以前よりはそこまで上昇志向があるという人は減ってきているとはいえ、仕事をするならそれなりに高い給料が欲しいし、同期よりは早く出世したいと思うでしょう。

長く働いていれば自動的に出世していった時代とは異なり、実力で出世できるかできないかが決まるようになったとも言えます。

それでは、出世する人はどういう人で、どのような共通点があるのでしょうか。

出世する人の特徴や見習うべきポイントなどを解説していきます。

出世する人の12個の特徴とは?

出世する人はもともと持っている突出した能力や才能がある人もいますが、それ以外にも共通して見られる特徴があります。

それでは、出世する人にはどのような特徴があるのか、詳しくみていきましょう。

時間や期日を守る

社会人ならできて当然のことである時間・期日厳守ですが、意外とルーズな人は多いです。

「プレゼンの日までに資料をまとめる」「取引先のアポイントの時間は守る」などは社会人としてできて当然ですが、退社時刻を過ぎてもダラダラ仕事をする人や、プライベートなら遅刻してもいいやという考えの人は出世できません。

聞き上手

仕事をしていると多くのストレスを感じ、それを溜めこんでいる人は少なくありません。

人の上に立つ人は、部下や後輩の悩みを聞いたり、ディスカッションをしていてもきちんと他の人の話を聞き、部署やチームをうまく回すことができます。

以前は上司と言えば部下を叱ったりするタイプが多かったのですが、昨今では部下やメンバーと協力しながら仕事を進めていくリーダータイプの人のほうが部下からの信頼も厚く、出世していくことができるのです。

周囲への気配りができる

メンバーは自分に与えられた仕事をこなしていけばいいのに対し、メンバーや会社をまとめる立場にある人は周囲への気配りができないと務まりません。

個性があったり、さまざまな考え方や主張をする人がいたり、会社には多種多様な人がいます。

メンバーをサポートする役割の仕事をしている人もいます。

そういった細かい仕事をしてくれている人や、引っ込み思案でなかなか会社に溶け込めないような人にも目を向けて、気配りができる人が周囲からの信頼も集まり、出世していくのです。

ある程度の押しの強さがある

仕事では、自分の意見を主張することや、多少強引に推し進めないと成功しないこともあります。

どんなに性格がいい人でも、周りから信頼されているとしても、仕事で結果を出さないと出世はできません。

出世する人は、「ここだ」という時にはしっかり押すことができる意思の強さや行動力があります。

休むときは休む

出世する人は自己管理もしっかりできています。

休むときはしっかり休んで、働くときは働くというメリハリのある働き方をするので、ダラダラと残業したり、仕事を残して無駄な休日出勤はしません。

定時に帰ったりちゃんと休むために、仕事はリスト化して効率よくこなすので、その仕事ぶりが評価されて出世するのです。

他人の変化を感じ取る

出世する人は自分のことだけではなく、他人の変化を感じることができます。

観察力がある、気配りができるというのは、人をまとめる立場にある人には大切な要素です。

周りの人の変化に気づき、フォローすることで評価は上がり、出世していくのです。

きちんと整理整頓ができる

仕事ができる人は会社の自分のデスク周りや、持ち物などきちんと整理整頓しています。

必要な書類がすぐに取り出せたり、仕事の効率がよくなるからです。

出世する人は仕事ができる人なので、いつも身の回りがきれいに整理整頓されているでしょう。

ストレス耐性が強い

仕事はストレスが溜まるものです。

出世する人は、反骨精神があったり多少のことがあっても気にしないようなストレス耐性が強い人です。

いわゆる中間管理職のような立場になると、仕事量も増えて求められるものも高くなり、さらに上司からも部下からもプレッシャーを受けることになります。

ストレスをもっとも感じやすい立場ですが、出世する人はそのストレスに耐えることができる精神を持ち合わせているのです。

ポジティブ

仕事は毎日めまぐるしく状況が変わったりすることもあり、いちいち悩んでいるようでは心が追い付いていきません。

出世する人は何事もポジティブに考えることができて、多少の失敗も成功への布石としてとらえ、実際に仕事を成功させることができるのです。

積極的にコミュニケーションをとる

出世する人には人望があり、その人望を得るためにはコミュニケーションが必要です。

出世する人は、社内の人だけでなく、事務の人から取引先やお客様、会社の清掃をする人にまで声をかけるような人です。

初対面の人とも積極的にコミュニケーションを取るので、仕事が円滑に進んだり、助けてもらうことができるのです。

夢や信念がある

与えられた仕事をこなすだけの人は出世できません。

出世する人は仕事でも目標を持ち、「こうなりたい」という夢に向かって努力します。

その夢が「出世」だったり、夢を実現させることが出世につながるのです。

他人に仕事を任せたり、適切に仕事を振り分けることができる

会社には利益や売り上げを上げる、会社を繁栄させるという目標があり、そのためにはその会社にいる個人個人が頑張ることはもちろん、協力し合うことが必要です。

一人でやっている自営業ではないのですから、協力し合わなければいけません。

出世する人は、時には他人に仕事を任せたり、仕事を振り分ける立場にあるならうまく振り分けることができます。

出世するために身に付けるべきことって?

仕事で出世するためには、前項で挙げた「出世する人の特徴」に自分も当てはまるようになれればいいのです。

そのためには具体的にどんなことを身に付ければいいのか、詳しくみていきましょう。

仕事の効率化と時間管理

出世していくほどに自分自身の仕事は増え、あわせて部下の仕事の管理やフォローなども同時にやらなければいけなくなります。

時間管理は徹底し、同じ時間でも仕事を効率化しないと仕事が回らなくなってしまいます。

以前は「残業して頑張っている姿を見せる」ことが出世するためには必要でしたが、現代では働き方改革で残業は削減傾向にあり、時間内で結果を出せる人のほうが会社から認められるようになってきています。

出世するためには、仕事は効率よく、時間管理をしっかり行う能力を身に付けることが必要です。

聞く力

自分をアピールするために発信する側だけでなく、出世するためには「聞く力」も必要になってきます。

独りよがりの行動では最初は結果を出せたとしても、徐々に一緒に仕事をする人からの信頼はなくなってしまい、まとめる立場である役職に出世することはできなくなってしまいます。

仕事はチームワークが大切なので、自分の意見を主張するだけでなく他人の意見を聞いて活かさなければいけません。

また、聞き上手な人は同僚や部下の相談に乗ったり、話を聞くことが増えるので、信頼されたり人望が厚くなって出世につながるのです。

他人の長所や短所を見抜く目

出世していけば人に指示したり、仕事を割り振る立場になってきます。

たとえば部下に仕事を振るときも、その人の長所や短所を把握した上で適材適所の仕事を任せれば、その人も仕事を効率的にこなして結果を出すことができます。

それが結果として自分の評価にもなるのです。

コミュニケーション力と人脈

同じ社内の人だけでなく、取引先やお客様など、誰とでも積極的に話すことができるようなコミュニケーション力を、出世するためには身に付けておくべきです。

職人のような仕事以外では、仕事は自分の力だけで結果を出すことはできません。

他人と積極的にコミュニケーションをとることで人脈が広がり、ミスを防げたり、助けてもらったり協力してもらうことができます。

出世するかどうかの判断は人事や上司など「人」からの評価によるものが大きいのですから、社内で中心的な存在になっていけば、おのずと評価が上がって出世につながるのです。

健康な心と体

いくら仕事ができても、体が弱くて休みがちだったり、すぐに落ち込んでしまうような精神的に弱い人には仕事を任せられないという現実があります。

もちろん先天的な身体能力などで差別されるようなことはあってはいけないことですが、やはり心も体も健康な人のほうが仕事を任せることができるのは事実です。

長く働くためには、そしてその会社の中で出世していくためには、健康な心と体が必要です。

健康を保つためには、適度な運動や飲酒・喫煙の自制などの自己管理力も問われますが、その姿勢が仕事にも活かされて出世につながることにもなるのです。

アイデアを出す企画力

与えられた仕事をこなすだけの人は出世できません。

会社が業績を上げてより発展していくためには、自ら発信してアイデアを出すための企画力が必要です。

業界の最新情報などの仕事に直結すること以外にも、例えば社会情勢や政治経済のことにも日ごろから常にアンテナを張って情報を収集しましょう。

仕事に活かすことができるかもしれませんし、取引先やお客様との共通の話題や世間話に使えることもあります。

そうして仕事での評価が上がれば、出世につながっていくのです。

行動力

どんなにいいアイデアや企画を打ち出しても、それを実践できなければ意味がありません。

出世するためには、きちんと計画通りに実行する「行動力」を身に付けるようにしましょう。

考察する時間も必要ですが、時と場合によってはフットワークの軽さや時間勝負のこともあります。

また、嫌なことや面倒なことは後回しにしてしまいがちですが、そういうものほど先に済ませてしまったほうが仕事の効率も上がり、ミスも防げるのです。

出世する人がやっている、ストレスを乗り切る方法とは

出世していくとストレスが溜まることはどんどん増えていきます。

仕事のプレッシャー、成果をあげることへの責任、人間関係、上司からの圧力、部下の教育・・・それにプラスして夫婦関係や子どもの教育、親の介護や住宅ローンなど、プライベートなことでも背負うものが増えてくる年代でもあります。

このように仕事でもプライベートでもストレスを感じることは決して少なくないですが、出世する人はそのストレスともうまく向き合っています。

それでは、出世する人がどのようにストレスを乗り切っているのか、詳しくみていきましょう。

自分なりのストレス解消方法を実践している

とにかく大量にお酒を飲んだり、休みの日は眠れるだけ寝てストレス解消をしようとする人がいます。

しかし自分の体質を顧みずに深酒をしたり、休みの日が寝てるだけで終わってしまったというような過ごし方は、決してうまくストレス解消できているとは言えません。

出世する人は、自分なりのストレス解消方法を知っていて、それを実践しています。

体を動かすことが好きな人はスポーツをしたり、映画が好きな人は映画を見に行ったり、「時間がない」「面倒くさい」と思わずに自分の好きなことをします。

他人には理解できない趣味でも、それに没頭することで気分一新してストレス解消になる人もいます。

家族がいる人も、出世する人は家族との時間も大切にしつつ、できる範囲でうまく自分なりのストレス解消方法を実践しています。

愚痴を言える人がいる

出世する人には、溜まったストレスや愚痴を言える人がいます。

上記のように何かをすることでストレス解消になることもありますが、手っ取り早いのは溜まったストレスや愚痴を吐き出してしまうことです。

そして愚痴を言える人は、吐き出したことに「共感」してくれる人でしょう。

同僚、古くからの友人、妻または夫、親、少し離れた親戚、趣味の友人など、気軽に会ったり連絡を取れて気を許せる人がいることで、精神的にも楽になれます。

そもそもストレスを感じないタイプもいる

出世する人は、そもそもストレスをあまり感じないタイプの人もいます。

とにかく考え方がポジティブで、多くの人がストレスを感じるようなことにも特に何も感じないのです。

性格の問題なのでストレスを感じない人になることは無理かもしれませんが、そういう生き方を真似することや思考をポジティブに変えることはできます。

ストレスの原因となること(例えば仕事でミスをしてしまって怒られたなど)を、「こんなことたいしたことない」と思ったり、自分を成長させてくれるものだと思って乗り切るようにするのです。

まとめ

「こんなことできて当たり前」と思うことが完璧にできている人は意外と少なく、そういう小さな積み重ねを大事にする人こそが「出世できる人」なのです。

ここであげたことは心掛け次第で誰にでもできることです。

やれることをやっていけば出世するチャンスは誰にでもあるということですから、少しずつでもできることから実践していけるようにしましょう。