レストランのアルバイトがおすすめな人の7個のタイプと、私自身がレストランバイトを良いなと思うこと

アルバイトを探していると、必ず目につくのが飲食店の求人情報ですよね。

美味しい料理が勉強できて、オシャレなところで働いてみたいと考えている人も多いかと思います。

その中でもレストランで働いてみようかと現在検討中の方、どんな人がレストランで働くのに向いているか事前に知っておくと役に立つと思いませんか？

ここではそんなレストラン求人に向いているのはどんな人かをご説明していきたいと思います。

また私が実際にレストランで働いていて良かったと思った点やおすすめなポイントも併せてご紹介していこうと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

飲食歴15年の筆者自身は、東京・銀座や丸の内のレストランでの勤務経験があります。

現在飲食関係の会社も経営しておりますので、飲食業界にかなり詳しい方かと思います。

それでは早速レストランでアルバイトをするということはどんなことなのか、またどんな仕事内容があるのかを見ていきましょう。

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レストランのアルバイトのおおまかな仕事内容

レストランでアルバイトをしようとすると、ホールかキッチンかのどちらかを選ぶことになります。

少し特殊な例として英語が話せる方なら高級レストランなどのレセプションのアルバイトもありますが、そちらは一旦置いておきましょう。

ホールは接客がメインで、オーダーを取ったり料理を運んだりするのが基本的な仕事内容です。

また、慣れてくるとドリンクを作る仕事やワインのサーブなども任されるようになります。

ここまではよくある業務ですね。

更にステップアップすると、料理の取り分けやキッチンスタッフの代わりにお客様に料理の説明をしたりします。

料理を作る以外の仕事全般をやるのがホールスタッフとも言えますね。

キッチンは料理を作ることが基本的にずっと続きます。

慣れてくれば在庫管理などを任されることもあるかもしれませんが、それは実質社員の仕事なので、あまり気にしなくても平気かと思います。

アルバイトであっても実力があれば新作メニューの提案などもできますので、やりがいはかなりあるかと思います。

レストランのアルバイトがおすすめな人の７個のタイプ

さて、そんなレストランの仕事ですがどんな人がアルバイトに向いているかを見ていきたいと思います。

単純に独立志望の方のみならず、様々な目標の人が働いているのもレストランの特徴かもしれませんね。

社会経験を積みたい人

まだ、きちんとした社会経験がない学生さんなどで、就職する前に社会経験の一環として働く人が多いのがレストラン。

丁寧な言葉遣いや社交場でのマナーなどが学べますので、なにかと将来のためになります。

将来飲食店の経営を考えている人

将来的に飲食店を自分で開業したいと考えている方は、レストランのアルバイトをしておいて損はないと言って良いでしょう。

料理や接客の基本が学べて、更には様々な業界の方との人脈が築け、勉強になると思いますよ。

お酒や料理に興味のある人

どんな仕事が自分に向いているか分からないという方で、料理やお酒が好きという方は、まずはレストランで働いてみてはいかがでしょうか。

きっと自分が興味を持っているものであれば楽しく働けると思いますよ。

やはりプロとアマチュアでは知識や経験の差が段違いですから、色々教えてもらっている内に更なる興味の追求へと繋がるかもしれませんしね。

人と連携して仕事をするのが好きな人

レストランの仕事というのはスポーツで言うと個人競技より団体競技といった感じになります。

学生時代にチームスポーツをしていたような方には向いていると言えるでしょう。

きっと働きながらお店全体がチームとして機能していく姿に感動すると思いますよ。

体を動かすのが好きな人

レストランを含めて飲食店は全体的に体力仕事です。

1日中立ちっぱなしですし、ホールを動き回ったりします。

そんな仕事内容ですからデスクワークより身体を動かしたいという方には、おすすめの仕事だと思います。

女性であればアルバイトしながら、ある程度シェイプアップもできるという理想的な環境です。

明るく元気のある人

人と話すことが好きという人やとにかく明るい人は、レストランの現場では非常に求められている人材です。

特に明るい人間がキッチンなどで働いていると厨房全体が盛り上がりますから、作業効率もグンとアップします。

もちろんホールスタッフとしても求められていますので、どちらにしても性格が明るい人はレストランのアルバイトに向いていると言えるでしょう。

アルバイトを通じて人脈を広げたい人

レストランでは様々なバックボーンを持った人たちが働いています。

元会社員という方もいますし、バンドマンだったという方、役者をこれから目指す方など多種多様です。

そうした方たちとの出会いは将来の活きた人脈に繋がりますので、これもレストランで働く隠れたメリットかもしれません。

今後、なにかしらで起業を考えたりしている人なども向いていると言えますね。

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目的別のおすすめレストランは？

人は働くことに何らかの目的があるものです。

ここでは、レストラン別にどんな目的を持った人がどんなタイプのレストランで働いたら良いかを見ていきましょう。

ファミリーレストラン

街でよく見かける大手チェーン系レストランですね。

最近では料理の質が本格的なレストランにも負けず劣らずといったところも増えてきています。

ファミリーレストランはこんなタイプの人におすすめ

アルバイトをしたことがない学生さん、空いている時間で働きたいといった方がこちらのタイプには向いているかと思います。

また、社会経験の一環にもなりますね。

カジュアルレストラン

ドレスコードなどがなく、誰でも気軽に立ち寄れるタイプのレストランです。

現在、繁華街などにあるレストランの大半がこちらのタイプといっても良いでしょう。

料理の質も高くお酒の種類も豊富ですので今後飲食店で働いていきたい方や独立を考えている方のファーストステップとして最適なレストランスタイルだと思います。

カジュアルレストランはこんなタイプの人におすすめ

カジュアルレストランにはフレンチやイタリアンなど料理によっても分けることができますし、店の雰囲気で南国風や都市型レストランなどにジャンル分けすることができます。

どういったところが良いかは自分の好きな雰囲気を選んでもらえば良いわけですが、まずは飲食店としての基礎を学びたいという方には向いているかと思います。

高級レストラン

ホテルの最上階にあるようなレストランから銀座などにあるミシュラン星付きのレストランなどが代表的ですが、様々なところに本格高級レストランはあります。

ドレスコードがあったり、最低限のテーブルマナーの知識などが必要なレストランですね。

高級レストランはこんなタイプの人におすすめ

今後アルバイトから飲食業界でステップアップして正社員になりたい人には、おすすめの場所だと思います。

しっかりとしたレストランスキルが学べ、それはその後どんなところに行っても通用することになるので、将来を見据えている方であればおすすめですね。

和食・中華などの専門レストラン

和食や中華など一つのジャンルに特化したレストランのタイプです。

料理人を目指してみたいという理由でアルバイトを始める場合は、まず料理をジャンル別に分けてどの料理を学ぶのかというのを決めることになります。

そうした中で一つの国の料理やジャンルにこだわっているレストランであれば、よりその料理に関しての調理技術が向上します。

専門レストランはこんなタイプの人におすすめ

例えば和食なら和食、中華なら中華が好きという方にはこちらのタイプをおすすめします。

何事も好きなものや興味があることについては進歩も吸収も早いですからね。

料理人などはこのようなタイプのレストランを選択して働き始めるのが基本となっています。

レストランのアルバイト先を選ぶ上での注意点とは？

レストランアルバイトは良いこともありますが、人によってはデメリットに感じてしまうことも多いかもしれませんので、以下の注意点を踏まえた上で応募先を見つけましょう。

飲食店未経験の人への注意点

これから初めて飲食店で働くという方でレストランをチョイスしている方、そのお店がどんなタイプのレストランかを把握してから応募しましょう。

ホールを希望しているのであれば、どんな接客を求められるのかが重要です。

英語が話せないのに、うっかり間違って外国人観光客が多く訪れるところなんかで働き始めたらなかなかキツイですからね。

また、キッチン志望であれば料理の質はチェックしておきましょう。

将来的に料理人になりたいと思っているのに、食材が冷凍ものばっかりのところで働いても時間がもったいないですからね。

もちろん見分けがつかないかもしれませんが、大体で良いので一から全て手作りなのかということをちょっと気にしてみてください。

既に飲食店を経験している人への注意点

飲食店でアルバイト経験があって、次はレストランで働いてみようと考えている方には特に注意が必要です。

例えば居酒屋でホール経験があるから「まぁ大丈夫だろう」と考えて、ある程度レベルが高くて時給の良いレストランで働いてみたいと思って応募したとしますよね。

そして勤務初日に実際に働いてみるとします。

まず料理のお皿の出し方からダメ出しをもらうことになります。

居酒屋とレストランではまずそういったところから決定的に違いますので、その点をある程度理解してから働き始めないと精神的にキツいと思いますよ。

また、キッチンでも同じことが言えますね。

まず食材の管理や取り扱い方からして全く違いますから、ほぼ未経験と変わらない仕事量しかこなせないと思います。

ある意味自信を持って働き始めると、見事に挫折するパターンも多いので意識してみてくださいね。

レストランでアルバイトするメリットとおすすめのポイント

数あるアルバイトの中からレストランをチョイスするというのは間違った選択ではありません。

まずかなりの確率で時間的融通が効きますので、学生さんやダブルワーカーの方にはもってこいの職場だと思います。

就職活動に使えるスキルが身につく

これから本格的に社会人として就職活動をする大学生の方には、ぜひ一度レストランで働いてみてもらいたいと思います。

まず就職の際の面接でその経験が活かされると思いますよ。

レストランにはスーツを着た方も多く来店します。

そして、そういったお客さんが常連客として来るようなレストランでは接客中にけっこう会話をしたりします。

そうするとまずスーツというものに苦手意識がなくなります。

更に年上の方と話すことが日常的になり、敬語や話し方のマナーなどが自然に身につきます。

こうした経験が就職活動にもたらす効果は絶大で、実際に私が働いていたレストランでアルバイトをしていた大学生の子達はみんな学生時代の内にこうしたスキルが身について巣立っていきました。

フリーターとして働く場合、まかないも付いてきて経済的にもメリットが大きい

他の業界と違う点の一つとして飲食業界では勤務していると「まかない」という食事が付いてきます。

給料に直接反映されるメリットではありませんが、実質自分から出たり入ったりするお金を計算すると「まかない」の分だけ給料が高い職場とも言えるのです。

例えば1日1食500円の食費が浮いたと考えて1ヶ月通して考えると・・・20日間勤務でも1万円分お得と考えられますよね。

これがフルタイムできっちり働いていれば1日2食にもなりますから、そのお得なメリットの効果も倍増です。

しかも、レストランではしっかりとした食材を仕入れているわけですから、普段食べられないようなものも食べられたりして自分の経験値もアップしますよ。

まとめ

レストランでアルバイトとして働くのに向いている人をご説明してきました。

人材募集に対して懐が深いのが飲食業界の良いところ。

ある程度どんな方でも働けますが、ご紹介したタイプの方々はぜひレストランで働くことをおすすめします。

最後にご紹介したように、レストランで働くことは副産物的なメリットも沢山あります。

どんなレストランにせよそれは変わらないので、一度働いてみてもらえればと思います。

料理を勉強したい、とにかく人と話すのが好き、といったシンプルな志望動機でも充分にレストランでバイトするのに適した理由ですからチャレンジしてみてくださいね。

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