皆さんこんにちは!

本日もスーパーマーケットのお仕事紹介シリーズとして、今回はスーパーの正社員のお仕事について書いていきたいと思います。

スーパーはパートタイムやアルバイトが多く勤務している「労働集約型」の業界ですが、正社員の仕事内容はパートタイムやアルバイトと比較してどう違うのか、特徴や、正社員ならではの仕事にやりがいについてもご紹介させていただきたいと思います。

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スーパーの正社員の仕事内容ってどんな内容?

スーパーの正社員の仕事を一言で言うと「経営に携わる仕事」になります。

もちろん店舗を運営する為に、商品を仕入れ、お客様が買いやすい様に加工し、気持ちよくお買い物ができる様に接客や商品補充、売り場のクリンリネスなどの環境整備をしながら商品を販売していくことも大切ですが、地域ごとに変化していく食文化や、刻々と変わる季節や天候、気温、行事催事などのイベントに合わせ、来店されたお客様のニーズに合わせながら満足のいくサービスを提供できるか、柔軟な企画力と迅速な判断力が求められる仕事になります。

それでは「経営に携わる仕事」とはどんな内容なのか、内訳を紹介させていただきたいと思います。

インストア・プロモーション

スーパーマーケットは一般的に「内食食材」と呼ばれる家で食べる食事の材料を販売している業界です。

そして家で食べる食事は、それぞれの地域によって違う食文化や、天候や気温、行事催事やトレンドなど、来店された瞬間のお客様の嗜好によって様々に変化します。

目まぐるしく変化するその様な嗜好に対して敏感に反応する為に、スーパーの正社員は店舗ごとに販売の企画を立てることが認められています。

これを「インストア・プロモーション」と呼び、チラシなどによる企業全体の販促活動により来店されたお客様に、それぞれの嗜好を予測して店独自の販売計画を立てて売込みを行います。

これらの企画は柔軟性と変化対応スピードを上げる為に1日〜3日単位で行うことが多く、いかに素早くその日の顧客志向を掴み、迅速に対応するかが求められ、天候や気温などさらに変化が激しいものに関しては半日単位での企画の変更を行うこともあります。

特に天候や気温に関してはお客様の嗜好に対して大きな影響を与えるものなので、ある一定の気温ごとに売れる商品などをデータ化して販売するなど、一つのカテゴリとして様々な分析が行われています。

このことを「ウエザー・マーチャンダイジング」と呼びます。

仕入れ管理・在庫管理

インストア・プロモーションにより販売企画が完成したら、それに合わせて商品の仕入れを行います。

商品自体の発注は部門によってはパートタイムに任せる場合もありますが、それぞれの企画や売込みに対して発注数量が適正である様、最終チェックは正社員の手によって行われます。

企画は多く発生しますが、売り場の面積は有限です。

全て企画が成功すれば良いですが、失敗する場合も当然あり、その場合は仕入れた商品が在庫として残ってしまいます。

そして在庫が残ると次の企画の為の商品を陳列することができません。

この様に、仕入れと在庫は販売企画と売上に密接に繋がっており、いかに企画に対して適正な数量を発注するか、そして仕入れた商品をいかに「売り切る」かが重要になります。

在庫が多くなることを恐れて発注数量を抑えてしまうと、売れ行きが好調だった場合欠品状態となり売上が伸びません。

その為、本当の意味での仕入れ管理、在庫管理とは、その商品が余った時に、「いかに売り切るか」を前提として行うことが重要になります。

利益管理

スーパーマーケットは食品を取り扱う業界の為、価格は安く、「薄利多売」の業界になります。

また食品は賞味期限がある為、長期間の在庫を持つことはできません。

この様に、スーパーマーケット業界は、構造的に非常に利益の取りにくい業界と言えることができますが、その様な環境の中で、いかに利益を取るかを考え努力することも正社員の仕事です。

在庫を多く持てば、その場での利益は上がりますが、前述した様に食品は日持ちがしませんので、いかに在庫を売上高に変えていくかが重要になります。

売り切る為には当然いくらかの「値引き」が必要な時もありますが、あまり値引きしすぎると利益が残りませんし、売れ残ってしまい最悪廃棄になった場合は100%のロスになってしまいます。

在庫と値引きのタイミングを計りながら、商品を販売していくことが必要となります。

勿論値引きが出ない様に、常に適正在庫で、定価でもお客様に魅力のある商品を販売する為の陳列技術や、商品加工技術も必要となります。

また、メーカーで製造してある加工食品と違い、生鮮食品には賞味期限の表示はありません。

その為、この商品は今どのくらいの価値があるのか、それぞれの商品の鮮度について見極める目を持つことも必要になります。

更に、魚や果物、野菜などは市場を経由して仕入れる為、日々の商品の入荷状況によっては価格が大きく変動します。

昨日100円で仕入れたものが、翌日300円や、500円になってしまう事も珍しくありません。

その様な時、仕入れ値に合わせて店舗での販売価格を3倍、5倍にする事は、近年の野菜の高騰に見られるように、お客様に負担をかけてしまいます。

天候などによる商品の価格変動を事前に察知し、高騰しそうな時は敢えて数日分の在庫を持ち、安いうちに買っておくなど、市場価格の予測も利益を確保する為には重要な能力になります。

スーパーの正社員の給料は?

スーパーの正社員の役職は大きく分けて店長、部門長、担当の3つあります。

店長はその名の通りその店舗の長であり、店舗における全責任を負っています。

部門長は店にある各部門の長であり、一般的に魚、野菜と果物、肉、惣菜、加工食品、レジの6部門があります。

担当はそれぞれの部門の部門長の下に着く役職であり、新入社員などもこの担当職よりスタートします。

給料は店長が最も高く、年収500万〜1000万、部門長で年収400万〜700万、担当職で年収250万〜350万程度が平均となります。

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スーパーの正社員でやりがいを感じたこと

経営に携わる仕事ですので、自身で立てた企画が成功し、商品がよく売れて利益が出た時が最もやりがいを感じます。

売上は安く販売すればある程度高くなりますが、その場合は利益が上がりませんので成功とは言えません。

いかに商品を値引きせず、適正価格で多く販売できるかが重要であり、能力の見せ所となります。

そのようにして商品が販売でき、またお客様からの満足の声などが聞ければ、非常にやりがいを感じることができます。

スーパーの仕事は自分の企画に対する成功、失敗が、「素早く」(15分単位でレジでの販売結果が集計されます)、「明確に」(商品ごとの販売結果が数字で全て表示されます)、「感情を伴って」(目の前にいるお客様から直接お褒めの言葉をいただけます)現れることが特徴であり、自分の仕事の成果をハッキリと知ることが、やりがいにつながっていきます。

スーパーの正社員をやってて良かったこと

食生活が豊かになる

スーパーの正社員は企画を立てることによってお客様に対しての食事の提案を行います。

地方の食文化や、季節の旬の食材の調理方法、天候や気温に合わせた料理提案や、スパイスや調味料の活用方法など、様々な方法で提案される「食事」の知識はそのまま自身のプライベートの食生活でも活かすことができ、自身の食生活が豊かになります。

商売の楽しさが実感できる

スーパーの仕事は自分で商品を仕入れて販売し利益を稼ぐ仕事であり、経営に携わる仕事であります。

つまり企業に所属して給与をもらっているサラリーマンでありながら、自身のお店を経営する自営業のような、独立性のある仕事をすることができるということです。

学園祭での屋台経営のように、自分で仕入れ、自分で儲けると言った商売の楽しさを、組織に所属し、会社の資本を使って、リスクの少ない状況で経験できることは、スーパーの仕事の大きな魅力と言うことができます。

スーパーの正社員で身についたこんなスキル

加工技術

魚や肉の部門は包丁を使用していかに綺麗な商品を作るかと言った加工技術の向上が求められます。

自身で魚をさばいたり、バーベキューやローストビーフ用の肉を加工するなど、肉や魚に関する加工技術は一旦身につけると、生涯にわたって仕事やプライベートなど様々なシーンで活用することができます。

コミュニケーション能力

挨拶の発生や自然な笑顔の作りかた、相手の話を聞く時の相槌の打ち方や目線など、接客の為に身につけるコミュニケーションスキルは、スーパーの仕事以外でも多くの場所で活用することができます。

接客業についている人は年を取っても若々しく見える人が多いですが、これは表情や発声など、基本的な接客スキルからくるコミュニケーション能力が高い為です。

この様に将来のアンチエイジングの取り組みにも活用することができます。

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スーパーの正社員をやっている中で嬉しかった瞬間

お客様から褒められた時

スーパーの仕事はお客様と近く、仕事に対しての反応が直接いただけるところが大きな魅力です。

自分が作った商品や、苦労して仕入れた商品を目の前でお買い求めいただき、直接「美味しかった」と言っていただけることは、やはり大変嬉しい瞬間ですし、自分の仕事の成果を直接個人の感想として聞くことのできる貴重な機会とも言えます。

色々な食品に触れられる時

基本的にお店で取り扱っている商品は、全て従業員は試食をすることができます。

試食をすることでお客様に直接その商品の感想を述べることができますし、料理提案などの企画を考えやすくなります。

季節に応じて様々な商品がお店には並びますが、そのような商品を全て実際に食べてみることができ、その商品を知ることができるのは嬉しい瞬間ですし、食いしん坊な人がスーパーには向いていると言われる理由でもあります。

スーパーの正社員はこんな人におすすめです!

独立心の強い人

自営業の仕事に非常に近く、自身の個性を活かして様々なことに挑戦出来ますので、組織の中で言われたことをするよりは、自分がやりたい事を、あまり拘束されずにやってみたい人の方がスーパーのお仕事には向いていると言えます。

食いしん坊な人

様々な食品を実際に試食をしながらお客様に魅力を伝えていく仕事になりますので、季節やトレンドに合わせて多くの食品を食べることができます。

好き嫌いは少ない方が良いですし、食べることが好きな人、美味しいものを食べたいと常に思っている食いしん坊な人にはぴったりのお仕事です。

人の為に何かしたいと思っている人

スーパーに来るお客様は、高齢化社会の波を受けて、現在は60歳以上が半数を超えるようになりました。

その為買い物に対して補助が必要な方も多く、お客様の側に立った接客サービスがより求められてきています。

相手を思いやって行動できる人や、人の為に何ができるかと考えている、奉仕精神の強い方は、今後のスーパーにとって必要な人材となることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はスーパーの正社員のお仕事に関して紹介させていただきました。

スーパーは労働集約型の産業であり、多くのパートタイムやアルバイトを使った単純作業で成り立っています。

正社員はその作業を「できる」ことは必須ですが、その作業を「する」ことは仕事ではありません。

正社員の仕事はあくまでも経営に携わり、顧客ニーズを捉えながら様々な提案企画を考え、その実現の為に適正な仕入れをしたり、商品の価値を見抜く目を身につけたり、効果のある販売方法を考えたりすることであり、人・モノ・カネをうまく活用しながら、最終的に顧客満足を高めながら利益を稼ぐことが目的となります。

決まった成功のパターンというものはありませんし、常に変化に対応しながら、その時の時流に沿った提案をどれだけできるかが成果を出すポイントとなります。

安定感はあまりなく常に考え続けないといけない為、大変ですが、その分マンネリ化が少なく毎日新鮮な感覚で仕事ができるという面白さもあります。

興味のあるかたはぜひ挑戦し、モノを売る喜び、商売の楽しさを実感していただきたいと思います。

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