少し変わったファッションや芸術作品を見たときによく使われる「独創的」という言葉。

なんだかいい言葉にも悪い言葉にも聞こえますよね。

「独創的」という言葉は、人に対しても使われることが多い言葉です。

おそらくこの記事を読んでいる方は、「●●さんって独創的だよね!」と言われることが多いのでしょう。

「独創的」とは、一体どのような意味を持ち、どのような人を指すのでしょうか。

そして「独創的」な人にはどのような職業が向いているのでしょうか。

個人の特性をしっかりと理解することで、自身の能力やセンスを存分に発揮できる転職にも出会いやすくなりますから、今回は「独創的」な人の特徴と合わせておすすめの職業もご紹介いたします!

独創的な人の6個の特徴とは?

そもそも『独創』とは、「模倣によらないで、独自の発想で作り出すこと。また、そのもの」という意味の言葉。

それに「的」がついた『独創的』という言葉には、「独創する力がある様」という意味があります。

では、「独創する力がある人」とはどのような人物なのでしょうか。

以下にその特徴をまとめます。

独自の視点を持っている

同じものを見ても周りの人と抱く感想がちがったり、とある問題に関する疑問点が人とは違ったり。

「独創的」と呼ばれる人は、上記のように着眼点が変わっているというケースが多いです。

あまりに突飛すぎると周りから浮いてしまうなんてこともありますが、その分周りが気づかなかったことに気づくことができたり、新たな解決策を見つけたりなどメリットもたくさん。

社会に出てからも重宝されるケースが多いです。

発想力が豊か

上記でもご紹介したように、独創的な人は常に周りとは違う視点で物事を見ることができます。

マジョリティーな視点や型にはまった視点にとらわれないため、発想力も豊か。

難しい問題にも柔軟な考え方で取り組むことができます。

雑食主義

型にはまらずに独自の視点を貫く独創的な人は、様々なことやものに興味を抱くことが多いです。

例えば音楽。

クラシックが好きだからといってそればかりを聞くというわけではなく、その他のジャンルも「一度聞いてみよう」と嗜む傾向にあります。

いわば、どんなものも拒まず試してみる「受け入れ体質」。

だからこそ独創的な視点が生まれるといっても過言ではありません。

興味があることに対して熱中的

上記では雑食主義とご紹介しましたが、様々なものに触れていく中で特に強い興味を示したものに対してはのめり込むようにハマることが多いです。

先ほどの音楽の例を続けると、とりわけ好きなクラシックに関しては作曲者や歴史、世界的背景などについて徹底的に調べ上げるなんてことも。

言い換えれば「追求心・探究心が強い」ということでもあります。

異常なほど詳しい分野がある

興味があることに対しては異常なまでに熱中する「独創的」な人。

その結果、何かしら専門家レベルに詳しい分野を持っている人が多いです。

その分野が仕事に直結する人もいれば、あくまで趣味という人も。

仮に仕事には生きなかったとしても、その探究心や記憶力は仕事でも生かすことができるため、会社で活躍できる可能性も高いです。

他人の評価を気にしない

型にハマらず、人と違うことを恐れず、独自の視点を貫くタイプですから、他人の評価をあまり気にしないことが多いです。

よく言えば我が道独走タイプですが、場合によっては「マイペース」「聞く耳をもたない」なんて言われてしまうことも。

決して悪いことではありませんが、ある程度意識して注意しておいた方がいいでしょう。

独創的なところを活かせる仕事10選

ここまでで、「独創的な人」の特徴についてはお分りいただけたと思います。

大きな特徴として「人と違った視点を持つ」独創的な人は、どんな職業でも重宝されることが多いです。

今まで解決できなかったような問題に対して新しい視点で向き合うことができますし、何か新しいもの生み出したいときはその変わった観点が生きるからです。

とはいえ、できることなら自身の能力をフルで生かすことができる「天職」と言えるような職業に就きたいですよね。

以下で「独創的な人」の特徴を存分に生かすことができる職業をいくつかご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

クリエイター

ゲームクリエイター、空間クリエイターなど、何かを生み出す人。

働き方としては企業にクリエイターとして所属する他、フリーランスとして活動することも可能です。

その仕事内容とは?

クリエイターの主な仕事内容は、専門とする商材の企画から開発・実現まで。

世間のニーズを元にどのような商品を生み出すかを考え、開発に取りかかります。

空間クリエイターなどBtoBの場合は、クライアントからの依頼ありき。

打ち合わせを重ねクライアントの希望を明確化・アレンジし、実現します。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

今まで存在しなかったものや新しいものを作り出すわけですから、豊かな発想力がなければ実現できない仕事です。

また、ありきたりな視点では今までとなんら変わりないものが出来上がってしまうなんてことも。

したがって、独自の視点と豊かな発想力が存分に生かせるといえるでしょう。

デザイナー

服飾デザイナー、webデザイナー、誌面デザイナーなど。

こちらも企業に所属して活動するケースとフリーランスとして活動するケースがあります。

その仕事内容とは?

クライアントの依頼を元に、専門とする商材のデザインを行う仕事。

服飾なら裁縫のスキル、誌面なら専門ソフトを扱うスキルなど、デザイン能力だけでなく実務もできなければなりません。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

クリエイター同様、ありきたりなデザインでは消費者にもクライアントにもうけないもの。

王道のデザインであっても、その中に独自の工夫が必要です。

したがって、独自の視点や豊かな発想を存分にいかすことができます。

また、雑食主義であるがゆえの知見が生きるなんてことも。

独創的な人にはもってこいの職業です。

コピーライター

広告や雑誌、企業理念などのキャッチフレーズを考える人。

コピーライターとして企業に所属する人もいれば、フリーランスとして活動する人も少なくありません。

その仕事内容とは?

主にクライアントからの依頼を元に活動します。

打ち合わせにて商材やサービス内容を把握し、キャッチコピーの方向性をクライアントともに決定。

その後いくつかのキャッチコピーを考えクライアントに提示し、採用されればそれを、採用されなければ認められるまで新たなものを考えます。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

コピーライターと言うのも、今までになかったものや新しいものを生み出す仕事。

広告や雑誌を見た人が「ハッ」とさせられるようなフレーズを考えなければなりません。

ベースとして一般消費者の心理を理解するような常識的な観点も必要ですが、そこからさらに一段上のものを作るのであれば独自の視点や豊かな発想力が必要不可欠。

したがって、独創的な人に向いていると言えます。

メーカーの商品開発

食品、家電、日用品などのメーカー内で商品を開発する人。

基本的には企業の「商品開発部」に所属することが多く、中にはマーチャンダイザーやマーケターと兼務する会社もあります。

その仕事内容とは?

トレンドやニーズなどの市場調査を行い、売れそうな商品を開発するのが主な仕事。

マーケティングの結果を元にどのような商品がヒットするかを考え、上層部に提案し、許可が降りたら製作に入ります。

製作工場が自社にある場合はそのまま製作が進みますが、ない場合は共同開発してくれる会社を自ら探すことも。

商品開発だけでなく、開発に伴う市場調査や商品製作の工場の選定、コストの調整なども行うケースもあります。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

こちらも一般消費者の行動・気持ちを理解する常識的な発想はマスト。

しかしそれだけではなく、そこにちょっとした遊び心や新たなベネフィットが加わってこそヒット商品が生まれます。

つまり、独創的な人の豊かな発想力や独自の視点が生きるということ。

また、好きなことには我を忘れて熱中することがありますから、自分の好きな商材であれば自身を忘れて開発にのめり込むなんてことも。

「他者の評価を気にしない」という特徴が悪い方向に働かなければ、独創的な人は商品開発で力を発揮できるでしょう。

実際に商品開発の仕事を探すときは、こちらの記事を参考に!

経営コンサルタント

企業から相談を受け、その企業の現状を元に経営戦略のアドバイスなどを行う人。

企業に所属するケースもあれば、フリーランスとして活動するケースもあります。

その仕事内容とは?

基本的には、企業が抱える問題を解決してあげるのが仕事。

問題の内容は経営であったりM&Aであったり人事やマーケティングに関することであったりと様々です。

企業の状態を分析する能力、市場全体などを分析する能力、そして経営に関する広い知識が求められます。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

企業が経営コンサルタントに依頼を持ちかけるということは、社内の人間だけでは問題を解決できなかったということ。

つまり、社内の人間にはないような意見や発想を求めているのです。

ですから、豊かな発想力やコンサルタント独自の視点というのは大いに活かすことができます。

またコンサルタントは時に、クライアントに対して厳しい意見を言わなくてはなりません。

そんな時、独創的な人の特徴である「他人の評価を気にしない」という強い心があれば乗り越えやすいです。

シェフ・パティシェ

シェフは和食や中華、イタリアンやフレンチなど料理を振る舞う人。

レストランで働くケースもあれば、ホテルなどに勤務するというケースも。

一方パティシェはお菓子職人。

こちらもシェフ同様、お菓子屋さんやレストランに勤務するケースもあれば、ホテル専属のパティシエとしてホテルに勤務するケースもあります。

いずれも調理師の免許が必要ですが、それ以外に特別な資格はありません。

専門学校に行って学ぶか、もしくは有名シェフに弟子入りするなどして学ぶケースが多いです。

その仕事内容とは?

レストランやパティスリー、ホテル勤務などいずれも料理やケーキを作ることが主な業務。

その他、季節を取り入れた新作やイベントに合わせた特別メニューの開発を行います。

そこで評判がよければ、その後独立して自身のお店を構えるという人も。

また、パティシェの場合はコンクールに出品するなどし腕を磨くという人も多くいます。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

ケーキ屋さんにしろ和菓子屋さんにしろ、世の中にはたくさんありますよね。

だからこそその中で最も美味しかったり、何か特別に光るものがあったりしないとお客さんは寄って来ません。

「どうしたらお客さんに喜んでもらえるか?」「どうしたらもっと美味しくなるか?」と徹底的に追求し続けられるのは、独創的な人の得意分野。

したがって、その探究能力を十分に発揮できる仕事といえるでしょう。

また、他のお店と差をつけるためには独自の魅力が必要。

つまり、独自の視点や豊かな発想力が生きるのです。

ブライダルプランナー

結婚式の演出や段取りを考える人。

主に結婚式場や結婚式を行うゲストハウスやレストランに勤務します。

その仕事内容とは?

結婚式を挙げる予定の人と、結婚式の演出や段取りを決めるのが主な仕事。

お客さんがどのような結婚式を望んでいるかをヒアリングし、おすすめの演出などを提案します。

また、結婚式を予定している人には予算があるもの。

その予算内でどれだけ満足できる式にしてあげられるかが、ブライダルプランナーの腕の見せ所です。

提案力はもちろん、担当するお客さんと半年くらいかけて結婚式を作り上げるため、人間関係や話し合いを円滑に進められるコミュニケーション能力が求められます。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

ブライダルプランナーの使命は、結婚式を挙げる夫婦のニーズを満たしてあげること。

だからまずは夫婦のヒアリングをしっかりと行い、その夫婦が想像していたもの以上の式を提案してあげなければなりません。

そのため、豊かな発想力はマスト。

そこに、自分が今まで担当してきた結婚式などに基づく独自の視点で様々なアドバイスができれば、喜ばれること間違いありません。

また、「この夫婦は何がしたいのか、どうしたら喜ぶか」という追求心も、顧客満足にいかすことができます。

旅行会社

旅行客のためにホテルや飛行機の手配をしたり、旅行のパッケージプランを組み立てたりする人。

主に企業に所属して働きます。

特に専門的な資格は必要ありませんが、国内外の観光地に詳しかったり、自身も旅行好きであったりした方がいいでしょう。

その仕事内容とは?

旅行店で働く場合、店を訪ねてきた人に対しおすすめの旅行先やパッケージプランを提案します。

話が進めば飛行機やホテルの手配、現地でのレジャーやレストランの予約を行います。

旅行会社の企画部などで働く場合は、パッケージツアーの内容を考えるということも。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

旅行会社で働く人のほとんどは、自身も旅行好きで国内外の国に興味が強いという人がほとんど。

ですから、様々な国について調べたり、どこかの国に特別詳しくなったりするような探究心を活かすことができます。

また、旅行を希望するお客さんというのは、非日常的なワクワク感を求めているもの。

ありきたりな旅行先や旅行プランだけでなく、独自の視点や豊かな発想力を持って新鮮な旅行先やプランを提案できれば確実に喜ばれるでしょう。

旅行会社が販売しているパッケージツアーも同じ。

ありきたりなツアーではなく、「行ってみたい!」と思わせるような新鮮さやユニークな仕掛けが必要です。

そんなツアープラン考えるためには、豊かな発想力や探究心のもとで培った知識がしっかりと生かすことができます。

芸能関係

タレントやモデル、またはそのマネージャーなど。

多くは企業に所属しますが、自身が芸能人として活動する場合はフリーランスであることもしばしば。

その仕事内容とは?

こちらは職業によって大きく異なるため、分けて説明いたします。

タレント

主にテレビ番組やラジオ番組など人前に出演し、視聴者を喜ばせるのが仕事。

時には企業のイベントに参加したり、司会として呼ばれたりすることも。

場の空気を読む力やトーク力が必要とされます。

モデル

雑誌や広告に出演する人。

魅力が認められれば、ブランドのショーに出演することも。

洋服などの商材を魅力的に見せるスキルや、表情・ポージングの豊かさなどが求められます。

マネジメント

いわゆる「マネージャー」のこと。

担当するタレントやモデルのスケジュールを調整したり、仕事を増やすため企業に売り込みに行ったりします。

タイムマネジメント能力や営業スキルが求められる仕事です。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

タレントでもモデルでも、どこにでもいるようなありきたりな雰囲気ではその他大勢に埋もれてしまいます。

テレビ番組に呼ばれたり広告に採用されたりするためには、何か光るものが必要。

したがって、独創性そのものを生かすことができます。

また、マネージャーの場合は担当するタレントを売り込むため、どのようなキャラクターで行くのか、どのような媒体であれば受けるのかなどを決めなければなりません。

枠にとらわれていたら売れっ子タレントは生み出せませんから、柔軟な考え方で取り組む必要があります。

つまり、独創的な人ならではの豊かな発想力が生きるのです。

芸術家・アーティスト

絵画や陶芸など、芸術作品を生み出す人。

多くはフリーランスとして働きます。

その仕事内容とは?

基本的には作品作りと、その販売。

定期的に作品展を開き、その入場料や販売料で収入を得る人もいます。

中にはBtoCの形で活動する人も。

専門とする分野によって大きく異なるため、代表的なものをいくつかご紹介いたします。

書道家

自身の「書」を売ることで生計を立てる人。

お店のロゴや企業の看板などを手がけたり、書道を教えたりすることで収入を得ることも。

陶芸家

自身で製作した「焼き物」を販売することで生計を立てる人。

陶芸の場合は食器や花瓶など取り扱うものが多いため、個人での販売のみでなくお店や道の駅などに卸販売するケースも。

旅行客向けの陶芸体験教室などで収入を得ます。

ヘアメイクアーティスト

美容院やサロンなどでヘアメイクを施す人。

モデルを使って自身の腕を競うコンテストに出場したりする他、美容師として一般客のヘアカットやヘアセットを行うことも。

中にはモデルやタレントのヘアメイクとして活動する人もいます。

作曲家

オリジナルの楽曲を制作する人。

自身の音楽として発表することもあれば、アーティストに曲を提供するケースもあります。

また、ドラマやCMなどの音楽を手がけたりすることもあります。

独創的な点を活かせる点はどんなところ?

芸術家やアーティストに求められるのは、何と言っても他の人とは被らない『独創性』です。

オリジナルの視点や豊かな発想、物事を追求した結果得られた知見など存分に生かせるでしょう。

時には作品に対してシビアな意見や感想が投げかけられることもあるかもしれませんが、他人の評価を気にしない独創的な人なら問題なし。

ただただ自分の作品のクオリティや出来栄えの追求に対して熱心になれるため、非常に向いていると言えます。

就職時に気をつけるべきこと

独創的な人が持つ独特な視点や豊かな発想は、基本的には重宝されることが多いです。

しかしながら、あまりにも視点がズレていたり突飛であったりすると嫌煙されることもあります。

周りの空気をしっかりと読めるようにしておくと、人間関係もスムーズに進むでしょう。

また、周りの評価を気にせず自己を貫けるというのも、独創的な人が持ち合わせる長所。

とは言え頑固になりすぎてしまったり、周りの意見に全く耳を傾けなかったりというのは好ましくありません。

周りからの意見や評価を気にするか否かは別としても、一度しっかりと聞く姿勢を見せるよう心がけてみてください。

まとめ

以上、独創的な人の特徴や向いている職業についてまとめました。

良くも悪くも「変わった人」である独創的な人。

しかしながらその感性や発想力は、様々なシーンで力を発揮する素晴らしいもの。

色々な職業に生かすことができますから、ぜひ自信を持って仕事に取り組んでみてくださいね。


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