昔から日本では多くの会社が副業を禁止してきましたが、バブル崩壊やリーマンショックなどを受けて永久雇用の概念が崩れてきた昨今、徐々に副業を認める会社も増えてきました。

そんな中、実は、タクシー会社は、基本的に副業を許容している会社が多く見られます。

もちろん、副業オッケーですと就業規則に記載している訳ではなく、副業禁止ではありませんのスタンスで副業を認めている形です。

なぜならタクシードライバーは隔日勤務のため、1ヶ月に13乗務までしかできないルールになっていて、それ以上の勤務はできません。

ただ、タクシードライバーであっても収入を増やしたい、家族を養っていかなくてはならないなど様々な理由があり、タクシードライバーの仕事だけでは収入が見込めないなら他で補うことを許容せざるを得ないような背景になっているからです。

もちろんですが、全てのタクシー会社が副業を許容しているわけではないのです予め就業規則のチェックが必要です。

今回は、タクシードライバーだけでなく、ドライバーの副業事情について紹介します。

ドライバーって副業している人って多いの?

タクシードライバーに限らずトラックドライバーなど会社が副業を認めているところでは、本業のドライバーの仕事以外にもビルの清掃や配達など何かしらのアルバイトをしている人は少なくありません。

それはタクシードライバーもトラックドライバーもドライバーは毎日ずっと他のビジネスパーソンみたいに働くことは許されておらず、体調やコンディションの観点からタクシーやトラックなどの運転できる勤務日数、時間などが予め決められているため、それ以上の時間や日数を超えて働くことは基本的にできません。

そのため、会社が副業を禁止していなければドライバーは余った時間で副業をする人が多くいます。

副業を始めるにあたっての注意点

タクシードライバーやトラックドライバーなどのドライバーが副業をしているケースは多いですが、どの会社の誰でも副業をしていいという訳ではありませんし、副業オッケーの会社であってもドライバーが副業をするにあたり注意が必要です。

例えば、タクシードライバーの場合、乗務時間も決まっているため、当然乗務以外の場合は休むことが前提です。

したがってドライバーが副業をするにあたり注意する点が2つありますのでここでは紹介します。

就業規則をしっかりと確認

大前提になりますが、副業をするにあたり、ドライバーは会社が副業をオッケーしているかどうかをチェックする必要があります。

就業規則に副業を禁じられていては副業をすることができませんし、会社が副業を禁じているのに副業をしてしまうとバレた時が大変です。

そのため、大前提としてドライバーが副業を始める場合、始めたい場合は、会社の就業規則を確認し、副業が禁止されていないことをチェックしてから副業を始めましょう。

また、副業を許容していても中には副業することを会社に申請しないといけないところもあります。

会社に勤める以上は、会社のルールをしっかりと守るようにしましょう。

休息もしっかりととる

ドライバーの仕事で稼げない、ドライバーの仕事じゃ稼ぎが不十分のため、もっと稼ぎたいもしくはドライバーの仕事だけじゃなくて他にも仕事をしてみたいなど様々な理由で副業を始めることがあるかと思いますが、根を詰めて働きすぎないように調整することも大切です。

副業と本業を詰めて入れたばかりに疲れすぎて本業も副業もまともに仕事ができないとなれば問題ですし、あまり働き詰めにしてしまうと体調面や精神的にも悪影響が出てきます。

そのため、副業をしたとしても休息はしっかりととるようにスケジュールし、本業の業務に支障が出ないように気をつけることが大切です。

ドライバーがしている副業ってどんなもの?

ドライバーが実際にやっている副業はどういうものがあるのか知りたいかと思います。

ドライバーの副業なので基本的に本業に影響がない限りは何をやっていてもいいので色々な仕事をしている人がいます。

中にはネットでせどりをしたり、投資をしたりなどいう人もいますし、アルバイトとしてドライバーの運転技術を活かした仕事やドライバーとは全く関係のない仕事に従事している人もいます。

ここでは具体的にどういった仕事が多いかについて紹介していきます。

ビルやショッピングモールの清掃

勤務時間が自由なドライバーは、ビルやショッピングモールの清掃をアルバイトにしている人が少なくありません。

朝の早い時間帯で仕事をしたり、日中で仕事をして夜はドライバーの本業に戻ることもありますし、本業の合間の休みの日にシフトを入れて働くケースもあります。

新聞配達

長距離トラックドライバーやタクシードライバーで夜を中心に勤務する人は、明け方の新聞配達を副業にしている人もいます。

寝る前に少し働いて小遣いを稼いだり、昼夜が逆転しているため、昼に寝るような生活の人は、時間のリズムが取りやすい新聞配達を副業にしているようです。

製造工場

製造工場で組み立てなどの工場の仕事をしている人も多くいます。

日中にシフトの融通の利く仕事である製造工場の作業員は、ドライバーにとって働きやすいため、製造工場で日中働いて、夜は本業をしたり、朝、工場勤務して昼休んでから夜に本業のドライバーの仕事をしたり、色々なパターンで製造工場とドライバーの業務を兼務している人もいます。

交通整備

交通整備のアルバイトもドライバーには人気の副業です。

昼間にトラックやタクシーなどの本業のドライバーの仕事をこなして夜は建設現場や工事現場で交通整理のアルバイトをこなすことが可能ですし、逆ももちろん可能ですので時間にフレキシブルな仕事なので副業として調整しやすいようです。

建築・工事現場

建築現場や工事現場はタクシードライバーやトラックドライバーなどが副業アルバイトとして選ぶ職種の一つです。

未経験でもすぐ始めやすいことと時間的な融通が利くこと、1日で完結するケースもあるため、さっと副業をしたいドライバーには人気のある仕事と言えます。

送迎運転手

本業のドライバーの技術を活かせることが仕事の送迎運転手は、タクシードライバーやトラックドライバーが始めやすい副業の一つです。

もともと土地勘のあるタクシードライバーやトラックドライバーからすると会社の役職の送り迎えの運転手であったり、夜の仕事の従業員さんを送り迎えするのは難しい仕事ではありません。

送迎運転手の募集も多いですし、本業の能力を活かせるので仕事がスムーズにできます。

集配ドライバー

送迎運転手同様、集配ドライバーも副業としてトラックドライバーやタクシードライバーに人気の仕事です。

送迎運転手同様、もともとの本業の技術やノウハウが活かせることができる仕事のため、集配ドライバーはトラックドライバーやタクシードライバーには最適の仕事ともいえます。

飲食店

意外と多いですが、飲食店のアルバイトを副業とするタクシードライバーやトラックドライバーは多いです。

中には副業で勤務した飲食店の仕事の方が面白くなり転職してしまう人もいるようです。

タクシードライバーやトラックドライバー特に長距離のトラックドライバーは各地の名産などを食べる機会があるため、飲食店に興味を持つ人も少なくありません。

そのため、飲食店を副業先として選ぶ人も結構いるようです。

投資

ドライバーの中には、副業として不動産投資や株式投資、FXなどをし、高収入や安定した収入を得ている人もいるようです。

投資であれば、頭は使いますがあまり体力を必要としないため、副業で疲れることもなく、気軽に始めれるため、投資を副業としているドライバーもいます。

これから副業を始めるドライバーにオススメの副業

ドライバーがこれから副業を始めるにあたり、オススメの副業を紹介します。

副業をしている多くのドライバーがどれかの仕事を掛け持っているかと思うのでこれから副業を始めようと考えいてるドライバーの方がいたらぜひ参考にして下さい。

仕分けなどの軽作業

郵便局や宅配会社の倉庫内で荷物や書類などを仕分けする作業の仕事は、短期募集が多く、ドライバーが負担なく副業を始めるには丁度いいアルバイトといえます。

例えば、年末年始の年賀状の仕分けであったり、お歳暮やお中元の多い時期に宅配会社の倉庫内で仕分けをしたりする仕事です。

これらの仕事は普段あまり募集をしないですが、繁忙期には人出がかなり必要となるため、短期で募集していることが多いです。

そのため、ドライバーをしながら掛け持つのには始めやすい仕事です。

自動販売機の設置所探し

土地勘のあるタクシードライバーやトラックドライバーには日頃の仕事をしながら同時進行でこなすことができる仕事として自動販売機の設置場所を探すアルバイトがあります。

このアルバイトもドライバーをしながら掛け持つのには負担がそこまで多くなく、副業としては始めやすく、1件につき報酬が最高5万位受け取れることができますし、本業をしながら設置場所を探せるので一石二鳥の仕事です。

特に街中から住宅街を細々と走る機会のあるタクシードライバーの副業には最適かもしれません。

ドライバー業務

普段の本業がドライバーなので副業もドライバーにすると新たに色々と仕事を覚えるより楽に副業を始めることができます。

ただし、ドライバーが副業にドライバー業務、例えば、企業の役員の運転手、幼稚園バスのドライバー、引越し業者のドライバーなどを副業とするにあたり、会社によっては副業は禁止しないが副業でドライバーの仕事をすることを禁止している会社もあります。

そのため、この副業を始めるのであれば改めて就業規則はしっかりと目を通して自分の所属している会社が副業でドライバーの副業をすることがNGでないかどうかを確認しなければなりません。

倉庫業務

トラックドライバーで、フォークリフトなどの免許も持っている人には、倉庫業務の仕事を副業としている人は少なくありません。

倉庫業務の仕事も繁忙期に短期で募集していることが多いため、副業としては最適な職種の一つです。

体力に自身がある人には副業でもレギュラーとしてがっつり働くこともできます。

製造工場作業

製造工場の作業、部品の組み立てや仕分け、接着などの仕事は、シフトの融通が利くため、副業として始めやすいといえます。

また、製造工場作業も内容によっては繁忙期の短期募集であったり、レギュラーで募集であったりと募集状況も様々なため、短期で副業をしたい人にもある程度の期間を持って副業をしたい人にもどちらもできるので時間調整しながら副業したい人にはいいかもしれません。

株式投資・FX

副業としてそこまで体を動かせない、本業が忙しくて副業をしたいけど、スケジュールが難しいなどという人には株式投資であったり、FXがおすすめです。

リスクがあるので熱くなり過ぎることは厳禁ですが、ちょっとずつ資産を増やすには空いた時間で取引ができ、簡単に始めれるため、副業として始める人も少なくありません。

データ入力

本業で色々と出回っているから副業はどこにも行きたくない、楽に副業をしたい人に人気があるのは、データ入力の仕事です。

渡された資料の数字などのデータをひたすら入力していくだけの仕事ですが、短期でも長期でも募集しているので副業として始めやすい職種の一つです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ドライバーの会社で副業オッケーですと公にしているところはまだ少ないかもしれませんが、副業を禁止しているところも多くはないため、実際にドライバーを本業として副業をしている人もいます。

ただ、副業を始めるあたっては、やはり就業規則をきちんと確認し、副業が禁止されていないか、副業は禁止されていないけど、何か禁止されいていることはないか、例えば、ドライバーの仕事を他ですることは禁止するなどの記載がないかをチェックする必要があります。

また、大前提になりますが、副業を始めるにあたってはあくまでも本業に支障をきたさないことが大前提になります。

本業と副業で働きづめになり、結果疲れ果ててしまった、体調を崩してしまったでは副業をする意味はなくなってしまいます。

ぜひ、自分の生活リズム、仕事のリズムに合わせやすい副業を見つけてみて下さい。


関連キーワード

ドライバー求人