バスの運転手として働く中で出てくる悩みにはいろいろとあります。

辞めたいと考えてしまう原因と後悔しない為の方法を紹介します。

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バス運転手を辞めたいと感じてしまう6個の原因とその対策とは?

小さい頃に憧れていた、バスの運転手。

いざ業界に飛び込んでみると、ガッカリしてしまう機会もあることでしょう。

辞めたくなってしまうバス業界の事情について解説していき、その問題を乗り越えていく為のアイデアを提案します。

出勤時間が早すぎて、退社時間が遅すぎる

バス業界の朝はとても早く、早い勤務だと4時には出社をし、退社時間は23時を過ぎる勤務がほとんどです。

なぜこんなに拘束時間が長いかと言うと、運転している時間以外は勤務時間ではない、と判断されているからで、例えバスの停留所で乗客を待っている時間でも、駅でバスの案内をしている時間も、勤務時間として扱われていないのです。

明け方に出社して夜中に帰宅する勤務だとしても、運転する時間はそのうち6~7時間半。

例え拘束時間が長くても、勤務として扱われている時間は普通の会社員よりやや短めなのです。

仕事を生活の中心として生活する

仕事場である会社を第二の自分の家と割り切って活動するという考え方です。

朝早く起きて、早朝から駅までバスを走らせて、仕事がスタートします。

近くのコンビニで朝食を済ませ、昼食は近くのレストランで食事・・・のようにバスで移動している過程で、ついでにお店を見て回ります。

乗合バスでしたら、新規オープンしている店も走っている間に見つける事ができますし、プライベートでは見る事の出来ない景色も仕事を通じて見る事もできます。

町の変化を仕事しながら見る事ができるのはこの仕事の良いところですが、脇見運転にならないように注意してください。

給料が安い

運転士の給料は走ったキロ数で決まっていきます。

その単価はバス会社によって違っていきますが、平均的に乗合バスは1キロあたり8円で、貸切バスは1キロあたり4円です。

貸切バスの方が安い!と思われますが、貸切バスは高速道路を長距離走り走行距離は非常に長くなる為、金額は少なく設定されています。

乗合バスでは、近所や駅の周辺を走る事になりますが走行距離は少なくなります。

比較すると、乗合バスより貸切バスの方が走行距離の多さで1キロあたりの単価が少なく設定されていても、やや高い給料になっています。

それでも、労働内容と比較すると、非常に釣り合わない賃金なのは否めません。

バスを走らせる仕事に誇りを持つ

実際にバス会社で努めている同僚の多くは「俺にはこの仕事しかない」と話していました。

好きなことをしてお金をもらえると考えると、考え方が少し違ってくるかと思います。

大型車を走らせていくことに大きなやりがいを感じるのであれば、給料の問題は乗り越えられるでしょう。

それでも、今の給料に不安があるなら、こちらで自分に合った給料高めのバス運転手の仕事を出して貰うと良いでしょう。

バス運転手の給料は、こちらの記事を参考に!

責任が非常に重い

バスは大勢の人の命を運ぶ仕事です。

ブレーキのかけ方1つで高齢者が転倒し責任問題になる事もよくあります。

一番気を付けるべきは、交通事故です。

相手の一般ドライバーに非があったとしても責任を問われる事態になります。

10:0の事故だとしても、バスの運転手の持っている免許は大型二種免許で、運転のプロと言う扱いを受けてしまう為、車両事故に関しては非常に大きな責任を問われます。

安全確認を忘れずに行う

事故は不可抗力でも起きてしまう時はあります。

しかし、防ぐことのできる事故は1日の中に沢山あります。

仕事に慣れてくることでおろそかになりがちな安全確認ですが、慣れてきた頃にこそ事故は発生します。

バスは普通車と違い、注意しなければいけない箇所は多いです。

特に交差点や普段人の通っていないような道、雨の日は注意が必要です。

まとまった休みが取れない

3勤1休の勤務体制が多く、その名の通り3日勤務したら1日休みを貰えるといったものです。

しかしそれを実施できているバス会社はほとんど無く、だいたいが1週間のうちに1日休日を貰える、と言う状況です。

一見6日働けば休みを貰えると思いがちですが、例えば1週目は月曜に休みを貰った後、2週目の休みは月~土曜も出勤し、日曜に休むという勤務だと最大でも13連勤という地獄の勤務になる事も可能です。

近年でもこういった労働をした運転手が運転中に意識を失ったり、疲れによる判断力低下から招く事故は後を絶たず、問題視されニュースに取り上げられています。

労働環境の改善を期待するか、無理をせずに休む

ここまでニュースで問題視されているので、遠くない未来には法律として改善されたり、運行の本数を減らし、労働者の負担を減らす工夫をするバス会社もあるでしょう。

法律でも会社でも、迅速な対応は期待できませんので「これ以上仕事をしたら、事故をしてしまいそうだ」と自分の体の限界を感じたのであれば、会社に連絡し、休みを貰うようにしてください。

人手不足なので、無理してでも来て欲しいと頼まれるかもしれませんが、乗客の命と自分の人生に関わる事なので、冷静に判断しましょう。

時間厳守のプレッシャー

安全運転も非常に大切なのですが、バスの運行は時間とにらめっこをする仕事です。

朝方は通勤ラッシュで道路が非常に混雑しており、雨の日は更に混雑します。

渋滞していればその分目的地への到着が遅れますし、乗客もイライラしてくるのが、社内ミラー越しからでもよく伝わってきます。

少しでも早く着いてあげようと考えて、少し危険な運転をしてしまい事故を起こす運転士も多くいます。

反面、昼頃は道路も快適に走行できます。

しかし、油断しているとバス停を予定時刻より早く通過してしまい「バスが予定時間に来なかった」とクレームに繋がります。

どんな時も時間を気にする必要がある神経を使うのに疲れ、辞めてしまう運転士も多いです。

渋滞しても焦らない。早く着きそうな時は邪魔にならない所で時間を調整する

通勤ラッシュの時間帯と帰宅ラッシュの時間帯はどうしても予定より遅くなります。

これは運転士みんなが知っていますので、遅れても怒られないので決して焦る必要はありません。

安全に目的地まで運転するのが最優先です。

昼間の運行は、予定より早く着いてしまう事がたびたびあります。

運行表と時計を照らし合わせて、早く着きそうでしたら、通行の妨げにならないような路肩の広いバス停などに停車して時間の調整を行いましょう。

ドライブレコーダーで監視されている感じが苦痛

安全の為、バス内とバス周辺にドライブレコーダーが取り付けられています。

事故やトラブルが起きたら、上司にドライブレコーダーを見られ、運転姿勢や態度に関しても指摘を受ける場合もあります。

その点で、監視されていると思いこみ窮屈に感じてしまうでしょう。

ドライブレコーダーがなかった時代から働いている熟練の年配の運転士ほど、嫌がります。

ドライブレコーダーの意味を再認識する

万が一の時に運転士を助けてくれる存在になるのがドライブレコーダーです。

大型車は普通車と比べると責任が重く、不利な状況にされやすいものです。

運転士の立場を守るために、ドライブレコーダーを付けてくれていると、素直に認識をすればありがたく感じるでしょう。

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本当に辞めていいの?バス運転手を辞める前に考えること

乗合バスなら町の人と身近な存在になれる

仕事を通じて知り合った、近所の人や、もしかすると疎遠になった同級生に出会えるかもしれません。

常連の人と親しい関係になれば、差し入れを貰う事もあるかもしれません。

これは地域密着の乗合バスだからこそできる事です。

仕事を通じ、顔を何度も合わせる事で親しくなり、常連さんから暖かい言葉をかけて貰える。

その中に大きなやりがいが見つかるかもしれません。

貸切バスなら様々な場所に行ける

長距離の観光目的のバスでは、行ったことのないような場所にも行くことができます。

行った先のホテルや旅館で休む事も多いので、仕事をしながら観光が出来る利点はとても大きいです。

特に、仕事と家との往復の毎日なので、乗客と一緒に少し観光気分に浸れるのは貸切バス運転手ならではの特権です。

会社負担で資格を取った場合、契約上違反にならないか

入社のハードルを下げる為に、免許が無くても大型二種免許を入社後に会社負担で取らせてくれる制度を採用し、入社した場合の話になりますが、2~3年間、給料から自動車学校の料金を天引きされている事と思われます。

規約通りの期間以上働いていれば問題はありませんが、辞めたいと感じる人のほとんどは規約の期間を満たしていないと思います。

そうなった場合、退社の時点で不足分を支払う事になり、分割ではなく一括払いを要求されます。

金銭的に難がある人には、そもそも辞める事ができない状況になり、精神的にも辛くなります。

苦しいかと思いますが、辞めた後が困るようでしたら、継続して働いた方がいいかもしれません。

やっぱりバスの運転手はカッコいい

いつの時代も、子供たちにとってのバスの運転手はカッコいい存在です。

ビシッとした制服に運転手の帽子を被り、大きなバスを運転する姿は子供からしたらヒーローでしかありません。

子供達のヒーローでいられるバス運転手はそれだけでもやりがいを感じる事のできる職業でもあります。

やりがいのある仕事だけど、バスの運転手を続けようか、辞めようか悩んだ時は、一度こちらで話しを聞いて貰うのも良いでしょう。

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バス運転手の経験を活かせるその他の仕事とは?

バス運転手を辞めた後でもスキルを無駄にしない、スキルを活かす事の出来る職業を紹介します

トラック等の大型車の運転手

同じ大型車なので、運転のスキルを無駄にせずに活かす事ができます。

大きな違いは、乗せる物が人間から荷物に変わった事です。

乗客は自分で降りてくれるが、荷物は自分で全て降ろさないといけないなど、どちらがやりやすい仕事かは賛否両論ではありますが、乗客との人間関係が原因で仕事を辞めてしまった人であれば、トラックの運転手は向いているかもしれません。

タクシーの運転手

こちらは、乗客を乗せる事に関してはバスと変わりませんが、大きな違いは大型車から普通車と車のサイズが変わって運転に対しての気が楽になった点です。

もちろん必ずしもタクシーの方が楽な仕事という訳ではありません。

まず、乗客との距離感が違い、タクシーでは1対1での関係になり、場合によってはストレスを感じてしまう可能性があります。

拘束時間もバス業界と大差なく、長い距離を運転しないと給料も多くない為、安定した収入を稼ぐのは大変です。

他にもバスのように停留所は無く、乗客の言った目的地に向かう事が必須条件なので、ある程度の土地勘は必要となります。

大型車を乗るのは技術的に不安だけれど、人と関わる事が好きで、安全運転に自信がある思いやりのある人にはオススメです。

タクシー運転手の仕事を探す時は、こちらの記事を参考に!

介護タクシー

高齢者向けのタクシーとなりますが、近年業界は増加傾向にあります。

内容としては、タクシーと変わらず、目的地に送り届ける事になりますが、大きなポイントは、車イスのまま乗車ができる車だという事です。

車イスのまま乗車させる為に機材の使い方を覚える必要がありますが、難しい機材ではありませんので、簡単に覚える事ができます。

タクシーとは異なる点は、病院の付き添いや、墓参りの補助などのサービスを盛り込んだ介護タクシーが増えてきている点です。

今後伸びていく可能性の高い業界なので、挑戦する価値はあります。

その他接客業

これは運転免許と運転の経験が無意味になってしまいますが、バス運転士は様々な人と接する職業です。

良心的な人もいれば、細かな事を指摘してくるクレーマーのような人もいます。

バス運転士はコミュニケーション技術も身に付ける事ができる為、営業や飲食店でもその経験を生かして活躍する事ができます。

上記で紹介したような、バスの運転手の経験を活かせる仕事で働きたいと思った人は、こちらから出して貰うと良いでしょう。

まとめ

バス業界は一見公務員のように安定した仕事のように見えますが、その実態は一度働いてみないと分からない面が沢山あります。

仕事の内容と給料が釣り合わないと感じる人も多かったり、離職率も非常に高く、常に人員不足の問題を抱えています。

人手不足が原因で運転士に過酷な重労働を要求し、大きな事故を招く問題も発生しています。

更に乗合バスにおいても運行回数を減らし、バス停を減らすなど運転士の負担を減らす工夫もされていますが、同時にバス需要の低下とそれに伴うバス業界の赤字と倒産が相次いでいます。

バスの存在は自家用車が普及してたことにより昔に比べて乗客が少なくなってしまっても、人々の生活にとって非常に重要な役割を担っており、地方や高齢者にとっては特に無くてはならない存在です。

AIによる自動運転車の開発も進んでおり、将来的には運転士が居なくてもバス業界は成り立つ未来もいずれ訪れるかもしれませんが、現在抱えている問題のほとんどは、労働内容の改善をしないことには解決しない深刻な問題です。

バス業界を辞めたいという角度でのお話をしましたが、悪い所だけでなく、やりがいのある夢のある素敵な職業だと考えています。

車の運転が好きな人や、人と関わる事が好きな人には向いている職業でもあるので、その価値について考えてみていただけるとうれしいです。

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