福岡で営業事務求人を探すなら！人気求人の特徴や時給相場・求人の選び方のコツを紹介します

今回は福岡の営業事務について、人気な求人や詳細をお話させていただきます。

一般企業に限らず、レストランやデパートなどの店舗でも必ずあるのが事務作業。

事務の中でも特に「営業事務」に限定して、九州地方の経済・行政の中心地である福岡市での仕事を効率的に探す際のコツをお伝えします。

福岡市の営業事務の求人探しを成功させて、自分に向いている職場を上手に見極めましょう。

営業事務はどんな仕事？

営業担当者のアシスタント、またはサポート業務を行うのが営業事務の役割です。

仕事内容としては、商品の発注、受注、契約書、請求書の作成、納期や在庫の管理の他、社内会議や顧客へのプレゼンテーションの資料を作成することもあります。

営業が外回りに出ていて不在の時などは、社内にいる営業事務が顧客からの電話に応対することもあります。

福岡の営業事務での人気求人の特徴

営業事務は女性が担当していることがとても多いです。

また中途で採用される機会も多く、スキルが身につく仕事のため,

転職先でも活かしやすい職業の一つと言えます。

そんな営業事務の人気求人の特徴を四つ挙げました。

「産休・育休制度あり」「残業なし」は女性に人気

営業事務はサポート的業務で、特に女性が担当することが多いのが特徴の一つです。

そのため「産休・育休制度あり」「残業なし」といった条件を挙げている求人は、女性の中でも特に子育て真っ最中の方に人気があります。

女性が多い職場であれば、子どもの急な発熱で休まなければならないといった突発的な事情が起こっても休みが取りやすいのではないでしょうか。

派遣社員を積極採用

営業事務の仕事は一般事務より専門性を要することが少々あり、派遣社員を積極的に採用している企業も多いと思います。

その中でも即戦力になるという点から見れば、経験者が優遇的に採用されるでしょう。

今までの経験とスキル活かせる上、能力があると認められれば正社員として採用される可能性も高くなります。

安定した収入を得たいけれど、いきなり正社員ではなく派遣社員で始めたいという方に人気な特徴です。

資格を活かせる仕事内容

営業事務専門の資格はありません。

しかし、簿記や情報処理など事務系の資格を持っている人は、それを仕事上で活かすことができるでしょう。

私は商業高校在学中に簿記と情報処理の1級検定試験を受けて合格したのですがそれらの資格があったことが決め手となり営業事務として採用されました。

そして発注業務や文書作成の際、速く正確にタイプできることが非常に役立ちました。

様々な資格を歓迎したり資格取得を応援している求人は、自分のスキルを磨くという点で人気があります。

「未経験OK」

上記と対になって未経験歓迎という求人も、これから事務デビューをしたいという方に人気です。

営業事務では営業担当の方とコミュニケーションを取り様々なことを確認しながら作業を進められるので、少しずつできる業務を増やしていければ良いという、人材を育てていこうという姿勢が見える求人は未経験の方には安心感があるようです。

福岡の営業事務の給与相場　

新卒の場合、最終学歴によって給与額は変わってきます。

正社員、派遣社員、パート・アルバイト、どの雇用形態でも、ほとんどの企業が最終学歴の条件として高卒以上を挙げています。

中途採用の場合は経験の有無も給与額に影響してくるでしょう。

その場合、能力があると認められたら昇給のチャンスは充分あります。

• 正社員：平均して月給19万円くらい。
• 派遣：時給1,100円～。交通費が出ない場合は、時給が少し高めに設定されていることもあります。
• パート・アルバイト：時給1,000円前後で派遣社員よりも額は若干低めです。

福岡の営業事務で人気のエリア　

九州最大の都市・福岡市には、中央区・博多区・東区・西区・南区・早良（さわら）区・城南（じょうなん）区の七つのエリアがあります。

その中でも特に求人数が多く、また人気のあるエリアは中央区と博多区です。

中央区

中央区の中でも福岡市の中心にある天神（てんじん）地区が特に人気な求人エリアです。

天神には沢山の商業ビルや、三越、大丸といった百貨店、イムズ、ソラリアなどのデパートがあります。

また、天神の西隣にある赤坂（あかさか）や、大濠（おおほり）公園周辺などでも営業事務の仕事を見つけることは可能でしょう。

博多区

中央区の天神と並んで人気のあるエリアが博多区です。

その中でも天神の東側にある中州（なかす）地区から、博多駅（JRと市営地下鉄）を行く通りには、オフィスビルやビジネスホテルがズラリと建ち並んでいます。

どちらかと言うと中央区は文化やファッションなど流行の中心地であることに対して、博多区は企業ビジネスの中心地です。

また博多区は、福岡空港、博多港、そして博多駅という、空と海と陸三つの交通網の中枢地点があるエリアです。

つまり、それだけ企業の数も多いということです。

そのため、営業事務の仕事でしたら中央区よりも博多区の方がより探しやすいと思います。

東区

100万都市である福岡市の中で人口が一番多いエリアが東区です。

近年では博多湾を埋め立てて新たに人工島ができ、住宅街として更に発展しています。

また、東区には国立・九州大学（箱崎キャンパスは近年西区に移転予定）や、私立・九州産業大学といった大学もあり、学生には住みやすいエリアです。

そのため中央区や博多区ほど企業は集中していませんが、東区には箱崎ふ頭（はこざきふとう）があり、そこで営業事務を募集している企業が意外とあります。

箱崎ふ頭は少し辺鄙な場所にありますが、バスがありますので車がなくても通勤可能なエリアです。

西区

博多湾が北に面している西区は、東区と同様に商業エリアというよりも住宅街と呼ぶにふさわしい発展をしています。

しかし、西区のマリノアシティ福岡という九州最大級のアウトレットモールがある姪浜（めいのはま）地区は狙い目かもしれません。

南区

東区に次いで2番目に人口が多いエリアは南区です。

南区の中心地である大橋（おおはし）地区に区役所などがあり、商業地となっています。

また、九電工やひよ子（お饅頭の製造会社）は南区に本社を置いています。

早良区

南北に長く、福岡市内で最も広い面積を持つのが早良区です。

その中でもやはり繁華街の西新（にしじん）地区と埋め立て開発地区のシーサイドももちが人気エリアと言えるでしょう。

シーサイドももちには、テレビ局、福岡タワー、福岡市立総合図書館、ヒルトン福岡シーホークホテル、またホークスタウンがあり、福岡市の副都心となっています。

城南区

中央区に次いで、2番目に狭い面積の区である城南区は元々は西区の一部でした（西・早良・城南に3分割されました）。

城南区には私立・福岡大学があり、住宅街、そして学生の街として住みやすいエリアです。

そのため、他の区に比べると会社の数は少なくなり、人気エリアを挙げることは難しいです。

しかし城南区の西隣は早良区、東隣は南区、北（東）隣は中央区という恵まれた位置にあります。

そして福岡市は隣区への交通アクセスも良いので、通勤する際に不便を感じることはないと思います。

自分に合った営業事務求人の選び方や注意点　

インターネットが普及したおかげで、近年ではその場にいながら希望する土地における求人探しをすることができます。

また、ウェブサイトの求人情報には雇用条件が細かく掲載されています。

以下四つの項目を挙げてみたので、選ぶ参考にしてください。

また「これだけは外せない」という条件をどれにするか、まずはあなた自身が決めた上で選んでいきましょう。

「旅行先のホテルを探すように」求人情報をチェックしてみることがポイントです。

雇用形態

正社員、アルバイト・パート、派遣社員、どのように働きたいのか自分が希望する雇用形態を明確にしましょう。

また、契約社員でしか募集を受け付けていない企業もあります。

求人情報でしっかりチェックしてください。

給与額

毎月これだけは給与として必要、もしくは稼ぎたいという希望の額は決まりましたか？

自分が得たい給与額を基準にして求人情報から選ぶのも一つの方法です。

残業がある場合、残業手当が確実に出るかどうかもチェックしましょう。

勤務地

自宅から近い勤務地が良いのか、博多区に限定するのか、または天神（中央区）を通るところが良いのかなど、自分なりの基準を設けた上で希望する勤務地を選ぶのも良いでしょう。

福岡市は交通アクセスが充実しているので公共の乗り物や車で楽に通勤できますが、それでも自宅と会社の距離が遠ければ、それだけ時間もかかることは考慮するようにしてください。

またアルバイトや派遣社員の場合、交通費が支給されるかどうかも重要なチェックポイントです。

勤務時間

家族が皆休みだから土日が休みの会社に勤めたい。

また残業がない会社、あっても少ししかないところが良いなど、仕事内容だけでなく勤務時間も考慮に入れて会社を選ぶことも大切です。

始業時間が9時半からなど少し遅めに設定している企業に勤めることができれば、満員電車に乗る必要もありません。

実際に起床して出勤するまでのイメージを描きながら求人を選んでいくと良いでしょう。

営業事務は向いているのはこんな人

営業事務に限ったことではありませんが「サポート力」「朗らか」「向上心」そして「柔軟性」の四つの資質が高い人は営業事務に向いていると思います。

以下、五つに分けて詳しく説明します。

裏方的なサポートが上手な人

営業担当者のように外に出て華やかに活躍するというような仕事ではなく、営業部の裏方に徹する縁の下の力持ち的な役割…それが営業事務です。

自分が目立つことより営業担当者が気持ち良く仕事ができる、また、営業担当者が「この人に任せておけば大丈夫」と安心できるようなサポート力がある人は、営業事務に向いていると思います。

朗らかな性格の人

営業事務は裏方的な仕事だと先の項目で述べましたが、一方で営業担当者や顧客と円滑なコミュニケーションが取れることも営業事務の仕事を進めていく上では必要なことです。

裏方の存在であっても誰とでも仲良くなれるような明るく朗らかな性格の人は、営業事務の仕事に向いていると思います。

学ぶ精神が旺盛な人

営業事務は社内の営業部門に関わる事務を行います。

自分で直接商品を売ることはなくても、営業が受け持っている商品について顧客から問い合わせがあったら答えることができる程度の知識を身につけておく必要があります。

また、事務仕事には欠かせないWordやExcel等の操作や資料作成時に使うPowerPointを使えるようになることなど事務のスキルを磨く努力を惜しまないこと、向上心を持ち続けることも営業事務の仕事には必要です。

創意工夫ができる人

営業事務は、複数（少なくとも3人以上。私は最大時6人担当していました）の営業の事務を受け持ちます。

一人一人性格も個性も年齢も役職も違う人が様々な商品を売るために、時には複数の顧客を担当しています。

それを上手くまとめるのも営業事務の仕事の一つだと言えます。

誰が見ても分かりやすいファイルを作るというような全員が円滑に仕事を進めることができるための創意工夫ができる人は、会社と顧客の双方から重宝されるでしょう。

臨機応変な対応ができる人

先述したように、営業事務は複数の営業担当者と営業が担当している多くの顧客を相手にします。

自分と相手の双方が円滑に仕事を進めることができるよう、相手に合わせることができる柔軟さを持っている人、そしてどんなに気をつけていても必ず起きるトラブル（例えば顧客から発送したはずの商品がまだ届かないというクレームを受けた時）に対して適切且つ迅速に、そして落ち着いて解決できる人。

どのようなことが起きても臨機応変に対応ができる人は、営業事務の仕事に向いていると思います。

まとめ

以上が福岡市の営業事務求人情報になります。

ところで、2016年に発表された「世界の都市総合力ランキング」で、福岡市は見事36位になりました。

交通網（陸路）は充実していますし、アジアの玄関口として空路も開かれている便利な都市でもあります。

今や京都市・神戸市を抜いて全国で5番目に人口が多い市となった福岡市で仕事を見つけることは、それほど難しいことではないと思います。

また、魅力的な発展都市・福岡はとても住み良い場所です。

そして求人ウェブサイトには会社やそこで働いている社員の写真、そして社員の声なども掲載されている場合があります。

それらも参考にした上で、あなたに合った求人を見つけてくださいね。