保育士になるには?私が実際保育士になるためにしたことや勉強法をお教えします
保育士に採用されたいという方はぜひ参考にしていただければと思います。
保育士不足と言われている現在、保育士の確保は深刻な問題となっております。
しかし、保育士を雇ってもすぐに辞めてしまっては意味がありません。
できるだけ長く勤めてくれる良い人材を採用したいと思っているところばかりでしょう。
ここでは、そんな保育士に採用される人の特徴についてご紹介します。
保育士を目指している方は、自分に合う求人を見極めるコツもぜひご覧ください。
目次
閉じる保育士の採用ではどんな求人内容が募集されているの?
基本的には、保育士の資格を持った方の募集がメインとなります。
簡単に分けると、3つのポジションです。
- ①現場スタッフ
- ②園長候補、リーダークラス
- ③保育補助(無資格でOKの保育園もあります)
任せる仕事内容は園によって大きく異なる可能性があるので、求人広告や企業の採用ホームページをよく見てみると良いでしょう。
最近では認可保育園の求人のみならず、事業所内保育所や病院、サービス業の店舗(鍼灸院や美容院等)でも保育士資格保有者の求人募集がされていることもあり、働くことができる場所がかなり多様化してきています。
保育士の大まかな仕事内容
- ①園児の身のまわりの世話(遊びの環境構成、トイレトレーニング、食事の補助、散歩の付き添い、午睡のフォロー)
- ②一人一人の園児の成長状況の記録及び保育指導案の作成(経過記録、週案、月案と呼ばれています)
- ③保護者とのコミュニケーション(送迎時に子どもの様子を伝えるなど)
- ④季節ごとのイベントに行う企画作り
- ⑤壁面などの製作作業
大きく分けると、この5つに分類されるかと思います。
保育士の採用で気を付けていること
特に、募集内容を求人広告として掲載するときに、掲載する保育園側としての注意点についてまとめていきます。
在籍している職員の協力を得る
採用活動をするときは、なるべく組織をあげて取り組むようにしましょう。
最近リファーラル採用といって、人づての紹介を推進する採用手法も多くなりつつあります。
保育園でも既に取り組んでいるところは多いと思いますが、職員が人となりを知っているほうが自園に合うかどうかも分かりやすいと思いますので、新規職員を採用する場合は職員の協力を仰ぐのも一つの方法です。
過大広告にならないようにする
これは、保育士の求人に限らず広告全てに当てはまることです。
求職者はかなりシビアな目で求人内容を検索していきます。
ですので、大げさな表現や過大広告にならないように意識し、事実をありのまま詳細にしておくことが必要です。
例えば、あると期待していた福利厚生などの制度が入所したらなかったなどということは早期離職にも繋がりかねませんので、充分に注意して記載するべきです。
自社の保育園のいいところを、現場から徹底的にヒアリングする
これは、採用活動を始める上でも非常に重要な要素です。
求人広告を作成する担当者が、当たり障りのない原稿を作って掲載しても見向きもされません。
現場をよく知っている保育士さんは、かなり細かいことにも気づいているはずです。
どんな細かいことでも良いので、自社の良いところや働くメリットを一旦洗いざらい原稿用の素材として出しておくと良いでしょう。
転職理由の本音は、面接の最初に聞いてしまう
なぜ前職を辞めたのか?
新しい職場には何を求めているのかは、面接の早い段階で聞いておいたほうが良いです。
これも、入社後のギャップを生まないようにするため必要な情報収集です。
自社の欠点もできる限り、包み隠さず広告に記載する
保育士が退職する理由として、よく職場の人間関係や労働環境が挙げられます。
多くの人が資格はあるのに働かない潜在保育士になってしまい、再び同じ職種で転職しないケースも多々見受けられます。
保育士としての復職を考えている人はかなり慎重に仕事を探しているので、実態を正確に記したほうが誠実な保育園として評価されることが多くなります。
面接のときに懸念点・不明点や、他の園の選考の状況をよく聞いておく
面接のときに、自社の良いところばかり話してしまうのはありがちなことです。
園のことを説明した後は、実際にどう思うか、志望度や疑問点、不安に思うことなどを確かめた方が良いです。
小さなことでも気になる点を残したまま入所してしまうと思わぬところに落とし穴があったりするので、お互いのためになりません。
安易に求人媒体や、人材紹介を使わない
使ってはいけないということではないですが、採用活動を業者任せにしているといつまで経っても採用力がつきませんので、できる限り自力で進めていくことをおすすめします。
まず求人媒体についてですが、それ相応の費用がかかりますので、営業電話がかかってきても簡単に話に乗らないようにしましょう。
私も求人広告の営業としての経験があるので分かりますが、基本的にメリットばかりを話してデメリットを語る営業担当は少ないので、実際に掲載をしてみて全然応募がないということもかなりあります。
掲載することは有効な手段であることは間違いないですが、慎重に情報収集を行いましょう。
デメリットを早い段階で伝えてくれる営業マンは、誠実な担当者と判断して良いでしょう。
続いて人材紹介会社です。
人材紹介会社は少しでも良い条件で転職したい、または予め情報収集をした上で、選考に進みたいと考えている求職者が利用します。
給与の決定などは人材紹介会社と行うことになりますので、交渉がつきものです。
人材紹介会社も営利企業ですから、少しでも良い条件を引き出そうと一生懸命です。
好条件を引き出すために他にも選考企業があることを伝えてくる紹介会社もあると思いますが、できないものはできないと毅然とした態度で突っぱねることも大事です。
保育士が求められていることとは?
具体的に、保育の現場では何が求められているのでしょうか。
いくつかの要素に分けて見ていきます。
ゴール(園の保育理念や目標)を意識して仕事をすること
毎日の仕事に没入して忙殺されてしまうと、ついつい子どもたちのフォローもおろそかになり、時間をやり過ごせば良いと投げやりな態度になってしまう保育士も少なくない業界です。
それでも、目標はあくまでも子どもたちの健やかな成長ということになりますので、保育園の保育理念や目標、方針と照らし合わせて現状どうなっているか、達成できているかという視点は常に持っていることが大切です。
一人一人の子どもに目を配り、状態をつぶさに観察すること
これが、一番大変かもしれません。
保護者の皆様は、日々子どもがどんな環境でどんな風に生活をしているのかを常に気にしています。
そうすると子どもに関する情報を得る場合は、送り迎えの時の先生とのコミュニケーションに限られてきます。
実は専門雑誌が行うアンケート結果などを見ると、この送迎時のコミュニケーションに不満を持っている保護者もかなり多いことが分かります。
保育士が子どもについての様子を詳しく話してくれないことがその主な要因です。
逆に言えば、毎日少しずつでも丁寧に保護者とコミュニケーションをとっていけば、信頼関係を築くことができ良好な関係を保っていくことができます。
また、子どもと遊んでいると思われがちな保育士の仕事ですが、プロの腕の見せどころは複数人の子どもを同時に観察していって記録しアウトプットする、このあたりにあります。
保護者との円滑なコミュニケーション
前項の続きになりますが、保育園や保育士に求めるものという質問をぶつけると、意外と上位に挙がってくるのが子どもの様子を丁寧に聞けることというのはすでに書きました。
当たり前のことを当たり前にやってほしいと望む保護者が多いことが分かります。
逆に、保育園への不満としてよく声が上がるのが、若手保育士が頼りなくて子どもの様子もよく分からないし相談もできないというものです。
前の項目でも書いていますが、子どもの様子を日々観察して保護者と丁寧なコミュニケーションを重ねていくことは、保育士の仕事の中でもかなり優先度の高いものと言えます。
毎日のちょっとした変化を保護者にお伝えするだけで、「この先生は自分の子どもをきちんと見てくれている」と感じ、信頼関係が築けます。
気働きについて
最近は男性の保育士も増えてきましたが、それでもまだまだ女性中心の組織です。
女性は非常に細やかな感性を持っている人も多いので、小さな点にもよく気がつきます。
逆に悪い方向に働くと、人の欠点や粗が必要以上に気になったりしてしまうものです。
職員同士上手くコミュニケーションをとっていく場合はがちがちの縦の組織にする必要はまったくありませんが、後輩の職員の人たちはできる限り気働きを見せて先輩を楽にしてあげるという気構えでいると、人間関係が非常に楽になります。
「助けてあげたのに、感謝されていない」
「なぜあの子は気づかないのか?」
少し生々しいセリフを例に挙げましたが、日々の小さなことで人の評価は決まったりします。
子どもや保護者に最注力しながらも、職員同士の関係にも目を配る。
非常に神経を遣いますが、円滑な組織運営には必要なスキルです。
保育士で採用される人の特徴は?
このパートでは、どんな人が採用されやすいかを解説していきます。
簡単にまとめると、子どもと保護者に好かれそうな人というのが一つの基準となります。
明るくて真面目な人
いきなり身も蓋もないですが、保育士は子どもに好かれ保護者に信頼される人でないといけません。
ですので、面接をする園長や責任者も人と和を取れるか、コミュニケーションがきちんとしているかを一番見ていると思います。
子どもが好きなこと
まず大前提として、子どもが好きであることが重要です。
保育士の仕事は、子どものリーダーとして子どもたちに様々な行動や活動を促していくことなので、まず子どもたちに好かれていないと成り立ちません。
子どもたちに好かれるためには、大人から心を開いていくことも必要です。
また、子どもというのは大人以上にシビアな目線を持っており、自分にとってプラスな存在かマイナスな存在かを瞬時に見分けています。
子どもの心を開いていくためにはまずは自分から、という保育士の心がけはとても大切なものです。
世話好きな人
これも結構重要な要素です。
保育士は、自分よりも他人が気になる、人を助けたい、という相手を想う気持ちで成り立っている仕事です。
子どもより自分、保護者よりも自分優先という人だと仕事をしていて行き詰る場面が多々出てきてしまうでしょう。
例えば、なぜ子どもは言うことを聞かないのか?
なぜ保護者や同僚は分かってくれないのか?
と他責になり、どんどん苦しくなります。
ですので、そもそも世話焼きで人に何かしてあげたいという人のほうが向いています。
自分を差し置いて、人のために働ける人は適性が高いと言えます。
また、人のために行動を起こせる人のほうが周囲をよく観察しているので、その点でも向いていると言えるでしょう。
視野の広い人、又はきっちり周囲を見渡せる人
あくまで一つの例えですが、保育士の仕事はボディガードやサッカーの審判員にも近いところがあります。
子どもに関しては次の行動が読めないところがありますから、常に気をつけておかないといけません。
子どもが10人以上同じ部屋にいれば、危ない場面や子供同士の衝突など様々なことが発生します。
その際に、常に全体に目を配りケアしていくことは、スムーズな運営を行っていく上で非常に重要です。
保育士の募集で良い求人を探すための方法
ここからは、求人を選ぶ求職者の目線で、実際に自分に合った求人を探す際にどんな点に注意すれば良いのかを書いていきます。
1.求める人物像で探す
求人広告や採用情報に記載していない保育園も多いと思いますが、どんな人が求められている保育園なのかはチェックしておいたほうが良いです。
逆に言うと、ここを丁寧に書いている保育園はミスマッチを防ごうと努力している保育園だということもできます。
2.保育理念、保育目標で探す
基本的に園長や副園長等の責任者は、自社の保育理念や目標をとても大切にしております。
これは施設ごとに考え方が異なりますので、何が正解で何が不正解ということはありません。
ですので、ホームページや評判をネットで調べるなどして、どんな考えで保育を行っているのかしっかり理解をした上で応募を検討したほうが無難です。
3.決算資料から探す
これはあまり馴染みがない人も多いかもしれません。
私が元々ビジネスの世界に身を置いていたので、おすすめの方法として紹介します。
社会福祉法人や認可保育園は決算や役員の情報を開示しているケースが多いです。
その際に、赤字決算になっていないか、売上に対する人件費率は何%程度かは、重要な指標になります。
まず赤字決算についてですが、現在は認可保育園の約15%程度が赤字経営と言われています。
つまりその年の売上よりもかかった費用の多いという状態で、あまり健康的な状態とは言えません。
経営状態に余裕がない場合現場にしわよせが行くケースも多々あるので、一つの観点として持っておいたほうがう良いです。
また人件費率ですが、保育園の場合、売上に対する人件費率は70%程度のところが多いです。
これを大きく下回る場合は従業員に還元していない可能性もあるので、一つの指標として押さえておいても良いでしょう。
ただ自分に合う保育園を探すためには、自分が働きやすいと実感できるかが一番大事だと思います。
4.実際に見学に行ってみる
一度電話を掛けてみて、見学の依頼をしてみると園の様子が目で見て分かるかもしれません。
まず電話応対はどうか、快く見学を受け入れてくれるか。
続いて、実際に見に行ってみて働く職員の様子はどうか、子どもたちはイキイキしているか。
実際の現場を見てみると、思わぬ発見があるものです。
転職活動をする人には、ぜひおすすめしたい手法です。
他にもある!保育士の募集で自分にあった求人を探すコツ!
求人広告を見るときや企業情報をチェックするときのポイントを紹介しておきます。
雇用形態から探す
自分が正社員として働きたいのか、それとも時間の融通が利きやすいパートや派遣で働きたいのかはよく考えておきましょう。
どんな目的で働きたいかによって、選択すべき雇用形態は変わってきます。
- 正社員:長期的なキャリアアップを目指し、責任の伴う仕事をしたい場合
- パート:配偶者の扶養内で働く、またはフルタイムではなく、時間に柔軟性を持たせて働きたい場合
- 派遣:経験も豊富にあり給料は欲しいけど、一つの職場に留まりたくない人
会社の業態から考える
認可保育園の場合、社会福祉法人か株式会社が運営していることが多いです。
社会福祉法人は家族経営のところが多いので、経営陣との相性は見極めたほうが良いかもしれません。
株式会社は拠点展開していたり株式を上場している企業もありますので、情報は得やすいです。
給与や雇用条件から考える
ついつい高い基本給や時給に目を奪われがちですが、いざ入社してみたら思っていたのと違ったなんてこともあるかもしれません。
厚生労働省が平成28年に提出している資料に寄れば、平均年収は223万円となっています。
首都圏等で条件の良い場合もありますが、大幅に上回っている場合には注意が必要かもしれません。
エリアから考える
これは、自分の好きな場所や馴染みのあるところで働いたほうが良いと思います。
国を挙げて処遇の改善に取り組んでいる上、自治体独自の施策を行っているところもありますが、あまり土地勘や縁のないところで働くというのはおすすめできません。
ネットの口コミ情報を確認してみる
「保育園名 評判」などで検索をすると、実際に子どもを通わせている保護者の口コミが見れたりします。
本音が赤裸々に語られているケースが多いので、働く側としても参考になる情報が多いと思います。
選考に進むかどうかの一つの指標にしても良いかもしれません。
これから保育士になるため人のために!保育士になるにはどうしたらいい?
保育士資格を取得するためのルートをご紹介します。
保育士として就職するために
全国保育士養成協議会に寄れば、以下の二つのルートがあります。
- ①都道府県知事の指定する保育士を養成する学校その他の施設で所定の課程・科目を履修し卒業する
- ②保育士試験に合格する
資格は必要?
保育士資格が必要になります。
取得するためには、上記に挙げた二つのルートの内一つを選ぶ必要があります。
自力で保育士試験を受ける場合は、独学で勉強をすることになります。
保育士資格試験は4月と10月の年二回あります。
合格科目は3年間有効になるので、3年間で全科目合格を合格すれば資格がもらえます。
おすすめの方法は、資格取得支援をしている企業の通信講座などに申し込むやり方です。
勉強の計画や配分をするのが苦手な人は頼ってみるのも、一つの手だと思います。
必要なスキルや経験は?
これはシンプルに一つにまとめると、「他人のために働くことができる」というスキルに集約されます。
保育士の仕事は、子どもの成長のために日々を伴走していき、その記録をきっちりとっていく仕事です。
つまりは、常に相手があってこそ成り立つ仕事です。
具体的には、日常生活の手助けをしながら一緒に遊んだり指導したりしていくわけです。
自分本位な人だと自分のために行動してしまうので、つい他人へのまなざしが雑になってしまうことがあります。
大変ではありますが、常に他人を優先しながら行動できる人は高い適性を持っていると言えるでしょう。
そういう意味では、営業職や接客業など相手の立場に立ってサービスを提供する仕事に就いている方は、保育士の適性も高いと言えるかもしれません。
子どもの健やかな成長を目指す、またその実現に向けて伴走するという意味では、保育士は究極のサービス業と言えるかもしれません。
もっと詳しく保育士のなり方について知りたい人は、こちらを参考に
まとめ
採用活動として注意する点をまとめると、以下の三点に集約されます。
- ①嘘をつかずに誠実に求人情報を提供する
- ②自分の保育園の良いところを客観的に把握する
- ③安易にお金をかけない=業者任せにしない
採用される人の特徴については、繰り返しになりますが、子どもが好きで周囲を冷静に見渡しながら気を遣える人ということになるかと思います。
誰にでもできるという声もありますが、その人にしかできない保育があることも事実です。
まだまだ処遇面での改善の余地は沢山ありますが、生涯やりがいを持って働ける仕事であることは間違いないでしょう。
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保育士とはどんな職業か具体的に知っていますか?そもそも保育士は待遇が悪いというイメージが先行してしまいがちですし、実際の業務内容は子どもと遊ぶだけ?と思われる方も多いかもしれません。この記事では、現役で働く筆者がそんな保育士の役割、やりがいについて詳しく解説したいと思います。保育士の仕事で大変なことはたくさんありますが、それ以上のメリットを皆さんにこの記事でぜひ知っていただけたらと思います。保育士とはどんな仕事?保育士とは、保育所や児童福祉施設において子どもの保育を行うものとされている国家資格です。子どもと遊んだりお世話をするというイメージが先行しがちですが、保育士の仕事は子どもと遊ぶ中で一人
横浜で保育士をするなら知っておきたい3個のこと
横浜で保育士になりたい方は必見です。待機児童が減ったと言われている横浜市ですが、その理由は毎年新設の保育園が建つため、保育士としての需要が多くある地域だからです。横浜市は保育士確保のために様々な政策を行っています。そこでこの記事では、保育士を横浜市で働くなら、知っておきたいお得な情報や制度について詳しくご説明します。横浜の保育施設事情横浜市は毎年新設の保育園も作られていますが、どの保育園も保育士が足りていない状況です。そのため、保育士を確保するために横浜市は様々な取り組みを行っています。自治体の取り組み横浜市は認可保育園、認可外保育園の他に、横浜市独自の基準を設定しクリアした認可外保育施設に『
保育士を辞めて良かった4個のこと。辞めなきゃ良かったと思う4個のことも紹介
「保育園落ちた、日本死ね」の匿名ブログから、保育士の待遇の悪さや給料の低さなどがクローズアップされてきました。実際に筆者も保育士として働いていましたが、業務の大変さや人間関係、運営側とのトラブルなどから一度保育士の仕事を辞めました。現在は、別のところで保育士として働いています。この記事では、保育士を辞めた理由、辞めて良かったこと、そして辞めて後悔したことをまとめていきたいと思います。保育士の仕事を辞めたいと思うほど大変だと感じるのは、ここ!持ち帰りの仕事が多い保育士の仕事は子どもと遊ぶだけではなく、書類がとにかく沢山あります。連絡帳の記入をはじめ、年間カリキュラム、月案、週案、行事の時の指導案
保育士の役割や業務内容は?経験者が1日の流れにそって仕事内容をご説明します!
子どもが好きだから保育士になりたい!そんな夢を持つ人も多いのではないでしょうか?保育士の仕事といえば、子どもたちと一緒に遊んだりお世話したり…なんてイメージを持つ人も多いかと思います。しかし、保育士の仕事はただ子どもたちと遊んだりお世話したりするだけではありません。子供一人一人に寄り添い、心身ともに健やかに成長できるようカリキュラムを立て日々実践しています。今回は元保育士の私が保育士の業務内容についてお教えします。保育士の役割とは?保育士の役割1:園児が基本的な生活習慣を身につけられるようにする保育士は「子どものお世話をする」というイメージがありますが、ただお世話をしているのではありません。子
保育士のアルバイトをやってて良かった3つのこと
保育士不足が問題になっている現在では、一年を通して保育士のアルバイトやパートの求人があります。また、保育士の資格を持っていなくても保育士補助という職種名で募集をしている園もあります。保育士は専門職としては時給や月給が安いです。その割には仕事が多く責任が重いなどの理由で、保育士の仕事を辞めていく人が多いと言われています。一方で保育士という仕事が楽しく、やりがいを感じながら働いている人もいます。今回は保育士のアルバイトをやっていて良かったと思ったことについて紹介します。私はこんなところで保育士のアルバイトをやりました認可されている私立の保育園や公立の保育園で、フルタイムや6時間勤務でパートのアルバ
保育士に就職するためにはどうしたらいい?資格の取り方やなり方を詳しく解説します!
保育士に就職したいという方は必見です。子どもたちと笑顔いっぱいな毎日を過ごし、元気いっぱいなイメージのある保育士さん。そんな保育士さんに憧れを持っている方も多いのではないでしょうか?今回はそんな夢を持つ方のために、保育士に就職するために知っておくべき事をまとめてみました。資格の取り方や就職先についてや雇用形態の違いなど、ぜひあなたの理想の保育士さんに近づく為の参考にしていただければと思います。保育士に就職するには?保育士になりたいと思っていても、どうしたらなれるのか…。この記事では、そんな悩みに答えて、保育士の資格の取り方から、資格取得後の就職先の見つけ方まで分かりやすく説明します。保育士資格
保育士辞めたい理由にはこの3個が多い。私の経験や周りの保育士仲間の声を紹介します
保育士を辞めたい理由についてここで詳しくご紹介させていただきます。「保育園落ちた 日本死ね」の匿名ブログの発言が流行りましたよね。このことから保育士の待遇の悪さが世間にも知られるようになりました。待遇が悪くて保育士になりたくないという理由ももちろんありますが、晴れて保育士として働いている方の離職も多いのが現状です。なぜ保育士は、なり手が少なく辞めていく人が多いのか、私の体験をもとに具体的な原因について解説させていただきます。保育士が仕事を辞めたいと思う理由で多いのは、この3つ保育の仕事をしていて、周りを見ていて感じることは、辞めたいと思う理由はほとんど一緒だということです。一年に何人も辞める職
保育士になるには?私が実際保育士になるためにしたことや勉強法をお教えします
保育士になるにはどうすればいいのかお悩みの方は必見です。毎日子どもたちの笑顔に囲まれて過ごす保育士。女の子がなりたい職業として長年ランキング上位にもなっている、人気な職業です。現代では女性だけでなく男性にも人気で、男性保育士も増えてきていますね。今回はそんな保育士になるために今できることについて詳しくご紹介させていただきます。元保育士の私が保育士になるために必要な教科や勉強法もレクシャーさせていただきますね!保育士になるには保育士になるためには【保育士資格】の取得が必要です。取得後も何年かおきに更新が必要な教員免許とは違い、保育士資格は一度取得すると更新なしに、一生持ち続けることができる資格で
名古屋の保育士求人でよくある募集内容、人気のエリアや年収相場を解説します
名古屋で保育士を目指している方は必見です。名古屋では待機児童解消のため、現在も多くの保育園が新設されています。保育園のニーズが非常に高い地域の一つであるため、保育士の需要も高まっており、正規職員の多くの保育士が働いています。今回はそんな名古屋で保育士として働きたい人のために、名古屋の保育士求人の現状についてお伝えします。興味のある方はぜひ最後までご覧ください。名古屋の保育士求人でよくある募集内容とは?まずは、名古屋市の保育士求人での年収や雇用形態、勤務形態などよくある募集内容をお伝えします。年収の相場名古屋市で働く保育士の平均年収は431万円程です。月収の平均は27万円程となっています。公立保
保育士の人間関係でよくある4個の悩み。こんな時、どうしたらいいの?
保育士の人手不足が深刻化している現代。最近ではニュースでもよく取り上げられていますね。保育士は子どもの命を預かる、責任の重いとても大変な仕事です。そんな保育士の仕事をしている人が抱える悩みも様々ですが、その中でも特に深刻なのが「人間関係」の悩み。職場での人間関係が上手くいかないと、大きなストレスになります。今回は、保育士の人間関係の悩みと解決策についてご紹介します。保育士が職場で抱える悩みには、どんなことが多い?保育士が抱える悩みとは、どのようなものが多いのでしょうか。様々な悩みがありますが、主に次の4つが挙げられます。①給料が安い ②仕事量が多い ③体力面や精神面の負担 ④園長や同僚、保護者
保育士疲れた…と思う6個の瞬間
保育士疲れたと思う瞬間をここにまとめてみました!可愛い子どもたちと毎日一緒に遊んだり、お世話をしたり…保育士はとても楽しくてやりがいのあるイメージですよね。しかし、経験者だからこそ感じる大変さも沢山あります。保育士として働いている人の中には、保育士の仕事に疲れてしまった…という人も多いのではないでしょうか。今回は保育士疲れたと感じる時はどんな場面なのか、保育士の本音を元保育士の私が経験に基づいてお話します。経験者の私が思う、保育士の仕事が大変な理由とは?保育士の仕事が大変な一番の理由は、やはり「子どもの命を預かる」という点にあると思います。保護者の方から預かる、大切な命です。保育士は朝元気に登
保育士を辞める理由でよくある4個の原因。これが保育士の本音ですよね?
可愛い子どもたちに囲まれて、楽しくやりがいのある職業である保育士。女性はもちろん、国家資格になってからは男性保育士の数も増え、まだまだ少数ではありますが、男性にも人気な職業となってきています。しかしいざ現場で働いてみると、理想と現実のギャップを感じやすい職業でもあります。最近では、保育士不足も話題に上がっていますね。せっかく保育士になりたいという夢を叶えても、仕事として続けることができず辞めてしまう保育士も多くいます。そこで今回は、保育士を辞める理由についてご紹介します。保育士を辞める理由でよくある4個の原因保育士はやりがいのある仕事である反面、本当に大変な仕事でもあります。実際に保育士を辞め
保育士は副業しないときつい?周りの副業事情ややっているおすすめ副業6選
保育士で副業を検討している方は必見です!実は、保育士の給料は安く、長く働いたとしても自分で自由に使えるお金が少ないと思う方が沢山いるんです。今回は保育士として働きながら、副業で収入を得ることで生活の質を上げる方法を詳しく解説します。現役の保育士でも副業をバレないで出来るおすすめな職業もいくつかご紹介しますので、最後までご覧いただければと思います。保育士の給料事情と副業保育士の給料は、メディアでも騒がれていたように決して高くはありません。初年度は他の職種とあまり変わりありませんが、昇給がほとんどなく長く務めてもなかなか給料が上がらないのが現状です。5年勤めていても、新卒の給料とほとんど変わらない
保育士正社員の求人を選ぶ前に!パート・アルバイトとの違いや比べた時のメリット・デメリットを解説します
保育士正社員になりたい方は必見です。仕事を探す際に、正社員で働きたいと思う方は多いと思います。保育士求人にも正社員を募集するものが数多くありますが、正社員とパート・アルバイトではいったい何が違うのでしょうか。今回は、その違いやメリット・デメリットなどを解説していきたいと思います。あなたの就職活動や転職活動の参考にしていただければ幸いです。保育士のパートやアルバイトは正社員とどう違う?保育士の仕事は、正社員以外にもパート職員や派遣社員等雇用形態が様々です。正社員とパートやアルバイトではどのような違いがあるのでしょうか。仕事の量や責任の度合いは変わる?正社員とパート・アルバイトの職員で比べると、仕
横浜保育士求人の特徴や、人気な施設・時給相場・求人の選び方のコツを紹介します
横浜で保育士の求人を探すなら!まずはこの記事を読んでから探すのがおすすめです!横浜市は都会に思われがちですが、緑も多く、自然豊かで子育て環境にも恵まれた地域です。そんな横浜市の保育所にはどんな求人があるのでしょうか?他の県と比べて給与相場も違うのでしょうか?横浜市内の人気の保育所や、求人の特徴や求人を探すコツ・ポイントを分かりやすくお伝えします。横浜保育士求人の特徴は?横浜市の待機児童が0になったというニュースを聞いたことはないですか?待機児童が一時期0になったことはありましたが、実際はまだまだ待機児童も多く、保育園の新設も多い地域です。横浜市の保育士求人には、どのような特徴があるのでしょうか
保育士とはどんな仕事?仕事内容や子育てにおける役割、今の時代大変なことなど詳しく解説します!
保育士は0歳から就学前の小さな子どもたちを相手にしているので、単純で簡単だと思われがちですが、決してそうではありません。今回は実際の保育士の仕事内容を簡単にご紹介させていただきます。一日の流れや、こんなことが大変だけどその分やりがいに思えることなど、保育士の仕事をまるごとお話ししていきたいと思います。保育士はどんな仕事なのかをこの記事で具体的に知っていただき、興味を持っていただけたら幸いです。保育士とはどんな仕事?保育とは乳幼児の命を預かったり情緒の安定を図ったりする養護と、心身の健康を増進するための教育の二つを行うことです。一般的には保育園や幼稚園など家庭以外の特定の施設における保育や幼児教
保育士求人でよくある募集内容 雇用形態による違いも教えます!
保育士求人が気になっている方は必見です。保育士の求人は、専門職ならではの用語や手当が沢山あり、一見すると内容が分からない場合もあります。保育所によって、給料を始め手当のつけ方や福利厚生は様々なので、一概にどこが良いとは言えません。保育士として長く、そして楽しく働いていくために保育士の雇用形態ごとの働き方の違いを分かりやすく解説します。保育士求人でよくある募集内容とは?保育士求人の情報で『人気の社会福祉法人経営!』『おすすめ求人!賞与4ヶ月!』といった謳い文句を見たことがあるかと思いますがが、実際の相場はどうなのでしょうか?しっかりと確認して、良い保育士求人を見極めるコツを教えます。給与相場保育
保育士バイト求人の時給や募集内容にはどんなものがある?向き不向きややりがいなどを解説!
小さい頃保育園の先生に憧れて保育園の先生になりたいと思ったり、子どもが好きだから子どもに関わる仕事をしたいと思っている人は沢山いると思います。私もその一人で、10年程前に普通の会社員から保育士に転職しました。以来ずっと保育園や幼稚園などで子どもたちと楽しく過ごしています。では、保育士とは具体的にどんな仕事をするのか、保育士バイトはどんな人が向いているのかなど、私の経験からまとめてみました。保育士のバイトはどんな仕事?0歳から小学校就学前までの乳幼児を保育する保育園での仕事や、児童養護施設など児童福祉施設において児童の保育をする仕事があります。保育士の大まかな仕事内容おむつ交換や見守り・食事の補
保育士の仕事はどんな人に向いているの?仕事内容やメリット・デメリットや向き不向きについて解説します
保育士の仕事は子どもと遊ぶ以外にも多くの業務があります。今回は、私が「保育士」として働いてきた経験から、この職業に向いている人の特徴をご紹介したいと思います。また、保育士のメリットとデメリットを具体的にお教えしますので、将来は保育士の仕事に就きたいという方にはぜひ読んでいただきたいと思います。良いところや大変なところをを知っていただき、この職業をより理解していただければと思います!保育士はどんな仕事?保育士の仕事は、就労・病気等で家庭での保育が困難な子どもを預かり、社会性や集団生活マナーやルールを伝えながら心身の安定や成長を促す仕事です。一緒に遊ぶだけではなく、遊びの中から一人一人子どもが成長
保育士の仕事内容をご紹介!公立保育所と私立保育所の違いについてもお話しします!
保育士の仕事内容って具体的にどんなことをするのでしょうか?「保育園の先生って子どもと遊んでいるだけでしょ?」なんて思っている方はここで様々な業務を知るいい機会になればと思います。憧れだった保育士の資格を取得し、いざ仕事を始めたときに「こんなはずじゃなかった!」と思わないように、保育士の公立私立の違いについてや、この職業の魅力について分かりやすくお伝えします。公立の保育所と私立の保育所 働く側にとっての違いとは?公立保育所公立保育所は各自治体が経営している保育所です。そのため、公立保育所で働く保育士は公務員の扱いになります。公務員なので自治体が行う公務員試験に合格して初めて公立保育所で勤務するこ
保育士転職で知っておくべき6個のこと
保育士へ転職したい方はこの記事の内容を参考に成功させましょう。そもそも皆さんは保育士の就職先は保育所だけだとは思っていませんか?保育士資格で働ける場所は保育所の種類も様々ですが、他にも多岐に渡ります。保育士転職を考えている方は、施設の概要を知って自分に合った転職先を見つけましょう。また、保育士の知っておくべきことについても6個に分けて詳しくお話しさせていただきますね!保育所の種類認可保育所認可保育所は、児童福祉法に基づいた児童福祉施設になります。施設の広さや保育士の人数、給食設備や施設の設備管理といった国が定めた設置基準をクリアし、各都道府県知事に認可された施設のことを言います。自治体が管理し
保育士募集を見極める前に!こんな良い条件の保育園・幼稚園もあるんです
保育所は、園によって方針も様々で考え方も違います。自分に合った方針や特徴を持つ園だと、自分のやる気にも繋がり、更に保育が楽しくなりますね。また、新しく作られた園には設備も最新のものが多く、デザインも有名デザイナーが手掛けている場所もあります。おしゃれなカフェのような空間で仕事ができたら、自分のモチベーションアップにも繋がりますよね。この記事では、保育士募集を見極める前に、様々な保育所の中で特に多い方針や特徴を説明し、様々な活動や工夫を取り入れた保育所を紹介します。園の方針や保育内容は、保育園・幼稚園によって様々な特徴があります方針に共感できる園なら、働きがいもアップ勉強やしつけに力を入れている
保育士パート求人の選び方をご紹介!パートだからこそのメリットも教えます!
保育士をパートで働きたい方はぜひ参考までにご覧いただければと思います。自分の子育てが一段落し、保育士資格を生かして職場に復帰しようと考える方も多いのではないでしょうか。また、保育所は無資格でも子育て経験を活かしてパートとして働くことも出来ます。子どもが好き、やりがいのある職業についてみたいと思ったら保育所でパートの仕事をしてみるのも良いでしょう。今回はそんな保育所のパートの選び方を詳しくご紹介させていただきます。パート求人の選び方まずは、どんな保育所で働きたいのかを考えてみましょう保育所でパートとして働きたいと思ったら、まずはどんな保育所があるのか調べてみましょう。近隣の保育所は市区町村のホー
保育士は「誰にでも出来る仕事か」議論に対して、現役保育士として異議を唱えたい
「保育園落ちた、日本死ね」「待機児童ゼロは嘘だった」待機児童や保育園の問題がクローズアップされる中「保育士の給料が低いのは誰にでもできる仕事だから」という発言が最近話題になりました。本当に保育士は誰にでもできる仕事でしょうか?現役の保育士の立場から、保育士の仕事が誰にでもできるものなのか考えてみました。保育士の仕事内容についても細かく書いているので、保育士以外の方は議論の参考のためにも是非見ていただけたら幸いです。誤解されがち、子供と遊ぶのが保育士の仕事ではない保育士の仕事は子どもと遊ぶだけ、一緒にお昼寝ができる、取引先に頭を下げたりしないから楽で良いわね、なんてイメージを保育士に対して持って