カフェの店長の待遇について、主に給料面を中心にご紹介させていただきます。

とても魅力的で人気の高いカフェの仕事ですが、一生の仕事として、あるいは店長として責任をもって務めるにあたり、不安を抱かれる方も多いかと思います。

そういった方々の疑問や不安が、少しでも解消されれば幸いです。

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カフェ店長の給料の相場はどのくらい?

カフェの店長は決して極端に給料のいい仕事とは言えません。

しかし、普通に生活していくのに支障がない程度はもらえます。

また、会社やお店の状況によって、待遇面などは大きく変わります。

正社員で新卒入社した場合

正社員で新卒入社した場合ですが、おそらく最初から店長職に就くことは難しいでしょう。

最初は平社員、あるいは副店長として、店長の下で業務を学んでいくことになると思います。

会社にもよりますが、新卒の最初の給料は決して高くありません。

月給で20万円前後が多いでしょう。

とはいえ、新卒入社一年目は税金もまだ少ないですし、極端に困ることはないでしょう。

正社員で転職した場合

転職の場合は、前職に依るところが大きいかと思います。

いきなり店長というケースは少ないかもしれませんが、同業種からの転職であれば、前職の経験や給料実績を考慮し、適切な金額になるように調整されることが多いです。

また、飲食業界は常に人手が不足しておりますので、早い段階で店長昇格や高い月給を約束される可能性もあるでしょう。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

賞与は完全に会社次第です。

また、その年の業績にも依るでしょう。

酷い時期だと、ボールペン1本だったなんていう話も耳にします。

しかし、きちんとした経営をしている会社であれば、月給の一ヶ月ないし二ヶ月分をきちんと支払っていただけます。

昇給

昇給は簡単ではないでしょう。

もちろん、きちんとした経営の会社であれば、年々少しづつ上がっていきますが、急に劇的に上がることはないと思います。

また、長年務めた人には、シニアというポジションを用意し、給料にも反映していただけます。

各種手当

手当については、会社次第ですが、残業手当などはきちんと支払われることでしょう。

そして、サービス業に就く以上は、残業は必ず発生すると考えておく方がいいかと思います。

みなし残業という制度もありますので、実際の残業量や残業の手当てがどのくらいもらえるかは、事前に探りを入れておいた方がいいでしょう。

また、会社や協会が主催している資格などを取得することで、わずかですが手当てが支払われることもあるようです。

給与が高い人は何が違うの?

同じ会社の同じ店長職でも、勤続年数や会社への貢献度で給料が少し変わることもあります。

また、一番大きい要素は、残業の有無とその量でしょう。

スキル

例えば、コーヒーに関する知識を一定レベル以上持っていると会社に認めてもらえれば、コーヒーのセミナーやスクールを開くことができる会社もあります。

その開催数に応じていくらかの手当てがつくこともあります。

なによりも、自身の知識や技術の向上と、それを相手に伝え、広まっていくという喜びがあります。

その他には、経営スキルもあります。

アルバイト人員をきちんと管理し、自分自身の時間を捻出できれば、勤務時間は短くなり、結果、時給換算した際の給料は上がります。

また、業績を上げれば賞与や会社からの評価も上がります。

役職

役職としては、店長か店長でないかで大きく違ってきます。

また、店長業務をこなしていても、会社の求める基準に達していなかったり、セミナーをパスしていないと、店長代理のような扱いとなり、平社員と給料が変わらないこともあります。

その辺は会社ごとにルールがあるかと思いますので、よく確認することをお勧めいたします。

勤続年数

勤続年数は当然影響してきます。

しかし、長く勤めれば自動的に上に行けるという内容ではありません。

何年続けても、アピールがなければずっと店長のままです。

きちんと実績を上げ、店舗単位ではなくもっと広い視野を持つことで、さらに上のポジションへの異動もあります。

また、店長として優秀だと判断されれば、新人店長に対する見本となるシニア店長などの制度を設けている会社もあります。

地域

全国に点在するような大きな会社ではどうかわかりませんが、基本的にはやはり、首都圏や都市部が優遇されます。

おそらくどの業種でも同じなのではないでしょうか。

しかし、全国に転勤があるような規模の場合、地方に行ったからと言って給料が下がるようなことはないと思います。

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カフェ店長の給料の決まり方

基本的には会社が定めた月給に、店舗責任者としての手当てや資格の手当て、勤続年数による昇給分が加算されていきます。

店舗責任者と店長代理について

繰り返しになりますが、同じ仕事をしていても店舗責任者として会社に認定されているかどうかで給料は変わります。

自分自身の仕事内容を振り返り、十分実績があると判断されるのであれば、上長に自ら申請する姿勢が大切です。

残業すればするだけ給料は上がります

これも当然のことですが、逆に言うと、残業をしないと給料はかなり厳しい量しかもらえないでしょう。

知り合いの店長で、共働きでなく一家を養っているという例は聞いたことがありません。

しかし、店長の一つ上の、店長クラスをまとめるエリア長のような役職まで行くことができれば、給料はかなり良くなるようです。

ただし、エリア長は管理職扱いとなりますので、残業しても残業代の支払いはありません。

きちんと自分自身の時間もマネジメントできない人では、とてもつらい思いをすることとなるでしょう。

カフェ店長で給料をあげるためにやるべき3個のこと

カフェ店長も会社に雇われているサラリーマンであることに変わりはありません。

給料を上げる方法も、一般的なサラリーマンのやり方と大きく変わることはないでしょう。

以下に幾つかの例を挙げてみます。

店長から更に上の役職への昇格

先ほども書きましたが、店長をまとめるエリア長や、店長業務を極め、他の店長の模範となるようなシニア店長になれれば、それに伴い給料が上がります。

しかし、それは、上長へのアピールや他の店長よりも優れた功績があって初めて得られるものであり、他の人と同じようにただ日々の業務をこなしているだけでは昇格することはできません。

当然試験や面接もあります。

また、あくまで会社にそれだけの余力があればの話ですので、小さな会社やほとんど個人経営のような業態では、上記のような給料の上昇は望めないでしょう。

もっといい給料の会社に転職する

店長クラスの人間にどれだけの給料を支払うかは、会社の業態や業績によってかなり変わってきます。

また、大手ならばよりよいとは一概には言えないようです。

自分自身のスキルと照らし合わせて、より良い条件があるのであれば、転職は一つの選択肢だと思います。

その場合も、転職先にアピールできるような何か具体的な功績を用意しておくことをお勧めします。

通常業務以外で功績をあげる

店長としてお店を運営することは最低限必要ですが、そのほかに、セミナーの講師などで手当てを受け取るという方法もあります。

セミナーの回数に応じて手当てが発生するような場合、それだけで月給にプラス一万円から二万円程度の手当てが期待できます。

ただし、これは会社がそのような制度を用意していたらの話です。

そういった制度がない場合、ただセミナーを開催する手間が増えるだけになってしまいますので、しっかり確認や提案を行うことが必要です。

給料をアップさせるための求人の選び方

新卒にせよ転職にせよ、数ある求人の中から給料をアップさせていくためにはどうすればいいか紹介します。

店長になるまでの期間を逆算してみる

何度も書いてきましたが、店長か平社員、あるいは店長代理かで、給料は結構大きく変わります。

また、店舗が増えなければ新しい店長は当然必要ありません。

求人中の会社が、どれくらいのスピードで成長しているか、特に、どれくらいのペースで新店を出しているかは、チェックしておいた方がいいと思います。

また、店長になった際にどれくらいの月収が見込めるかも、面接などのタイミングで確認したほうがいいかもしれません。

賞与がどのタイミングでどれくらい支払われるか確認する

賞与をどの程度出すかは、会社によってまちまちです。

月給が30万円でも、賞与がなければトータルではマイナスになる可能性もあります。

年収単位でも給料を計算してみることをお勧めします。

賞与がほとんど支払われないという会社も一定数存在しているので。

資格支援の欄を確認する

どのような店舗を展開しているかによって、必要な技術は微妙に変わってきます。

例えば、店内でコーヒーの焙煎はやるのか、どの程度の料理を提供するのか、などです。

そしてそれに伴い、社内資格がどれくらい充実しているか、そして、その資格に対してどの程度の手当てが付くのかも、同時にチェックしておくといいかもしれません。

カフェの店長は昇格が難しい仕事の一つだと思います。

自分自身のスキルを伸ばせる環境があるかどうかと、それに伴う待遇改善があるのかどうかは、長く働くのであれば大切な要素になると思います。

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経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

店長になった時と店長職と認められた時

同じようで微妙に違うのですが、店長としてお店を任されることが決まった最初の時に、5000円ほどですが給料がアップしました。

その後、本社で面接を受け、正式に店長としてのマネジメントができる職(マネージャーと呼んでいました)となった時に、また1万円ほど上がったと思います。

また、店長になると、あらゆる面での裁量権が与えられます。

それは例えば残業であったり、セミナーの開催であったりします。

下についているときは、能力があってもセミナー講師をやれませんでした。

また、残業も、店長が優しい人でしたので、自分が残って部下は帰してくれるような人でしたので、あまりありませんでした。

その傾向を自分も受け継いだので、店長になってからは残業が増えましたが、残業代も支給されますので、総合的に給料は大きく上がりました。

店長としての仕事が板についてきた頃

店長業務が問題なくこなせるようになってくると、売上を上げたりエリア全体・会社全体が良くなっていくための施策などを考え、実行できるようになってきます。

しかし、それをしたからと言って、給料に反映されることはありません。

幸い数字だけでなく、行動や施策も賞与に反映される会社でしたので、上長にしっかり報告することで、賞与でもらえる金額は少しずつ上がってきました。

また、1年ごとに数千円程度ではありますが、昇給もありました。

まとめ

カフェ店長の給料面の待遇について、知っている範囲でまとめさせていただきました。

いかがでしたでしょうか?

どの会社でもそうだと思いますが、給料面での待遇は会社次第のところが大きいですので、いい会社を選ぶことだと思います。

そして、いい会社に入るためにも、自分自身のスキルを磨くことが重要です。

カフェの店長はコーヒーを淹れるためのスキルは当然ですが、それ以上に「人・モノ・金」の管理を求められる仕事です。

そして、会社が大きければ大きいほど、評価の中でそれらが占める割合は大きくなり、また、転職の際にも有利に働きます。

とはいえ、カフェの店長を5年間務めた感想としては、カフェという空間・接客という仕事を心から好きになれなくては、とても務まるような待遇とは言えないというのが正直なところ。

それは給料面だけでなく、例えば残業時間であったり休日の量であったり、ありとあらゆる面での待遇を考量しての結論です。

待遇がいいからやるという仕事ではありません。

しかし、仕事を楽しむことさえできれば、店長に与えられる裁量権は大きく、アルバイトの育成なども含め、とてもやりがいのある仕事であることもまた、間違いありません。

待遇は決していいわけではありませんが、生活していくのに困ったことは一度もありませんし、5年間で200万円ほどの貯金(ほとんど残業代ですが)をつくることもできました。

これからカフェ店長を目指す皆様は、給料面で過度なしり込みをすることなく、挑戦をしてもらえればと思います。

その挑戦の後押しや会社選びに少しでもお役に立てれば幸いです。


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