皆さんこんにちは。

有効求人倍率が1倍を超える好景気に沸く現在の日本において、パートタイムやアルバイトなど、おそらく仕事を探すだけであれば比較的見つけやすい状況であると言えますが、バブルの崩壊後の経済において、非正規社員の活用により発展してきた日本企業の中で、正社員への登用は、未だに狭き門として見なされており、新卒採用を除けば、この好景気の中でも就職しにくい環境にあると言えます。

ただ働くだけではなく、将来に向けての安定や、やりがいのある仕事を続けていく為には、やはり正社員として採用され、仕事をすることが1番の近道になると思います。

今回はそんな正社員のお仕事について、その内容や向いている人など、紹介してみたいと思います。

正社員に採用されやすい人とは?

正社員に採用されやすい人というのはどんな人でしょうか、能力がある人、やる気がある人、身持ちが固い人、誠実な人、どれも適切な様でいて漠然とした理由です。

まずは、正社員が会社に求められていることは何かを考えることによって、採用されやすい人はどんな人か探ってみたいと思います。

正社員が会社から求められていることとは?

責任感のある仕事

パートタイムやアルバイトと正社員との違いは、まずは何と言っても仕事における責任感の高さになります。

通常営業活動においてパートタイムやアルバイトは仕事の指示や、物事の良し悪しの判断は行わず、正社員の指示によって行動します。

企業にとってその結果が大きな影響を与える仕事を受け持ち、その判断によって業績が左右されると言う責任感のある仕事を任せられるのが正社員ということができます。

勤務の継続性

正社員は期間の定めのない雇用契約を結ぶことが多く、企業業績が不振になったり、懲戒処分にならない限り、契約を切られることはありません。

そのように雇用が保証されている環境の中で、長期間に渡って勤務を継続していただくことを企業に期待されています。

その為、人材育成やキャリアアップなどの制度もパートタイムやアルバイトに対しては優遇されており、ある程度未熟な状態でも能力を向上するチャンスを与えられている点も正社員としての特徴となります。

能力の成長、キャリアアップ

正社員は現在の仕事だけにおいて雇用を保証され、能力開発の機会を与えられているわけではありません。

まずは現在の仕事を適切にこなす責任はありますが、継続した勤務の中で、現在の仕事より能力を成長させ、さらに責任の思い仕事にキャリアアップしていただくという期待もかけられています。

監督職や管理職など、一定の勤務期間を経た後は、その様な階層別の能力開発研修などが必ず組み込まれ、キャリアアップの為のレールが引かれてくるのも正社員の特徴です。

部下の育成

正社員は自身の成長だけではなく、部下の育成を通じて担当する職場全体のレベルアップを行う役割も帯びています。

パートタイムやアルバイトを含めた現場での技術指導やコミュニケーションの強化を通じて、働きやすく、チームワークの強い職場環境を作り、そこで働く従業員のやり甲斐や自己啓発意欲を高めるのも正社員の仕事という事ができます。

正社員の仕事がおすすめな理由

雇用が安定している

正社員の雇用は期間の定めのない契約である事がほとんどであり、パートタイムやアルバイトなどの一定の期間内での契約を更新していくタイプのものではありません。

その為、契約解除の心配がほとんどなく、安定した環境で仕事をする事ができる為、集中して業務に取り組む事ができます。

待遇が良い

責任の重い仕事を任されますので、時給制で働くパートタイムやアルバイトと比較して、月給制で月に決まった給与を支払われますし、様々な手当や、ボーナスの支給、福利厚生面での優遇や、人材育成における制度の優先利用など、正社員である事に対する待遇面はかなり良いものであると言う事ができます。

将来性が高い

正社員であるということは、大なり小なり、その企業における幹部候補生としての期待をかけられているという事になりますので、階層別の研修制度によるキャリアアップの機会が充実しており、本人の努力とやる気次第では、更に高い役職に就くことのできる権利が保証されています。

パートタイムやアルバイトと比べて、本人の努力が大きな成果となって帰ってくる可能性が高い点も、正社員で働くことのメリットと言う事ができます。

正社員の仕事で知っておくべきこと

企業の社風、経営理念、営業方針

正社員は各部署においてはその企業の代表として、顧客や自身の部下であるパートタイムやアルバイトに対して社風、経営理念、営業方針などを具現化する存在でなければいけません。

正社員一人一人の判断力が適切である事、そしてその判断が統一された価値観に基づいて行われている事が、強い企業である1つの基準と言えます。

そのような統一された価値観、つまりその企業の社風や経営理念、営業方針に基づく判断ができるか、そしてそれを外部に対して伝える事ができるかは、正社員の仕事において基本となるべき能力だと言えます。

自己の仕事に対する影響力

正社員は仕事上における自己の判断において、その結果が企業に対してどれくらいの影響があるかを常に意識しておかなければいけません。

仕事の結果に対しては大なり小なり、誰かが責任を取らなければならず、そしてそれは現場においては正社員が受け持つべきものです。

その様に、自身が常に結果に対して責任を取れるように、自身の判断が企業においてどの位の影響を持つか把握する事により、常にどんな結果に対しても受け入れる事のできる状況を作っておく事が大切です。

ミスへの対応力

正社員は各部署における組織の長となる場合が多く、部下の失敗に対しても責任を負う立場であると言えます。

自分自身で起こしたミスでなくても、顧客に対する組織全体の責任として、代表して対応しなければいけません。

いかにミスによるクレームを最小限に抑えるか、クレームをその後の営業機会としてしっかりとリカバリーできるかは正社員の仕事の中で重要な事となります。

ミスを他人のせいにせず、適切に対応し、次の営業機会に向けての糧とできる様、高い対応力が求められます。

正社員が向いている人

責任感のある人

自身の仕事に対して最後まで責任を持ってやり遂げる事ができる人、途中で投げ出さない人は、責任のある仕事を安心して任せられる素養を持っている人と判断する事ができますし、最も責任のある仕事に携わる正社員に対して欠かせない素質であると言う事ができます。

面倒見の良い人

組織の長となる事が多い正社員に対して、同僚や部下に対しての面倒見が良い事は、組織におけるチームワークの醸成に有効な素質という事ができます。

部下に丁寧に仕事を教えたり、何か問題が起きた時は率先してその解決に乗り出したり、ミスが生じた時は代表して謝罪したりなど、組織で働く従業員に対して信頼関係を築ける人は、正社員に向いている人と言う事ができます。

主体的な人

正社員は組織の長としてその組織をまとめていく責務を担っていますので、物事に対する判断をしたり、方向性を決めたりする際に、主体的に動ける人でないと行けません。

周囲の意見は尊重して聞くべきですが、最終的な判断は自己で行い、その結果に対して責任を取ると言う毅然とした態度で臨む事が必要になります。

決断力に富み、自らの責任を感じ主体的に行動できる人は、リーダシップ能力が高く、正社員向きの人であると言う事ができます。

貪欲な人

自らの成長や、営業数値の達成に対して貪欲な人は正社員に向いている人と言う事ができます。

正社員は組織の数値に対して責任を持つ立場であり、また将来のキャリアアップの道が最も充実し、最も努力を成果に変えやすい職種であると言う事ができます。

数値や、自身の努力の成果に対して貪欲であり、成果を求め続ける人は、その様な正社員の特性を最も活かせる人と言う事ができるでしょう。

正社員が向いていない人

自分に自身がない人

正社員は組織における判断業務を任せられる事が多いです、周囲の意見を聞きながら、大なり小なり自分で判断し決断する事が仕事の中で求められます。

自分に自身がない人は、その様な場面において決断する事ができず、組織に対して方向性を定める事ができない場合が多く、正社員に求められる仕事がこなせない可能性が高いと言う事ができます。

自己中心的な人

正社員は組織の中で周囲とのバランスをとりながら、チームワーク力を高めていく責任も負っています。

自己中心的で周囲への配慮が薄い人は、部下の育成や職場環境の維持改善という点で成果を出す事が難しく、またミスが生じた場合なども自身で受け止めず他人の責任にしてしまう場合も多く、組織の長としての資質に欠けている為、正社員としては向いていないという事ができます。

他人任せな人

正社員は組織の代表として何事に対しても率先して判断し行動する事が求められます。

行動が主体的でなく他人任せな人は、周囲が動くのを待ってから自分が動き出したり、また全て丸投げして動かない場合もあります。

その様な態度は周囲からの尊敬も集めにくく、リーダーとしての素質に欠けます。

組織の長である正社員はいかに周囲の敬意を集め、自身の指示に気持ちよく行動してもらえるかが重要な為、他人任せでは務まらない仕事という事ができます。

これから正社員になるため人のために!正社員になるにはどうしたらいい?

正社員として就職するために

ますその企業で正社員で働くという自覚をしっかり持ち、正社員として働くために必要な主体性や責任感を持てる様、働くイメージを確立しましょう。

正社員として必要な企業風土や経営理念、営業方針なども事前に理解しておく必要があります。

その様に何事にも他人ではなく自分が行うという強い気持ちを持ち、その事を熱意を持ってアピールする必要があります。

企業研究と仕事研究

自分が責任感を持って働くという意思を持つためには、まずその環境に対しての理解が必要不可欠です、どの様な企業で、どの様な価値観で、どの様な仕事を行うのか、企業や仕事に対する理解を深めないと、責任感は生まれてきません。

事前にしっかりとした企業研究と仕事研究が必要になります。

自身の将来の夢と目標をハッキリと持つ

企業において正社員とは定年まで同じ仕事をする人ではなく、勤務年数ごとに能力を成長させ、キャリアアップしていく人であるという前提があります。

その企業でどこまで登りつめたいか、向上心を持ち、自身のキャリアアップについて、現時点で分かる範囲で結構ですので、しっかりとした夢と目標を持つ事が必要になります。

熱意を持ってアピール

正社員登用の方法は、新卒、中途、パートタイムやアルバイトからの内部昇格と大きく分けて3つの道があります。

そしてどの道においても必ず面接試験があります。

面接試験はこれまでの企業研究や仕事研究、将来の夢や目標の設定を通じて生じた「この企業で責任感を持って働きたい」という意思を全力でアピールする場になります。

その場限りの演技ではなく、それまでに準備してきた結果生じる本当の気持ちを、自身の言葉で伝える唯一の機会になります。

熱意を持って面接に臨んでいただきたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は正社員のお仕事についてご紹介させていただきました。

安定性のある雇用と、優遇されている待遇を求めて正社員を希望する人は多いですが、自身の都合ばかりが先立ってしまい、企業側の立場を考えて行動している人は少数です。

高い給与や安定した雇用は、あくまでその企業で果たす「仕事の責任による対価」であり、従来の仕事や将来の目標などを含めた、「自身がその企業で何を成し遂げるか」を明確にイメージし、それをアピールしない限り、正社員への道は厳しいと言わざるを得ません。

また、正社員はその安定の対価として、気軽に辞めたり転職したりという、働き方の自由度は失われます。

そういった意味でも、しっかりと仕事内容やその企業での目標をイメージし、この企業で将来に渡って働いていくという強い意思を持ち、覚悟を決めて挑戦する事が必要となります。

「この企業しかない」と言う強い気持ちを持って、行動して下さい。