社会人として生きていく上で欠かせないもののひとつが、「人との関わり」。

そんな人間関係をうまくこなすためのコミュニケーション能力に長けているのが、「社交的」と呼ばれる人です。

「あの人は顔が広いな」「親しみやすくて話しやすいな」なんて思う人当たりの良い人、身近に一人はいるのではないでしょうか。

あるいはこの記事を読んでいるあなたこそが、そんな社交的な人物かもしれません。

社交的であればそれだけで様々なことが円滑に進むような気もしますが、せっかくならその能力が存分に生かせるフィールドを知りたくありませんか?

そこで今回は「社交的」な人の特徴と、その人柄が生かせる職業についてご紹介いたします。

これから就活を始めるという方、よく「社交的だね!」と褒められる方、必見です。

社交的な人の10個の特徴とは?

「社交的」と聞くと、みなさんはどのような人物が浮かびますか?

なんとなくですが、明るくてニコニコとした人物を思い浮かべますよね。

人当たりが良く、親しみやすいような。

しかし、それだけではまだまだ漠然とした印象です。

特徴をしっかり把握することで可能性が広がったり天職に巡り会えたりしますから、しっかりチェックしていきましょう。

下記に社交的な人の特徴をまとめますので、ぜひ参考にしてみてください。

人と関わることが好き

「社交的」であるベースは、”人好き”にあります。

人と関わることが嫌いだったら、他人と関わりを持とうとは思いませんよね。

誰かと話をしたり、どこかへ出かけたりと、社交的な人はとにかく人と関わることを好む傾向にあります。

一人でいることよりも誰かと一緒にいることの方が多く、また、その方がリラックス&安心できるのです。

裏を返せば「寂しがりや」なのかもしれませんが、人と関わることを億劫に思わないのが「社交的」な人の大きな特徴です。

いつも笑顔

しかめっ面だったり、怒っていたりする人から声をかけられたらみなさんどう思いますか?

あまり良い気持ちはしないし、何か関係を築こうとは思いませんよね。

一方、社交的な人はいつもニコニコと笑顔を絶やさないもの。

笑顔でなくなるのは一人の時か、家族の前のみという人がほとんど。

外にはポジティブな印象を与えるからこそ人が寄ってくるし、自分から声をかけても嫌がられることが少ないのです。

ノリがいい

円滑なコミュニケーションを築くことが得意な社交性に優れた人物は、ノリがいいことが多いです。

「ノリがいい」と言っても、チャラチャラとしたノリではありません。

目上の相手はしっかりと立てる、場所や言葉づかいをわきまえるなど、人に不快感を与えないノリのよさです。

”相槌がうまい”というと分かりやすいかもしれませんね。

現場の雰囲気が悪くなればよくなるよう和ませたり、仮に嫌なことを言われたとしても冗談で返したり……。

そんなノリの良さを兼ね備えている人が多いです。

話すのも聞くのも得意

社交的な人のほとんどは、”コミュニケーション上手”であるとも言えます。

その秘訣は、「話す」だけでなく「聞く」のも得意であるということ。

こちらから話し続けるという一方的なコミュニケーションばかりでは、相手に不快な思いをさせかねませんよね。

しかし、何も話さずに聞いてばかりではコミュニケーションは捗らないもの。

この「話す・聞く」の絶妙なバランス感覚に長けているからこそ、社交的な人はコミュニケーション上手なのです。

話題が豊富

上記でもお伝えした通り、社交的な人は話すのも聞くのも得意。

ではなぜ話すのも聞くのもうまくこなせるかというと、その理由は「話題が豊富なこと」にあります。

目の前のコミュニティーがどんな話題であっても自然と話に加わり話すことができますし、どんな話を振られても知識があるからこそしっかりと聞き、意見することができるのです。

また、話題が豊富であれば初対面の人との会話にも困りません。

だからこそ初対面の人とも自然に打ち解けることができ、交友関係が広まるのです。

好奇心が豊富で多趣味

社交的な人が話題を豊富に持っているのは、多趣味だからこそ。

好奇心が強く、様々なことに自ら積極的に関わっていこうとする傾向にあります。

また様々な趣味に取り組んでいくと、自然と人との交流が増えるもの。

その出会いからさらに趣味が広がることもあるため、どんどん多趣味になっていくのです。

そしてそれらの出会いのを通し、コミュニケーション能力がさらに磨かれます。

だから、「社交的な人=多趣味な人」という方程式が成り立つのです。

フットワークが軽い・アクティブ

好奇心に溢れている社交的な人は、フットワークが軽いもの。

最新スポットには欠かさず足を運んだり、誰かから誘いがあれば二つ返事で乗ったりなどかなりアクティブであることが多いです。

だからこそ、誰かと話すときの話題も豊富で多趣味。

また、いく先々でのコミュニケーションを通してさらに社交性が磨かれます。

もし「社交的になりたい」と考えている人がいるのなら、フットワークを軽くしてみるというのもひとつの手かもしれません。

人の顔と名前を覚えるのが得意

社交的な人はただ単に目の前の人とコミュニケーションをとっているわけではありません。

相手の顔や名前、さらには会話の内容などをしっかりと覚えています。

だから、いつどこで誰と会ってもOK。

どんな時でも誰に対しても自ら積極的に声をかけることができます。

そんな姿勢がさらに「社交的」という印象を強めているとも言えるでしょう。

連絡がマメ

人の顔と名前を覚えるのが得意である所以はこちら。

社交的な人は連絡をマメに行う傾向があるのです。

季節の挨拶はもちろん、特に用事がなくても何かの折に連絡をすることもしばしば。

「ふと思い出して連絡してみた」なんて連絡が来たら、少し嬉しいものですよね。

何気ない連絡を億劫に思わないというのも、社交的な人ならではです。

関係を長く続けることができる

顔や名前をしっかりと覚えており、かつ連絡もマメである社交的な人。

だからこそ、一度築いた関係は長く続けることができます。

そのため、友人や知人が非常に多いというのも特徴の一つ。

ノリの良さやフットワークの軽さも相まって、周囲の人と良好な関係を築くことができます。

社交的な点を活かせる仕事6選

ここまでで、社交的な人の特徴についてはお分りいただけたと思います。

ズバリ、「周囲の人との関係を上手く築ける」というのが、社交的な人の最大の魅力。

では、そんな魅力を活かしながら働くことができる職業とは、一体どのようなものなのでしょうか。

ひとりで黙々と作業をする仕事よりは、他人と関わる仕事の方が向いているというのはなんとなく予想が着きますよね。

その中でもおすすめを下記にピックアップいたしましたので、就職の際にお役立てください。

営業職

専門とする商材やサービスを宣伝・売り込みに行く人。

企業に所属して働く人がほとんどです。

営業職といってもその働き方は様々ですので、下記にていくつかの切り口に分けてご紹介します。

  • 取引相手による違い

商材やサービスを売りこむ相手は、大きく2つに分けられます。

ひとつは、企業を相手とする「Business to Business(B to B)」。

もうひとつは、一般消費者を相手とする「Business to Customer(B to C)」です。

  • 手法による違い

営業の行い方にも様々なものがあります。

能動的に行う方法としては、売り上げを増やすために新規の顧客を開拓する「新規営業」、決まった顧客を訪問する「ルート営業」があります。

”営業”というと自ら積極的に動くようなイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、受動的な営業活動も。

相手からの問い合わせに対応する「反響営業」、直接訪ねて来た相手に対応する「受付営業」などがその例です。

具体的には不動産や旅行代理店が反響営業・受付営業に該当します。

  • 営業形態による違い

なんとなく自社の商品を売り込みに行くようなイメージが強いかもしれませんが、そればかりではありません。

自社商品を売り込みに行くことを「メーカー営業」というのに対し、メーカーやサービスの提供者に変わって営業を行う「代理店営業」という形態も存在します。

また、メーカーの代わりに商社と営業を行う「商社営業」などもあります。

その仕事内容とは?

所属する企業が販売する商材やサービスを、顧客に提案し購買・契約へとつなげるのが主な仕事。

購買意欲の低い顧客に対してセールスを行うこともあるため、自社商品への深い理解とトークスキルが求められます。

もちろん、顧客と商品に関する会話のみを行うわけではありません。

関係をスムーズに作り上げ、円滑に継続させるためのコミュニケーション能力が必要です。

また、営業は取引先にメールを送ったり、アポイントメントを取り付けたりなど一般的な社会人スキルも求められます。

新入社員が営業に配属される可能性が高いのはそのためです。

社交的な点を活かせるのはどんなところ?

営業職は、人と関わることが大好きな社交性の高い人にもってこいの職業です。

新規営業であれば初対面の人と会話を交わさなくてはならないため、笑顔や親しみやすさは必要不可欠。

その点、社交的な人なら難なくこなすことができるでしょう。

その場を盛り上げるようなノリの良さ、話題の豊富さも存分に活かすことができます。

契約が取れたあとは長くいい関係を築いていく必要がありますが、マメな連絡が苦にならず、かつフットワークの軽さがあれば問題ないでしょう。

また、担当する取引先はひとつではないため、様々な人の顔と名前を覚える必要があります。

しかし、こちらも社交性に優れた人なら難なくこなすことができるでしょう。

実際に営業の仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!

飲食サービス業

お店に来た客から注文を受け、料理を提供する仕事。

いわゆる飲食店のホールスタッフとして働くということです。

多くは会社か個人経営のお店に所属し、サラリーマンとして働きます。

その仕事内容とは?

上記でもご紹介した通り、まずはお店に来たお客さんから注文をとります。

何を頼もうか迷っているお客さんがいたら一押しのメニューを提案したり、時にはおすすめのメニューを自ら提案したりすることも。

そして料理が出来上がったらそれをお客さんの元へ届けるというのがメインの業務です。

その他、お客さんのグラスが空いていたら声をかけたり、お会計後外まで見送ったりと様々な接客を行います。

社交的な点を活かせるのはどんなところ?

どんな飲食店で働くかにもよりますが、基本的にはお客さんに対して密な接客を行う機会は少ないです。

どちらかといえば、決められたトークスクリプトに沿った接客がメイン。

したがって無難にこなせればそれはそれでいいのですが、だからこそ社交的な人のコミュニケーション能力が生きる現場でもあります。

例えばどんなに料理が美味しくても、スタッフの接客がイマイチだったら「また行きたい!」という気持ちにはなりにくいものですよね。

反対に、料理は普通でもスタッフの接客がよかったらまた行きたくなるもの。

つまり、無難な接客ばかりのお店よりも、ちょっとした気遣いやお声がけがある店の方が評判はいいのです。

社交的な人であれば決められたトークスクリプト以外のコミュニケーションも取れるはずですから、力を発揮できると言えるでしょう。

ホテルマン

ホテルに常駐する人のこと。

担当する業務はいくつかの部門に分けられるため、下記を参考にしてみてください。

  • フロント

ホテルの受付カウンターにいる人。

宿泊予約をとったり、お客さんのチェックインやアウトを行います。

その他、必要があればタクシーを手配したり、ホテル周辺の飲食店やレジャーをご案内するということも。

ホテルの顔といっても過言ではないポジションです。

  • ベルパーソン

チェックインを終えたお客さんの荷物を持ち、部屋まで案内する人。

最近はフロント業務と兼務するところも多いです。

  • コンシェルジュ

ホテル内に常駐し、お客さんの要望を叶える人。

具体的にはタクシーの手配や飲食店の予約、観光案内なども行います。

海外からの来客にも対応できるよう、語学力が求められるというケースも。

こちらも最近はフロント業務と兼務するところが多いです。

その仕事内容とは?

上記でご紹介した通り職種により多少異なりますが、基本的には皆ホテル内で働きます。

職種に関わらず困っていそうなお客さんが自ら声をかけに行き、もし自分がわからなければ専門部署へ案内するというのも仕事。

ホテルに宿泊するお客さんが快適に過ごせるようにサポートすることが使命です。

社交的な点を活かせるのはどんなところ?

ホテルマンはホテルの顔。

しかめっ面であったり、怒っているように見えたりする表情ではお客さんが遠のいてしまいます。

しかし、社交的な人はいつも笑顔です。

その満点の笑顔はホテルマンの仕事に大いに生きるといえます。

また、ホテルを気に入ってくれたら繰り返し使用してくれるというお客さんも少なくありません。

そんな時、人の顔と名前を覚えるのが得意という社交性があれば、大いに活躍することができます。

さらに、ホテルマンはお客さんと2人切りになったりすることも多いです。

ベルパーソンであればエレベーターなどでお客さんと自分の2人きりになったり、フロントの人も何かの表紙にすれ違うことがあるかもしれません。

そんな時、天気の話や観光地の話をさっとすることができる話題の豊富さも、ホテルマンとして行きて行いく上で活躍します。

受付・インフォメーションスタッフ

企業や商業施設などで受付や案内を行う人。

企業の受付を行う場合はその企業の社員として採用されることがほとんど。

商業施設や一部の企業では、受付やインフォメーション業務を専門とするような派遣スタッフを採用するというところもあります。

その仕事内容とは?

企業の受付の場合、主に来館者の応対を行います。

訪れた人の名前を聞きアポイントメントを確認、そして社内の人間に取り次ぐというのが主な業務。

また、時には社内の人間の依頼に対応するというケースもあります。

具体的には会議室の予約や新幹線・飛行機のチケット手配など。

その他、電話応対や掃除を行うというケースもあります。

商業施設のインフォメーションスタッフの場合、法人来館者の応対以外に、お客さんへのご案内という業務があります。

具体的にはお店の場所を教えたり、タクシーの手配を行ったりなど。

時には迷子の呼び出しや忘れ物の対応などをすることもあります。

どちらの場合もどんな依頼にもしっかりと答えられるような対応能力が必要です。

社交的な点を活かせるのはどんなところ?

どちらのケースも接客がメインですから、笑顔やコミュニケーション能力というのは存分に活かせます。

さらに企業の受付の場合、特に活かせるのが人の顔と名前を覚える能力。

会社には同じ営業さんが同じ人を繰り返し訪ねてくることも多いですから、そんな時にスムーズに対応することができます。

また、商業施設のインフォメーションスタッフの場合、聞き上手であることを存分に活かせます。

なぜなら、お店が見つからない、何か無くしたなど何かに困っているお客さんが訪れることが多いからです。

そんな時に社交性を活かしてしっかりとお客さんの問題を聞いてあげることができれば好印象。

重宝されること間違いありません。

販売員

専門店にて、専門とする商材を販売する人。

店頭で売るだけでなく、直接家や企業を訪ねて販売する「訪問販売」などもあります。

主に企業に所属し月給制で働くケースが多いですが、中には派遣社員として販売員を務める人も。

その仕事内容とは?

販売員とはその名の通り、ものを販売する人。

アパレルショップであれば洋服を、雑貨屋さんであれば雑貨を、食品店であれば食料品を販売します。

売るものによっては黙っていても売れますが、こちらから接客をすることでものを売るというケースもあります。

そのため、ある程度の接客力やコミュニケーション能力が求められる仕事です。

社交的な点を活かせるのはどんなところ?

販売員も接客業ですから、社交的な人ならではのスマイルは必ず活かすことができます。

その他に活かせるのが、「ノリの良さ」です。

購入を迷っているお客さんに商品を勧めるとき、ただただ淡々と勧めても購買意欲は高まりません。

不快感を与えない程度にノリの良い接客が必要です。

また、商品を売るためにはその商品の知識だけでなく、市場全体の流れやトレンドなどの情報も必須。

したがって、話題の豊富さというのも販売に活かすことができます。

教育関係

幼稚園教諭、小学校教諭、保育士など子供に対して生活習慣や勉強を教える仕事。

基本的には幼稚園や学校に所属し、働くことがほとんどです。

その仕事内容とは?

所属する施設によっても異なりますが、業務のメインは子供たちの教育。

幼児であれば人のとの関わり方や生活習慣、小学生以上であれば勉強などを教えます。

その他、保護者とコミュニケーションをとったり、行事を開催したりするのも仕事のひとつです。

社交的な点を活かせるのはどんなところ?

まずは「人好き」であるという点。

常に多くの人に囲まれることになりますから、人が好きである社交的な人が輝き安い環境です。

また、多くの人と関わりますが、飲食店などのように通りすがりの人間関係ではなく、少なくとも1年以上は一緒に過ごすというような人間関係にすることが求められます。

したがって、社交的な人ならではの人間関係を長く続ける能力というのも活かせるでしょう。

対象とするのは子供ですから、言葉で正確に伝えるだけでなくある程度のノリの良さも必要。

保護者には言葉で正確に伝えなければなりませんが、マメな連絡が苦にならない社交的な人なら活躍できるといえます。

まとめ

以上、社交的な人の特徴と、向いている職業についてまとめました。

親しみやすい雰囲気をもつ社交的な人は、どんな業界でも好かれることが多いです。

上記でご紹介したような特徴をしっかりと理解すれば自己理解がさらに進み、今よりもっと輝くことができます。

長所を日常や仕事にも活かすことができるようになりますから、ぜひ参考にしてみてください。

また、社交性の高い人は人との関わりの中で本来の力を発揮するということが多いです。

もちろん、一人で黙々とこなすような仕事が向いていないという訳ではありませんが、これを機会にぜひ一度、自身の仕事や働き方について考えてみてくださいね。


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