レジの仕事って難しい？仕事のコツから接客のポイントまで詳しくご紹介！
業務スーパーアルバイトを検討中の方はぜひ参考までにご覧ください。
今回はアルバイトの一つとして、皆様の身近にもあるスーパーマーケット業界の中から「業務スーパー」と呼ばれるカテゴリーの求人について紹介させていただきたいと思います。
普通の食品スーパーと比較して、お客様に対するサービスの展開方法が異なる点もある業務スーパーバイトのメリットや特徴についても併せてお話しさせていただきます。
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目次
閉じる業務スーパーのアルバイト内容は？
業務スーパーは加工食品や冷凍食品を中心として販売しているスーパーマーケットです。
一般的な食品スーパーと比較して、肉や魚、野菜などの生鮮食品はあまり取り扱っていません。
その為、アルバイトの仕事で包丁を使っての加工作業や惣菜などを調理する作業などはあまりなく、商品の陳列や補充を中心とした売り場の管理作業と、試食を中心とした商品提案、レジでの精算作業が中心となります。
業務スーパーのアルバイトの時給は？
アルバイトの時給は地域により異なりますが、最低額は平均で850円程度〜になります。
業務スーパーは商品の低価格販売を方針としており、その為に人件費などの経費を絞り込んでいますので、店舗の従業員も正社員数が少なくアルバイトの比率が非常に高くなっています。
正社員登用の場合に発生する保険加入料や賞与、退職金などの経費をアルバイト賃金に回すことが可能になる為、一般的な小売業と比較しても時給は高めになります。
また外資系の業務スーパーになると更にその傾向が進みますので、アルバイト時給の平均が1,000円を超えてくることも珍しくありません。
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アルバイトでやりがいを感じたこと
業務スーパーでのアルバイトにおけるやりがいとは、やはり仕事における達成感の大きさと言えると思います。
業務スーパーは商品の容量が非常に大きく、また店舗面積も大きい所が多いので、天井まで商品を積み上げて販売するなどスケールの大きい商売ができるのです。
その為、作業に対する達成感もそのスケールに比例して大きくなっていきます。
業務スーパーのアルバイトをやっていて良かったこと
それでは業務スーパーのアルバイトをやっていて良かったことについて、より具体的に紹介させていただきます。
スケールの大きい売り場を作れる
業務スーパーは広大な売り場スペースで、一つの商品を大量に陳列して販売しています。
特に月間奉仕品など販売に力を入れている商品に関しては、更にその傾向が強まります。
何百個、何千個といった商品を一括で仕入れ、大量に陳列し低価格で販売します。
物量が多い為売り場を作ることは大変な作業です。
しかし、苦労して積み上げた商品が目の前で次々と売れていく様子を見ることは、非常に達成感を感じる瞬間であると言えます。
お客様と深く接することができる
業務スーパーは店舗に従業員が少なくあまり接客をする機会がないですが、商品をおすすめする為に試食販売を頻繁に行うことも特徴です。
この試食販売は、接客の少ない業務スーパーの中でお客様に接することができる数少ない機会と言うことができます。
その場で商品を調理しながらその商品の魅力についてセールストークを行い、お客様におすすめします。
美味しい試食を出されたお客様は喜びますし、説明を聞いて感謝していただく場合もあります。
そのようにお客様と直接向き合い生の声を聞きながら目の前で自分がおすすめした商品を買っていただけると、非常に充実感を得ることができます。
業務スーパーのアルバイトで身についたこんなスキル
実際に業務スーパーで働くとどのようなスキルが身につくのでしょうか。
接客力、セールストーク
試食販売を通じてお客様に接することにより、通常のスーパーの接客とはまた違った、どちらかと言えば実演販売に近いような商品のセールストークや、試食を作る技術などが身につきます。
一般的にスーパーでは接客なら接客、試食なら試食と一度に一つのことしか行いません。
その為、両方同時にできるスキルは業務スーパーでしか身につけることのできない貴重なものと言うことができます。
自身のトークに自信がつくと、私生活での会話や社会人となった後のプレゼン能力など幅広い分野でその経験を活かすことができるのです。
その為、積極的に会話しスキルを身につけていただきたいと思います。
陳列スキル
業務スーパーならではの広大な売り場と大量の商品を利用した大容量の陳列作業は、他のスーパーでは決して体験することができないスケールの大きな作業になります。
作業自体は時間と体力を大きく消費する大変なものですが、完了した時の充実感もまた他では経験できない程大きなものとなります。
業務スーパーのアルバイトをやっている中で嬉しかった瞬間
お客様が自分のすすめた商品を買ってくれた時
試食販売などでお客様と直接話をする機会があります。
試食を食べていただきながら精一杯商品をおすすめしたところ、最初はあまり買う気でなかったお客様に最終的には沢山商品を購入していただいたことがありました。
そのような時などは、自分の努力の成果が目の前で現れる瞬間として非常に嬉しく感じます。
またお客様から直接感謝の言葉をいただくなど直接生の声でお褒めの言葉がいただけるのも、この仕事のやりがいを感じるところとなります。
大量に発注した商品が飛ぶように売れた時
「こんなに発注して大丈夫なのか？」と不安になるくらい大量に発注した商品を販売したところ、飛ぶように売れていく瞬間を目の当たりにした時は非常に嬉しく感じます。
ある程度予測を立てて売れるという自信を持って発注を行うことが多いです。
しかし、やはり実際にお客様に買っていただけるかどうかは不確実ですので、売れているところを見るまでは不安が常に生じます。
自分を信じて発注しそれが成功に終わった時には、非常にやりがいを感じることができます。
業務スーパーのアルバイトはこんな人におすすめです！
それでは、ここからは実際に業務スーパーでのアルバイトを始めてみたいという人に向けて、どのような人がこの仕事に向いているか説明していきたいと思います。
豪快な商売をしたい人
業務スーパーは通常のスーパーと比較して大量販売・大量陳列を主として営業を行っています。
その為売り場スペースも大きく、売り込み商品は大量に仕入れて試食販売を頻繁に行いながら大量に販売していきます。
そのような商売を自分で企画して実践することは、物量の面から見て一般的な小売業ではなかなか経験できません。
また仮に失敗したとしても企業の中での仕事ですので、仕入れ金額を弁償するなどのリスクは自分自身にかかってきません。
そのような低リスクで豪快な商売ができますので、とにかく大量に物を仕入れて大量に販売してみたいという人にはおすすめの仕事になります。
お客様と接する仕事がしたい人
業務スーパーでは接客する機会はあまり多くありませんが、試食販売などをする場合は通常のスーパーと比較してもより密にお客様と話をして商品を売り込んでいきます。
お客様と会話を交わしながら、自分のお店で物を売っているような感覚で、親密な人間関係を築きながら商品を販売するのです。
そのようなお客様と深く接する仕事がしたいという人にも向いている仕事となります。
様々な食材に触れたい人
業務スーパーは加工食品や冷凍食品が中心ですので、通常のスーパーのように肉、魚、野菜など部門別に分かれてそれぞれの部門が専門的な商品を販売するのではありません。
全ての従業員が、店舗の全ての商品をローテーションで担当する場合が多いです。
その為、広く浅く様々な商品を担当することになります。
したがって、様々な食材に触れその味や原材料などの知識を多く吸収したいと思う人には、向いている仕事だと言えます。
業務スーパーのアルバイトのデメリット
売り場が広い
大量陳列・大量販売の為売り場スペースがとにかく広く、移動をするだけでも非常に体力を消耗します。
また業務スーパーは作業効率を高めている為に売り場にいる従業員は少なく、一人で多くの売り場を担当することにもなります。
これにより一日に何キロも移動する必要があるなど、とにかく足腰を鍛えておかなければ務まらない仕事になります。
商品が重い
業務スーパーの商品は一個あたりの容量が多く、また冷凍食品などは重量も非常に重いです。
その為、陳列や在庫管理の際に商品を移動する時などは重い商品を何百個も運ばなければならず、作業は重労働になります。
最近では持ち運び用のカートや陳列用の什器が改良され、女性や高齢者でも作業ができるようになってきました。
しかし、それでも体力を使う仕事であると言うことができます。
業務スーパーのアルバイトの仕事内容ってどんな内容？
ここからは一日の業務スーパーの仕事の流れについて、簡単に説明していきます。
開店前の作業
売り場に商品を陳列することから開店前の作業は始まります。
業務スーパーの商品は加工食品が中心であり生鮮食品のように包丁を使用して作業することはほぼなく、商品を売り場に陳列する作業がメインです。
売り場が広く陳列する商品量も多い為、大勢の人数を投入して作業にあたります。
しかし、冷凍食品など賞味期限が長い商品が多い為、ある程度一日の中で分割して商品陳列を行いますので、朝に作業が集中するということはありません。
開店後の作業
業務スーパーは大量陳列をしますので、一旦陳列してしまうと営業時間中にその商品を追加で補充することはあまりありません。
その為店舗に従業員が出る機会は少なく、レジ業務を除けば接客を行う機会はあまりありません。
例外が試食販売であり、昼食時と夕方のピークに合わせて様々な場所で試食販売を行い、お客様に商品の売り込みを行います。
商品の味だけではなく調理する音や匂いなども含めて五感にアピールすることを目的として、威勢の良い声かけをしながら販売を行うのです。
また試食販売時以外の時間を使って、売り場の計画や発注業務を行います。
売り場計画は一ヶ月単位で決まっている場合が多いです。
その為どの場所でどの商品を販売するかを確認し、スケジュールに合わせてどの売り場の商品を撤去し、売り切りを行って在庫を削減するかを決定します。
また仕入れ計画に基づいて冷蔵庫やバックヤードなどの在庫スペースの整理を行い、入荷した商品が適宜収納できるようスペースの確保を行います。
閉店後の作業
閉店後はレジ精算を行い、一日の売り上げの確定を行います。
また商品陳列に関しても、翌日の売り込み商品などで特に大量に販売する場合は、お客様にご迷惑をおかけしないよう閉店後に売り場作りと陳列を行う場合があるのです。
時にはフォークリフトなどの重機を使用しながら、ダイナミックな売り場を従業員が協力し合って作り上げていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は業務スーパーのお仕事について、アルバイトをした際のメリットやそこで身につく能力について紹介させていただきました。
業務スーパーの主な特徴は大量陳列、大量販売、低価格、低コストです。
低価格を実現する為に、なるべく接客や品揃えなどのサービスを縮小し、作業効率を上げることで少人数で店舗を運営し、人件費などの経費を削減して価格に反映させていきます。
そしてそのように低コスト化することによるデメリットである「サービスの低下」をフォローする必要があるのです。
その為に、大量陳列や大容量商品などのお客様が目で見て心が踊るような取り組み、試食販売などの商品の味を知れるだけでなく五感に訴えかける取り組みを行い、お客様に「買い物をする楽しさ」を提供しています。
このような「低価格」と「買い物の楽しさ」の両方を実現している小売業は他にはあまりありません。
ですので、業務スーパーで働く従業員にはお客様と同じく、商品を売ることを是非楽しんでいただければと思います。
大量の商品を低価格で大量に陳列して販売することは、現実に生活している中ではあまり経験できない「非日常的な体験」です。
そのことは、例を挙げればテーマパークでの体験にも通じることではないでしょうか。
業務スーパーでアルバイトする場合は、是非そのような体験を自分自身でも大いに楽しみながら、お客様に対してもスタッフとして買い物をする楽しみを沢山伝えていただきたいと思います。
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