いわゆるフルタイムの仕事といえば、8時間/1日✕5日、というのが標準的な勤務時間となるでしょうか。

多少の前後はあっても、概ねこのような感じだと思います。

ですが、本業が別にあったり、家庭の事情があったり、他にやりたいことがあったり…といった理由で、短時間の勤務がしたい!という方も少なくないことでしょう。

そこで、短時間勤務が可能な仕事にはどのようなものがあるのかをじっくり紹介していきます。

おすすめの仕事や、そのポイントも解説します!

ここでは、「改正育児・介護休業法」により定められた「短時間勤務制度」ではなく、一般的なフルタイムの勤務よりも短い時間での勤務の仕事という意味で短時間の仕事を取り上げます。

短時間勤務の仕事にはどんな仕事がある?

短時間の仕事といえば、雇用形態でいえばパート・アルバイト・派遣社員・契約社員…などが多くなります。

シフト制や交代制などの勤務形態であることも多いですね。

職種でいえば、接客や販売などの対人業務や、製造の工場勤務のお仕事も。

事務職でも短時間勤務の仕事はあります。

また、短時間勤務といっても、その時間は1~2時間のごく短い時間のものから、6~7時間という、フルタイムよりは短いけれど、昼休憩もしっかり挟むようなものまであります。

それぞれについて、どんな仕事があるのか詳しく見ていきましょう。

短時間勤務な仕事おすすめ13選

具体的な短時間勤務の仕事について、例を挙げて紹介していこうと思います。

短時間勤務のおすすめの仕事の業務内容やおすすめポイントなどを解説します。

清掃

ごく短い時間の仕事になります。

官公庁の庁舎内や病院などで、一日常駐して巡回しながら清掃をする場合もあります。

その仕事内容とは?

マンションの共有部分や、公共機関の庁舎内、病院、商業施設などの清掃の仕事です。

朝早い時間帯などに2時間程度のものも多くあります。

公共機関の開庁前、商業施設などでは開店前の清掃を行います。

そのおすすめポイントとは?

仕事の範囲がきっちり決まっていて、限られて時間で終わらせることができる仕事です。

特に朝の早い時間に仕事を終わらせてしまえば、後は自由に時間が使えるというのもいいですね。

送迎ドライバー、出迎え

こちらも、ごく短い時間の仕事です。

その仕事内容とは?

デイサービス等、高齢者施設の営業開始に合わせて送迎をします。

朝と夕方など、「迎えに行く」と「送っていく」で二つの時間帯に分かれているものもあります。

また、施設で準備をし、利用者を出迎える仕事もあります。

時間帯としては朝早いものになっています。

そのおすすめポイントとは?

送迎ドライバーでは、車の運転に長けている人かつ、高齢者とのコミュニケーションが円滑にとれる人にはおすすめです。

出迎えの仕事でも、高齢者とのコミュニケーションに問題がなく、もてなしの気持ちのある人に向いているといえます。

ホームヘルパー

この職種の仕事としては、時間は1~2時間のものから、もっと長いフルタイムに近いものまであります。

ホームヘルパー2級(初任者研修)などの資格が必要になります。

その仕事内容とは?

ニーズに応じて、利用者の自宅に行き、食事や入浴、排泄の介助等を行います。

寝具や衣類の交換などもします。

そのおすすめポイントとは?

支度から直接利用者宅へ行くことができる場合もあります。

資格職になりますので、資格に応じて時給も高くなることが見込めます。

施設での勤務とは異なり、職員同士の軋轢がないことにメリットを感じている人もいます。

品出し、開店準備

スーパーマーケットなどの開店前の仕事です。

その仕事内容とは?

大まかにいうと、開店前に売り場を整える仕事です。

汚れていたり乱れていたりするところはないか。

備品に欠けはないか。

目玉商品はきちんと陳列されて、かつストックされているか。

…などなど。

開店後にスムーズにお客様に買い物がしてもらえるようにする仕事です。

そのおすすめポイントとは?

お店の開店前に終わらせる仕事になりますので、朝の早い時間に仕事が終わるということになります。

清掃などの仕事と同じく、仕事が終わった後の時間が自由に使える点は大きなメリットといえますね。

また、勤務先がスーパーマーケットであれば、仕事が終わった後に買い物ができるのもうれしいポイントではないでしょうか。

放課後児童支援員・学童保育指導員

主に夕方の時間帯の仕事になります。

土曜日はほぼフルタイムで仕事になることも。

その仕事内容とは?

放課後に親が仕事をしているなどの理由で自宅にいないという児童を預かる仕事です。

学童保育所や学童クラブ、放課後クラブなどと呼ばれている施設で、小学生を預かることになります。

おやつを食べさせたり一緒に遊んだりしています。

そのおすすめポイントとは?

学童保育指導員として短時間勤務で働くために必要な資格というのは特になく、教員免許や保育士などがあると有利になります。

ただし、放課後児童支援員として働くためには、放課後児童支援員という資格が必要になります。

学童保育所には放課後児童支援員の有資格者を配置しなくてはならないことになっているのですが、学童保育での勤務によって資格取得のための研修の受講資格をうることができます。

子供と関わる仕事がしたい人にはおすすめの仕事ですね。

販売(レジ)

短時間勤務(パート)の仕事といえば、スーパーマーケットなどのレジの仕事がすぐに浮かぶのではないでしょうか?

その仕事内容とは?

主婦の方のパートとして人気の高いレジの仕事。

お客様の選んだ商品をスキャンしてレジを通し、代金をいただくというのがメインの仕事です。

そのおすすめポイントとは?

多くの店では、雇い入れる人数を多くして、一人あたりの勤務時間を抑える形でシフトを組んでいます。

これは、短時間に抑えることによって店が払わなくてはならなくなる雇用保険が発生しないようにするためと、出勤可能な人員を確保するためです。

不測の事態が起こっても、予備的な人員がいれば、穴埋めが可能になります。

逆に言うと、休みなどに対応してもらいやすいということでもあります。

ファストフード

ファストフード店での仕事でも、スーパーマーケットのパートの仕事と同じように、雇い入れ数を多くしてシフト制にしていることが多くなっています。

その仕事内容とは?

お客様の注文を受けてレジをしたり、注文の品を作ったり、店内の清掃などをしたりします。

そのおすすめポイントとは?

朝早い時間に開店し、遅くまで営業していることも多いファストフード店。

中には24時間営業というところも。

異なる層の人を短時間のパートで雇うことで回しています。

主婦であれば平日昼間、高齢者であれば早朝、学生であれば夕方~夜や土日などに勤務がしやすいので、組み合わせることで穴が開かないようなシフトを組みます。

自分の空き時間で仕事ができる点はおすすめポイントです。

ファミリーレストラン

ファストフード店と同じく、深夜まで営業していることも多いファミリーレストラン。

学生や主婦などの本業が別にある人を複数雇い入れて、シフトを組み合わせることで店舗運営をしていることもファストフード店と共通しています。

その仕事内容とは?

お客様を席に案内したり、注文を受けたり、給仕をするホール係と、受けた注文の品を厨房で調理するキッチン係に分かれていることが多いです。

どちらも、時間帯によって忙しさに波がある仕事です。

そのおすすめポイントとは?

おすすめポイントも、ファストフード店とよく似ています。

学業や主婦業などの本業が別にあって空き時間に仕事ができるというのはありがたいことですね。

また、勤務の時間帯によってはまかないや食事補助があることも。

実際にファミレスの仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!

販売(小売店)

衣料品や雑貨などの販売の仕事です。

勤務時間はごく短いものから、フルタイムに近いものまで色々あります。

その仕事内容とは?

商品の発注、陳列、接客、レジ、店内の清掃など、販売に関連した仕事は業務内容の幅が広いのが特徴です。

店舗の規模が小さいほど業務内容は多くなる傾向があるといっていいでしょう。

そのおすすめポイントとは?

お客様と直接対面でやりとりするのが好きな人にはおすすめの仕事です。

その店で扱う品物にもよりますが、陳列の仕方を工夫したり、POPを書いたり、口頭で商品をおすすめしたり、お客様からの問い合わせに答えたり、といった何らかのアクションによって売り上げという成果が出ることも。

割合短いスパンで目に見える成果がある仕事というのは、やりがいを感じやすい仕事だといえるのではないでしょうか。

製造

工場内の製造の仕事です。

製造するものは多岐にわたります。

その仕事内容とは?

製造するもの自体も色々ありますが、仕事の仕方にもいろいろなものがあります。

手作業でする職人的なやり方のこともあれば、製造機械のオペレーターとして働くということもあります。

また、製造過程を終えた製品のチェックをする仕事も製造の仕事に含まれてきます。

そのおすすめポイントとは?

受注の状況により変化することもありますが、基本的には一定の時間内に一定量の仕事をするということがほとんどです。

イレギュラーなことが少ないので、決まった形でルーチンの仕事がしたいという人にはおすすめです。

会社・工場によっても異なりますし、製造している製品によっても異なりますが、やりとりしながらのチームワークが必要なこともあれば、ライン作業の一部を担う形でする場合は誰とも口をきくこともなく黙々と作業をするということも。

仕事の内容だけではなく、職場での同僚との付き合い方含め、自分の性格にあった職場で働くことができると続けやすくていいですね。

マンションの管理業務

住み込みの管理人の仕事もありますが、ここでは通勤型の業務について取り上げます。

勤務の時間としては、3~4時間の半日程度からフルタイムに近いものまで色々です。

その仕事内容とは?

指定のマンションを日中管理します。

巡回業務、廊下などの共有部分の清掃、定期点検等への立会、居住者からの届け出の受付等の窓口業務、植栽の管理や電球交換等の施設維持管理業務、簡単な営繕等をしています。

そのおすすめポイントとは?

マンションの居住者と顔を合わせることになりますから、コミュニケーション能力がある程度必要です。

また、ルーチン作業を的確にこなしていくことが苦にならないタイプが向いているといえます。

そして、電球が切れそうなのに気づかない、ゴミが落ちているのにスルー…というタイプではなく、細かい目配り気配りができなくはなりません。

全体を見ることができて、細かいところにも目が届くという人におすすめです。

テレフォンオペレーター、テレフォンアポインター

コールセンターなどでの、電話応対および架電業務(アウトバウンド)業務です。

その仕事内容とは?

特定の商品・商材について、営業の電話をかけたり、お客様からの電話を受けたりします。

契約数に応じてインセンティブ(報酬)が発生することもあります。

勤務時間は比較的長めになっていることが多く、10時~16時といった時間設定や、営業時間内の5時間以上、あるいは6時間以上といった募集内容になっていることも。

同じ職種でフルタイムのものがあることも多く、勤務時間や雇用形態が選べます。

そのおすすめポイントとは?

営業の電話をかけることが苦にならないという人に向いています。

外に出て訪問営業をするのに比べて、歩き回ったり、外気温の影響を受けたりすることもない点もおすすめです。

実際にテレアポの仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!

事務職

一般事務、経理事務、総務事務、医療事務。

事務職にも色々ありますが、勤務時間にも幅があります。

その仕事内容とは?

電話・来客応対、文書作成、データ入力、書類の整理・ファイリング、給与計算、会計業務、経理業務、その他雑務点…と多岐にわたる事務の仕事。

事務職と名がつけばすべてをこなす必要があるかというともちろんそうではありません。

一般事務ということであれば、電話応対や書類の整理など、経理事務ということであれば仕入れや売り上げの管理や、伝票の作成などを任されることになります。

特に、短時間勤務では、仕事内容の範囲も限定的な形になっていることが多いのではないでしょうか。

そのおすすめポイントとは?

経験が問われることが多い、事務職の短時間勤務。

決まった時間内に、特定の事務的業務を終わらせることを期待されています。

事務職の経験があって、かつ短時間での勤務を希望する場合、特に経験のある業務内容のものを探してみてはいかがでしょうか。

即戦力として働ければいうことないですね。

まとめ

短時間勤務という働き方の仕事のおすすめを見てきました。

短時間といっても、1~2時間のごく短いものからフルタイムに近いものまで様々。

職種にもいろいろなものがあり、資格や経験が必要なものもあれば全く必要のないものも。

勤務時間の長さや勤務時間帯だけではなく、仕事の内容への向き不向きなども考慮して探せば、きっとぴったりの仕事が見つかりますよ。


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