはその他のアルバイトに比べると拘束時間が長い傾向にあります。

居酒屋やバーなどだと深夜や朝まで営業しているお店も多く、シフトも長くなります。

シフトを入れなければいいんじゃないの?と思いますが、夜遅くまでの仕事は誰もやりたがらず、断りきれない場面も出てきます。

深夜まで働きたくないけれど、断りきれないと言う場合も思い切ってお店を変えることをおすすめします。

営業時間が短めのお店や昼がメインのカフェなどで検討してみましょう。

そのお店で働きたいけれど夜は働けないと言う場合は店長やオーナーに相談しましょう。

シフトの調整をしてくれるはずです。

決してきれいな仕事ではない

飲食バイトは決してきれいな仕事ではありません。

お客様の入るホールはもちろんきれいに見えますが、裏方となると食べ残しや傷んでしまった食材の破棄などあまり目にしたくない光景もあります。

タバコの匂いがきつかったり、食べ物の匂いが服に染み付いてしまったりと言うことが辛いと感じる人もいるでしょう。

この原因に関しては、仕事だからと割り切るしかありません。食べ物を扱うお店では避けて通れないことです。

しかし中にはホールはホールの仕事のみ、と言うお店もありますので職場を選ぶことが重要です。

食器洗浄がきつい

飲食業の仕事の中で一番誰もやりたがらないのが食器の洗浄です。

食器洗浄機を導入しているお店が多いですが、ある程度は人の手での洗浄が必要となります。

油や水、または洗剤などでひどい手荒れを起こしてしまうこともあります。

食器洗浄も「慣れ」が必要です。最初は抵抗があるかもしれませんが慣れます!

しかし、手荒れを起こしてしまう場合は話が別です。

洗剤や油で起こる手荒れは体質ですので治ることはありません。

オーナー、店長に相談しましょう。

キツい時もあるけど、飲食バイトがおすすめの理由

キツいことばかりに思えてしまう飲食業ですが、もちろん良いところもあります。

飲食業を長く続けている人はその良いところを実感できた人なのです。

人脈が広がる

チームで仕事をする飲食業は店員同士の仲が良い場合が多くなります。

大学生のアルバイトであれば同年代の人が多く、楽しい職場となるでしょう。

確かに仕事はキツいと思うこともありますが、バイト仲間がいるから頑張れるという声もあります。

キツい仕事でも良い仲間がいれば印象は大きく変わります。

また、お客様でも常連の方とは知り合いになれるチャンスがあります。

あなたの将来進みたい業種のお客様もご来店されるかもしれませんよ。

お話を聞く機会に恵まれる可能性はとても高いです。

また人見知りの方には荒治療にはなりますが、お客様と接することで初対面の人と話をすることに抵抗がなくなる場合もあります。

人見知りを直したいと感じている方は思い切って飲食業アルバイトを始めることをおすすめします。

料理に詳しくなれる

飲食バイトをしていると、キッチンスタッフはもちろんホールのスタッフでも料理にとても詳しくなれます。

この野菜はこんな味、この料理はどうやって作っているとお客様に説明することがよくあるためです。

また、料理を運んでいる間に盛り付けなども覚えることができるので、家でのご飯もきれいに盛り付けられるようになりますよ。

飲食業のキッチンスタッフはプロの料理人です。

お店によってはプロの料理人からおいしいレシピを教えてもらえることもあるでしょう。

料理教室に通うよりも料理に詳しくなれます!

チームの力を実感できる

先程もお話しましたが、飲食業はチームで行う仕事です。

一人で営業するのは現実的ではありません。

飲食業のアルバイトを通して協調性や場の空気を読む力を付けることができます。

この力は社会に出てからとても役に立ちます。

ぜひ学生のうちに身に着けておきたい能力です。

まとめ

今回は「飲食バイトってキツイの?」と思っている方や今現在飲食バイトをしていて、キツイと感じている方へ向けてお話をしました。

お店によって働く時間帯も違いますし仕事内容も変わってきますが、飲食バイトは決してキツイだけのアルバイトではありません。

アルバイト仲間ができたり、おいしい料理を食べられたり、最近では少しずつ時給も上がってきています。

また飲食バイトでの接客の経験は必ずあなたの将来に役立つものとなります。

将来営業や接客の仕事につきたいと考えている人はこの上ない練習場所になってくれるはずですよ。

一度キツイと言うイメージを捨てて、前向きに検討してみましょう!

実際に飲食店のバイト求人を探すときは、こちらの記事を参考に!


関連キーワード

飲食店バイト求人


今がチャンス!高時給バイトあります
バイトルで確認 >