仕事というのは楽しいだけでなく、辛いことや大変なことの方が多いものです。

1日の大半は仕事に費やすため、大変なことや嫌なことが増えるとストレスが溜まって体を壊してしまいます。

近年は転職するのは珍しくなく、あまりにハードな仕事の場合は無理せずに別の仕事に移るという判断をする人も増えてきました。

セクハラやモラハラといった言葉も多く聞くようになり、男女問わず働きやすい環境作りが難しくなっているのかもしれません。

離職する人たちは、具体的にどんなことが理由で転職するのでしょうか?

今回は、営業事務の離職率や離職する理由について、詳しく説明していきたいと思います。

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まずは「営業事務」の仕事例をチェック

営業事務の離職率はどれくらい?

パーセンテージでは正確な数字は分かっていませんが、営業事務の離職率は比較的高いと言われています。

「営業事務の求人数が多いのは、離職率が高いから」とも言えるかもしれませんね。

それでは、何故営業事務の離職率が高いのか、その理由や不満の内容を見ていきましょう。

営業事務の転職理由には何がある?

営業事務はとてもやりがいのある仕事ですが、同時に大変な思いをすることも多々あります。

営業事務から転職する人は、一体何が理由で辞めてしまうのでしょうか?

仕事量の多さ

営業事務はとにかく抱える仕事量が多く、自分のキャパをオーバーして辞めてしまう人が少なくありません。

「営業担当でもできるのでは?」という簡単な仕事から専門的な内容のものまでポンポン任されてしまい、1人では到底終わらない量の仕事が溜まってしまうようなことも…。

それなりの年齢であれば、強気に突き返すこともできるかもしれませんが、若かったり入社してまだ日が浅かったりするとどうしても引き受けてしまいがちになります。

営業事務という仕事を長く、そして無理なく続けるためには、できないものはできないとはっきり断ったり、周りに協力してもらうことが重要なのかもしれません。

営業担当との相性の悪さ

人間関係の悩みはどこの職場にもつきものです。

年齢や性別、育ってきた環境や考え方の違いで付き合いにくいと思う人は、少なからず出てくるでしょう。

営業事務の場合、固定の営業担当と組んで仕事をするため、パートナーとなる営業担当とソリが合わないとかなりストレスが溜まってしまいます。

私も営業事務として働いていた時に、同僚から「どのような仕事でも全て営業事務に任せて、自分は全然仕事をしない」「忙しくなると、言い方がキツくなる」「『売上が上がらないのは営業事務のせいだ』と責任転嫁をしてくる」など、様々な悩みを聞きました。

幸い、私が組んだ営業担当は仕事ができる上に人間的にもとても尊敬できる方だったのでそのような問題はありませんでしたが、周りには営業担当と相性が悪くストレスを抱えている営業事務も少なくありませんでした。

理不尽なことが多かったりあまりに耐えられない場合は、上司や人事に相談してみることをおすすめします。

残業の多さ

営業事務は一般事務と違い、残業が多いのが大きな特徴です。

営業担当の時間に合わせて働かなければならないため、資料の確認や電話対応などに追われながら、会社で営業担当が帰ってくるまで待っていないといけないということもよくあります。

そのためどうしても残業が増えてしまい、定時で上がることが難しくなってしまうのです。

仕事一筋という人なら良いかもしれませんが、プライベートも大切にしたいという人には辛いですよね。

営業には「クライアントとのお付き合いや残業は当たり前」という考えの人も多いため、パートナーとなる営業事務も同じく残業を強いられることになります。

特に女性の場合、家庭を持つと早く帰らなければならないため、残業の多さを理由に離職する人は少なくありません。

古い体制の会社だと残業は当たり前と考えられているため、現代の働き方の考えとはどうしても合わなくなってしまいます。

「事務の仕事が好きだけど、定時で帰りたい」という人は、一般事務に移った方が働きやすくなるでしょう。

男性社会のやり辛さ

営業職はどうしても男性の方が多く、男性社会の中で仕事をすることになります。

営業事務は女性も多いのですが、営業担当と一緒に仕事をするので、結局は男性と組むことになる場合がほとんどです。

同性同士だとあまり気を使わずに済むものですが、異性となるとどうしても考え方の違いが出てきてしまい、わだかまりができてしまうこともあります。

営業職は男女問わず体育会系の人が多いので、パワハラやモラハラだと感じてしまう人もいるようです。

男性社会で負けないために頑張りすぎてキャパオーバーになってしまう人もいるので、無理のしすぎには気をつけましょう。

プレッシャーの大きさ

営業職には、どうしても結果と数字が付いて回ります。

営業成績が伸びないと営業担当だけでなく営業事務も責任を問われる場合があり、このプレッシャーの大きさに耐えられず辞めてしまう人もいるのです。

会議資料の内容や電話応対の様子など、クライアントは細かいところまでチェックしています。

不備が多かったり対応が良くなかったりすると競合相手が有利になってしまうため、気を抜くことはできません。

こう考えると、営業事務は事務処理スキルと営業スキルの両方が求められる大変な仕事なのです。

あまりプレッシャーを感じ過ぎないよう、しんどいと思った時、困った時は営業担当や上司に相談してみましょう。

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営業事務の仕事でよく聞く不満

営業事務は忙しい仕事なので、ストレスも溜まりがち。

同僚や同じ営業事務として働く人からよく聞いた不満の例をご紹介します。

プライベートの時間にも連絡が入る

営業事務は、仕事が終わった後や休日のプライベートな時間にも電話やメールが入ってくることが度々あります。

しかも、緊急に対応しなくてはならないものもあり、なかなか気が休まらないのです。

私の同僚は演劇や映画を鑑賞するのが趣味なのですが、電源を切るのが不安だと話していました。

一緒に映画を観に行った時も、終わった後に電源を入れたら不在着信とメールが何件も届いていて、慌てて連絡していたのを覚えています。

「時間外だから対応しなくても良いのでは?」と思うかもしれませんが、契約が決まるかどうかという大切な場合もあるため、ないがしろにはできないのが現実です。

しかも、対応しないと後々辛い思いをするのは本人なので、どうしても応答せざるを得なくなってしまいます。

プライベートと仕事の区別がつけられなくなるのは、随分ストレスになります。

とにかく仕事量が多い

営業事務の仕事量は、とにかく膨大です。

私はやることが多すぎてミスをしないように、毎朝その日のタスクリストを作って一つずつ処理するようにしていました。

繁忙期にもなるととにかく次から次へと仕事を頼まれるので、迅速に対応できる事務処理能力が必要とされます。

「なんでこんなに忙しいんだろう…」「やってもやっても終わらない…」という会話は、同僚同士では日常茶飯事でした。

しかし、タスクを完了すると何とも言えない達成感と充実感があり、私にとってはそれが嬉しくて続けている部分はあったと思います。

私が働いていた会社は営業事務にもインセンティブがあったので、私も同僚も結果が良い月は給料が高く、自分へのご褒美に美味しいものを食べたり好きなものを買ったりしていました。

私が思うに「営業事務の仕事を立派にできる人=何でもオールマイティーにこなす人」なので、どんな職業に転職しても重宝されると思います。

残業が多く予定が立てづらい

先程も述べたように営業事務は残業が多く、仕事後の予定が立てづらいのがデメリットです。

急遽残業して対応しなければならない場合も出てくるので、友達や恋人との約束がしにくくなってしまいます。

軽い約束なら大丈夫ですが、きちんとしたお店で食事をしたりコンサートに行ったりという、前々から予約が必要な場合は少し躊躇してしまうでしょう。

私は大事な約束が入った場合は部署で共有するスケジュール表に前もって定時上がりの希望を書くようにして、周りの人に協力してもらうようにしていました。

営業担当との人間関係

営業事務は営業の仕事を支える仕事なので、多くの時間を営業担当と過ごすことになります。

良い結果を出すには、営業担当とのチームワークがとても重要です。

関係が上手くいっていないと、良い成績を出すことはできません。

そして、気の合わない人と組むことになると、ストレスも溜まりがちになります。

同じ考え方で仕事を進められれば良いのですが、自分で営業担当を選べるわけではないので、反りが合わず人間関係に悩む人も少なくありません。

年収が上がりにくい

営業事務の仕事は平均年収が300万円〜400万円と言われています。

事務職は仕事が忙しいにも関わらず、営業職のように昇進や年収が上がる機会はあまりありません。

年々任される仕事は増えていくのに年収が上がりにくいのは、不満を抱える大きなポイントです。

そのため、営業事務でスキルを養った後に、年収アップを目指して転職する人は少なくありません。

外資企業の中には、スキルアップに伴い年収を見直してくれるところもあるようです。

誰でも自分の能力をきちんと認めて評価してくれる会社に勤めたいと思うのは当たり前ですよね。

キツい時もあるけど、やはりやりがいはあります!

ここまで見てきたように、営業事務の仕事は忙しくて大変な上、不満に思う点も多いということが分かりました。

しかし、ここでご理解いただきたいのは、デメリットばかりではないということです。

私の周りには、今も現役で営業事務の仕事を続けている人が沢山います。

「何故そんなに大変なのに続けるの?」と思われる方が多いと思いますが、彼らは皆心から営業事務の仕事にやりがいを感じ、また自らのスキルアップを確信しているのです。

例えば、クライアントに感謝されたり、目標を達成したりといった喜びを日々感じることができるのが、営業事務の仕事の魅力と言えます。

営業事務は縁の下の力持ちのような役割で、表に立って褒められることはあまりありませんが、その分支えてきた多くの人たちに感謝されることで喜びを感じることができるのです。

また、それまで使ったことのないソフトなどを仕事をしながら使いこなしていくことで、事務処理能力のスキルも確実にアップします。

事務処理能力のスキルを上げたい人には、営業事務の仕事は本当におすすめです。

締め切りに追われるというプレッシャーはありますが、だからこそ必死になるので、かなりの速さで様々なソフトを使えるようになります。

パソコン教室に通えばお金を払い丁寧に数ヶ月かけて教えてもらうようなことが、お金を貰いながら1ヶ月程度でできるようになるのです。

事務処理能力が高い人は事務系の仕事に転職する時にかなり有利になるので、スキルを鍛えたいなら営業事務の仕事はもってこいでしょう。

このように、営業事務の仕事にはきちんとやりがいがあり、自分自身のスキルを磨けるというメリットもあります。

もちろん辛いと思うことはあるでしょうが、必ず自分のスキルアップに繋がるので、諦めずに頑張ってみる価値はあると思いますよ!

まとめ

営業事務の離職理由についてお分かりいただけましたでしょうか?

営業事務は数多くある職業の中でも仕事量が多く、精神的にも肉体的にも負担がかかりやすい職種なのは確かです。

しかし、仕事をこなせるようになれば将来的に転職にも有利になりますし、何より多くのスキルを身につけることで自分に自信を持つことができるでしょう。

営業事務は人の役に立ちたい、自分が表に立つのではなく人のサポートをして働きたいという人にぴったりです。

しかし頑張りすぎるあまりに体を壊してしまったら意味がありませんよね!

少しでも楽しく快適に働けるように、営業担当や周りの人と仕事を分担することを心がけましょう。

一般事務の仕事では得られない目標達成の充実感や営業に感謝される喜びは、一度味わうとやみつきになります。

どんなに大変でも、そのように満たされる瞬間があるからこそ頑張れるのです。

私も実際働いていたのでその大変さはよく分かりますが、それでも何かできるようになったり人の役に立っているという実感があった時は、営業事務の仕事に就いて良かったと感じていました。

働き始めたばかりの頃はとにかく大変だと思いますが、その分やりがいがあるのは確実です。

すぐに諦めず、できることからコツコツと積み重ねていく内に、立派に仕事をこなせるようになるでしょう。

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