保育士になるには?私が実際保育士になるためにしたことや勉強法をお教えします
保育士に就職したいという方は必見です。
子どもたちと笑顔いっぱいな毎日を過ごし、元気いっぱいなイメージのある保育士さん。
そんな保育士さんに憧れを持っている方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな夢を持つ方のために、保育士に就職するために知っておくべき事をまとめてみました。
資格の取り方や就職先についてや雇用形態の違いなど、ぜひあなたの理想の保育士さんに近づく為の参考にしていただければと思います。
保育士に就職するには?
保育士になりたいと思っていても、どうしたらなれるのか…。
この記事では、そんな悩みに答えて、保育士の資格の取り方から、資格取得後の就職先の見つけ方まで分かりやすく説明します。
保育士資格の取得の仕方も、就職先の見つけ方も自分に合った方法を見つけてくださいね。
保育士の資格取得ルート
保育士として働くには保育士資格を取得する必要があり、その取得方法は二つあります。
大学・短大・専門学校といった養成学校を卒業する
一つ目は、厚生労働省の指定する指定保育士養成施設の養成課程を経て卒業する方法です。
簡単に言えば、保育士資格が取得できる大学や短大、専門学校に通って、資格取得に必要な単位を取り卒業するということです。
この方法のメリットは、時間をかけてじっくり保育を勉強できることや、実習があるので実際に現場で学ぶ機会があること、同じ目標を持つ仲間ができることです。
デメリットとしては、取得までに時間がかかることや費用の負担が大きいことが挙げられます。
大学や短大、専門学校はそれぞれの良さがあるので、自分に合った進路を選ぶと良いでしょう。
保育士試験を受ける
二つ目は、学校には通わずに保育士試験を受けて資格を取得するという方法です。
すでに保育以外の学校に通っている人や、違う仕事から保育士に転職したい人、主婦で子育て経験のある人が資格取得を目指す人におすすめの方法です。
この方法のメリットは、何より費用が抑えられることと、頑張って勉強すれば学校に通うよりも短期間で資格の取得が可能であるということです。
保育士試験は年に二回行われています。
まず筆記試験8科目(保育原理、教育原理及び社会的養護、児童家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論)を受け、全科目60点以上で合格、次の実技試験に進めます。
筆記試験の科目ごとの合格は3年間有効なので、万が一筆記試験で合格できずまた試験を受ける場合は、3年以内は合格点に達しなかった科目のみの受験で大丈夫です。
実技試験は幼児曲を弾き歌いする「音楽表現」、時間内にテーマに沿った絵を描く「造形表現」、子どもの前を想定して素話をする「言語表現」、の三つの中から二つを選択して行います。
保育士試験を受けるには受験資格があるので、自分が当てはまっているかどうか、全国保育士養成協議会のホームページで確認しましょう。
保育士試験の合格率はどれくらい?
保育士試験の合格率は15%~25%ほどです。
筆記試験で全科目60点以上取らなければならないという点で、合格率の低さに影響しているようです。
出題範囲も広く、細かな部分まで勉強しなければならないので、比較的難しい試験になっています。
資格取得後の就職先の見つけ方
資格取得後の就職先については、養成学校に通っている人は学校に募集内容が沢山届くので学校で確認してみましょう。
先生や先輩に情報を聞きながら、自分に合った就職先を探すのが良いと思います。
保育士試験で資格を取った人は、その後求人サイトやハローワーク等で就職先を探すことになります。
自分の生活に合った働き方ができる、職場の保育理念が自分の考えに合っている、働きやすい環境であるなど、しっかりと見極める必要があります。
必要に応じて職場を見学させてもらうなどして、自分に合った職場を見つけましょう。
保育士のなり方について、こちらの記事も参考に
保育士の就職先や募集状況は?
保育士資格が取得できたら、次は保育士として働く場所を探しましょう。
保育士の就職先は保育園だけではありません。
保育士にはどんな就職先があるのかご紹介します。
保育士の就職先には、どんなところがある?
保育士の就職先は保育園の他に、何らかの理由で親と一緒に暮らせない子どもの生活の場である乳児院や児童養護施設、障害を持つ子が通ったり入所したりする障害児施設、助産施設や産婦人科、ベビーシッターや病児保育など様々です。
その中でも、やはり保育士として保育園で働く人が多いです。
保育園の中でも公務員として働く公立園の保育士は、長く安定して働けるという点で人気もあり、公務員を目指して勉強する人も多くいます。
一方で、私立園は園によって様々な特色があるので、自分に合った園を選ぶことで楽しく働いている保育士も沢山います。
働き口はどの程度あるの?
様々な就職先がある保育士ですが、保育園以外の施設は小規模で運営しているところが多く募集人数は少なめですが、種類は多いです。
一方で保育園は待機児童対策で年々増やそうとしているにも関わらず、保育士不足が深刻です。
保育士は求められている専門職としての国家資格なので、働き口の数としては多くあります。
保育士就職の平均給与はどれくらい?
保育士の給与は地域や就職先によって様々ですが、36歳ベテラン保育士で月収23万円、年収にすると350万円ほどです。
新卒の初任給だと月に16万円~19万円程になります。
保育士就職の雇用形態の種類は?
正規職員
「フルタイムでしっかり働きたい!」「クラス担任を持ちたい!」という人におすすめなのが正規職員です。
仕事量も多く責任も大きいですが、その分達成感や感動を最も味わえます。
子どもたちの先生としてクラス運営をしていくことは簡単なことではありませんが、やりがいと責任を持って働きたい人はぜひ正規職員を目指しましょう。
パート・アルバイト
短時間勤務のパート・アルバイトは、「子育てや家事の空き時間に働きたい」という人におすすめの働き方です。
勤務時間は朝から夜まで、2時間~8時間など様々なので自分の生活リズムに合った働き方が選べます。
臨時
臨時職員は、正社員と同じ時間帯で基本はフルタイムでのお仕事ですが、正社員ほど責任は大きくなく、仕事量も正規職員より少ないのが特徴です。
「フルタイムでしっかり働きたいけど、保育の仕事にブランクがあって不安…」という人が仕事復帰するのにおすすめです。
また、フルタイムで自分の希望に合った働き方をしたいという人には派遣という選択肢もあります。
保育士の転職事情
保育士として働き続けたいけど、今の職場は合わないという人で違う園や施設に転職する人は多くいます。
保育士以外の職種での転職は、事務職や介護などの福祉系のお仕事、接客やサービス業など多岐にわたります。
転職の他に、保育士を辞めたいと思っている理由についてはこちらの記事を参考に!
まとめ
いかがでしたか?
自分に合った保育士資格の取得方法で、無理なく国家資格を目指してください。
保育士不足といわれている今、あなたの資格がきっと役に立ちます。
資格取得後は自分の希望する就職先を見つけて、保育士として可愛い子どもたちと楽しい毎日を過ごしてくださいね。
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横浜で保育士の求人を探すなら!まずはこの記事を読んでから探すのがおすすめです!横浜市は都会に思われがちですが、緑も多く、自然豊かで子育て環境にも恵まれた地域です。そんな横浜市の保育所にはどんな求人があるのでしょうか?他の県と比べて給与相場も違うのでしょうか?横浜市内の人気の保育所や、求人の特徴や求人を探すコツ・ポイントを分かりやすくお伝えします。横浜保育士求人の特徴は?横浜市の待機児童が0になったというニュースを聞いたことはないですか?待機児童が一時期0になったことはありましたが、実際はまだまだ待機児童も多く、保育園の新設も多い地域です。横浜市の保育士求人には、どのような特徴があるのでしょうか
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保育士は0歳から就学前の小さな子どもたちを相手にしているので、単純で簡単だと思われがちですが、決してそうではありません。今回は実際の保育士の仕事内容を簡単にご紹介させていただきます。一日の流れや、こんなことが大変だけどその分やりがいに思えることなど、保育士の仕事をまるごとお話ししていきたいと思います。保育士はどんな仕事なのかをこの記事で具体的に知っていただき、興味を持っていただけたら幸いです。保育士とはどんな仕事?保育とは乳幼児の命を預かったり情緒の安定を図ったりする養護と、心身の健康を増進するための教育の二つを行うことです。一般的には保育園や幼稚園など家庭以外の特定の施設における保育や幼児教
保育士求人でよくある募集内容 雇用形態による違いも教えます!
保育士求人が気になっている方は必見です。保育士の求人は、専門職ならではの用語や手当が沢山あり、一見すると内容が分からない場合もあります。保育所によって、給料を始め手当のつけ方や福利厚生は様々なので、一概にどこが良いとは言えません。保育士として長く、そして楽しく働いていくために保育士の雇用形態ごとの働き方の違いを分かりやすく解説します。保育士求人でよくある募集内容とは?保育士求人の情報で『人気の社会福祉法人経営!』『おすすめ求人!賞与4ヶ月!』といった謳い文句を見たことがあるかと思いますがが、実際の相場はどうなのでしょうか?しっかりと確認して、良い保育士求人を見極めるコツを教えます。給与相場保育
保育士バイト求人の時給や募集内容にはどんなものがある?向き不向きややりがいなどを解説!
小さい頃保育園の先生に憧れて保育園の先生になりたいと思ったり、子どもが好きだから子どもに関わる仕事をしたいと思っている人は沢山いると思います。私もその一人で、10年程前に普通の会社員から保育士に転職しました。以来ずっと保育園や幼稚園などで子どもたちと楽しく過ごしています。では、保育士とは具体的にどんな仕事をするのか、保育士バイトはどんな人が向いているのかなど、私の経験からまとめてみました。保育士のバイトはどんな仕事?0歳から小学校就学前までの乳幼児を保育する保育園での仕事や、児童養護施設など児童福祉施設において児童の保育をする仕事があります。保育士の大まかな仕事内容おむつ交換や見守り・食事の補
保育士の仕事はどんな人に向いているの?仕事内容やメリット・デメリットや向き不向きについて解説します
保育士の仕事は子どもと遊ぶ以外にも多くの業務があります。今回は、私が「保育士」として働いてきた経験から、この職業に向いている人の特徴をご紹介したいと思います。また、保育士のメリットとデメリットを具体的にお教えしますので、将来は保育士の仕事に就きたいという方にはぜひ読んでいただきたいと思います。良いところや大変なところをを知っていただき、この職業をより理解していただければと思います!保育士はどんな仕事?保育士の仕事は、就労・病気等で家庭での保育が困難な子どもを預かり、社会性や集団生活マナーやルールを伝えながら心身の安定や成長を促す仕事です。一緒に遊ぶだけではなく、遊びの中から一人一人子どもが成長
保育士の仕事内容をご紹介!公立保育所と私立保育所の違いについてもお話しします!
保育士の仕事内容って具体的にどんなことをするのでしょうか?「保育園の先生って子どもと遊んでいるだけでしょ?」なんて思っている方はここで様々な業務を知るいい機会になればと思います。憧れだった保育士の資格を取得し、いざ仕事を始めたときに「こんなはずじゃなかった!」と思わないように、保育士の公立私立の違いについてや、この職業の魅力について分かりやすくお伝えします。公立の保育所と私立の保育所 働く側にとっての違いとは?公立保育所公立保育所は各自治体が経営している保育所です。そのため、公立保育所で働く保育士は公務員の扱いになります。公務員なので自治体が行う公務員試験に合格して初めて公立保育所で勤務するこ
保育士転職で知っておくべき6個のこと
保育士へ転職したい方はこの記事の内容を参考に成功させましょう。そもそも皆さんは保育士の就職先は保育所だけだとは思っていませんか?保育士資格で働ける場所は保育所の種類も様々ですが、他にも多岐に渡ります。保育士転職を考えている方は、施設の概要を知って自分に合った転職先を見つけましょう。また、保育士の知っておくべきことについても6個に分けて詳しくお話しさせていただきますね!保育所の種類認可保育所認可保育所は、児童福祉法に基づいた児童福祉施設になります。施設の広さや保育士の人数、給食設備や施設の設備管理といった国が定めた設置基準をクリアし、各都道府県知事に認可された施設のことを言います。自治体が管理し
保育士募集を見極める前に!こんな良い条件の保育園・幼稚園もあるんです
保育所は、園によって方針も様々で考え方も違います。自分に合った方針や特徴を持つ園だと、自分のやる気にも繋がり、更に保育が楽しくなりますね。また、新しく作られた園には設備も最新のものが多く、デザインも有名デザイナーが手掛けている場所もあります。おしゃれなカフェのような空間で仕事ができたら、自分のモチベーションアップにも繋がりますよね。この記事では、保育士募集を見極める前に、様々な保育所の中で特に多い方針や特徴を説明し、様々な活動や工夫を取り入れた保育所を紹介します。園の方針や保育内容は、保育園・幼稚園によって様々な特徴があります方針に共感できる園なら、働きがいもアップ勉強やしつけに力を入れている
保育士パート求人の選び方をご紹介!パートだからこそのメリットも教えます!
保育士をパートで働きたい方はぜひ参考までにご覧いただければと思います。自分の子育てが一段落し、保育士資格を生かして職場に復帰しようと考える方も多いのではないでしょうか。また、保育所は無資格でも子育て経験を活かしてパートとして働くことも出来ます。子どもが好き、やりがいのある職業についてみたいと思ったら保育所でパートの仕事をしてみるのも良いでしょう。今回はそんな保育所のパートの選び方を詳しくご紹介させていただきます。パート求人の選び方まずは、どんな保育所で働きたいのかを考えてみましょう保育所でパートとして働きたいと思ったら、まずはどんな保育所があるのか調べてみましょう。近隣の保育所は市区町村のホー
保育士は「誰にでも出来る仕事か」議論に対して、現役保育士として異議を唱えたい
「保育園落ちた、日本死ね」「待機児童ゼロは嘘だった」待機児童や保育園の問題がクローズアップされる中「保育士の給料が低いのは誰にでもできる仕事だから」という発言が最近話題になりました。本当に保育士は誰にでもできる仕事でしょうか?現役の保育士の立場から、保育士の仕事が誰にでもできるものなのか考えてみました。保育士の仕事内容についても細かく書いているので、保育士以外の方は議論の参考のためにも是非見ていただけたら幸いです。誤解されがち、子供と遊ぶのが保育士の仕事ではない保育士の仕事は子どもと遊ぶだけ、一緒にお昼寝ができる、取引先に頭を下げたりしないから楽で良いわね、なんてイメージを保育士に対して持って