ハウスクリーニングは、年々需要も高まり、その清掃内容も多岐にわたっています。

家庭の定期的な清掃からマンションやオフィスビルなどの転居後の清掃まで、様々です。

今回は、主にマンションの転居後、オフィスの移転後のハウスクリーニングを中心に、年収や有効な転職方法について、ご紹介していきます。

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ハウスクリーニングの年収相場はどのくらい?

正社員

経験や勤続年数によって差異はありますが、およそ200万~500万円が相場です。

ですが、このお仕事は、技術を身につければ給与アップはもちろん、独立開業も可能です。

清掃技術やノウハウを学び独立した場合、年収1千万円越えも夢ではありません!

パート・アルバイト

日給約7,000円から、繁忙時期などは、拘束時間や案件により12,000円程度もらえる可能性もあります。

決まったオフィスでの定期的なクリーニング等は除いて、引っ越しやオフィスの移転等の多い繁忙期に需要が高まります。

それ以外の月は休みが増えることも考えられるので、繁忙期にまとめて稼いだり、他の仕事と掛け持ちで働く人も多いようです。

就業規則を守って真面目に働き、信頼されるスタッフになれば、お仕事も継続しやすくなりしっかり技術も身につきます。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

正社員の場合、基本的に年1,2回の賞与があるのが通常です。

小規模の会社の場合、売上によって変わってくる場合もありますが、年収を左右する大切な項目ですので、就職する前に必ず確認しましょう。

昇給

年1回、昇給の査定を行う体制の会社もありますが、随時昇給のチャンスもあります。

新しい技術の習得に応じて、仕事の範囲や任せられる案件も広がってくるため、常に積極的に新しい仕事にチャレンジすることが大切です。

各種手当

社会保険、退職金、有給休暇、車貸与、食事手当、残業手当、交通費、資格取得支援制度など、会社によって様々です。

大手になると、社員旅行や家族手当、住宅手当などもあります。

職種柄、道具を運ばなければならないし、辺鄙な場所の仕事もあるため、大型車でスタッフも乗せて現場へ行くことも多いですが、現地集合の場合は交通費も大きな出費になることもあり、交通費支給も大きなポイントになります。

また、当日中に仕事を終えなければならない案件が多いため、終わるまでが就業時間になる場合もあります。

残業代支給の有無も大きな差になってきます。

資格取得支援制度がある場合は、働きながら技術を磨き昇給につなげることも考えましょう。

ハウスクリーニングで給料を上げる転職先の選び方

経験が無い場合は、研修制度がある会社で最低賃金から始めることになります。

昇給制度によって給料のアップも望めると思いますが、初めの職場で技術や仕事への姿勢などをしっかり学んでおけば、その後、さらに給料や勤務条件の良い会社に転職することができるでしょう。

ここでは転職先を選ぶ際のポイントをまとめてみました。

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転職先の選び方1:給料・雇用条件のより良い同業種を選ぶ

転職を考えるにあたって、既にハウスクリーニング業界に身を置いているため、ある程度の情報などは得ることができると思います。

求人情報を見てみても、条件が全て明記されている会社と、そうでない会社が明確に分かります。

例えば、社会保険、賞与年2回、昇給年1回、退職金制度、交通費全支給、車通勤可、残業代支給など、求人に明記している会社もあります。

一方、消極的に、賞与、交通費、昇給あり、程度の記載も珍しくありません。

自分にとっての優先順位をきちんと整理して書き出し、その点が不明な場合は面接などで必ず確認しましょう。

そこで、濁された場合は確実ではないという可能性がありますから、よく考える必要があります。

特に残業と残業代の有無については、年収に大きく関わってきますので、重要なポイントです。

転職先の選び方2:エリアから選ぶ

転職先を選ぶとき、勤務地はとても気になりますよね。

オフィス勤務の場合は、会社の場所で選べば良いので、比較的簡単です。

ですが、ハウスクリーニングの場合は、現場が職場になりますので、その会社が請け負っている範囲をしっかり確認しておきましょう。

例えば、大手管理会社が管理している大型マンションが集中している地域やベッドタウンを担当している会社の場合は、概ね、その中での仕事になることも多く、毎日全く違う場所に行かなければならないストレスも少なくなります。

ハウスクリーニングは、現場の汚れ具合によって、急遽プラスアルファの作業依頼が入ることもあります。

たとえば、エアコンや絨毯クリーニング、襖や壁紙、網戸の張替などです。

それによって、大幅に就業時間も変わってきます。

また繁忙期は、なかなか休みが取れなくなることもあります。

出来るだけ通いやすく、近い現場の仕事を請け負っている会社や事務所を探し、無理なく健康に、長く勤務することで昇給や賞与を確実に獲得していきましょう。

転職先の選び方3:雇用形態から選ぶ

正社員であれば、就職前から収入がある程度予測できるため、人生設計も可能です。

一方、正社員になれば現場仕事以外の色々な仕事がプラスされる可能性があります。

現場仕事のみでとにかく稼ぎたい場合は、正社員という雇用形態にこだわらずに、日給の高い会社で、特に繁忙期を狙って集中して働くのもひとつです。

転職先の選び方4:習得できる技術で選ぶ

ハウスクリーニング会社によって、行うクリーニングの種類も色々あります。

引っ越し後のクリーニング、オフィスクリーニング、定期的なビルの清掃、ビルの窓清掃、消毒業務、水道管清掃、修繕など、かなり広い範囲を網羅している会社もあります。

ですから、その会社でどんなクリーニングの技術が身に着くかで選ぶのもひとつです。

その経験をまた次へ繋げていけば、良い条件での転職や、独立などの可能性が広がっていきます。

転職で給料アップをするためにやるべきこと

転職をする上で有利になるスキルを知っておけば、仕事をしながら転職を見据えて行動することが可能です。

清掃の技術はもちろん、今はプラスアルファとなるスキルがあることでさらに評価されます。

どのような、スキルが強みになるのでしょうか。

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あると有利な免許

ハウスクリーニングの作業には、道具が付きもの。

毎回作業道具を運ばなければなりません。

求人の募集要項には、普通自動車免許が入っていることが多いです。

さらに、大型車が運転できれば、さらに、プラスのスキルとなります。

あると有利な資格

ハウスクリーニング関連の資格や検定はいくつかありますが、厚生労働省指定の「ハウスクリーニング技能検定」があります。

これは、3年以上ハウスクリーニングの仕事に従事していることが前提です。

応募の基準として、試験の免除項目なども決まっているので、ホームページを確認してみましょう。

接遇マナー

実は経験上、これが一番大切だと感じています。

ハウスクリーニングは清掃業であると共にサービス業です。

清掃は、家やオフィスでの作業のため、大変プライベートな部分まで入り込むことになりますので、とにかく信用第一です。

まず、基本的なことができていることが、信用に繋がります。

そして、残念ながら、信用を失うのは本当に一瞬です。

きちんと挨拶ができる、正しい言葉遣い、時間が守れる、規則が守れる、身だしなみが整っているなど、人としてきちんとした印象があることがとても大事です。

初回の印象で、継続して仕事を任せていただけるかにも繋がっていきます。

今現在では、どこの会社もサービスの向上に力を入れており、まさに競争です。

クレーム対応ひとつが命取りになる時代です。

清掃業だから、きれいに出来ればいい、というわけではないのです。

この働き方は、こんな人におすすめ!

正社員

どんな職種でも同じことが言えますが、固定給が支給されますので、就職前に月収や年収の目途が立つことで、生活設計がしやすいのは圧倒的に正社員です。

社会保険や福利厚生、休日、残業の有無など、家族や生活スタイルに適した会社を選ぶことができます。

初心者からチャレンジする人にとっては、研修制度が整っていれば、基本から学びながら身につけることができ、安心です。

経験者であれば、その経験や技術や資格の習得程度によって、希望の給与や仕事内容でのスタートも可能です。

ある程度の経験や技術があり、認められれば、教育する立場での仕事も望めます。

そういった意味で、自分のスキルをアップをしながら、将来の自分のポジションを模索していくこともできます。

また、ハウスクリーニング業は、まさに体力勝負。

重い機材を運んだり、高いところに登ったり、無理な体制での清掃もあり、体を酷使することが多いです。

また、洗浄用の薬剤が目に入ったり、肌が荒れたりというトラブルもあります。

そんな中、繁忙期などは特に、体調不良や思わぬケガなどで休養を余儀なくされることもあります。

そういう場合に、正社員であれば、ある程度安心して休養することができますし、社員数が確保できている会社であれば協力もできますので、仕事に穴をあけるのを防ぐことができるのも良い点です。

せっかく正社員として働くのですから、勤務条件を確認をした上で、自分の希望の働き方により近い条件の会社を選びたいものです。

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パート・アルバイト

毎月決まった固定給ではありませんが、ある程度自分のスケジュールに合せて仕事を受けることができます。

勤務日数や会社の規定により、社会保険などの福利厚生を受けることもできます。

ただし、パート・アルバイトは、初めが肝心です。

会社や現場からの信頼を得られるように、仕事を覚えるまでは集中して現場に入って仕事を積極的に覚えることが大切です。

社員ではないからといって、最初から単発で少しずつ仕事をしていると、簡単な仕事しかできない状態が長く続いてしまい、繁忙期以外には声がかからなくなる可能性もあります。

ある程度仕事を覚え、顔を覚えてもらってからは、少し自分のスケジュールに合せていくこともできるでしょう。

ただ、繁忙期については、可能な限り仕事を受けるようにするのがポイントです。

ハウスクリーニングは、引っ越しや事務所移転のシーズン、また、年末などは、大変な忙しさです。

その時、高確率で出勤でき、仕事を任せられるパート・アルバイト要員がいることは、会社にとって大変力になるため、重要なスタッフと認識されていきます。

臨時ボーナスがもらえる例もあります。

最初はパート・アルバイトでも、技術が身についてくると、仕事が面白くなってくることもあるでしょう。

その際に、会社が信頼できる人材であれば、社員登用もあり得ますし、スカウトされることもあります。

また、ハウスクリーニング業で将来的に独立を視野に入れている場合、アルバイトから始めるのもひとつです。

個人経営のハウスクリーニング会社では、スタッフも少人数で、親方の側で仕事ができる環境もあります。

親方とアルバイト1人か2人で清掃する小さい物件も多々あります。

ですから、仕事の技術はもちろん、独立するために必要な最低限の道具や、お客様対応、見積もり作成や仕事の流れなど、ノウハウを直に見て学ぶことができます。

必要最小限の少人数で仕事をしているため、1人が仕事に穴を開けると業務に支障がでてしまうので、その点では厳しいこともありますが、信頼関係の大切さ、仕事1件1件に責任を持って向かう姿勢や、独立してからの厳しさなどを、肌で感じ、自分の意志を確認することもできるでしょう。

まとめ

ハウスクリーニングは、重労働で汚い仕事と思われてきましたが、最近では、女性の進出も目立ち、サービス業として認知されつつあります。

技術や知識で勝負できる世界でもありますし、実地での技術習得や勉強によって、やる気があればどんどんレベルアップしていける、魅力のある仕事でもあります。

また、技術とノウハウを習得すれば、比較的短期間で独立できる可能性があります。

真面目な仕事態度や、一定したクオリティでの仕事を継続することで、お客様からの信用を得ることができ、感謝や評価もダイレクトに感じられる、大変やりがいのある仕事です。

目標を大きく持って、チャレンジしてみてはいかがですか?

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