アルバイトでも正社員でも、職業の選択をする際に不可欠な要素が「人と関わる仕事」か「人と関わらない仕事」かどうかです。

今回は「人と関わる仕事」の中でも特にお客さんと一緒に考え悩み提案をしていける仕事をご紹介します。

人と関わる仕事は決まったマニュアルや答えがあるわけではなく、自分の良心、お客さんの持つ不安や不便を解消するような最良な選択を提供していかなければなりません。

また人と関わる仕事にはお客さんと関わる以外にも同業異種のビジネスパートナーとの関わりもあります。

直接的にお客さんと関わらない仕事でも実はたくさんの人と関わる仕事も選んでみました。

ここでは「やりがい」や「達成感」が得られる人と関わる仕事を9個ご紹介します。

人と関わる仕事にはどんなものがある?

お客さんと直接的に関わりを持つ職業には「サービス業」「営業職」「接客業」などがあります。

そしてその中でも「お客さんと関わる期間の長さ」「人生で重要だと考える人の多さ」などの要素によって大きな差があります。

ファストフード店のレジのように一人のお客さんと関わる時間が短く数をこなしていく必要のあるものから、長期に渡りお客さんと連絡を取りながらサービスを提供するものがあります。

またお客さんとの関りは少ないけど、同業異種のビジネスパートナーとの関りが多い仕事、関りが少ない仕事があります。

人と関わる仕事おすすめ9選

著者が実際に経験したことのある仕事、家族や親戚、友人など近しい人間が実際にしていた仕事の中から、おすすめの仕事を厳選しました。

人と関わる仕事に興味がある方は是非、参考にしてみて下さい。

バーテンダー

バーテンダーはカクテルなどを作り、お客さんに提供をする仕事です。

お酒の広く深い知識が必要となります。

バーテンダーの仕事場は「バー」や「レストラン」「ホテル」「空港」など幅広くあります。

その仕事内容とは?

お客さんにお酒を提供するのがメインの仕事だと思われがちですが、バーテンダーの仕事のメインはお客さんとお話をする事です。

カクテルを作る「技術職」という面がピックアップされがちですが、カウンター越しにお客さんと会話をする「接客」に重きを置いているバーがほとんどです。

お客さん側も純粋にお酒を飲みに来ている方とその場所の雰囲気やバーテンダーとの会話を楽しみに来ている方がいますので、経験を積んでそれを見分ける目も養われていきます。

おすすめする理由とは?

客層は広く様々な職業の方が来店されるので、お客さんと会話をしている内に多くの知識を身に付ける事が出来ます。

お客さんにお酒を勧められて口にする事もあるので、酔ってしまわないように注意が必要ですが、お酒の事に興味がある人にはおすすめの出来る仕事です。

バーテンダーは実はモテる職業でもあるので、異性間トラブルにはくれぐれも注意をしましょう。

エステティシャン

エステティシャンはお客さんの身体に実際に触れて施術を行います。

施術の間、お客さんと会話をする事が多くあります。

また、お客さんの美容についての悩みや相談を聞いて、適切なアドバイスを提供するのも仕事のひとつです。

そのためエステティシャンには実際に店舗に立つ前には「技術」「知識」を深めるための研修があります。

その仕事内容とは?

お客さん一人一人のカルテの管理、予約の管理、店舗の備品管理、施術がメインの仕事となります。

お客さんが抱えている美容に関する悩みはそれぞれ違うので、自分の体験などを基にアドバイスをしたりします。

もちろん施術中にはそういった相談以外にも雑談をする機会がとても多くあります。

おすすめする理由とは?

研修はとても厳しい事で有名なエステ業界ですが、清潔感があり明るい店舗で仕事をする事が出来ます。

スタッフもお客さんも女性がメインですので、女性社会で仕事をしたいという人にもおすすめできる仕事です。

衣料品店

アパレル業界も接客がとても重要です。

ネット通販が大きく勢力を伸ばしている昨今は店舗を構える衣料品店では接客に力を入れています。

スマホを使って自宅でも自分の身体の寸法を採る事が出来ます。

しかしそれを受けて日本のトップ衣料品メーカーの取締役は「服の採寸は店舗で店員にしてもらった方が良い。」と人や接客の重要さを語っています。

その仕事内容とは?

服の管理や畳み、裾上げなど作業、技術的な面もありますが、お客さんの好みや要望に沿った商品の紹介をします。

どんなシチュエーションで着たいのか、どんな印象を人に与えたいかなどの情報を会話を使ってお客さんから引き出します。

おすすめする理由とは?

お客さんにおすすめをして販売をするという性質上、自分の好きなブランドで働く事をおすすめします。

ファッションに興味がある、服が好きという人にはおすすめの仕事です。

フォトスタジオ

出産、進学、卒業、結婚、七五三などお祝い際に写真を撮ります。

大手フォトスタジオではドレスや着物、コスプレなど多くの衣装を取り扱っている場合もあります。

その仕事内容とは?

お客さんの晴れ姿を写真にします。

近年、スマホのカメラの性能の向上や安価な一眼レフカメラの登場により、誰でも高品質な写真を撮る事が出来るようになりました。

それでもフォトスタジオの人気が高いのはプロのカメラマンの腕ももちろんですが、良い表情を引き出すテクニックがあるからです。

愛想よくお客さんに接して緊張や不安を取り除き、撮影の際には場を盛り上げて自然な笑顔や表情を引き出します。

おすすめする理由とは?

お祝いの際に撮影をした写真はその人の一生の宝物になります。

お客さんによっては玄関に飾ったり、居間に飾ったりします。

責任もありますが、一生の宝物となる一瞬の表情を切り取るためにはお客さんの心をほぐす事が重要です。

人と関わる仕事の中でも人気の職業です。

ウェディングプランナー

女性からの人気の高い職業のひとつでもあります。

経験や知識を基に結婚式を挙げるカップルのお手伝いをします。

お客さんである、カップルはもちろん食事の手配、衣装の手配、ヘアメイク、メイクアップ、カメラマンなど、同業異種の人との関りもとても多い職業です。

その仕事内容とは?

衣装、ヘアメイク、食事、演出、金銭面などの提案を行い、お客さんの理想の結婚式を成功に導くアドバイザー的な役割を担います。

近年では結婚式に高額な予算を掛けて派手な演出をするカップルが減ってきているので、ウェディングプランナーの工夫やアイディアが重要になっています。

お客さんの要望を聞いて具体的に写真やイラストで説明をしたり、実際に式場に行って結婚式の見学が出来るようにスケジュール管理を行ったりします。

おすすめする理由とは?

一期一会の仕事ではありますが、お客さんと共に悩み考え、工夫をして結婚式当日にお客さんの笑顔を見ると充実感を得る事の出来る仕事です。

お客さんにとっては一生に一度の一大イベントである結婚式のお手伝いを出来る事は貴重な体験であると共に感動を共有する事が出来ます。

映画などの制作スタッフ

映画、ドラマ、舞台などの作品を創る際に必要不可欠な存在です。

その中でもスケールの大きさ、人との関りが多いという意味で映画の制作スタッフを選びました。

その仕事内容とは?

撮影現場における制作スタッフは実際にカメラを持ったり、照明器具を使ったりはしません。

メインの仕事は撮影を円滑に進めるためにロケ先とのアポを取ったり、俳優陣のスケジュール調整を行ったり、食事などのケータリング手配などがあります。

芸能マネージャーが連絡を取るのは基本的にはこの制作スタッフです。

おすすめする理由とは?

芸能関係者、撮影技術班、プロデューサー、監督、それぞれの間に立ってスケジュールの管理をしたりととても大変な仕事です。

関わる人は多いですが、そのほとんどがプロの人です。

直接的にお客さんと関わる事はほとんどありません。

企画段階から、クランクアップ、配給まで全ての期間に携わります。

そのため、大作になればなるほど拘束期間は長くなります。

しかしその分の達成感ややりがい、充実感もとてもあります。

リフォーム会社の営業職

少子高齢化社会に伴い、段差が多く高齢者には住みづらい日本の家屋はバリアフリー化が進められています。

生活の中心の場である家屋のリフォームは見た目と機能性、資産価値など様々な要因が要求されるため、非常に重要な仕事です。

その仕事内容とは?

リフォームを検討しているお客さんの要望を抽出し、的確なアドバイスを提案して商品の購入を勧めます。

またお客さんと建築業者との間に立ち、商品の発注やスケジュールの管理を行います。

工事などを安全に円滑に進めるために様々な配慮が必要です。

家はそれぞれに違った特性や条件を持っているため、最適な工事の提案を出来るようになるまでには知識と経験が必要となります。

おすすめする理由とは?

お客さんの不便や不自由を解消し、生活をより豊かにする事が出来ます。

家は人生の中でも最も高い買い物と言われています。

そのため資産価値を下げないように機能性や見た目にも配慮が必要です。

またビフォーアフターのギャップが大きいほどにやりがいを感じる事が出来ます。

お客さんにとって建築業者との懸け橋となるためリフォーム会社の営業職は頼れる存在です。

実際にリフォーム営業の仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!

家庭教師

時給の良さ、仕事を通して自分も勉強になるといった理由から大学生や就活生に人気のアルバイトでもある家庭教師ですが、人との関りが深い仕事でもあります。

お客さんは生徒だけでは無く、その生徒の保護者もお客さんです。

その仕事内容とは?

家庭教師の人材派遣会社に登録をして、依頼があった場合に生徒の自宅に出向いて勉強を教えます。

テストの要点や間違えやすいポイントなどを分かりやすく生徒に説明をしていきます。

マニュアルも用意されていますが、場合によってはその生徒に合った勉強方法で授業を進めていきます。

おすすめする理由とは?

勉強を教えるだけでなく、生徒のモチベーションを上げてあげる事も大事な仕事です。

親御さんの期待やプレッシャーなど責任は大きいですが、その結果はしっかりとテストの点数として現れます。

一人一人違った個性を持った生徒に勉強を教える難しさはありますが、工夫を凝らして授業を円滑に進める能力が必要となります。

芸能マネージャー

芸能マネージャーは基本的にお客さんとの直接的な関りはほとんどありません。

しかし業界の中を駆け回り様々な人との関りがあります。

芸能マネージャーの携帯は常になり続けていると言っても過言ではありません。

売り出し中の芸能人を担当している場合にはプロフィールを持って各所に営業にも赴きます。

その仕事内容とは?

メインの仕事は担当している芸能人のスケジュール、仕事の管理となります。

芸能人が仕事を円滑に進められるように、予め関係者と交流を図り人間関係を構築したり、また仕事を貰えるように接待をする場合もあります。

仕事が出来る人ほど人間関係は拡がり、忙しさが増していきます。

おすすめする理由とは?

大手の芸能マネージャーは1人で100人の担当を持つ場合もあります。

芸能人やその卵のメンタル、モチベーション管理から、関係者との交流などとても忙しい仕事ではありますが、なかなか陽の目を見る事の無い裏方仕事です。

しかし、芸能マネージャーは芸能人同様に代わりのいない仕事、その人でないと成り立たない仕事でもあります。

そのため、責任はとても大きいですが、その分やりがいを見出している人も多いです。

また映画などの作品に携わると、上映されたりDVDになったり形として残るため達成感を感じる事も出来ます。

まとめ

人と関わる職業はどんな仕事でも「大変」です。

しかしそれでも人気の職業が多いのはやはりそこに「やりがい」や「楽しさ」があるからでしょう。

黙々と目の前の作業をこなしていく仕事が好きな人、向いている人もいますが、このページをご覧になっている方は「人と関わる仕事」に興味がある、やってみたいという想いがあるのだと思います。

対個人、対事業者、公共サービスの就業者数は日本全体で3割を超えています。

つまり日本では3人に1人はサービス産業で人と深い関わりのある仕事をしています。

そしてこの割合は年々増加しています。

人と関わりのある仕事への需要は高く、成長し続けている産業です。

是非、サービス業に興味のある方はいくつかの求人をピックアップして比較してみて下さい。


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